「普通の人間には見えない、関わることが困難、あるいは、空想上の現象といえば?」と問われた際、君たちなら何を、イメージするだろうか。
いくつか例を出そう。幽霊や妖、化け物や呪い、呪物などが、人にもよるだろうが、関わることが困難と言えるだろう
ね。
空想上と聞かれれば、魔法や特殊能力、いわゆる異能力やスキルのどのことを指すだろう。
今回は、そんな上記にて挙げた例の者達と、主人公が二人の男女、「神凪」と「頼」の「伝記」を紹介したい。
「伝記」と聞くと、つまらないものと考える人がいるようだが、なに、そうつまらないことを、うだうだ書いているような品物ではないよ。
だが、少し危ないものかもしれないね、「私にっとては」だけど。
(やっぱり私と話す機会を与えたのがいけなかったのかな…でも私優しいから一回話したら消しづらくなっちゃったし…彼女には借りもあるからな〜…)
あぁ、すまない、今のは忘れてくれ。
それでは、話はこれくらいにして。
是非、楽しく見ていただければ幸いこの上ない限りだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 19:08:42
9204文字
会話率:46%
薬屋を営むシルル=ベディートには、他の人間には見えないモノが見えている。
それは人の頭の上に現れて、その人の感情や未来を表すもの。それを見ればその人の気持ちも未来も知ることができてしまう。そのせいで「占い師」扱いされることもしばしば。
そんなシルルだからこそ知っている。
巷で一番の美男子で恋多き男、花の騎士と謳われるエクトル=アルデルデが、実は恋などしていないことを。それどころか女嫌いであるらしいということを。
ひょんなことからエクトルを助けてしまったシルルは、女嫌いであるはずの彼から興味を持たれてしまったようで……。
本編完結済、番外編更新中
※KADOKAWAエンターブレイン様にて1/29書籍発売。コミカライズはコミックブリーゼ様にて連載中です。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 10:00:00
364183文字
会話率:45%
わたしの通う学院では、近頃毎日のように喜劇が繰り広げられている。
第二皇子殿下を含む学院で人気の美形子息達がこぞって一人の子爵令嬢に愛を囁き、殿下の婚約者の公爵令嬢が諌めては返り討ちにあうという、わたしにはどこかで見覚えのある光景だ。
わた
し以外の皆が口を揃えて言う。彼らはものすごい美形だと。
でもわたしは彼らが怖い。
わたしの目には彼らは同じ人間には見えない。
彼らはどこからどう見ても、女児向けアニメキャラクターショーの着ぐるみだった。
2018/11/24本編完結 2020/02/23IF追加
アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 00:00:00
201848文字
会話率:44%
楠 太平は模型作りが趣味の高校生である。
彼には昔から妖怪という普通の人間には見えない存在が見えているのだが、それはそれとして楽しく暮らしていた。
そんな太平の通う学校に、神木杏樹という転校生がやって来る。
彼女にも実は妖怪が見えているらし
いのだが、どうやら彼女は妖怪が見えることを持て余しているよらしい。
そんな神木さんに見えることが速攻でバレた楠 大樹はマイペースにやっているつもりが、彼女のペースに呑まれてゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 23:00:00
145317文字
会話率:45%
ある日、僕は不可思議な現象に巻き込まれた。
その現象の解明を目指す宇宙人から超科学の詰まった「球体」の体をもらった僕は、人間には見えない領域が見えるようになり、どんどん未知の世界へと足を踏み入れていくことに。
非常識満載の現代異聞ローファ
ンタジー、ここに開幕!
基本的に平和な世界なので、鬱展開やエログロが苦手な人も安心して読めます。
※1~4話が導入部。16話から本格的に不思議な世界が始まります。
投稿頻度は、週に1~3本程度の予定。最初は毎日投稿を目指します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 23:07:23
475602文字
会話率:52%
その王国では、初代国王と神との契約によって目に映らない猫たちが人間と共存していた。しかし『猫宿り』と呼ばれる金色の瞳の伯爵令嬢リリージュは、人間には見えないはずの猫を見ることができる能力者であった。しかもリリージュは他者と握手することにより
、相手に猫を見せることもできたのである。それ故にリリージュは6歳で第三王子ギリオンと婚約を結ぶことになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 07:00:00
8048文字
会話率:28%
八束碧暮は幼い頃から普通の人間には見えない、異形を見ることができた。人と違う自分の体質を苦手としていた碧暮は、家の近くに建てられた神社で百足様と出会う。それから数年後、碧暮はとある農業高校へと進学、百足様の行動により、妖怪研究部というよく分
からない部活に入学することに。どうやらこの高校は、普通の学校とは違う問題を抱えているようで……?
妖怪が見える少年と百足様の物語が、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 10:46:22
131821文字
会話率:66%
燃えるような夏場のある日、一人の少女は倒れていた。
しかし、その少女は普通の人間には見えない『疫病神』だった。
そんな中、目の前に立ち止まる一人の少女。
この少女もまた、他とは異なる人ならざるモノだった。
最終更新:2023-07-07 19:23:44
3095文字
会話率:60%
❅ーーーねぇ、”幸せ”ってなんですか?
