ハインツ商会の令嬢ディアナの一家は戦乱により没落。戦火の中、彼女が咄嗟に持って来れたのは、謎の「種」の数々が入ったズタ袋だけだった。
死にかけたところをかつて憧れていた庭師の青年に助けられ、戦火が治まるまで身分を隠し村の辺境で匿われることに
なったディアナだが、村の人間はそれを青年に嫁が来たのだと勘違い。二人はそのまま擬似新婚生活へと突入する。その時気紛れに蒔いた謎の「種」が、様々な問題を抱えていた閑村と、二人の関係を大きく変えて行く。これは辺境の荒地が「楽園」と呼ばれるようになるまでの、開拓経営物語。
2020.9.2、25万pvを達成しました!応援ありがとうございます♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 14:03:04
232765文字
会話率:52%
魔王ウィルフリードは魔王城の前で簀巻きにされている女勇者を拾った。その絶望にうちひしがれた顔に心を撃ち抜かれた魔王は、彼女を拾って共に暮らしてみることにした。魔王の日課である日誌、女勇者との日常や、本編での裏側を描きます。「魔王様、それって
愛ではないですか?」スピンオフ作品です。
※ネタバレを含みますので、まずは本編から読むことをお勧めします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 14:08:50
5630文字
会話率:12%
血筋だけで選ばれた女勇者のエマは実力者揃いのパーティーから足手まとい扱いされ、魔王城の前に置き去りにされてしまった。しかし偶然外出から帰って来た美しき魔王に拾われ、図らずも魔王城へ潜入。
「お前、俺を倒すまでここに住め」
魔王を倒す特訓を魔
王直々に受けながら、なぜか彼と寝食を共にするはめに。
更に魔王は魔族の本能である「人間の嫌がる顔を見る」ため日々エマにちょっかいを出し、その研究日誌をつけて行く。
寿命が1万年あるという魔王の暇潰しは、彼女へのキスから始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 09:12:31
133085文字
会話率:51%