人間の心の闇を短いストーリで描きます
最終更新:2024-07-23 15:21:12
23016文字
会話率:39%
信頼できない語り手は、語られることは真実であると思い込む人間心理の弱さを叩きのめす。言葉だけでも愛を語ることが、どれほど効果的か。自然と人は、言葉の存在をアプリオリに受け入れる。
ここにリンゴがある、と書いたけれど、本当はないのかもしれな
い。リンゴがあると言葉に出しただけで、現実との写像はないのかもしれない。けれど象徴空間のみで存在しうる文字列の中で、その判断は不可能だから、想像力は言語空間を支える形で広がるしかない。
言葉のままに思考するということなしに、言葉は成り立ちようがない。言葉を真偽不明の宙吊りで置いたまま、文章は読めない。
文に信念があるか信頼できるか、ということがすぐに問題になるのは、信じることでしか、実際文は成り立たない弱さを教えてくれる。都市宗教は文学的で、文字の重さに、信というものを乗せ続ける。なんじ、信じることから始めよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 04:00:34
2603文字
会話率:41%
「洗脳よりも一層洗練された巧妙な技術*1)」とも言われる、マインド・コントロール。その言葉だけがメディア等で報道され、内容を把握している人はそんなにいないのカモ。
という疑問を持った元・霊感商法のカモ「カモ子」は、近所の図書館で「マイン
ド・コントロール」に関する本を何冊か借りて読んでみた。そして、本に書いてある事から共通するものを見つけ、エッセイにして世に問うてみようと考えたのである。
1話:カモ子のカモ歴
2話:マインド・コントロールの実際
3話:どんな人がマインド・コントロールしがちなのか。また、マインド・コントロールされやすいのか
4話:世にありふれたマインド・コントロール
5話:マインド・コントロールとの共生
*1)マインド・コントロールからの解放 オウム真理教徒救済ネットワーク 編著46ページより
参考資料
愛とは何か 生とは何か マインド・コントロールからの解放 オウム真理教信徒救済ネットワーク 編著
シリーズ・人間と性格 第4巻 性格の変容と文化 詫摩武俊・清水弘司・松井豊 編
ものみの塔聖書冊子協会 エホバの証人 マインド・コントロールの実態 ウイリアム・ウッド=緒
カルトと若者 東京女子大学学会講演会 浅見定雄 西田公昭 江川紹子 紀藤正樹
マインド・コントロール 増補改訂版 岡田尊司折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 21:41:26
8364文字
会話率:11%
行列って気になるもんだ
最終更新:2022-11-08 09:13:18
1546文字
会話率:0%
「勝負をしよう」
空間認識の天才である私に、人間心理の天才である先輩に仕掛けられた勝負は、『お宝探し』
二人の天才、二つの才能
行き過ぎた才能を持った化け物たちが織りなす、アンバランスでアンフェアなミステリー
最終更新:2022-10-03 11:07:08
10249文字
会話率:65%
相模湾に浮かぶ孤島の別荘でその事件は起きた。
血を流し崩れ落ちるひとりの男。男の前には血に濡れた出刃包丁を手にした女がひとり。
別荘の滞在者たちは女が出刃包丁を手に男に襲いかかるその瞬間を目撃していた。
女はその場で拘束された。だが問題がひ
とつ残っていた。なんとその女は多重人格者だったのだ。
男を殺したのはいったい『どの人格』なのか。
幾多の人間心理が絡み合う異色のフーダニット殺人事件に、妖姿媚態の名探偵・恒河沙LAWが挑む。
『恒河沙の兄妹』シリーズ長編第三弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 11:00:00
273206文字
会話率:58%
人類の99%以上の人は世界平和を望んでいます。でも、現実には平和になりませんし、その道のりは遠いです。
前半は世界の構造的な問題を提起しました。
後半は、そもそもなぜ争いが起きるのか? と思いました。『気持ちのぶつかり合いが個人の紛争
