人類宇宙軍のOVIS《単座機動戦闘機》のパイロットであったヒロト・ハザマ准尉は、人類の存亡をかけたガス惑星軌道上での『敵《エヌミーズ》』との戦いに従軍していた。
損耗率95%以上の苛烈な戦いの最中、惑星破壊兵器の発動に成功する。
しかしその
直後に起きたワープゲート崩壊による強力な時空震によって、はるか遠方の惑星に飛ばされてしまったのだ。
そこは竜が空を飛び、獣人が魔獣を狩っている文明程度の低い世界であり、友軍との連絡は不可能であった。
獣人の身体能力は驚くほど高く、救援の可能性もないヒロは、この世界で最弱な生き物となってしまった。
無事だったOVISの力を借り、そこで出会った兎耳族の少女と共に、この世界で生き抜いていくことを決意するのであった。
しかしヒロは、大陸の外側に存在する別の世界に気付き、この惑星そのものに対する成り立ちを知ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 07:30:00
946133文字
会話率:47%
そこは純白の空間だった。
永遠に続く純白の中を一人佇む少女がいる。
処女雪のごとく白い肌。透けるような白い髪。虚空を見つめる瞳も白で、纏うセーラー服も白一色だ。
靴下も、ローファーも、兎耳のリュックも、全てがそれ以外の色を失ったかのように真
っ白だった。
「セカイは綾木世界、観測者なんです」
「この世の全てを観測し続ける。セカイは与えられた役目に誇りを持ってるんです」
「観測者と名乗りながらこの世に干渉してる輩とは違うってんです。セカイはあいつを観測者として認めるきはねぇんですよ」
「それだけ覚えてくれたら特別に、セカイが観測してきた世界の話をしてやってもいいです。耳かっぽじって聞きやがれ、です」
これは一人の観測者が見てきた世界のお話。
本編で語られることのなかった幕間――間奏曲。
※短編集になります。本編をもっと楽しむための、ちょっとしたスパイスです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 07:54:22
269831文字
会話率:35%
兎耳セツナさんの三題噺からかきました。
★お題【ポッキー/飛行機/木枯らし】 ⇒三題噺☆サブお題【イチゴ/ナポリタン/和菓子】
から書かせて頂きました。
最終更新:2024-11-07 21:38:11
1009文字
会話率:14%
宇佐美美玖。ちょっと変わった女の子。
耳が、兎耳なのだ。
でも、変化はそれだけ。普通の人と変わらず生活している。
そんな美玖の何の変哲もないルーティン紹介エッセイ。
縺昴Ξ繧呈悍縺セ繝翫°縺」繧ソ
最終更新:2024-11-02 20:17:04
2113文字
会話率:27%
一花架音(いちはなかのん)は、高校1年生だ。
高校生になって、数ヶ月過ぎ、友達だっている。
そんな彼女の持つ憧れは――――恋人と一つのイヤホンを共有して音楽を聴くこと!
ただ、最近ではワイヤレスイヤホンが主流となってしまい、そんな
願いは叶わない。
そんな中、彼女は同じクラスのワイヤレスイヤホンをずっと付けている男子、兎耳山隼天(とみやまはやて)を見つける。
放課後の誰もいない教室で、二人は偶然出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 15:23:13
3667文字
会話率:29%
「メリッサ・アルトナー! 貴様が、どぉーーーうしても言うのなら、婚姻契約の継続を認めてやってもいい! どうだ! 嬉しいだろう!」
婚姻契約。
冬の大国では《冬の魔女》の加護が強く、他の季節魔法を使う者は一族の身内でなければならなかった。
それゆえに秋の法国フォールでは《白の結婚》を前提とした三年という期限付きの婚姻契約を提案し、冬の大国はそれに同意した──のだが、メリッサは第一級聖女で有りながらも容姿が凡庸だからと、天使族と人族に二度も契約破棄をされてしまう。
そんな傷ついたメリッサのため《秋の聖女》は、同じ冬の大国であるロッカにメリッサを派遣する。
そこで出会ったのは、愛くるしい垂れた兎耳の聖獣族、王太子ヴォルフだった。年齢を偽って出迎えたが、メリッサを温かく迎えて婚姻契約を結ぶ。
ロッカに派遣されて、すぐに国の危機に気付く。それはかつて自分の故郷を襲った流行病に近い状態だった。
一人で足掻く幼い王子にメリッサは、協力を求め二人で季節豊穣魔法を使い、力を合わせていく。仕事に夢中で休もうとしないヴォルフ様を年下のヴォルフが窘めるなど、少しずつ夫婦らしくお互いを思い合う。
「毛繕いするのも夫婦と家族だけの特権なのだ」
「ふふっ、光栄です。モフモフでヴォルフ様はいつも良い匂いがしますし、温かい。誰かと一緒に寝るってとても心地よくて安心できるって、最近すごく思うのです」
「…………メリッサ、その、私以外に誰と……? き、君が婚姻契約でその他国でも奉公しているのは……聞いたのだが……」
拗ねるようなヴォルフに、メリッサはこの国に愛着を持っていく。
怒濤の一年が過ぎ、国の復興と春が近づき国交を開会したところで、天使族の公爵と、人族の王子がメリッサの有能さに気付いて無理やり押しかけるのだが──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 13:13:40
17557文字
会話率:44%
