神や悪魔、魔物、妖精などのおとぎ話に存在するような生物たちが当たり前のように闊歩する時代にある伝説があった。
時代の変わり目に現れては神を切って消える怪物。
人はそれをカミキリと呼んだ。
最終更新:2024-05-16 01:36:46
1569916文字
会話率:63%
それぞれ、別の使命から始まった事象たちが、終わってみれば不思議と繋がり、一つの星座を描き出す事がある。
ある人はそれを奇跡と呼び、ある人はそれを偶然と呼んだ。
別のある人はそれを神の悪戯と思い、別のある人はそれを悪魔の囁きと思う。
同
じものを見ていても、同じではないこの世界に生まれた
きまぐれで小さな物語の行先は、果たして奇跡か、偶然か?
誘うは神か、悪魔か?
◆ ◆ ◆
所属している文芸サークル『むちゃむちゃ海月味』のInstagramアカウントにて不定期連載中の『きまぐれ!むちゃくらマガジン』に掲載された自作をこちらにまとめています。
むちゃむちゃ海月味とは!
「文章を書きたい」と思った会社員、大学職員、アニメ関係者が集まってできた文芸サークルです!
主に文学フリマ等で合同誌を頒布する活動をしております。
活動に関しては
Instagram(@muchamucha_kurageaji)
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にて情報発信中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 21:34:05
3975文字
会話率:12%
2016年。魔法や亜人の神秘が遺った現代。
魔族と言われる怪物が蔓延る世界で、それに対抗できる存在。人はそれを征魔士(ウィザード)と呼んだ。紅いフードに身を包んだ青年 刀堂 叶夢(とうどう かむい)も征魔士の1人であったが、彼にはもう一つの
顔があった。魔族だけでなく、征魔士にも恐れられた征魔士『紅い死神』。彼はかつての仲間であった『ゼルリッチの魔子(まご)』達を裏切り自らをそう名乗った。
これは彼が紡ぐ復讐と償いの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 02:02:10
482392文字
会話率:72%
ある日、後世に『大転移事件』と呼ばれる異変が発生し、日本のある所にいた人が消えた。その数一万人を超える。
その人たちが一体どこに行ったのかは、誰も知らない。
唯一分かるのは、その人たちはあの異変で別々の世界に飛ばされたこと。
魔法が存在する世界に来たのに、普通の人はそれを使えない――
人類の文明が見えない原始世界、そこで法律や道徳の縛りから解き放された人たち――
そんな世界にいて、それでも帰還の炎を心の中に灯す数人――
日本に産まれた悠樹と萌花、そして中国出身の千里。彼らは同じ望みや目的を持つ人たちを率いて、何が待っているかも分からない旅に出る。
未知なる世界、未知なる敵、未知なる未来。
これはその勇気ある人たちが、帰還の道のりで出会ったいろんな人と、いろんな種族と、いろんな世界と交差する多彩な物語の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 21:00:00
7491文字
会話率:52%
少女メリアドールには秘密があった。それは、髪が青色だということと、魔法が使えること。
でも、女に秘密の一つや二つはあるものだもの(酒屋のおばちゃん談)。
そんなことで、叔父の診療所の手伝いをしながら、それなりに充実していた毎日を過ごしていた
。
偶然にも建国祭の日程と重なった17歳の誕生日、平和に見えていた世界の歯車がゆっくりと動き出す。
「君が生きていてくれてよかった。」
突然現れたその男は、自らをメリアドールの兄だと語っており・・・?
誰かの秘密を守るために、また一つ秘密が増えていく。
人はそれを、ときに”嘘”と呼ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 03:43:32
19051文字
会話率:42%
心とは何なのだろうか。心というのはどこにあるのだろうか?脳?心臓?それとも別のところ?