を生みその延長線上に国家の争いがある』と考えたので人間心理的な問題を中心に考察し、個人で出来ることは何か個人的結論を出しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 22:00:00
13079文字
会話率:0%
主人公【秋】は特殊能力を持っている。
その能力はクローンを作れるということ。しかもその場ですぐに。
ただ、そのクローンのクオリティには代償がある…。
ピュアで少年に見えるが実は成人している【翔】、
明るく年相応な可愛さを持っているが実
は隠された過去がある【愛】、
そして愛と一緒に行動している老人。
些細なきっかけで色んな紐が結ばれそして解かれていく、リアルサスペンスとSFが混ざった新しいタイプの小説です。
途中過激な描写を書く予定なので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 00:39:49
13064文字
会話率:55%
ある日、世界が狂った。
極度の不安や妄想が具現化し、超常現象や異常生物を生み出し始める。
全人類のパラノイアが終末時代を呼び起こしたのだった。
人々の生死を"ゲーム"で選定する殺人鬼チョイスは、そんな狂った世界を満喫す
ることにした。
彼は殺人トラップとビデオカメラを手に旅をする。
行く先々でモンスターを殺しては、生存者に"ゲーム"を仕掛ける。
人間心理を求めるチョイスにとって、世界終末すらどうでもいいことだった。
破滅を願う謎の教団も、世界の修復を試みる組織も無差別にゲームオーバーに追い込んでいく。
善悪が蔓延る過酷な環境で、世界最悪の罠職人は己の作品を追求する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 20:37:12
109572文字
会話率:15%
皆の為になら自己犠牲を厭わない強く美しい心を持つ人間。それが僕の“理想的な自分”。そのはずだった……
最終更新:2021-07-24 12:21:55
3278文字
会話率:14%
僕はロボットにお礼を言う。それは単なる習慣だったのだけど……
最終更新:2016-09-17 12:07:18
1910文字
会話率:23%
ロボットが普及した社会。そこでは、人間心理、社会制度、技術に関わる様々な問題が発生していた。そしてロボットによる殺人もそのうちの一つだった……
最終更新:2016-07-03 11:36:54
110771文字
会話率:42%
私は人々の願いを叶える悪魔。何でも願いを叶える代わりに、死んだら遺体をください。たったそれだけのことであなたの人生を思い通りに出来るのですが・・・
最終更新:2020-05-10 00:53:19
1019文字
会話率:43%
人間の考え方や感情とはどういったものなのかを独自に分析したメモです。
知って得することも知らない方が良かったかもしれないことも書いてあるかもしれません。
小説ではなく持論によるエッセイとご理解した上でお読みください。
キーワード:
最終更新:2019-11-19 23:06:08
21746文字
会話率:1%
とある界隈で有名な男がいた。彼の名前は瀬島 狡也その界隈では猟犬と呼ばれ名を知らぬ者はいない。
特殊戦闘技能特級クラスの能力を持ち、戦術から人間心理に至る学問にも精通していた。齢にして28の時に家庭を持った。特殊な仕事ではあったが、狡也
は幸せという感情を得ることができた。この時、狡也の精神は正常だった。
家庭を持ち2年、狡也の妻は強盗により酷く殺された。
どんなに屈強な人間であっても人の心というものは脆く、弱い。それは数多の戦場を経験してきた男であっても例外ではない。
狡也の精神が壊れたその日、狡也は自らの家を燃やした。思い出が、幸せが詰まっていた家を燃やした。
そして事件は起きた。
警察署に並べられた人間の首、その数およそ90。その全てが犯罪者であった。そして、首の真ん中に横たわる屈強な男、瀬島 狡也。彼は自らの首を断ち絶命していた。
彼のすぐ近くにあった遺書にはこう記されていた。
『これは八つ当たりだ。俺の妻は殺された。だからこいつらも殺した。殺されたから殺した。殺したかった。まだ足りない。殺す殺す殺すコロスコロスコロス………』
殺すという文字がびっしりと書かれたその遺書は遺書ではなく、呪いのようだった。狡也はこの日、歴史になお残す犯罪者となり、自らの人生に幕を閉じた。
そのはずだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-12 00:50:16
2049文字
会話率:46%
人間心理を揺さぶるトレジャーハント系小説。レムリア大陸を舞台に少しの手がかりから失われた歴史をゲームとのちょっとした歴史の重なりもあって「あ、これは」と思わせるちょっとしたギミックも含まれています。
最終更新:2018-10-19 23:08:14
1241文字
会話率:0%
人間は誰しも知らぬ間に観る世界。
意識か無意識かそれは個々の知る事。
これは現実か、はたまた妄想か。
最終更新:2018-07-01 02:42:18
236文字
会話率:0%
小さい頃から1人で、友達もいなければ、知り合いもいない。なんとなく進学した地元の大学でもあまりにも影の薄さに1ヶ月経っても友達を作ろうとは思っていない。そこそこは何でも出来るひねくれ者で、自信過剰な理工学部情報科1年の天道信司は、大学教授の
藤原洋文のゼミに強制的に入れられて、研究の手伝いをさせられてしまう。そこには、同じく、藤原が目につけた美少女・冬月梓。彼女は信司にとっては嫌な女である。
藤原洋文の研究テーマは『人間心理学』。
どうも、孤独を好む体質の教授と生徒。それは一体、どのような化学変化を生み出すのであろうか。
そして、俺の大学生活はこれを置きにどんどん平穏な日々が崩れていく予感がしていた。
カクヨムでも掲載しております。続きが気になる方はそちらの方をお読みください。こっちよりも進んでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-22 19:05:02
103154文字
会話率:51%
どうでもいい、に奔走される人間心理
最終更新:2018-02-05 22:47:37
705文字
会話率:10%
かつてない大人数の異世界転移。わけも分からないまま集められた同じ学校だった仲間たち。現実世界と酷似しながらも魔法発達が進み、化物などと人間が共存する世界〝バナーラリアット〟。そこで交錯する人間心理。もう誰も信じることはできない。『ここから元
の世界に帰るためにはね。私たちはーー。』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-02 18:23:01
3123文字
会話率:39%
人間心理とは、常にどこか矛盾したもののような気がします。
最終更新:2016-03-11 15:13:14
288文字
会話率:0%
魔法を題材とした「人間の心と力」がテーマです。
中世欧州風な正統派ファンタジー小説ですが、少女成分やや多めです。
人類誰もが日常的に魔術を使えた時代があった。
疫病や飢饉を知らず、天災すらも人の力で
退けることができる高度な文明が発達して
いた。
だが魔術には大きな欠点があった。魔法は1日に1回しか使えない。
魔法を使った後は例外なく疲労で倒れてしまう。
そんな例外を破る「特異点」が現れる。16歳の少女。
名前をヤーナと言った。
ヤーナは連続して魔法を無限に使うことができた。
その強大な力は、生物すらも自在に生み出すことが可能だった。
だがこの強すぎる力が、悲惨な事件を招いてしまう。
この事件が大陸全土の人間は元より、神すらも巻き込み、
さらに壮大な歴史時代を通じて展開していく。
-事件から400年後。
人類は魔法が使えなくなっていた。
魔法を使えた事さえ、”ただのおとぎ話”となっていた。
その代りに科学技術が発達し、
蒸気機関を中心とした生産的な国が作られつつあった。
科学技術を中心とした時代。長い間平和が続いた。
だが魔術との攻め合いが間近に迫っていた。
技術と魔術。相容れない力が争いの火種になるが
これは400年前、既に仕組まれたものであった。
過去から現在に渡る壮大なスケールで展開する陰謀。
魔法という特別な力をめぐる心模様の裏と表。
戦いと優しさと複雑な人間心理。
人間とは何か?をファンタジーという切り口で問う作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-28 19:14:32
311534文字
会話率:51%