確かに聞こえた筈なのに、勘違いだった事はありますか?僕はしょっちゅうなんです。話し声だったり、名前を呼ばれたり、家で足音が聞こえたり。
それは幽霊の声だったかもしれません。もしくは誰かの心の声が漏れ聞こえたのかもしれません。小人が家を走り回
っているのかもしれないですね。
でも大抵は勘違いです。家に誰も居ない時に聞こえる足音、家鳴りですよ。名前を呼ばれた?きっと名前を呼んで欲しいあなたが聞いた、空耳です。⋯⋯⋯⋯だと良いですね。
※なんちゃって大正・昭和辺りの時代です。
※特に怖くないです。ホラーの看板を掲げる事を躊躇するくらいです。
※Nolaノベルにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 00:00:00
18947文字
会話率:45%
ある日突然パーティから解雇され無職となってしまうクリス。だがクリスは他に誰も持っていない唯一の職業である「妖術師」だった!妖術師の力を使うクリスは全てが思いのまま!恋、魔法、人心掌握、政治に至るまで全てを支配する異世界スカッと成り上がりファ
ンタジーです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 07:00:00
7283文字
会話率:62%
大規模な自然災害により絶滅寸前となった兎耳族の生き残りは、大帝国の皇帝の計らいにより宮廷で保護という名目の軟禁下に置かれている。
彼らは宮廷内の仕事に従事しながら、一切の外出を許可されず、婚姻は同族間のみと定義づけられ、宮廷内の籠の鳥と化し
ていた。
そんな中、宮廷薬師となった兎耳族のユーファは、帝国に滅ぼされた亡国の王子で今は皇宮の側用人となったスレンツェと共に、生まれつき病弱で両親から次期皇帝候補になることはないと見限られた五歳の第四皇子フラムアーク付きとなり、皇子という地位にありながら冷遇された彼を献身的に支えてきた。
フラムアークはユーファに懐き、スレンツェを慕い、成長と共に少しずつ丈夫になっていく。
だがそれは、彼が現実という名の壁に直面し、自らの境遇に立ち向かっていかねばならないことを意味していた―――。
柔和な性格ながら確たる覚悟を内に秘め、男としての牙を隠す第四皇子と、高潔で侠気に富み、自らの過去と戦いながら彼を補佐する亡国の王子、彼らの心の支えとなり、国の制約と湧き起こる感情の狭間で葛藤する亜人の宮廷薬師。
三者三様の立ち位置にある彼らが手を携え合い、ひとつひとつ困難を乗り越えて掴み取る、思慕と軌跡の逆転劇。
※自サイトからの作者本人による転載です。
※アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 23:00:00
516207文字
会話率:44%
主人公(名称未定)は転生し、兎耳を生やした少女(名称未定)と出会う。
しかしその少女(名称未定)は名うての賭博師で、主人公(名称未定)はその日のうちにすべてを失ってしまう。
the story is over...とはならず。
初手から失
敗した主人公(名称未定)が醜く生きていく。
そんな話になる予定でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 01:18:47
13567文字
会話率:33%
【過度なざまぁ、復讐はありません!】
器用貧乏で未だに見習いから職業を決められずにいる主人公ロイド。
パーティーでは荷物持ち兼、交代要員。
全ての見習い職業の「初期スキル」を使えるがそれだけ。
ある日、新しく発見されたダンジョンにパーティ
ーメンバーと潜るとモンスターハウスに遭遇してパーティー決壊の危機に。
パーティーリーダーの裏切りによって囮にされたロイドは、仲間たちにも見捨てられひとりダンジョン内を必死に逃げ惑う。
突然地面が陥没し、そこでロイドは『ステータスボード』を手に入れた。
ロイドのステータスはオール25。
彼にはユニークスキルが備わっていた。
ステータスが強制的に平均化される、ユニークスキルが……。
ここからロイドの人生は一変する。
LVUPで付与されるポイントを使ってステータスUP、スキル獲得。
器用貧乏と蔑まれてきたロイドは、ひとりで前衛後衛支援の全てをこなす
最強のオールラウンダーとして称えられるようになる・・・かも?
カクヨムでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 12:00:00
132588文字
会話率:49%
2099年12月31日 年明け直前に全世界のあらゆる放送を乗っ取りとある放送が行われた。その放送で現れた七人の人物。彼らは自分たちを超能力者だと名乗り、世界各地に炎の竜を「転移」させた。除夜の鐘が鳴った後、2100年の始まりは未曽有の大災害
から始まる。
それから9年後、国立ESP学園に一人の男が入学する。名は淡田 結瑠(あわだ かたる)。
後に「泡沫の魔術師」と呼ばれることになる、泡を出す超能力に目覚めた男だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 19:00:00
31987文字
会話率:51%
剣と魔法な異世界へと美少女にTS転生した元売れないな○う作家(享年38歳♂)。
ケモ耳尻尾付きな半獣人ばかりの異世界で、学園生活を送ることに。
――これは百合か!? 百合ハーレムなのか!?
