いつしか魔法を具現化出来なくなった人間達は、その内に秘めた魔力を魔法石に伝達させ兵器を操る様になった。その中で、ある二つの大国が凄惨な争いを続けていた。大国は互いの大義と正義を軍旗に掲げ、砲火と剣を敵軍に浴びせ続ける。最下層の兵士達にとっ
て、そこは死と隣り合わせの世界であり日常だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 11:38:06
21487文字
会話率:30%
かつて二つの世界があった。
科学文明の世界、魔法文明の世界。
決して交わることのない世界が星の衝突により次元が裂け繋がってしまった。
繋がった反動で一度文明は滅びた。
科学も魔法も。
その中で立ち上がりが早かったのは魔法文明だった。科学の流
れを多少組みながら新しい魔法体系を確立していき、科学単体は先史時代の遺産と化した。
そして世界が繋がり数百年。
禁忌の研究が身を結び、暗躍し始める。その名は「ouroboros」。
この話は「ouroboros」に人生を歪められた男がこの世の理不尽に抗い、時に奪い、時に守り、生きる意味を探す物語。
産み落とされた生命は…
命の歩みは、決して止まらない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 13:00:00
4850文字
会話率:43%
魔法と表現しても良いほど化学が発達した近未来の大学で、
心に傷を負った女性『琴梨』と世界に無関心に振る舞う『瀬戸石』を取り巻く人々が織りなす日常。
様々な問題に直面しながら流れる時間の中、やがて世界の存亡にすら関わる秘密が開かれる。
命の意
味、死の意味を見つめながら、緩やかで苛烈に紡がれる幸せの物語
※若干のSF的要素がありますがメインはヒューマンドラマもしくはラブストーリです。
立ち止まってしまった方、生きる意味を見失ってしまった方、次の一歩への何かしらの因子となれればと思い投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 20:00:00
160581文字
会話率:65%
いつも生きる意味について説いていた男、ジェン=ハックはこう言った。
『生きる意味、それは時間だ。時間は有限。だが人によっては無限であり退屈なものだ。』
ジェン=ハックは哲学者でありまた理論物理学者の顔ももっている人物であった。
彼が成した最
大の偉業<異世界への行き方>を発見した事は世界中の政府に目を付けられる結果となった。
だがしかし突如20世紀後半に姿を消した。
後に彼を探し求める団体が発足し政府の目を遮りながら世界中を駆け廻っていた。
この物語の主人公【蘭】はひょんな事からこの奇妙な活動に巻き込まれ異世界へ迷いこんでしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-23 19:07:39
1504文字
会話率:48%
(前編より)
受験を終えるまで少女との面会を控える決意をした小林だが、それがほどなく急逝した少女との永遠の別れとなる。
小林は少女を失った悲しみ、苦しみに悶えながら、命の意味、死の意味、苦悩の中でも生きる意味を一人問い続ける。
しかし
、時が経つにつれて少女の記憶が鮮明さを失っていくことに焦った小林は、少女と触れ合った日々をいとおしむ余り、少女がこれ以上記憶から去るのを止めようと思い詰め、自らの命を絶つことを思い立つ。
そんなとき、大きな何かの意志が示されたかのような光景を目の当たりにして、わずかに心がほぐれた際、少女と最後に交わしたことばを思い出し、それを自分の人格の中心に据えて生きようと思い直す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-29 18:48:38
39333文字
会話率:27%