ジャンルは日常系文芸サークル活動記録としたいところだが、選択肢になかったのでコメディーとさせてもらった。
僕の主宰するサークル「ファクトリーU」の仲間たちがてんやわんやしながら作家として大成していく(はずの)記録だ。
最終更新:2025-03-06 00:48:26
59928文字
会話率:50%
たった一言。きみに好きと言えなかった。
非モテならわかる。己の不器用でどうすることもできなくなったたった一度の恋を。これからも愛しい人の幻影に振りまわされて生きるだけのださくてかっこわるい非モテ男の、最低で最高のストーリー。
新人賞の大賞
を逃したもののデビュー作がいきなりヒット作になった月見山奏介(やまなしそうすけ)は、順風満帆なラノベ作家になるはずだった。しかし彼の五年後は悲惨なものだ。
職歴ほぼ皆無の二十五歳彼女なし童貞。オワコンと揶揄されたラノベ作家の月見山奏介は、担当編集の増渕から戦力外を通告されてしまう、
絶対絶命の奏介が作家として食つなぐには新設された成人向け漫画編集部に増渕とともに移籍しそこでエロ漫画の原作者となりことだった。他のコミックで同じく戦力外になった漫画家浜野朱里とタッグを組むことになるも、アプリ版の読み切り漫画で結果が出なければ本当にクビを切られると脅されてしまう。
しかもその日の夜に客とトラブルを起こした月見山奏介は、当然アルバイトもクビになり途方にくれていた。そこに現れたのはかつてのライバルであり、越えるべき目標のラノベ作家若槻都(わかつきみやこ)だった。七つも年の離れた彼女は妹の美郷と同じ大学に通う大学生になっていた。
美郷を通して自分に近づき大ファンだと語る若槻都は、奏介の成人向け漫画編集部への移籍を知り、彼女なし童貞で経験がなく、かつてのトラウマからリアルの女の子が怖いとカミングアウトした奏介は、求められているエロ描写がかけないと嘆くと彼女は、
「うちと、女の子を知る訓練をしましょ。そして先生が女の子ことを理解出来たらうちからささやかやけどご褒美をあげる」
そう言って恋人役を提案してきた。
※とある新人賞に規定文字数オーバーにより送れなかったので、ここで公開させてください。よろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 13:00:26
11987文字
会話率:61%
流行に乗っかった作品に喧嘩を売りたいわけではございませんが、いち作家として、また一人の娯楽消費者として、どうしても言いたくなってしまうことはあるのです。
最終更新:2025-02-09 11:10:50
2899文字
会話率:0%
葛城徹。一流企業で営業成績トップを誇り、何事も思い通りに進めてきた彼は、自分の人生を「青信号」と例えるほど成功の道を歩んでいた。しかしある日、忙しさに追われて信号を無視した彼は交通事故に遭い、完璧だった人生が一瞬で崩れ去る。
病院で目を覚
ました徹は、同室の青年・佐々木空と出会う。空は幼少期の事故で首から下が動かなくなり、赤信号のように止まった人生を送っていた。しかし、空はその中で唯一できること――小説執筆に情熱を注ぎ、ベストセラー作家として成功していた。「夢に生きる」という彼の作品は、徹にとっても特別な一冊だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 12:29:14
4099文字
会話率:43%
厳島海斗(いつくしまかいと)は売れない作家で金欠気味の二十五歳。
金は無い、デビュー以来本は出せない、編集からの連絡は半年ないの無いない尽くし。
そんなお先真っ暗な彼だが……実は昔、伝説のダンジョン配信者「日高円佳(ひだかまどか)」相
棒だった過去を持つ。
ダンジョンに潜る「冒険者」としての才能は世界で五本の指に入ると言われる海斗だが、作家として売れたい彼はダンジョンとは無縁の生活を送っていた。
そんな彼だったが円佳にアイテムを取ってくるよう頼まれ(脅され)渋々ダンジョンに潜ることに。その時人気配信者「ハルル」を助ける。
作家として大成するまで目立ちたくない彼は名前も告げずその場から去った。
「さて、企画書を作成しないと、でも編集さんは見てもくれないんだよなぁ」
だがその日以来、なぜか編集長の北大路氏から頻繁に連絡が来るようになる。
