エルフや獣人たちと違い人間は魔法を使えない。そのくせ体内には魔力があって、大きすぎると魔力中毒症という病気になる。
幼い頃からその魔力に苦しめられていた俺は体が弱く運動なんてろくにできなかった。うちは代々騎士であるレズリー伯爵家だ。家族
たちは俺を冷ややかな目で見ていた。
そしてそれは俺と契約した剣、カタリナもそうだった。
彼女は『サーバント』と呼ばれる人格を持った道具で、契約すると人間でも魔法を使えるようになる。魔力中毒症の俺は彼女と契約し魔法を使うことで体内の魔力を放出してなんとか生きていた。それほどまでに俺の魔力は莫大だった。
ある日突然、俺の部屋のドアが開いてカタリナと父が入ってきた。
彼らは俺がカタリナに暴力を振い、使い潰そうとしていると、ありもしない理由をつけた。
「ニコラ。お前を廃嫡する。道義に反するお前にレズリー伯爵を継がせるわけにはいかない」
父はそういった
「私は貴方との契約を破棄します。もう、耐えられません」
カタリナはそういった。
契約を破棄され廃嫡され家を追い出された俺は遠く離れた場所で目を覚ます。
気づくと、俺の体からは魔力中毒症の症状が消えて健康になっていた。体が軽い。
なぜかは、わかっていた。そして同じ理由からあることができるようになっていて……。
辛く苦しい毎日だった。
次こそは幸せな人生を歩こう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:10:00
412033文字
会話率:39%
ゲーム障害(ゲーム中毒症)で、重課金を続けた結果、死を選んでしまった主人公つっちゃが、守護天使ワーノによって異世界へと転生できる事になり、よく分からない2つのチートを駆使して無双したりハーレムを目指す夢を叶える異世界ファンタジー小説。
最終更新:2023-12-10 21:36:18
2427文字
会話率:24%
ー 魔法中毒 ー
魔法中毒: 一定期間に一定以上の魔法を使い、その後、 一定期間に一定以上の魔法を使わなくなった時に起こる中毒症状。
この中毒症状になると自分の中にある魔素を出すために、常に魔法を発動させてしまい、周囲に多くの被害を出
す。
とある国に、そんな中毒症状になった勇者、クドウテルキがいた。
勇者テルキの妻、メアリーはある日、国王である父から要請を受けた。
「頼む!勇者様を治してくれ!」
「わかっています。私が必ず!」
そう意気込み、国も一致団結して、このミッションが始まったのだが・・・それは、想像を絶するほどの難易度であった。
何度も家は壊れ、魔力は毎度底を尽き。
助っ人は来るものの、シスコンだったり、マッド・マジックティストだったり・・・
はたして、様々な困難を乗り越え、メアリーたちは勇者を救えるのか!?
※独自の見解を示していますが、ご了承ください。
※戦闘シーンはあまり上手くは書けていませんが、ご了承ください。
※評価していただけるとありがたいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 18:00:00
52436文字
会話率:52%
主人公ランデルは、おっさん冒険者である。 「才能ないのかな……。」
彼は魔法使いだが、なぜか支援魔法しか覚えられず、若いころから伸び悩んでいた。
それでも人の助けになろうと、彼は街の入口で、支援魔法をタダでかけ続けた。
そして20年の時が
経つころ、彼は無自覚に支援魔法を極めていた。
カンストした彼の支援魔法は、
「物理攻撃に魔法ダメージを一時的に上乗せ」
「移動速度・攻撃速度を一時的に高める」
「最大HPを一時的にアップ」
「防御力を一定時間向上」
を超絶高い数値で付与するという、冒険者のステータスを格段に高め、世界の常識をひっくり返す性能を秘めていた。
ランデルの支援魔法は、初心者からベテランまでのあらゆる冒険者に「これなしでは、クエストのしやすさがまるで違う!」と思わせしめるほどであり、特にかけだし冒険者にとって不可欠。
敵へノロノロと攻撃し、ダメージがしょぼい状態であっても、支援魔法によってダメージや速度が数百倍になり、まったくダメージを受けなくなる自分に対して、目が飛び出そうになるのは、この街のビギナー冒険者なら全員が通る道である。
しかし支援魔法の効果は永続ではないため、効果が切れるとすぐに、もとの弱い自分に逆戻り。
ダメージ、攻撃速度ともに激減した自分に戻るだけで「ランデルさんの支援魔法さえあれば…!」というストレスが溜まってくる。
その中毒症状に至った時、冒険者は街の西門のランデルの所へ走って戻り、こう叫ぶのだ。
「支援おね!!!」
…と。
ひたすら支援魔法をかけて生きてきたランデルは、ある時ようやく自分の力に気づき、伝説のブルージュエルを探すために冒険を始めようと決意した――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 22:55:28
37654文字
会話率:38%
裏社会では、電子ドラッグが流通している。
電子ドラッグとは、人を超越した身体能力や第六感を持つ化物へ変えるものから。麻薬のような中毒症状を引き起こす音楽や動画等のコンテンツのことをそう呼ぶ。
日本には、金のためならどんな犯罪にでも
手を染める、裏組織が数多く存在する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 05:23:58
