人を見る目がなさすぎて、騙されてばかりの瑠璃。
ある日、事故により階段から落ちて命を落とす。
そんな瑠璃の魂を真っ白な空間で拾い上げたのは異世界の神様だった。
なんでも、瑠璃はもともとその異世界の人間だったという。
「わ、私、異世界人だ
ったの!?」
神様はお詫びと称し、瑠璃に加護と「見る目」を授け、生まれ育つはずだった元の異世界へと転生させた。
瑠璃はその世界で「見る目」を駆使し、なんやかんやで癖の強い人の集まるクランの仲間入りをすることに。
クランの仲間に振り回されたり愛されたりしながら、第二の人生を歩み出す。
人を信じやすいほわほわ瑠璃の、わちゃわちゃ愉快な愛され異世界ライフ!
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 21:00:00
68472文字
会話率:45%
純文学というのは、どうしたって人を見なくてはならない。良いも悪いも全て。
幸せなところを見ていれば、不幸にならないんだよ。
そうだとも。でもどうしたって、不幸を目に入れてしまうんだ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思わ
れたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
不幸なものを見なければ、ずっと幸せで居られるって。
でも難しいよねって思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 21:49:41
929文字
会話率:35%
美しい物が好き。あればあるだけ良いと思っている。
其れが物であれ、人間であれ、大した違いは無い。
だが美人を見ると、見分けがつかない。
其れは冒涜に値する事では無いだろうか。
美人の見分け付かなくて。
お前、美術室の石膏像の見分けつくか?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
演者さんの顔の見分けつかね〜。
とか思いながら、SNSやります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 08:01:19
888文字
会話率:38%
彼と知り合って早数年、誰に対しても愛想は良いが、何処か底の知れない人だった。
深いところまで触らせないのは、人嫌いだからだと踏んだ。
そんな彼は私を捕まえて、駒を進めてくる。、
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
恋愛になる予定だったんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 19:03:12
943文字
会話率:27%
近代ヨーロッパの、ようなある大陸のある帝国王女の物語。
30才で断頭台にかけられた王妃が、次の瞬間3才の自分に戻った。
1度目の世界では盲目的に母を立派な女帝だと思っていたが、よくよく思い起こせば、兄妹間で格差をつけて、お気に入りの子だけ
依怙贔屓する毒親だと気づいた。
だいたい帝国は男子継承と決まっていたのをねじ曲げて強欲にも女帝になり、初恋の父との恋も成就させた結果、継承戦争起こし帝国は二つに割ってしまう。王配になった父は人の良いだけで頼りなく、全く人を見る目のないので軍の幹部に登用した者は役に立たない。
そんな両親と早い段階で決別し今度こそ幸せな人生を過ごすのだと、決意を胸に生き直すマリアンナ。
史実に良く似た出来事もあるかもしれませんが、この物語はフィクションです。
世界史の人物と同名が出てきますが、別人です。
全くのフィクションですので、歴史考察はありません。
*あくまでも異世界ヒューマンドラマであり、恋愛あり、残業ありの娯楽小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 09:20:00
222133文字
会話率:28%
色んな不幸が自分にふりかかっても諦めちゃう主人公が成長していくお話です。
前世で辛い経験ばかりだったカメリアは、侯爵令嬢となった今世もどうせ自分は人に理解されることはないと諦めていた。転生した時点で既に家族からは嫌われているみたいで今世も諦
め気味なのに、不遇な人を見ると放っておけなくてつい助けちゃう。キツい顔立ちや無表情のせいでその優しさが理解されないことも多いが、その中でも心強い味方を得ていき、その人たちに助けられ心の傷を癒し、幸せに暮らせるようになっていく。
