クリスはその後もずっと病院に通っていた。もちろんそれはマリアーナの事を思っての行動である
そしてクリスはエルミダスまで帰って来た
生死の境をさまよっていたマリアーナも一命をとりとめて、本格的に研究所で回復手術を受ける事になる
そんな現場に立
ち会ったカズはやるべきことを済ませていた。それは新しく配備されるレイドライバーのパイロットたちとの面談である。今回の面々も個性的なものが含まれていた
そしてカズは持ち帰った敵情分析をしていた
一方、共和国に潜入していたマタル・ハキームは人型の情報を手に入れるが、その伝達に苦慮していた
新しいメンバーを迎えたカズたちはアルカテイル基地のミーティングルームで階級の授与を行っていた
そんな折、南米に帝国のレイドライバーが出現したという一報を受けたのだ……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:00:00
12182文字
会話率:32%
【第21回 書き出し祭り参加作品 第三会場2位】
貴方も言ったことがあるかもしれない。
あるいは誰かが言っているのを聞いたことがあるかもしれない。
話の通じない人間を、言動が理解できない人物を
"宇宙人"と蔑称
するのを。
ここで問いたい。
その人物が本当に宇宙人だったらどうなるだろうか?
貴方の母星が侵略されてしまうしれない!?
安心してほしい。
この宇宙人はただただ愛でるだけ。
愚かな|原生生物《人間》を愛でるだけだ。
取るに足らない原生生物達の日常も、価値観の異なる宇宙人から見れば
とても楽しい喜劇になる。これはそんなお話。
それでは成り行きを語ろう。
種としての合理性を追求し尽くして、進化の到達点に達した”とある宇宙人”は、手持ち無沙汰だった。
最早、繁栄も衰退もしない只々悠久に生き永らえる存在となり、永遠とも言える余暇を持て余していたのだ。
そこで思いつく。
進化の途上にある生物達を観察すれば、余暇が楽しく過ごせるのではないか。なんなら、自分達が導いてもいい。
そうして気まぐれで訪れた星で原生生物が進化の発展途上で無駄や不合理・不条理まみれながらも必死で生きる姿に感銘を受ける。
そして、その様子を表すであろう現地の共通語『Kawaii 』に心酔するのであった。
この星で余暇を過ごそう。そう決めた矢先に新進気鋭、才色兼備の若手女性実業家と出会いコンビニの雇われ店長となる。
誰に頼まれるでもなく発展途上の惑星の治安維持活動を行う異星人との一悶着があったり、厄介な客や物騒な事件に巻き込まれたりしながら、今日も彼はしみじみ思うのであった。
『この星の原生生物はとにかくKawaii』
■作者から伝達事項
・本作は連作短編です。各話は一万字程度の短編なのでサクッと読めます。基本は1話から読むのがおすすめですが、どこから読んでもそこそこ楽しめると思います。
・コメディ、ギャグなので各話の終わりはハッピーエンドかそれに近しいものです。ご安心ください。
・更新頻度は週次です。作者多忙だと不定期になる可能性はあります。
※この物語はフィクションです。
※この物語には犯罪行為や公序良俗に反すると思われる表現が若干出てきますが、そうした行為を推奨する意図はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 00:10:00
8057文字
会話率:33%
20XX年。
優秀な工学博士ケント・クラウチと、その妻で神経外科医のマリナが研究開発に勤しむ医療機器メーカー「クラウチ製作所」は脳から神経を介して相互伝達される神経信号のデジタル信号化に成功した。
これにより障碍を持つ肢体不自由者本人が、自
分の意志で自由に動かすことができる義手や義足が実現することになった。
2人は特許を取らずにその原理を公開し、そのことによって瞬く間にこの画期的なシステムは世界中に広まった。
しかしサイボーグシステムで動くのが機械である以上、改造をしてパワーアップすることもできる。
もちろんそのようなことは法律で規制済みなのだが、世の中にはその法律を破るのが大好きな人種がいる。
違法パーツの装着手術により、常人を超えるパワーを持つ犯罪者が世に現れるようになると、もう警察では手に負えなくなり、そこで発足したのが「CCS(Cyborg Crime Squad=サイボーグ犯罪対応班)」
そしてそのなかにサイボーグシステムの開発者であるケントとマリナの1人娘シーナが居た。
鍛えられた精鋭の軍人たちとシーナが、サイボーグ犯罪に立ち向かうSFアクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 06:00:00
499744文字
会話率:39%
前作、パラレルワールドの続編
自衛官であるサイバーテロ対策ユニットに所属する男が、不思議な夢に遭遇する。
パラレルワールドについて、語り出したその夢の中の人物は、彼の神経伝達システムの開発のアドバイスを始めた。