<ラブコメ作家の厳島先生にこんな本を書いて欲しいのですが>
今まで放置されていたのに今度はプロットも自作してくる気の乗りよう。それは「ダンジョンで女主人公が王子さまに助けられる」という内容だった。
「最近似たようなこと俺の周りにあったな。ていうか北大路編集長って女性だったんだ」
急にノリ気でどうしたのかと訝しがるが作家として期待に応えようと意気込む海斗。
そんな折、姪の美波に誘われ取材もかねてダンジョンに赴くことに。そこで例の助けた人気配信者ハルルと再会する。
ファンである美波たっての要望で海斗は無理やり彼女とコラボをすることに。
「いや俺、執筆で忙しいんだけど」
だがコラボを承諾した途端、編集長から「忙しくなったので前回の企画は当分先送り」と無慈悲な通告が。
「急に!? 何が起きたの!?」
二転三転する編集長に振り回されながらもハルルとコラボし「日高円佳以来の逸材」として海斗は界隈で有名になっていく。
ハルルの仕事の愚痴を聞いて「個人事業主に優しくしてあげな」と諭すと次の日から編集長が暖かい言葉を掛けてくる。
そして、彼女と仲良くなればなるほど編集長のプロットは具体的になっていき、もはや自分で書けレベル。
「マジ何なの!? 絶対性格悪いぜ編集長……ハルルさんとは大違いだ」
そこに円佳も絡んできて事態はさらに大事に――お互いに素性を知らない二人の織り成すすれ違いダンジョンコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 18:00:00
53074文字
会話率:47%
初めて京都を訪れた清之助は、お桐(きり)という芸子に案内されて市中を見物するのだが、しだいに女の様子がおかしいことに気づきはじめる。男を心中自殺に誘いたがるお桐に、いったい何があったのか。哀しい女のサイコ・サスペンスとも読める物語の終末に
は、驚愕の奇跡が……。
怪談やファンタジー以外でも、技巧派の作家としての鏡花の力量を明らかに示す濃密な一篇。本格的な小説をじっくりと楽しみたい方に。
『楊柳歌(ようりゅうか)』は、明治四十三年四月発表作。底本は鏡花全集巻十三。全二十九章。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-15 00:01:47
58471文字
会話率:45%
龍成は彩夏と小説で受賞を目指していた。二人は専門学校の同級生であり、互いの不足を補い合う同盟で一つの合作を創作していた。
雑念を省いた全力の創作課程で、龍成は自分とは異なり才を持つ彩夏の成長を目の当たりにし劣等感を抱くが、そんな彼の前に
別の才を持つ美春が現れ、創作についての交流を深めるようになる。彼女は内気で明確な意思表示をしない彩夏と違い快活で、いつしか新たな相棒になり得るその魅力に惹かれてしまい、そのせいで彩夏との関係が悪くなる。
ある時、美春に専門学校時代を聞きたいとせがまれる。それは龍成にとって彩夏との出会いと度重なる落選の記憶で、それを聞いた美春により本当はどうしたいのかを問われる。
目標はあくまで受賞、可能性が高いのは彩夏であると再認識した龍成は関係を修復すべく動き出すも、予想外に彩夏より急接近され男女関係になってしまう。
雑念を省いていたのは相棒を異性として見てはいけないと思っていたから。
以降かえって安心し、創作は順調に進むが、なぜか彩夏は頻繁に涙するようになる。
涙の答えは不明のまま、ついに合作は完成、さらには念願の受賞を知らされる。
が、どういう訳か彩夏は自殺未遂を起こし意識不明の重体に。混乱し原因の究明に奔走するが、解明に至らず。
絶望した龍成は美春に相談。その際、龍成の知らぬところで彩夏と接点を持っていたこと、彩夏が創作で悩んでいたことを打ち明けられる。
向き合えていなかったと悟った龍成は回復した彩夏と腹を割って話すことに。実は同盟を解消したがっていた事実を知る。
しかし、それは龍成を誰より認めているから。
彩夏は学生時代から彼に強く影響を受けており、だからこそもう一度一人で書いて欲しかったのだ。むしろ彩夏は自分こそが龍成に依存しその才を潰しているのだと、そんな自分は消えるべきだと涙する。
愛する女に誇れる自分でありたい龍成は願いを受諾。一人の作家として筆をとる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 02:19:39