当方連載初めてなので、至らぬところがあっても優しく見守っていただけると嬉しいです。もしかしたら鬱展開が出てくるかもしれませんが、主人公ちゃんは私が責任を持って幸せにするので安心してお読みください!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 22:45:06
3404文字
会話率:40%
天の意志を受けし地、璋陽国。
その北辺にある霧野郷で、ひとりの『麒麟』が目覚めた。
黎麟(れいりん)――神獣の血を引く両性具有の少年は、家族と静かに暮らしていた。だがある日、天意を恐れた王により、村は焼かれ、家族は殺され、すべてが炎に消えた
。
『仁』の象徴とされた麒麟が、怒りと悲しみをその身に宿すとき、天命は静かに狂い始める。
特殊急襲部隊に所属していた前世を思い出した黎麟は、全てを奪った王に復讐を誓う。命令ではなく、自らの意思で。
そんな黎麟が出会ったのは、国を捨て、名を捨てた義賊の男――蒼嶂(そうしょう)。
神獣と義賊。聖なる存在と、蔑まれた叛徒。
共に旅する彼らは、諸侯の思惑、王の陰謀、そして『天命』と呼ばれる絶対に挑んでいく。
これは、『仁獣』にはできない、ただの『人間』にしかできない、選択の物語。
壮麗なる東方異世界戦記×復讐の英雄譚、ここに開幕。
◆主要人物
黎麟(れいりん)
主人公。麒麟。両性。黒の髪と瞳。中性的で、凛とした雰囲気を纏う。麒麟形態は黒馬に似た姿で、額に小さな角。細身ながら芯の強い佇まい。内に怒りと慈愛を抱く。純粋で真っすぐ。冷静に見えて激情家。初めての旅ではよく道に迷う。
嶂(しょう)【本名:蒼嶂】
義賊団『暁牙団(ぎょうがだん)』の頭領。白銀混じりの黒髪。鋭い目元、やや狼系の獣人風。普段は粗衣を纏うが、元は王族の衣を着ていた。無頼漢で皮肉屋。実は誠実で義に厚い。口は悪いが、徐々に主人公と心を通じ合わせていく。女に滅法弱い(醜女にも優しい)
◇『暁牙団(ぎょうがだん)』構成員
副頭領:風間(ふうけん)
獣人(風の狐)で、俊敏さと口八丁で団をまとめる。情報通。細身で狐顔。軽薄に見えるが、人を見る目に長けている。蒼嶂に忠誠を誓っている。
医術係:宵蘭(しょうらん)
薬草師の娘。かつて王に家族を殺された。穏やかな美人だが、毒にも精通しており、毒医と呼ばれる。
突撃隊長:鐡鬼(てっき)
牛獣人。無口で巨体、斧使い。蒼嶂に命を救われて従う。
◇現王:煬震王(ようしんおう)
◇他四大諸侯折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 21:31:33
8142文字
会話率:21%
安相類は困っている人を見ると助けずにはいられない性質に人間であった。
高校入試の日、受験生でありながらも迷子の男の子を助けようとしている類の前に、まるで女神のように美しく、不思議な雰囲気の少女、三春心が現れる。
心は泣いていた迷子の男
の子をあっという間に泣き止ませてしまい、類はそのことに強い感銘を受ける。
受験に合格し、心とも同じクラスになった類は彼女に好意を持ちつつも、入試の日の出来事や、彼女の容姿に惹かれて集まった生徒たちがいきなり興味をなくして離れていく様、内心が読めているように気が利く様子を見て、彼女が何か不思議な力を持っているのではないかという疑問を持ち始める。
心もある理由から類に惹かれており、二人は普通の友人以上に仲良しの関係となる。だがそれ以上の関係に進むためには心がある問題を抱えていた。
心の持つ力、そして抱えている問題を知った類は、彼女を支え、問題解決に全身全霊をかけることを誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 19:00:00
144969文字
会話率:56%
その男は駅馬車の亭長を長年勤め、多くの人々を見てきた。そのため人を見る目だけは自信があると、自慢できる程度にはなっていた。ある日、一組の男女が国境行きの馬車に乗る。二人にはそれぞれお互いの知らない顔があったのだった。亭長だけは二人の正体を知
っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 07:21:29
1587文字
会話率:12%
少年は家族でキャンプに来ていた。
ふと夜中にトイレに行きたくなって目を覚ます。
母親を起こそうとするも、頑なに眠ったまま起きる気配がない。父親と妹も同様だった。
仕方なく一人でトイレに向かった少年は、その途中で青白い炎のような何かと
、白い服を着た女の人を見る。
白い服の女の人は音もなく湖へと向かっていき……。
あの日見たものは果たして夢か現実か?
