大日本帝国海軍連合艦隊所属の夕雲型駆逐艦16番艦『朝霜』は、沖縄へ出撃した戦艦大和の護衛任務中に艦隊より落伍。アメリカ軍の空襲を受け、奄美大島付近にて全乗組員と共に戦没した。
・・・はずだったのだが、気が付くと大破状態のまま不明海域を航行し
ていた。巨大な亀や異形の鳥に襲われている民間船舶を助け、その案内で最寄りの陸地にたどり着くとそこはメイジニッポン皇国という独立国であった。どう考えても大日本帝国と無関係であるはずもないこの国だが、それより問題なのは魔法なる技術によって維持されている不思議な文明の存在であった。とにかく艦の修理と補給を行わねばならないが、部品の入手など望むべくもないので工作は全て手作業。しかし一番の問題は燃料が残り少ないことであった。現地において「ウシアフィルカス」と呼ばれ奴隷以下の存在として扱われている少女シチェルによると、朝霜の燃料である重油に酷似した油が流通しているという。小松島隆二上等兵はその重油の調達任務を与えられ、ガイド業を営む女戦士ジェムザと共にメイジニッポン皇国を旅することになった。果たして、重油『に似た』油は代替品足りうるのか?メイジニッポン皇国と大日本帝国の関係は?そして、駆逐艦朝霜は再び海に出ることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 12:00:00
67660文字
会話率:66%
「代わりのない物なんてない。この世は代替品と上位互換に溢れてる」
万能屋。
あらゆるものの代わりとなることを生業とするもの。
そして、その中でも最強と名高い一人――万能屋【赤翼】リタ・ランプシェード。
生家を焼かれた一人の死霊術師は、そ
んな彼女の下を訪ね、こう依頼する。
「今月いっぱい――陸の月が終わるまででいいんだ。僕のことを、守ってはくれないだろうか」
そうして始まる、二人の奇妙な共同生活。
出来損ないの死霊術師と最強の万能屋が繰り広げる、本格ファンタジー。
二章終了までは一日三回、
8:00/12:00/19:00に更新。
それ以降は月・水・金曜日の8:00に更新。
※過去、別サイトで連載していたもののリブート作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 09:00:00
242006文字
会話率:33%
主人公は名も無き影武者。
彼は“カルラ”という王子の影武者として生きるため、影武者教室という影武者を育成する教室に籍を置いている。
王族と同等の知識、王族と同等の剣術・体術、王族と同等のカリスマ性。それらを得るための授業を受け、彼は王の資質
を高めていく。
最初こそ影武者として生きることに抵抗は無かった。代替品で良かった。だが影武者教室に通う他の影武者たちと触れ、彼は『エゴ』を手に入れていく。芽生えた『エゴ』は影武者という役割、自身の運命に疑問を投げかける。『偽物のままでいいのか?』――と
最高峰の『先生』の指導の下、最高峰の知能・最高峰の武力・最高峰のカリスマを手に入れ、彼は王子のコピーとして完成した。だがそれは同時に王の器を得たことを意味する。『エゴ』と『力』を得た影は光を喰らおうと牙を剥いた。
「構えろよ先生。王の器ってやつを見せてやる……!」
影武者だった少年が、王候補達を喰らい、王の座を狙う英雄譚――ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 17:55:52
109258文字
会話率:46%
人は美しい物に惹かれる。それは誰にも抗えず、誰も抗おうとしない。星の引力と同じ様に。そして、その物に抱いた欲情は、それを手に入れるまで消えない。幾ら代替品を用意しても、本物を見て、知ってしまえば、代替品は塵芥に等しい、無価値のガラクタにしか
ならない。
君ならどうする?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 06:00:00
14043文字
会話率:0%
円安他の理由により、食品、特に穀物の輸入が激減したニホン国では、穀物特に小麦粉の代替品の開発を急いだ。完成した絶対健康粉が普及した結果、思わぬ効果があらわれて…
キーワード:
最終更新:2024-04-03 20:44:29
2054文字
会話率:83%
どれだけの恋心を秘めていようとも、主人公に選ばれるヒロインはいつだってひとりだけ。
選ばれたヒロインがめでたしめでたしなハッピーエンドを迎えている裏では、まったくめでたくないバッドエンドを迎えた、選ばれなかった恋愛敗北者(負けヒロイン)たち
がいた。
主人公は選ばれたヒロインと共に舞台を去った。