前作から続く、不思議な
世界とより一層突っ込んだ科学と世界の真実へ話が展開していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 19:17:36
25872文字
会話率:66%
────裏切り者を殺せ。
庶民として暮らしていたウェリスは、ルシエッテ王国の第五王女(私生児)だったと発覚!華々しい王女としての生活を楽しめるのかと思いきや、数々の分野で才能を持つ彼女は母を人質に取られ、リディアと名乗りその身を暗殺者
におとしてしまう。
それから2年の月日が経ったある日、暗殺者として一人前に育ててくれたルディオス先輩が国王を裏切ったと伝達が!彼は、心身に深い傷を持つリディアにとって唯一の『信頼できる人』だった。リディアはその先輩を殺すように指示され、母と先輩どちらかを見捨てなければいけないことに苦悩する。
二人の暗殺者のシリアスな恋の行方はいかに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 01:07:42
10760文字
会話率:55%
現代の都市で普通の高校生として暮らしていた大樹(たいき)は、突如として縄文時代に転生してしまいます。最初は異世界に転生したと思い込んで冒険を始めますが、やがて自らが現代から縄文時代に転生したことに気付きます。
大樹は縄文時代の村にたどり着
き、そこで暮らす縄文人たちと出会います。彼らに自らの現代の知識や技術を教えるうちに、大樹は神のような存在として崇められるようになります。
しかし、彼の冒険はそこで終わりません。大樹は自らの使命を見出し、縄文時代の文化や環境を守りながらも、未来への道を切り開いていく決意をします。彼は仲間たちと共に、新たなる冒険に挑み、困難に立ち向かいながら成長していくのです。
※ChatGPTを用いて書いています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 15:00:00
14350文字
会話率:12%
この話は短編「あなたがそれをおっしゃいますか」「続 あなたがそれをおっしゃいますか」の続きとなっております。
この話だけでもわかるようには書いてますが、よろしければ前二編を読んでからこちらを読んでいただけると助かります。
ナタリアナ王国
の王子との婚約破棄を経て、隣国のランカスリー王国の王太子ユーリと無事に結婚したインゲボルク。
あの婚約破棄から約五ヶ月、ユーリとの結婚式から二ヶ月後のお話です。
ラナーダ王国の王女であるメラーラ姫が二人のお祝いにやって来るとの伝達が。だけれどもこのメラーラ姫は昔からユーリのことを狙っていて……。
夜会での一幕です。
楽しんで読んでいただければ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 21:10:35
12555文字
会話率:55%
まえがき
この本の試みの主旨は、畏歴二千三百年を記念し、畏歴二千年前後の歴史を振り返ろうというものである。
畏歴二千年。
当時、世界は人種的対立の末期にあり、二つある人種間の戦争がついに決着しつつある。という時代であった。
それと同時に、クラ人の領域では産業の発達に必要な土台が熟成されつつあり、近代的文明への進化の下準備が整いつつあった。
しかし、産業的分野が開明的な色彩を帯び始めていた反面、宗教的方面においては、イイスス教の淀みと歪みは、神衛帝国末期以来の極致に達しつつあり、未だ改革の兆しは見えず、人々は悪しき風習と固陋な観念に支配されていた。
我々歴史を学ぶ者たちにおいては、まことに興味の尽きぬ、変動と矛盾の時代であったと言えるだろう。
当時に生きた人々は、現在に生きる我々と同じように、数々の過ちを犯してきた。
だが、当時国政を担っていた人々(これは王であったかもしれないし、選出された首長であったかもしれない)は、現代に生きる我々と違って、礎となる学問も少ない状態で、伝達の遅い人づたえの情報から物事を判断することを強いられていた。
そのことを留意せずには、当時の世界を正しく理解することはできないだろう。
畏歴二千年からの激動の時代を理解するためには、そのことに留意するとともに、当時存在していた各国家についての概略を把握しておくことが重要である。
本書では、上巻を丸々使い、大陸西部の各国家について概略を述べてみたい。
(後略)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-11-12 11:30:51
47481文字
会話率:1%
内戦も終わり、情報伝達人として働いていたメイは穏やかな時間を過ごす...と思いきや、貴族社会での『告白代行』の流行りにのせられて多忙な日々。
そんなある日密かに恋い慕っていた公爵令息、エドワードから『告白代行』の依頼を受けて...?