昔知人から聞いた体験談を脚色して書いた短編ホラーです。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 00:01:42
1164文字
会話率:5%
【クレセアル】という国の中にある港町、リアリスでに暮らすアリエラ。
彼女にはまだ誰にも話していない秘密があった。
家族にも友達にも話してはいないが、数年前から今の自分とは違う自分…おそらく『前世』というのだろう。全く違う世界で過ごしてい
た記憶があるという事。
前世では平々凡々の女子高生だった彼女は、所謂美形好きで眉目秀麗な人を見るのがとにかく大好きだった。
高校生になって間もなく直ぐに事故にあった彼女にとって、転生先のこの世界はまさに理想郷。
異国感あり、魔法あり、生前で言う外人風美男美女あり……彼女にとって最高すぎるセカンドライフ!
アリエラは生まれ変わったこの世界で『美男美女観察』を満喫していた。
中身は昔のまま、生前と違い平々凡々よりレベルアップした外見のアリエラは折角の外見とは裏腹に、人の恋愛は大好物だが自分の恋愛は興味なし。
『目の保養』が出来れば満足!な、幸せな日々を送っていた。
だがしかし、アリエラとして生きて十四年目の夜会をきっかけに、アリエラの思い描くセカンドライフがどんどんと崩されていく…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 12:54:49
228141文字
会話率:27%
地味で目立たない高校生・白石悠真は、自分の「陰キャ」な日常にすっかり馴染んでいた。クラスではほとんど話す相手もおらず、放課後はラノベを読むのが唯一の楽しみ。だが、アルバイトをきっかけに“イケメンモード”の自分が登場!?
そのギャップに惹か
れるのは、学園の「美少女四天王」と呼ばれる注目の美少女たち
陰キャとイケメンが入り混じる中、友情、恋愛、そして笑いが交錯する学園ラブコメディが今、幕を開ける!
登場人物紹介
白石悠真
地味で目立たない「陰キャ」モードと、髪をセットしてメガネを外すだけで変身する「イケメンモード」を持つ高校2年生。
普段は孤独を愛しつつも、正義感が強く、困っている人を見ると放っておけない性格。イケメンモード時には、美少女たちの注目を一身に浴びるが、本人は無自覚。
橘美咲
もう一人の「美少女四天王」で、クラスでも注目の的。才色兼備で堂々としているが、悠真に対してはなぜか素直になれない一面も。
様々なイベントを通じて悠真の新たな一面を知り、心が揺れ動いていく。実は独占欲が強いタイプ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 06:00:00
120248文字
会話率:48%
付き合う女性の性質も見抜けない男性は、人を見る目もなくて没落しますよね、って話です。
キーワード:
最終更新:2025-01-26 22:46:05
617文字
会話率:0%
三賀 千明は引きこもりニート二十歳。極たまに必要に駆られて外出する以外は殆ど全く家から出ず、二十歳にして体力も衰え外出する気力すらなくなっていき余計に家から出なくなるという負のループに陥った女であった。
漠然とした不安を抱え時間を無為に
消費し、毎晩もう二度と目が覚めないようにと願って朝目が覚める度に絶望する。そんな緩やかにどん底へと繋がるような日常を転がり落ちていた彼女はしかし、ある日自宅の階段から足を滑らせ気が付くと見知らぬ場所に立っていた。
混乱する千明を囲むのは現代日本ではなかなか見ない服装の者たち。よく見ると自身の立つ床には魔法陣のようなものがあり、知らぬ間にカルト教団にでも誘拐されたのかと困惑する頭で考える千明だったが____次の瞬間、その部屋の扉が開かれこれまた見慣れない服装をした者たちが部屋になだれ込む。そして彼らは千明の姿を認め顔を歪めると、はきはきとした調子で声を発した。
「法令違反の疑いのため貴様らを拘束する! 『秩序の塔』本部への同行を願おうか!」