それから間髪入れず、主人公すぎる双子の弟と、瓜二つの兄の俺が転校してきた。
イッセーという愛称と共に、弟の人間関係をお下がりのように引き継いだが、弟に恋してきた恋愛敗北者はそれを放っておくわけがない。
その中でも男たちの憧れは、俺に弟の面影を求めるのをやめられなかった。その度に弟の真似をして怒らせ、ぞんざいに扱い続けた末に、学校の男子たちから目の敵にされるようになったのだ。
それでも俺は、絶対に彼女たちへ優しさを与えることはない。
なぜなら、その恋心に都合のいい代替品を求めてはいけないと思ったからだ。
面影を求めてしまう感情は、理性で簡単に御せるものではない。
だからこそ、いつかその想いを乗り越えられるまで、俺は厳しさだけを与え続けると決意した。
これは弟に選ばれなかった少女たちと、新たな恋を育む話ではない。
その失恋を、厳しさをもって乗り越えてもらう話だ。
この作品はカクヨムで掲載しており、先行公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 18:13:20
155924文字
会話率:54%
魂の存在を、主観的なものとして考察してみた。
最終更新:2023-09-02 08:42:48
450文字
会話率:0%
それでも上出来なんだろうな
キーワード:
最終更新:2023-06-06 20:36:32
347文字
会話率:0%
いわくつきのトンネルで、日がな一日、人間を脅かして悪霊ライフを満喫していた幽霊・サンタ。
その日、女と悪戯が何より好きな彼の前に現れたのは、でらがつくほどべっぴんな美人姉妹だった。
いつも通り、彼女達をからかって遊んでやろうと目論
むサンタだったが、今回は何やら様子がおかしい。
なんでも美人姉妹は、二人揃って天才科学者で?
幽霊がロボットを動かせないか実験しに来た?
しかも、悪い奴らに狙われてる?
面倒事は御免被るサンタだったが、美人姉妹のことはどうにも放っておけなくて。
幽霊×機械
本来なら出会うはずもなかった二つの存在が交錯する時。
死んだはずの男の運命の歯車が、再び唸りを上げて回転し始める折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 22:10:40
211854文字
会話率:29%
お金持ちの家に生まれた17歳の女の子。両親に愛され育っていた彼女の部屋には、大量の日記があった。
女の子はその日記に沿って行動を起こす。何一つ違わないように、必死で努力をして。
その理由は、彼女が死んだ娘さんの代替品であるからだった。両親は
実用化されたクローン技術で彼女を作り出し、事故で亡くなった娘の代わりとして育てていた。
幼い頃、主人公は両親がクローンの作成を何度も行っていたことを知る。本物の娘の真似をしないと消されてしまうと悟った彼女は、日記を持ち歩きその通りに行動する。好みでない服を着て、好みでない食べ物を食べて、成績はトップになるように。
18歳になった日で日記は途切れていた。主人公は初めて両親に逆らい、晴れ晴れとした顔で、初めて自分の好きなものを手に入れた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 08:00:00
5147文字
会話率:28%
動かす鼓動が代替品であったとしても。
最後に心が入ったのなら、それはもう替わりなんかじゃ収まらない。
中学時代入院していた少女が、数年ぶりに通う高校の図書室で出会った先輩。
どくん、と強く心臓が跳ねて、惹かれ合う。
だいたい、そんな話。
※複数サイト(カクヨム様、小説家になろう様、pixiv様)でのマルチ投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 00:59:36
18755文字
会話率:43%
孤児院で育った尊人《みこと》は魔法が使えず、代替品である魔眼しか持っていなかった。それ故にオンリーワンな役割を持てない尊人は、パーティーの司令塔として貢献していたが、陰からの支えには気付いて貰えなかった。
友人同士で結成されたパーティーを追
放された尊人はソロ活動を余儀なくされ、単身でダンジョンへと挑む。
そこで尊人は運命的な繋がりで親友との出会いを果たす。
大貴族の子息、芸術的なまでの美少年、太陽のような暖かい性格。
誰もが羨むようなポジションに尊人は意図せずすっぽりと収まった。
出自もあって尊人は周囲から酷いやっかみを受けるが、それを差し引いても親友との日々は楽しいもの。
それになにより尊人にとって周囲のやっかみなど小蠅や蚊と同然。