表
情が乏しい記憶喪失のメイが、笑顔を取り戻すまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 22:19:15
11721文字
会話率:38%
『愛の伝達で望みを得る』!!!!!!!!!!これはヒトの心理を解明した私の言葉です。愛に対する答えの1つで、愛するものに愛を伝えることで望んだ結果を得るという考え方です。あなたの愛するものに愛が伝わると、"愛の影響"を与
えることができます。あなた以外の愛が伝わると、あなた以外の"愛の影響"を与えることになります。愛の伝達が行われたものは、受けた愛の理想に近づいていくのです。これは何も人に限った話ではありません。愛されるもの全ては、伝わった分だけ"愛の影響"を受けるのです。あなたの与える"愛の影響"が少ないと、あなたの愛するものはあなた以外の"愛の影響"を受けてしまうのです。"愛の影響力"が大きな人の理想像に近づいてしまう。あなたの望んだ"理想像"からかけ離れてしまうのです。あなたの愛するものは、他者の理想を反映していませんか?好きなもの愛するものが"理想的ではなくなってしまう"という感覚をあなたが感じているならば。愛するものを奪われる"前兆"かもしれません。どこかの誰かが強い愛を伝えて、あなたの愛するものを"変えて"しまう。あなたの愛せないような"理想像"を刷り込んでしまう。その可能性があるかもしれません。あなたは、他者による"理想の侵略"から、愛するものを守る行動をとるべきなのです。愛を伝えましょう。"愛の伝達"で愛するものを守りましょう。あなたの愛するものを"望んだ形"にするには、愛を伝えるほかないのです」令嬢は愛の教義を聞いていた。話を聞き終えた令嬢は、王子と婚約するために王宮に向かう。しかし道中、令嬢の前に謎の人物が立ち塞がった。令嬢が正体を訪ねるも謎の人物は答えない。それどころか令嬢に襲い掛かった!何とか謎の人物に勝利する令嬢。謎の人物は"闇の力"によって操られていたという。姫の闇により王宮が襲われたことを知った令嬢は、王宮を再び目指すのであった。果たして闇の力を持つ姫を止めることができるのか。そして、令嬢に同行する謎の人物は何者なのか。闇との戦いが幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 22:40:18
2576文字
会話率:18%
15年前、とある天才魔術師が『伝達魔法』に革命を齎した。匿名で誰もが交流できる不思議な空間を作り上げたのだ。それは発明した魔術師の名前を取り、シルヴァ式・マジカル・システム、通称SMSとして多くの人に愛された。
そんなSMSを愛する者の一
人、イグニベルタ王国第三王子フランコは仲の良いフォロワーである『リリー』を心配している。彼または彼女はとっても多忙で寝食すら疎かにして働いているのだ。
どうにかリリーの力になれないものか。頭を悩ませるフランコは他国に貴人として招かれ夜会に参加していた。そこで、急に婚約破棄が起こって……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 21:17:29
15572文字
会話率:67%
謎のハッカー集団によりインターネット、電話が使えない近未来。伝達方法は皮肉にも郵便屋にかかっていた。鍛えられた郵便屋はそれぞれランクが決められ、AAAは大統領命令を唯一遅れる郵便屋である。しかし手紙は闇市で高く売れるため、AAAには様々な盗
賊団がつきまとっていた。敵をしりぞけ、無事大統領に手紙を渡す事ができるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 20:42:08
100388文字
会話率:41%
国ゆりしている女
助けたら傷をなくし始めた
シミを銃で撃ち始めた
そうまでしてキレイになりたいか
わらわを養え
労使週末旅行
海を超え 地底に潜っていく
道標をつけて ちきゅうのないぶへとしんにゅうする
死者が出る
僕は逃げて
いた
いとこに挟まれて 彼女らを助けるため あの霊峰のいただきには迎えない
逆風が吹いている
それなら逆方向に
海を下る
地底の先へ潜っていく
誰も到達したことのないバス世へ
冒険する
ボードゲームがあり、国賓がいた。
彼は将棋の最年少
王座だった
アナログゲームのやり方を教わる
一緒に旅をする
彼らは言う
国賓は死にました
その情報の伝達に岩を持った俺
調べれば、その二人は過去に死んだもののなりすましだった