どうやら異世界トリップなんてものを果たしてしまったらしい。そう千明が悟る頃、もうひとつの事実に彼女は気が付く。
____この世界の人たちの異世界人を見る目は冷たい。
『■■、■■■■』
これは極めて消極的な一人の人間がひたすらに巻き込まれ、とばっちりをくらい疲弊しながらも人々と心を通わせるハートフルストーリーである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 00:00:00
100033文字
会話率:42%
魔導公爵と名高いサンチェス公爵の養女ヒルデガルダ=サンチェスは、相思相愛と名高い婚約者がいたにも関わらず、王命により無理矢理引き裂かれた第二王子ノアンの婚約者となった。
元魔族の女王で退屈な長い生に飽きていたところをサンチェス公爵の誘いで
人間に転生し、養女となったヒルデダルダの楽しみは恋愛小説を読むこと。恋愛小説から飛び出したような二人を見るのが好きで、王命により結ばれた婚約を快く思っていない。
ノアンを揶揄いつつ、元婚約者を虐めていれば何れ婚約が無くなると考えたヒルデダルダはその時が来るのを待っている。
※ムーンライトノベルズ、アルファポリスにも公開中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 12:00:00
106393文字
会話率:64%
ネットで人を馬鹿にする人は、憐れだなと思う話。
特に有名人の性交渉云々で、騒ぐ人とか。
最終更新:2024-12-08 01:00:00
1366文字
会話率:0%
「黒泉 弥丸被告を死刑とする。」
過去の度重なる悲劇から幸せな人を見ると無意識に体が動いてしまう殺人鬼”死神”になってしまった弥丸は大事件を起こした末、逮捕され死刑にされる。多くの人を不幸にしたため女神ヒルティは激怒し、彼を時空の狭間に呼び
出し、こう告げる。
「黒泉 弥丸被告を幸福刑とする!」
異世界で多くの人を幸せにすることを使命に、異世界転生することになる。
本当の幸せとは何か。その答えを見つけるため、弥丸はスミナ・カーネシアとして一からやり直す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 02:53:09
3986文字
会話率:55%
戦争孤児だった16歳の香香は、下の下の下を仕事として引き受けた。人々に蔑まれ、罵倒される標的である。
どうなってもいい人間である香香は、外国語を話せたために外交に利用された。そのとき、李氏の特殊能力によりピンチを切り抜けた。特殊能力とは
、人を見ると、男性の経験人数が分かるというしょーもないものである。外交がうまくいったことにより、香香は要人として祭り上げられていく。
香香の望みは「愛する家族」を持つこと。全てが終わったとき、香香は民衆の前から静かに姿を消した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 17:00:00
385702文字
会話率:46%
幸子は名前とは真逆の不幸な子と自分を思っており、幸せそうな人を見るとどうすれば不幸にできるかを毎日考えている女子高生です。そういいながらも、図書館でいつもハッピぃエンドの物語を読むのが日課となっていました。ある日、奇妙な音楽が耳元で聞こえる
と同時に意識を失ってしまいます。そして彼女はハッピーエンドのラブストーリーの物語の世界に入ってしまいます。物語がハッピーエンドのラブストーリーになることをしっている幸子はハッピーエンドのラブストーリーに終わらせないよう画策します。ただ彼女は画策が成功するところまでしかいることができず、物語の最後を知ることができません。図書館に戻ってから、その本で最後を知ることになります。毎回彼女の画策は成功するのですが、結果的に彼女の行動が悪を倒しハッピーエンドのラブストーリーにしてしまいます。このことが何度も続き、ようやく彼女は幸せになること、幸せにすることが大切であり、気持ちの良いことに気づくのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 13:55:35