人は夢を見る。心の奥底が見せる無意識の世界。人はそれを深層心理と呼び、科学的に解明しようとした。ーーしかし、世の中化学の力じゃ分からないことなんて幾
らでもある。心の世界、それも化学じゃ分からない『異世界』なのだ。
この冬、『私立凛成学園』に転校してきた『雨夜暁』は、転校初日に謎の世界へと引きずり込まれる。そこは異形の者が住まう現世とはかけ離れた空間。何の力も持たない暁は、突如として襲いかかってくる異形の者から逃げ惑うことしか出来なかった。逃げる最中、自分と同じようにこの世界へと迷い込んだ『神代優真』を助け出し2人で脱出を試みようとする。だが、力を持つ者に対し何も出来ないのが世の常。呆気なく捕まりかけたところを謎の人物に救い出される。その人物は名も騙らず、ただ出口まで案内したところで消えてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 07:00:00
75812文字
会話率:59%
北風が吹き始める日には、子どもにだけ見える訪問者がある。
いつか人はそれを忘れて、毎日を生きていくけれど。
最終更新:2023-12-15 23:25:10
5607文字
会話率:22%
女の醜悪な側面が、ラジオを通じて流れてくる。
自分が気持ちよくなる為に、平気で相手を貶す。
やはり受け入れられない。
隣人はそれを聞いてほくそ笑む。
『五十点だね、その回答。真髄は他にある』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に
思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
一緒になって悪口言う必要はないんですよ。
別に悪口一緒に言いたい訳ではないのですから。
本質が突けてない。と思った過去の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 18:12:51
850文字
会話率:35%
秋の雲ひとつない晴れ空が綺麗な日空が光に覆われ気づくと家の自分の布団の中だった外に出ると町の空を覆うようにある半球じょうのもの町の人はそれを結界と呼んだ。
そして真守は商店街の隙間で謎の少女を見つけその子を保護した。
結界から出られずに六年
が過ぎた頃、真守は結界に穴を見つけ.....
突如結界に閉じ込められ歳も取れなくなった町の住人たちととある少女のお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 00:49:02
7092文字
会話率:67%
春日谷優は数年前まで不良だった。
だがある時を境に真面目になり、今ではその面影などなく至って普通の男子生徒である。
そして二年の新学期、春日谷優にある一枚の謎の手紙が渡る。その手紙には春日谷優の不良時代を知っている事が書かれていて
手紙を出した本人はそれを学校でバラされたくなかったら自分を探し出して欲しいという内容だった。
最初は胡散臭い手紙と思い放っておいた次の日の学校で春日谷優が過去に厨二病だった事が大々的に張り出されていた。春日谷優もこれは手紙を渡してきた人物の仕業である事に気付く。
これには春日谷優も本気で手紙を出した本人を探す為に動き出すしかならず。
そして調べるうちに手紙を出したのは妹、後輩、同級生、先輩の四人に絞られる。
四人と過ごしていき少し親密になった中二枚目の手紙が渡る。
こちらの作品はカクヨム様で先行掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 20:59:00
3458文字
会話率:61%
神の手違いにより、魂が適合しない世界に生まれてしまった二人。地球に住む学生のハルと魔法の世界に住む底辺冒険者のアラン。
ハルは同級生の虐めを苦にしての自殺、アランはパーティメンバーに見放されてダンジョンで命を落とした。
そんな二人が神
の世界で出会う。
互いに入れ替われば人格を保ったまま転生できると言われ、二人はそれを了承する。
それぞれ必要な知識をインストールされ、ハルはアランの住む世界で冒険者として成功への道を歩んでいく。
アランはハルの住む世界で学園に行くと、そこにはヤンキーしかいなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 10:00:00
11396文字
会話率:47%
文字通りの命懸けの遊戯、デスゲームから生還した。
間もなくあの一夜が嘘に感じるほど何も変わらない日常が戻り、壮絶な記憶は時間と共に消えいくモノだと思っていた。
そんな矢先、学校から帰ってきたところに一通の電話がかかる。嫌な予感を覚え
と言うのに、何故だか抗えず誘われるまま電話に出てしまった。
「ゲームの招待が来ています。参加されますか?」
まだ踏み止まれたと知りながら、しかしもう振り返ることは出来ない。実に愚かな選択で、だからこそ理由なんて必要ない。
──だって、人はそれを運命と呼ぶのだから……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 20:15:29
14719文字
会話率:30%
「神」によって転生した俺は、前世の無念を晴らす為に旅をする。
出会いと別れを繰り返し、一体どこへ辿り着くのか。
人に生きる、しるべの物語
最終更新:2023-10-14 16:23:30
30125文字
会話率:12%