魔法が使えなくても学園の誰よりも尊人は強いのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 17:06:13
25329文字
会話率:41%
「『狩人』のお前なんてもういらねえよ。俺たちのパーティから出ていけ」
不遇職、『狩人』のカイは、ある日突然パーティをクビになってしまう。
同じく遠距離攻撃が得意な『魔術師』が加入したため、カイは用済みになったのだ。
もともとカイの
仲間たちは、優秀な『魔術師』が加入するまでの代替品としてカイをパーティに入れていたに過ぎなかった。
途方に暮れるカイだったが――困っている人を助けたり、孤児に食べ物をあげたりと無自覚に善行を繰り返していたため、教会が持つ最強の神器『ラルグリスの弓』の担い手に選ばれる。
神器は心の綺麗な人間にしか扱えず、カイはその条件を満たしていたのだった。
さらに記録係として聖女の肩書を持つ美少女、エルフィが同行することになる。
一方、カイを追放した元仲間たちはすぐに落ちぶれていく。
彼らは遠くの敵の排除、身勝手な前衛に合わせた的確な支援などによって、今までカイが陰から自分たちを守ってくれたことに気付いていなかったのだ。
無能な元仲間を尻目に、最強の弓に選ばれたカイは逆転人生を歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 12:18:31
119029文字
会話率:42%
「どうして置いていこうとするのですか。僕にはあなたが特別なのに、あなたにとって僕は特別ではないのですか」
「特別だよ。だから離れるべきだと思ってる。私は君を代替品にはしたくないんだよ」
研究のため眠ると言って三百年眠った魔術師と彼女の目覚
めを三百年待ち続けた人型使い魔が、相互理解のスタートラインに立つ話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-07 15:00:00
16609文字
会話率:49%
――所詮、僕の代わりなんて、どこにでもいるんだから。
この作品は、エブリスタ等にも掲載しています
最終更新:2020-12-09 16:27:57
207文字
会話率:0%
とある研究者とAIの話。
何かを求め続けた先に…?
AIもので何か書け!となった処女作の実質リメイク。
文字数もガッツリ減らしてより短編らしく。
最終更新:2020-09-12 03:14:06
1915文字
会話率:3%
病弱な姉の代替品。公爵令嬢として王家の跡取りとの婚約者候補であったアイサ。
しかし、彼女が14歳の時現王妃が暗殺され、王は腑抜けて失脚寸前。戦争を推し進める宰相と彼の傀儡である第一側妃による圧政を逃れるためにアイサと元隣国の王女であり、
薬師である第二側妃カティア、その娘の姫と共に隣国へ亡命を図る。途中、賊の襲撃に遭い離散。逃げまどった末、崖から落ちて全身打撲。助けてくれた村人と共に辺境の村での生活を始める。
カティアや姫との再開はなるのか、彼女の居場所は見つかるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 16:18:05
35301文字
会話率:39%
傍から見れば不思議な夫婦関係にルナは満足していた。ルナはルーカスと共にいられるだけで満足なのだ。それどころかルナはこれ以上望むことなどしてはいけないと考えていた。※代替品の花嫁の改稿版です。星印がついているところはルーカス視点になります。
最終更新:2019-04-06 12:00:00
125798文字
会話率:46%
彼と一緒にいることができる。それだけで満足なのだから他に望むことなどしてはいけない。
彼は姉を愛している。私は姉の代替品なのだから--
代替品シリーズの連載版。
視点入れ替わりあり。
他小説『代替品の花嫁』は視点をルナに固定したものになり
ます。
二作の違いの詳しくは活動報告をお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-09 19:42:34
128716文字
会話率:37%
私は誰かの代替品でいい。
最終更新:2018-12-24 22:06:20
683文字
会話率:8%
禁酒令が施行された日本で流行るアルコールの代替品。
部下の松田に誘われた「俺」はそれを提供するバーへと向かう。
※昔に書いた作品なので、小説内の年代に対するご指摘はご容赦願います。
FC2小説内とTumblr内でChaos accele
rator名義で重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-09 22:18:47
5980文字
会話率:54%