ルパンと、もうひとり 許せない
死んでない生きている
殺させない 銃弾は僕の左胸をかすめた
なんとか超えて、守って 友だちになった
僕はあのパーティに出るはずだった金をもらった
そして友だちになった
地底の地底 と蘇芳の不可能はない
時間制限があるだけ
一日の上に戻らなくてはならない
先は続く どこまで言った人がいるのだろう
国賓おおじいさんは もっと先で、新で知多。
どんなアイスを眺めて死んだのか。最後に、
一発をトォ見える
モモ王に欲しかったらしい
モモ王の死体は 子孫後 だったらしい
お文治しか慣れないl
やめてください撮ってく浅い
ゴミ袋に入れてご満悦の二人折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 11:53:13
551文字
会話率:0%
「――うぐっ!」
「これは制裁だ! お前が約束通り金を用意できなかったから、当然の罰だ!」
いつものようにイジメを受ける高校2年生の主人公小路和刻。
今日もそんな自分の不幸に憂いていると唐突に脳内でアナウンスが流れた。
『――参加
者全員に告ぐ。瘴気は満ちた。これで【触媒】さえあれば完全なものとなることができる。我々は人間の生み出した兵器を遙かに凌ぐその力でこの世を牛耳るのだ。ともあれまずは【触媒】を見つけ、不要な人間やモンスター共を殺し、食い、レベルを上げ……時には同胞を蹴落とし新世界の王として君臨することも面白いだろう。……これにて我の務めは終わった。今度こそ魔族の繁栄を、理想郷を……』
魔族、触媒、瘴気。
訳の分からない言葉が並ぶアナウンスに耳を傾けていると、姿を現したのは1人の魔族。
人類の敵であるその魔族の手によって窮地に立たされた主人公だったが……。
『伝達可能確認終了。適合魔力、適合者として認識完了。適合者に告ぐ、レベルの付与を行いますか?』
とあるきっかけによりレベルの付与、さらには《時間操作》というスキルまで顕現させる。
そしてその結果、魔族やモンスターとの戦いにその身を置くこととなるのだった。
これは魔族という存在によりレベル・ランクという概念が生まれた世界で、レベル付与の適合者となった主人公がモンスターや魔族と戦い、英雄と呼ばれるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 12:02:30
20590文字
会話率:41%
シリーズ化を想定した警察モノ。
西暦二○六九年の日本を舞台とした一種の成長小説。
既存の学校教育法や地方公務員法、道路交通法は改正されている設定。
著者の事実上の処女作と話が繋がり、その他の作品ともリンクする。
主人公・流郷尚人は
、警察学校で履修する科目を高校カリキュラムとして認定した国立桜高等学校・警察科へ入学。卒業後に国家特務警備隊に入るという夢を抱き、感情的、且つ臆病でありながらどこか斜に構えた己の性格と周囲との軋轢、仲間達の人間模様や自分の在り方に悩み、成長していく様子を描く。
・序盤、実習で割り当てられた神馬遊撃隊の隊長という使命を果たすべく、学校側の指定した弱小犯罪組織の偵察に出向く。ところが、幹部側の情報伝達の杜撰さから、双方に死傷者を出すという惨劇が起こる。病院に運ばれた尚人は現場に現れた「バイク男」の存在を仲間に知らされる。その男を巡って浮浪者のような現役警部、怪しい義足の男性、義理堅い老医師、人格異常の校長、そして個性豊かな級友らを利用したり、逆に弄ばれたりしながら核心へと迫っていく。
・中盤、尚人を含む十数名が国内最強の極道組織に〈お礼参り〉として無人島へ拉致される。それは首謀者の〝好意〟である事が、次第に浮き彫りとなっていく。幾多もの困難を乗り越え、通り掛かった外国人サルベージ部隊に救助されて命からがら学校へ戻ると、先の偵察実習の際に生じた謎が級友らの手によって明らかにされていた。
・終盤、暴徒鎮圧に駆り出された尚人は罠に掛かり、仲間達と共に再び極道に捉えられ、それまでの自分の人生はある者に操られ、作り上げられていたものと明かされる。その黒幕は、彼を救った老医師。医師は、かつて起きた別の惨劇の生き残りを語り、もう一人、菰田と名乗る老人と共に正体を明かすのだった。自分らの後継者として数えられた尚人らはどこかへ連れられて行く。
(続く)
本作の見所は、現実味を帯びた未来描写と多種多様な人間らの感情模様。
著者渾身の魂の叫びを詰め合わせた、心を揺さぶる作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 11:55:26