鬱人生から一転薔薇色、いや百合色パラダイスに
叩きこまれた主人公の明日はどっちだ!?
絶望的アラフォー男子が美少女に転生して人生やりなおす!
はちゃめちゃが押し寄せてくる!? ってレベルじゃねぇ!! 人生再チャレンジ系冒険活劇浪漫譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-18 05:00:00
212333文字
会話率:24%
村を飛び出した少年が冒険者として名を上げて帰って来た。
しかしその腕には小さな赤子が抱えられていて…
勇者となる宿命の子を女神から託され、育てることになったオーウェン。
父と子の冒険譚。
最終更新:2020-09-20 12:07:10
1943文字
会話率:23%
「異世界召喚体質って疲れる」
「異世界召喚イベントとか一回で十分なんだが??」
何度も異世界に召喚されている元勇者と現役魔王(他職業有り)がまたもや異世界にいってなんやかんやする話
以前エブリスタのほうで同名投稿してました。パクりで
はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 21:43:09
28307文字
会話率:29%
「なぁ、俺って、何なんだろう?」
「……ボクは知らない」
「んー、何でもいいんじゃないのかなー?」
目が覚めたのは知らない世界。
覚えているのは自分の名前だけ。
持っていたのは召喚という能力。
「そんな軽いノリで良いのか……?」
「本
質的には変わらない」
「これからどうするかは君次第だよー」
様々な過去を背負っている『死霊術師』と『魔物使役士』と共に、新しい世界で生きていく事に。
「俺は異形を召喚できるのか」
「ボクは死体なら動かせる」
「私も魔物だったら仲間に出来るねー」
数が質に勝る事もあるのならば、
質の伴う数もあるのかもしれない?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-08 00:07:53
113996文字
会話率:53%
誰もが魔剣を使える世界で魔法しか使えない落ちこぼれの少年ダレン・テゼルは、日がなバイトし学費を稼ぐ貧乏学生だった。
そんなダレンはある日、兎耳の少女から異界に渡る門を譲り受ける。
半信半疑のまま門を潜るとそこはダレンの世界では使い物にならな
い魔法がもてさやされる現代日本だった。
現代日本には迷宮があり、そこで稼げることを知ったダレンは学園の学費などを稼ぐために迷宮に潜る。
異世界では使い物にならない魔法を鍛え上げていたダレンは現代日本では最強だったのだ。
そんなダレンに日本の名家らしい天童家から家庭教師の依頼が舞い込む。
報酬の良さに目がくらんだダレンは天童家の屋敷に向かう。
だが、そこにいたのは誰もが魔法を使える現代日本で魔剣しか使えない落ちこぼれ少女天童有紗だった。
彼女は異世界なら最強だった。
お互いにお互いの欲しいものを持っていた二人は、反目しあいながらも協力する契約を交わす。
ダレンは魔法の使えない有紗に代わって現代迷宮を探索する。
有紗は魔剣の使えないダレンに代わって異世界塔を探索する。
いつか魔剣が使えるようになる日まで。
いつか魔法が使えるようになる日まで。
お互いが教師で生徒。
異世界と現代日本を行き来する二人の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-03 23:08:34
97918文字
会話率:47%
一度触れた物の声を聴いて対話したり、自在に動かせる能力を持った16歳の少女モノネ。物に眠る力は凄まじく、ドラゴンや英雄相手でも無双できる。ムカつく奴の弱みも握れる。事件の犯人追跡も出来て、物の悩みを聞いて持ち主を幸せに出来る。名誉? 地位?
そんなのいいから好きに生きる。だけど冒険者としての知名度だけは上がっていく。これは脱ニート少女の成り上がり物語でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 20:52:31
823577文字
会話率:73%
異世界に飛ばされた主人公がウサギ耳獣人に助けられて、なぜかプロポーズしたと勘違いされる話。長編の導入っぽい話ですが、反応次第で続けます。
最終更新:2018-12-24 21:46:24
2049文字
会話率:18%
円川町の動物園の動物が、「人間を滅ぼして、動物だけの世界を築くための戦争」を起こした。
獣医の榊純平は、友人の誕生日パーティの余興でバニーガールのコスプレをしていたため、動物たちから「人間ではない生き物」と認識され、無傷のままアジトに連
れていかれる。
そこには同じ理由で連れてこられていた少女、サラがいた。サラは、「人間の手で作られた、黒猫と人間を融合した生き物」であるが、失敗作であることから処分される寸前に逃げ出し、動物たちの戦争に巻き込まれたのである。
純平は、人間を救い出すために、自身の正体を隠して動物たちに協力していく決意をする。
助力を乞われたサラは快諾するが、その表情が浮かないものであることに、純平は気づいていなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-03 06:00:00
326678文字
会話率:47%