124309文字
会話率:40%
大学の授業制作課題です。文章作成して、漫画に落とし込んでもらいます。
滋賀の実家で3世帯暮らし、大学進学で上京したもの卒業後京都のゲーム会社のイラスト担当に配属。副業禁止なものの同人作家としても名を馳せている。同人のみでも生計を立てられる
が特に実家を出る理由も無いため何となく実家にいる。稀に東京に行くがわざわざ京都駅まで行くのが面倒くさい。
お盆休みに久々に親戚と集まることになり、あれだけ可愛かった従姉妹が中学生になり生意気になって帰ってきた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 00:13:00
4089文字
会話率:89%
望月桜には3つの顔がある。
一つは普通のOLとしての顔。
二つは兼業作家としての顔。
そして三つ、リスナーとしての顔。
毎週水曜日の夜22時。
それは桜の推し配信者、白兎(はくと)の配信が始まる時間。
いつものごとく週に一度の楽しみにふ
けった翌日、彼女の前に現れたのは──。
──推しの声を持った、とんでもなく鬼畜な新しい上司だった……。
「そんなはずない……この鬼畜が白兎さんなわけがない……認めてなるものかぁぁぁあああ!!!!!」
第9回カクヨム小説コンテスト短編賞受賞!!
コミックフラッパー11月号にて特別読み切り漫画が掲載されています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 12:47:24
9988文字
会話率:44%
生成AIに一家言ある人寄っといで、特に被害にあってない人が生成AIの界隈に文句があるってよ
最終更新:2024-10-10 18:25:28
8969文字
会話率:0%
ウィルフレッド・ウォッシュボン。
彼はアルヴェン王国随一の天才劇作家として、今や知らぬ者はいないほどにまで成功を収めていた。
だが世間の成功とは裏腹に、彼の気持ちは晴れなかった。
自分の真に書きたいもの。それが見つからず思い悩んでいた。
あ
る日、ウィルフレッドが自分の所属する劇場の一室で思い悩んでいると、ある一人の男が現れた。
男は魔神ラズガネスと名乗り、ウィルフレッドに言った。
「ウィルフレッド・ウォッシュボン。お前に劇の脚本を書いてほしい」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 17:52:29
9593文字
会話率:33%
漫画家の月島みつるは、担当編集者の日比谷ゆうきに片思い中!彼を独占したい気持ちとは反対に、自分の漫画の人気は落ちていき、編集者と作家としての関係も希薄になっていく……
ビジネスライクに見えたものが、本当はフツーのラブだったという話です。
日
比谷くん(攻)×月島くん(受)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 18:49:53
10490文字
会話率:41%
作家として初めてのサイン会をしたのは意外な場所だった。
最終更新:2024-09-25 12:19:07
3560文字
会話率:18%
【母は自らの小説を蟲毒のように作っていると言った。実際似たようなものなのだろう。しかし、もしも本当にそれが真実なのだとしたら、母は壊れた文章だらけの空間に閉じ込められ、一生そこで息を深く吸うことも赦されないままに小説家として足掻き続け、作家
として殺し合い続ける。母は壺の中の一つの文字と何が違うというのだろうか。】
小説家の母の独特の執筆方法を眺める娘の話です。
この作品はnote、カクヨム、エブリスタにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 18:02:20
3551文字
会話率:14%
「イザナミ・メイを殺せるか?」
AIと人の区別がつかなくなり、誰もが自由に表現者へとなれる時代。<終わりのビジョン>をみることができる高森ミサキは、手描きの若手同人作家として、友人の入江ツバキと活動していた。ある日、自分が何者かに殺される夢
<終わりのビジョン>をみる。
現実と非現実が混合する世界。
これは現実なのか?非現実なのか?