ヴァンパイア×人間×人間界×魔界
✩あらすじ
両親を失った暁陽翔。人生の終止符を確実に刻むために辿り着いた先は不思議な駅だった。そこで出会ったのはまるで絵画から出てきたかのような美しい男だった。その美
しい男はどう見ても人間には見えない。その男は綺麗な顔に似合わずぶっきらぼうでサマエルというらしい。サマエルは僕の無意識の「助けて」に「おまえは死ねない、俺が死なせない言ったよな。」と仲間になることを強要してきて。それには、サマエルとサマエルの親友の悲しい過去と人間界と魔界にまで関わる大きな理由があって…!?
ルナティックとは何か、どうして人間と魔物はお互いに伝説の架空上の存在になってしまったのか。
月の姫とは何者なのか。
全てを繋ぐのは『龍浬駅=ティアマト』、『ルナティック』、そして『月の姫』。
暁陽翔、サマエル、ミハイル出会いは偶然か必然か。
―――『…わかった。どうせ、捨てようと思ってた命だ。アンタの好きにすればいい。』
―――「僕の力は強すぎる。だから、もし君の血が僕の毒に負けてしまったら君は衰弱して死んでしまう。今よりきっと苦しいだろうね。必ず助けてあげられるとは限らない。
今ここで死ぬことも選べるよ。もしかしたら、その方が苦しまなくて済むかもしれない。
それでも僕の毒を受け入れるかい?
今この場で死ぬか、今より苦しいかもしれないけど僕の毒に賭けてみるか…。
僕に決定権はない。
答えを出すのは彼自身。
もし、僕を頼る決意をするのなら僕は君に応えるよ。
―――決めるのは君自身だよ。」
―――「ミハイルが紫月の姫だろうが、何だろうが過去に何があろうが俺はどうでもいい。
俺が話してんのはここにいるミハイル…凛弥だ。
変えたいんなら手を伸ばせばいい。」
―――「辛くて仕方なくて死にたくなるくらいしんどいんなら感情のまま求めろよ!
…足掻けよ。
みっともなくてもいい、情けなくてもいい、辛いなら変えたいなら受け入れんな、諦めんな!!」
――――「ごめん、サマエル。
ごめん。…でも僕はサマエルを失いたくないよ。」
≪ねぇ…幸せってなんですか?≫
❅この作品はpixiv、魔法ⅰらんど、カクヨムにも掲載しています。
毎回ランダム各サイト不定期で最新話を投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 13:21:58
29637文字
会話率:22%
創造主である神が創った箱庭の世界で、退屈で憂鬱な日常を送る死神ルーク。その仕事は天の使いであるサリュエルが持ってくる、現世に執着する魂の鎖の切断。今日も渋々その仕事に出掛けたところ、本来人間には見えないはずの自分の姿が見える少女と出会い、さ
らには自分の名前までも知っているらしい。
死神ルークと魔眼の目を持つ少女ユリアの前世から続く恋と謎とバトルなファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 19:45:59
100402文字
会話率:40%
少年、唯斗は自由を求めた。
幼少より、唯斗は周囲の人間には見えないものが見えていた。
それは幽霊だけでなく、妖怪、精霊、そしてーー神。
しかし、そんな見えないものが見える唯斗にとって、現実はあまりにも過ごしにくい場所だった。
故に、唯
斗は自由を求めた。周りの考えに縛られることを恐れ、ただひたすらに自由を求めた。
足掻き苦しんだ末、唯斗に一つの大きな転機が訪れる。
「トラベラーになってみませんか?」
とある神が提案した、トラベラーという生き方。
それは世界を、異世界をも旅する者のことを言う。
そしてその提案に乗った唯斗は、齢一五にして旅に出た。
ーーそして五年後。
再び日本に戻ってきた唯斗は、さらなる未知や出会いを求めて、新たな旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 22:18:29
594651文字
会話率:47%
職を失った佐藤が偶然知った斎藤事務所。近くて遠い世界の住人・アチラモノ専門のなんでも屋。
多くの人間には見えない類のアチラモノが見えてしまう佐藤と、アチラモノ達とのお話。
1章-前・中・後編完結しました。
最終更新:2020-04-01 16:53:54
14284文字
会話率:57%
闇夜の中で、白い布に身を包んだ少女は『恐ろしい何か』から逃げていた。
しかし街の中を駆けていた彼女はついに捕まり、追手によって無残にも殺されてしまう。
一方、普通の高校生、御影宗谷はある日、
電車の迫る線路の上で助けを求める中年男性の姿を
目撃する。
彼は男性を助けようとするが、周囲の人間に男性の姿は『視えて』いなかった。
何故なら、その男性は『数日前に電車に飛び降り自殺を図り、既に死んでいた』から。
やがて宗谷は気付く。
自分は『他の人間には見えないものが視える』のだと。
『視える』のは、死んだ人間が死の間際にその場に遺した『残留思念』
しかし、『視える』のはそれだけではなかった。
――無数の触手、巨大な体躯、裂けた口から覗く無数の牙――
彼は月夜の中で、黒く異形な化け物の姿を『視る』
※本作はノベルアッププラス様へも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-10 17:35:54
138848文字
会話率:38%