1011文字
会話率:57%
聖女ユリア21歳は、雨乞いを故意に失敗させただけなのに、責任を問われ夜会でまさかの婚約破棄をされ。王太子と聖女が結婚するのがしきたりの国で、王太子サルム殿下24歳は冷酷に言い放った、「聖女ユリア、君との婚約を破棄する!」。そればかりでなく王
太子はユリアに「いなくなってほしい」らしい。ユリアの前に5種類の毒を並べ、「聖女なら死なないだろう、証明してみろ、死ななければ追放で済む」とのたまわる。黒幕は『黒衣の修道司祭』とその修道会に育てられた黒聖女。ユリアはどうやって生き延びる? 毒が回って身動きの取れないユリアに訪れる甘々じれじれ、ハッピーエンド。1万5千字程度です。
*主人公が昏睡状態に陥るので、保険として「残酷な描写あり」です。
**毒物に言及するのでR15です。実際にある植物名が出てき、ある程度事実に基づいていますが、中毒症状及び致死量は千差万別で責任が持てないので絶対に真似しないでください。
毒草は食べてはいけません。薬草も量を間違えると毒です。
※この作品は、柴野いずみ様ご主催の『ざまぁ企画』に参加しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 17:00:00
16540文字
会話率:34%
詩情主義的独唱文章 from 脳内伝達物質
最終更新:2023-03-08 18:33:33
8122文字
会話率:11%
17歳から始まってしまった
数々の不倫。
いつまで続くの、、、
キーワード:
最終更新:2022-08-26 13:33:36
5607文字
会話率:15%
あらすじ (重複投稿作品)この作品はカクヨム・ノベルデイズ・アルファポリスにも掲載しております。
何気ない毎日を送る未来。 彼女はとてもポジティブで自称楽観主義者。 ところがある日、ちょっと哀しいライフイベントの為に人生の歯車が狂い始めま
す。 耐えきれなくなった未来は、遠い遠い島へと逃亡するのですか、そこには様々な心の病や身体の病を抱えた人々が住んでいたのです。 誇大妄想に悩まされる男。虚言癖の青年。 アルコール中毒症の女。アルビノの女性。 自閉症の人。性に悩む男性。 末期癌の少女。 彼らと関わりながら未来が出した決断は!? ふとした出来事から日常は変化します。 疲れ果てた現代人に贈る可笑しくて切ないファタジーの世界を覗いてみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 04:00:00
64800文字
会話率:18%
前の世界では、うさぎ(♂)として暮らしていた抹茶は、好奇心で食べたチョコレートで中毒症状を起こし死んでしまう。
気がついたら、魔法が存在する異世界で、超絶美少女人間(♀)になっていた……。
当分の目標はチョコレートを食べられるように
なること。
チョコレートは、とある魔法を修めれば食べられるようになるとか。
チョコレートのために頑張ってやる!でも、魔法、勉強、チョコレートを阻むものは多い!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 05:00:00
32433文字
会話率:50%
母乳中毒症。この世界で生まれてくる赤ん坊の半数近くがかかる病気である。母乳を飲むと、ひきつけ、泡を吹き、高熱を出して、数時間で死に至る。母乳中毒症にかかった赤ちゃんは、生まれてから母親の乳を一滴も飲めずに死んでいくのだ。唯一の対策は、『授乳
夫』と呼ばれ、授乳の加護を持つ男達の乳房から出る乳を飲ませること。しかし、授乳夫として生きること、父乳を出し続けることは、母親が母乳を出すのとは違った苦労がある。
国の命運を左右する授乳夫、授乳夫を陰から支える妻、授乳夫ギルド、授乳のための魔道具を売る商人…… これは授乳夫にまつわる人々の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 13:13:00
9268文字
会話率:45%
とある場所で 行われる はっぴょうかい
発表者は 一人の まねっこ中毒者 の まねっこ
さて どうなってしまうのか?
最終更新:2017-05-27 18:42:16
988文字
会話率:0%
三戸里市に対して、行政訴訟を起こした原告団の関係者が塩素ガスによる中毒症で亡くなる。それをきっかけとして三戸里市には次々と不可解な事件が起こり、市民は不安な日々を過ごす。探偵朝霞台時哉とアルバイト助手の大河学は、混乱する三戸里市で正しい答え
を見つけることができるだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-09 15:38:42
89462文字
会話率:66%
これはまさに中毒症状。
最終更新:2014-06-01 12:15:19
326文字
会話率:0%
里沙子(りさこ)の営む下宿屋に住む蘭(らん)が、突然行方をくらませた。妊娠していた彼女は中絶を親に勧められていたらしいのだが、一体どこへ消えたのか。
案じる里沙子の元へやって来た甥の礼司(れいじ)。彼が蘭の写真を所持していることを知った
里沙子は、疑惑に駆られるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-19 14:18:22
31330文字
会話率:47%