ミサキの周りの現実と論理が徐々に崩壊していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 19:00:00
14257文字
会話率:28%
作家としての道を歩むきっかけをくれたのは、中学生時代の親友でした。
キーワード:
最終更新:2024-09-11 19:11:53
617文字
会話率:0%
僕は小説投稿サイト『ヨムカク』の読専だったが、一念発起してハイファンタジーの書き手に挑戦するようになった。
しかしいざ投稿するも、さっぱり読者に見向きもされない。むしろ感想欄で文章作法を指摘され、がっくりくる。
独学では時間がかかりすぎる
。かくなるうえは直に元プロ作家のもとで修行するしかない。
近所のマンションに、往年活躍した伝奇バイオレンス作家、兀尾(はげお) 基文先生が住んでいるのを知っていた。
頭を下げてお願いすると、快く弟子入りさせてくれた。
土日のたびに兀尾先生のもとを訪ね、手ほどきを受けることになった。毎回課題を出され、原稿を添削してもらうのだが、ことごとくダメ出しを食らう。
先生の指導はスパルタだった。とくに擬音語を多用した僕の文章にツッコミを入れられ、元プロ作家としてこう忠告してくれるのだった。
「オノマトペを使いすぎると、オノマトペマンになっちまうぞ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 09:00:12
11413文字
会話率:34%
大正の世の東京。浅草でその日暮らしをしていた少女・花墨(かすみ)は、高等学校に通う悧月(りつき)という男と知り合った。二人は数年後、カフエーの女給と、駆け出しの作家として再会する。幼い頃に両親を殺された花墨は、復讐を望みながらもいまだ果たせ
ずにおり、悧月は手を貸すことに。しかし、数々の怪異がうごめく帝都は警視庁の専門部局『憑捜』に取り締まられていて、とある理由から花墨は彼らに追われる身だった。また、悧月にも何か秘密があるようで……。監獄、華族会館、百貨店。クールな女給とお人好しな作家が、謎を追って帝都を駆け巡る。「先生を信じます」「約束だ、花墨ちゃん」二人がたどり着く結末とは?/noteさんで先行公開(もうすぐ完結します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 15:36:37
80518文字
会話率:46%
「この一文を除いて、本作品はすべてChatGPTによって生成されました。」
主人公の翔太は日本語が苦手な外国人青年。作家になる夢を抱いているものの、言葉の壁に阻まれ、自分の思いを文章にすることに苦戦していた。そんな彼が見つけたのが、AI作
家のChatGPT。翔太は自分のアイデアをもとに、ChatGPTに小説を書いてもらうことを決心する。
物語は、翔太がAIの力を借りて物語を作り上げる過程で、彼自身の内面や創作への情熱、そしてAIとの共作がもたらす新たな発見に焦点を当てる。AIが生成した文章を通じて、彼は自分一人では到達できなかった感情や表現を見つけ、次第に創作の喜びを再発見していく。
しかし、翔太は次第に気づく。いくらAIが優れた文章を生み出せても、最終的に物語を紡ぐのは自分自身であるということ。AIとの共作を通じて、自分の中に眠る創造力を引き出し、作家としての成長を遂げていく。
この作品は、テクノロジーと人間の創造力の交差点に立つ若い作家の成長物語であり、AIと共に紡ぎ出す夢と現実の間で織りなすヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-18 17:28:15
10920文字
会話率:32%
中学の頃小説サイトで小説を書いていた斎藤みあ。高校1年の夏、久しぶりに小説を書こうとするが思ったように書けず。みあが求めた周りの"意見"、そこから見出だす"答え"。目まぐるしく移り行く生活環境。全てが
みあを人として、作家として成長させ、みあの「物語」を完成させていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 05:11:13
1701文字
会話率:53%