死の天使。
彼は死んだ者の魂を天界に持っていく役割を担っている。
人間には見えない存在でありながら、人間界へと魂を取りに行かなければならない。
見られないのだから、淡々と仕事をこなすことが出来る。
しかし、最近無駄足なことが増えてきた。
死を軽々しく考える者。
温い言葉でそれを引き留めようとする者。
忙しい中、そんな人間が増えてきていることに溜息。
この仕事も楽じゃないってのに。
そんな折に、またしても死を望む者が現れた。
確認をすれば、恐らく10代前半の女。
無駄足にならないことだけを願いつつ、彼女のもとへと向かう。
サヤという名の彼女は、盲目だった。
目が不自由な代わりに、心を読めてしまうという。
そんな彼女は、アズルの姿も見透かしていて……。
「私の命はもうすぐ尽きてしまいます。それまで見守っていてください」
死の天使と盲目の少女の、とある短い物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-26 22:40:16
2131文字
会話率:22%
時は幕末。人間界の騒々しさを他所に、水の精霊ギンサは平和な暮らしの中にあった。しかし、恋人エンネが天の帝(神)に召し上げられた事から、彼は人間界と関わり合う事となる。恋人を求め掟を破り天上界へ侵入したギンサはその代償として、人間界に巣食う妖
魔七体の冥界追放という沙汰を受ける。帝から授かった天牙の剣と親友で風の精霊であるコダマを伴い、ギンサは故郷鏡の里(肥前)を旅立ち鎌倉を目指す。人間の侍に姿を変えたギンサは、帝の予言に従い途中佐々木宗助という行き倒れを助け道中の道連れとする。これで三人(コダマは人間には見えない)の奇妙な旅が始まった。帝から貰った絵地図には、萩、姫路、京、三河岡崎、伊豆湯ヶ島、小田原、そして鎌倉と、七体の妖魔が潜んでいる。
萩の妖魔はニンガ。コダマが萩の風の者から得た情報では猫又との事だった。しかし、実際に対峙したニンガは人食い狢。ニンガは猫又であるおうのの美貌を利用して夜な夜な言い寄る男達を襲っていたのだ。初めて使う天牙の剣に戸惑いながらも、コダマや宗助は勿論、ふとした事で知り合った高杉晋作にも助けられ、ギンサは何とかニンガを倒す。不遇な女おうのは人間の姿のまま高杉に引き取られ、ギンサ達は次なる妖魔オサカベのいる姫路へ向かう。
オサカベは姫路城天守閣にいる。我が身を石となって主君の危難を救ったという男権藤満定。その後裔である満元親子の協力を得て、ギンサ達はオサカベも冥界へ追放した。しかし、天牙の剣の霊力で復活した満定とその恋人美緒をも巻添えにしてしまい、後味の悪いオサカベ退治であった。しかも、オサカベは昔より刑部明神として祀られており、ただ怨霊と化した美緒に取り憑かれて悪行を重ねたのだ。それを真に悪と呼べるのか。ギンサは迷いを抱き始める。それは帝への不審でもあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-10 14:00:00
112984文字
会話率:61%
世間はクリスマスの真っ只中。人間はもとより、この時期は天使も悪魔も忙しいもの。
そんな人間には見えないところで、ひとりの天使とひとりの淫魔が談笑をしているところから、話は始まる……。
最終更新:2018-12-24 16:32:15
14305文字
会話率:62%
地元の大学に通う学生・仁美は、大学内で出会った先輩・蜘蛛子に話し掛けたのをきっかけに、彼女の『研究』の手伝いをする事になる。
ところが蜘蛛子の研究対象は、現代では存在すら否定された妖怪達だった。
普通の人間には見えない彼等の生態を追う中、仁
美達は恐ろしい『何か』と出会い……
小説投稿サイト『ハーメルン』『カクヨム』にも投稿しています。
毎日朝7時投稿 全10話の予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-14 07:00:00
48947文字
会話率:38%
フト気づいたら吾輩はゾンビだった。
ゾンビである吾輩は普通の人間には見えない「ナニカ」を見る力があった。
永遠の命を欲しがるクシャミ先生と助手の甘木くんと怪異を追うことで数々の騒動と珍事件が巻き起こる。
はたしてオレは肉体が崩れる前に人間に
戻れるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-14 02:46:04
1597文字
会話率:80%
平凡なサラリーマン、平松 徹が異世界に転移した。
その世界には魔法が存在し、その根源は魔粒子。
普通の人間には見えないはずの魔粒子を何故か徹は見ることができ、自在に操ることさえできた。
そこで徹はその力を利用して、とにかく安全に平和に生きて
いこうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-24 20:08:54
54436文字
会話率:51%
小さな田舎の村で暮らす少年、那央は他の人間には見えないものが見えることによって普通の生活ができないことに悩んでいた。
そんなとき、幼いころに出会った幽霊の友だちカンタくんと再会する。
生きづらさを感じる那央が選択する未来とは――。
最終更新:2017-11-27 22:37:03
5045文字
会話率:13%