足が不自由な娘のために、博士が長い年月をかけて開発し続けていた世界初の新技術が完成した。
それはUnmanned(無人) Humanoid(人型) Remote Control(遠隔) Machine(機械)、略してUHRCoM (ア
ーカム)。
その技術により娘――旭川ヒナは擬似的に歩けるようになった。
アーカム専用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)、UDP(アーカムディスプレイ)を装着し、アーカムに接続すれば寝ながら世界中どこからでもアーカムにアクセスし操作できるようになる。
自分はその場にいなくてもアーカムを使えばいつでも旅行が楽しめ、日々、仕事がある人でも長期滞在を可能にした。
アーカムは自分とそっくりになるロボットであり、第2の自分、セカンド・アイデンティティともいえる。
いわば人の意思で動かすフルダイブ型ドローンというべきか、そのロボット版。
人はそれをアーカノイドと呼んだ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 07:00:00
112115文字
会話率:33%
巨大な一つの大陸、パンゲア大陸。
そんなパンゲア大陸を縦断するような交易路、人はそれをパンゲアンロードと名付けた。空路が開拓されていく時代、産業革命が勃興した時代、近世から近代に移ろう時代の少女の冒険譚。
母に捨てられた少女は、飛行艇に乗っ
て、世界を旅しながら、母を探す物語でもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 00:37:04
7490文字
会話率:18%
ウォーレンダリア帝国、マグナリア聖圏――この世界には大地を分かつ2つの勢力が存在します。そうして隔たれた地を、分け隔てなく旅したある旅人……彼女は行く先々にて物語を集めました。この世界に散らばった記憶、伝承、幻想……そうした世界の欠片を集
めて、何冊もの本にまとめて遺しました。
そこにあるのは等しく母なる大地に生きる人々の記憶とも言えるものでしょう。ある人はそれを子供たちに言い伝え、ある人はノートに書き残して、ある人は歌として奏でます。彼女の集めた物語、そこには同じ大地にありながらも違った景色をみる人々の生活が垣間見えます。
これは、そうした物語からいくつかをピックアップした物語集です――――。
※『タイトル(出典地域:地方)』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 18:10:13
2601文字
会話率:19%
賢人が小学六年生に進級した日、クラスの生徒一人に一つずつスマホが貸し与えられる。そのスマホでは学習のほかにも、SNSの使用も許可されていた。ネットトラブルにおける被害者の低年齢化を危惧した政府が、小学生のSNSの利用サンプルを採るために、
というのが理由らしい。
賢人はクラスの誰かが操っているらしいSNSアカウント【ラプラス】を発見する。【ラプラス】はどうしてか賢人にのみ自らの投稿を開示する設定にしており、その投稿は全て『明日クラスで起こる出来事』だった。賢人はそれを、未来を予測する人口知能だと推理する。
【ラプラス】の投稿を見ていくうちに、そこに法則性を発見する。【ラプラス】が予測した未来のうち、賢人がそのどれかを故意に崩すことで、残りの予測も全て崩れるというものだった。賢人はその法則と、一日先の未来を一部だけ知ることができる立場を利用し、クラス内で生じるトラブルを次々に解決していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 18:45:21
61343文字
会話率:40%
人は嘘の中に生きている。
誰かに対して、何かに対して、もしくは自分自身に嘘を吐きながら日々を過ごしている。
だけどもし偽りのない世界、自分らしくいられる世界があったならそれが虚構であっても人はそれを求めるのかもしれない?
主人公の空は誰か
の都合のいい人間、その人が求める理想像にに成り下がっていた。
名前の通り空っぽな人間、そんな無意味な日々を過ごしていたある日ふとした出会いからこの世ならざる世界に迷い込んでしまう。
その世界は幻想に溢れ、嘘のない美しくも恐ろしい虚構世界。迷い込んだ世界で多くの出会いと経験を得ることで空っぽの人間に少しずつ自分自身がたまり始める。
これはそんな一人の人間の水やり巡礼記。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 07:23:20
6168文字
会話率:14%
結婚二十年になる夫婦の何気ない会話です。いつものエッセイとちがって笑うところは一つもありません。「この文章のどこで笑えるんだ?」そうお悩みになりませんように。ww 今日は純文学(?)です☆
最終更新:2023-05-28 09:36:30
1516文字
会話率:87%
ぽりこれって言葉を聞いたことがあるだろうか?
その影響によってゲームが面白くなくなっているらしい。
フルダイブ型VRゲームが世に出た世界で、その問題に真正面から立ち向かい、見事解決して人気を博すソフトが現れたという。
人はそれを、対ポ
リこれ最終兵器と呼ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 20:00:00
2027文字
会話率:20%