その王国では、初代国王と神との契約によって目に映らない猫たちが人間と共存していた。しかし『猫宿り』と呼ばれる金色の瞳の伯爵令嬢リリージュは、人間には見えないはずの猫を見ることができる能力者であった。しかもリリージュは他者と握手することにより
、相手に猫を見せることもできたのである。それ故にリリージュは6歳で第三王子ギリオンと婚約を結ぶことになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 07:00:00
8048文字
会話率:28%
「フィーネ・アレイドル公爵令嬢! 私は、貴様との婚約を破棄することをここに宣言する!」
王子に婚約破棄された私(フィーネ・アレイドル)は、無実の罪で魔族の支配する魔族領に追放されてしまいました。
魔族領に降りた私を待っていたのは、幼い頃に
助けた猫でした。
魔族にすら見えない猫ですが、魔族領では魔王の右腕として有名な魔族だったのです。
驚いた私に、猫はこう告げました。
「魔王様が待っています」
魔王様が待ってるって何、生贄にでもされちゃうの? と戦々恐々とする私でしたが、お城で待っていたのは私を迎えるための大規模な歓迎パーティ。
こうして私の新天地での幸せな生活が始まったのでした。
※ 毎週火・木・日曜に投稿予定
※ 他の小説サイト様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 00:03:32
129146文字
会話率:27%
ある日突然現れた猫はどうやら自分にしか見えない猫で…。
初めまして雪季と申します。初投稿は高校時代リクエストをもらって書いた短編です。展開が早めな気がしますが、どうぞお手柔らかに…。本人は友愛のつもりで書いていますが、ほかの方からはどう
見えるのでしょうか…。
(こちらPixivにも掲載しております。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-17 00:30:49
2227文字
会話率:19%
普通の人には見えない猫の姿をしたクスリ売りの行商人は、
人間の世界で流浪の旅をしながら生きていた。
※個人サイトにて公開中です。
最終更新:2015-02-02 01:31:21
13533文字
会話率:57%