293941文字
会話率:51%
いつしか魔法を具現化出来なくなった人間達は、その内に秘めた魔力を魔法石に伝達させ兵器を操る様になった。その中で、ある二つの大国が凄惨な争いを続けていた。大国は互いの大義と正義を軍旗に掲げ、砲火と剣を敵軍に浴びせ続ける。最下層の兵士達にとっ
て、そこは死と隣り合わせの世界であり日常だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 11:38:06
21487文字
会話率:30%
春を迎えるころ。
日本のお隣は韓国のソウルでも、人びとが春の到来に心を躍らせる中、ある事件が起きていた。
“連続人さらい事件”――
それも、被害者には“茶会の招待状”が届けられるという奇妙なものであり、その招待状も、花をモチーフに痛
覚を司る神経系や伝達物質などのイラストが描かれるという、悪趣味かつ不気味なものであった。
そんな不穏な香りの漂う案件を、“スタイル”ことカン・ソジュン率いるSPY探偵団が調査する中、神楽坂怪奇探偵コンサルタント事務所に相談することに……
■■ 主な登場人物 ■■
● 神楽坂文(かぐらざか・ふみ)
事務所副所長の肩書を持つ妖狐。
北川景子似の美女の外見にして、性格はクズでキモキャラ。声色は子安武人似。
チートクラスの力を持つも、その妖力はリボ払い式。
● 綾羅木定祐(あやらぎ・ていすけ)
事務所所長の中年男。
人間嫌いで仕事嫌いのダメ人間。
● 上市理可(かみいち・りか)
事務所助手。
武田玲奈似の20代女子。
◆ SPY探偵団メンバー
● カン・ロウン
SPY探偵団団長。丸サングラスをした中年。コードネームは“スタイル”。
● パク・ソユン
モデル体型の美女で、ソウの芸名で兼業モデル。あだ名は“ソウ”、“ジグソウ・プリンセス”。
● ドン・ヨンフォ
黄色とピンクの組み合わせの奇妙なスーツを着た、長身の兼業実業家。あだ名は“フラワーマン”。
● キム・テヤン
中年男で兼業屋台のオヤジ。あだ名は“チジミ屋のおっさん”。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 13:16:57
119943文字
会話率:41%
詩情主義的独唱文章 from 脳内伝達物質
最終更新:2023-03-08 18:33:33
8122文字
会話率:11%
月の帝国の支配下にある日の国から、月の帝国の後宮に行く途中、海賊に襲われて溺れかけて佐野(さの)伝達(でんたつ)は前世、小説家だったことを思い出す。
この世界は、男性の出生率が低く、病気で死にやすい、男女逆転の世界だった。
皇帝陛下の正
室、同郷の千里(せんり)に頼まれて、伝達は後宮で起きた自殺未遂事件を調べる。
そのために前世の能力を発揮して、皇帝陛下の気を引く小説を書こうとするが、皇帝陛下は全く興味を示さず、伝達が前世で書きたくないのに売れるから書いていたボーイズラブ小説を読むと、感動して伝達を皇帝陛下直属の吟遊詩人にしてくれる。
皇帝陛下直属の吟遊詩人になった伝達は、皇帝陛下の乳姉妹の女騎士、シャムスと共に後宮の闇を暴き出す。
※主人公がボーイズラブ小説を書いて、それを皇帝陛下や女騎士が萌えながら読む描写があります。
※後宮ものですが、皇帝陛下は正室一筋で、ハーレムものではありません。
※雰囲気アラビアンです。
※ボーイズラブは本編内に出て来る小説のみで、実際の恋愛は男女です。
本編完結まで書き上げて予約投稿してあります。
ノベルアップ+様、アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 07:00:00
101939文字
会話率:48%
全ての人がブレインマシンインターフェース(BMI)を持っている世界。
この装置を使えば、ただ思うだけで周囲の機器を動かし、人と通信することが出来る。
BMIが主要な意思伝達の手段となり、人々は日常生活の中で声を出して話をする行為を忘れつつあ
る。
そして、BMIの機能を応用することで、究極とも言える知性を獲得する方法が見いだされた。
しかし、その代償として、自分の人格は失われる。
究極の知性への憧れと人格を失う恐怖の狭間で、主人公は最後に自分の行く道を決断する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 23:48:06
9999文字
会話率:17%