5535文字
会話率:25%
祭り囃子が鳴り響く神社の鳥居で周囲の人を見る
「まだ来ていないか」
腕時計は17:20を表示していた
約束の時間は17:40なので、早すぎとは思わないが、遅れるよりはいいと少し早めに来たのだ
ー(お願いがあります。私と縁日を一緒にま
わってくれませんか?)ー
数日前、俺は一人の少女に声をかけられた
少女との出会いは縁日が行われる数日前の神社の前
暑い日射しにうんざりしながら歩いていた時、神社の鳥井の下に一人の少女がいた
麦わら帽子をかぶり、白いワンピースを着た少女
まるで一枚の絵かと錯覚するほどの光景に少しの時間暑さを忘れてしまった
少女はこちらに気がつくと笑顔で話しかけて来た
俺は少し警戒したが、話を聞くと久しぶりにこの場所へ来たとの事
そして近々縁日があるのだが、一人では心細いと言っていた
人助けと思って一緒に見てまわる事を了承し、時間と場所を決めた後、俺は少女と別れた折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-26 22:51:24
2886文字
会話率:37%
赤子を取り上げ、病を癒し、星を読み、死者のために歌う――そして、海をゆくものに良い風を与える。女神ミセルマの力を持って生まれた〈ミセルマの子〉は、古くから森の賢者としてミゼルカの人々に敬われてきた。
しかし、こんな風聞が連日取りざたされる
ようになった――「数年前の戦争で従軍した〈ミセルマの子〉が、相手国の民間人をその力の犠牲にした」と。
〈ミセルマの子〉であるミカゼは、海軍将校のニルス・パーミリオの勧誘を拒否し、窮地に陥ったところを商船ベルマリーの航海士カツミに救い出される。ベルマリー号の面々の温かさに心を動かされ、ミカゼは彼らと航海をすることに……。
誠実とたくらみがぶつかり合うとき、彼らの勇気が試される。
古代の神の力を受け継いだ子らを巡る海洋ストラテジックファンタジー、開幕!
ミカゼ……………………〈ミセルマの子〉。縄の結び目にあらゆる風を結びとめ、自由に使うことができる。世間の迫害や海軍の追手から逃れるため、ベルマリー号での航海に加わることに。
カツミ……………………ベルマリー号の航海士。鷹のような、精悍な目をした青年。人並み外れた足の速さと怪力の持ち主。奇異の目で見られ続けてきたためみずから素性を明かすことはなく、ミカゼのことを最初は避けていた。
ニルス・パーミリオ……ミゼルカ海軍の提督秘書官。〈ミセルマの子〉と似た力を持っているらしく、迫害される〈ミセルマの子ら〉を救うため、秘密裏に海軍への勧誘を進めていた。アクルという名の鷲を飼っており、アクルに伝令や追跡をさせることも。
マリー…………………ミゼルカの商船ベルマリー号の船長。色白の美女だが、豪快で竹を割ったような性格。気に入った相手なら、誰でも自分の船に迎え入れる。本人いわく、「人を見る目はあるんだ。母親譲りでね」。
トラン・ヴィヴァン………レーヌ・エリス島の農夫。一見気弱で人がよさそうだが、過去に船乗りだったことがあるらしい。
マロード・ヴァイゲル…ミゼルカの隣国、マルテルの海軍提督。トランの親友。実家は農家らしい。
メッケンドルフ一世…ミゼルカ国王。ミゼルカに国教を定めようとしており、そのことが民間の信仰に基づく存在である〈ミセルマの子ら〉が迫害される一因となってしまった。
タルヤム王…………ミゼルカの隣国、バーシュの国王。ミゼルカに国教を定めることを提案した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 11:16:56
80905文字
会話率:54%
主人公は、毎朝の通勤バスの窓から道端に佇む人を見る。そして日を追うごとに人数が増えていく。やがて大変な事に巻き込まれる。
最終更新:2024-08-22 17:25:17
1129文字
会話率:0%