音楽は耳から体内に侵入し、あらゆる臓器に作用する——此処では音楽によって士気を高められた兵士が、両刃を仕込んだ義手を武器に戦場で舞っていた。
指揮官の鳴らす音楽に心酔していた私は、音楽に侵され敵を切り裂く行為にこの上ない快楽を得ていたが、自
らが築いた屍の中に若すぎる母子の死体を見つけ、思いがけず憐憫の情を抱いてしまう。
これは正義なのか。迷い始めた私に同期の仲間は忠告する。迷ったら死ぬぞ、と。
これは、闘いの果てに自らの正義で生きる決意をする、或る一人の女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 16:23:45
44627文字
会話率:24%
黒い鎧に身を包み、世界各地をその足と腕で旅を続けるのが1人。誰かが言った、黒鎧様と。
黒い鎧に高い身長、両刃の巨大斧、全てが大きい黒鎧。誰もが知りたがり、羨望のまなざしを受けるその中身、それを知るのは一緒に旅ができたものだけ。
これは黒鎧
が故郷に帰るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 02:21:29
7008文字
会話率:60%
「なんでだよ、僕は最強なんじゃないのかよ。チートで無双してスローライフを送れるんじゃないのかよぅぅぅ」
「またそれか。貰い物の力で調子に乗って暴れるからだ。スローライフがしてぇなら人里離れた辺境の地で一生畑でも耕しゃいいだろが!」
招か
れざる異世界人が招かれる世界。
その迷惑な行動に対して仕置きをするのは魔族と人間の混血であるラドル。
異世界人が招かれるその理由には世界を揺るがす秘密があった。
異世界人と女神にお仕置きをするその先で、転生転移の秘密を解き明かしていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 14:10:18
256351文字
会話率:50%
とある鉱山地帯のドワーフは、男は鍛冶屋をして女は別の種族に仕えて暮らしていた。
ドワーフの少女・アッシュも十歳になると、ダークエルフの姫君オプスキュリテの護衛となった。
両刃の斧で姫君を守り抜くアッシュ、そしてそんな彼女を可愛がるオプ
スキュリテ。
エルフの森に行って騒ぎを起こしたりオーガの隠れ里で色々やらかしたりと、二人がわちゃくちゃしているだけの冒険ファンタジー。
※この作品は、弓良 十矢 No War様発案の『設定投げて! 企画』の参加作品です。アホリアSS様の設定&イラストを元に執筆しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 07:00:00
10700文字
会話率:34%
不慮の事故で死亡し異世界に転生した俺は、前世の知識とスキルの力で料理人として大成した。
やがて王都で名を上げた平民の俺に数々の危機が訪れる。
戦闘スキルを持たない俺はとある貴族の庇護に入ることにした。
最終更新:2022-05-05 09:50:37
848文字
会話率:75%
迷宮の中では自らの気配を隠し、誰よりも先に魔物の気配を察知する。
それにより無駄な戦闘を回避し、或いは先手を取って一撃で仕留める。
それが、冒険者にとって一番重要だ。
そう教えてくれた師匠が魔物に殺され、弟子のルシアンはただ一人迷宮下層に
取り残された。
決死の脱出行も三か月が経過し、もう少しで生還への道筋が見える場所までやって来た。
ルシアンは師匠の遺産を受け継ぎ、食料や装備品には困らない。
そして、ルシアンには死に直面した時にだけ発現する謎の能力、「師匠の加護」があった。
それは圧倒的な師匠の力によりルシアンの命を守る最後の砦であり、ルシアンを悩ませる両刃の剣でもあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 10:00:00
16613文字
会話率:7%
私、水田麻里(20)は整形級メイクや外人風メイクで話題のYouTuber。
某化粧品メーカーよりプロデュースした若年層向けのコスメシリーズを車に大量に詰め込み、いざ撮影用の都内某ホテルへ向かうはずが、気が付けば目の前には道路ではなく緑の芝生
が広がるどこかのお城のような大きな建物が。
そして何故か両刃の剣を手にした屈強な強面さん達に包囲されている!?
え~と、不法侵入してご免なさい?わざとじゃないんです。
て、ちょっと!車にキズつけないでよ!まだローン残ってるんだからっ!!
そんなこんなで不本意にも来てしまった異世界で、公爵家令嬢を大変身させた私に公爵様一家使用人揃って大喜び。
この物語は自分に自信が持てない女性達を変身・自信を持たせ、幸せを掴むお手伝いをする主人公のお話……の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 17:00:00
40528文字
会話率:30%
自分で書いたエッセイにたいする反応から言葉とかそう言ったものに関して思ったことをまとめました。
元になったエッセイが刀剣関係のエッセイなのでそう言う感じの話になっています。
最終更新:2021-05-30 11:57:18
1399文字
会話率:0%
最近、なろう小説を読んでいると、刀を片刃の剣と言っている人が居るのですけども、画像検索して貰えば直ぐ出てきますが、片刃と言うのは断面が レ になっている刃物です。片面を研いであるので片刃、ですかね。
ちなみに v になっている物は両刃になり
ます。
諸刃の剣、と言う言葉がありますが、諸刃の刃物を剣(ツルギ)と言うそうなので、頭痛が痛いみたいな感じがしますね。
では刀はなんなのって言うと、日本刀に見られるような片側にしか刃がない剣(ケン)を刀と言うそうです。つまり、刀を説明する際に使う言葉が刀なので、片刃の剣、とか言う表現は違うのではないかな、とモヤモヤしてしまうので、なんとなく書きました。
本当かどうかは各自で確認してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 19:25:10
2656文字
会話率:0%
高校に通う月詠刀華は、いつものように学校に登校して、異変に気付く。クラスメイトの一人が、唐突にいなくなっていたのだ。ところが、空っぽになった席を先生もクラスメイト達も何も気にすることなく、まるで「初めからそんな生徒はいなかった」かのように、
いつもの日常は過ぎ去ろうとしていた。その生徒がいなくなっていることに気付いているのは刀華だけで、その異変はその日を境に毎日起こり始める……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-03 12:00:00
39201文字
会話率:19%
模造品でも扱い方を誤れば
怪我をするでしょう
両刃の危うさは表裏一体の象徴である
最終更新:2020-12-14 12:45:13
985文字
会話率:42%
これは9割方本当にあった話だ。心霊系かどうかはわからない。なにかの祟りか?
僕は20代後半のころ、大変な目にあったことがある。
というのも酔った勢いで、ローカル線の無人駅にある老木に小便を引っかけてしまったのだ。
以来、猛烈な謎の痛みでのた
うち回る羽目になった。
つまり、かつて体験したことのない激痛が局部に走る。
尿路結石や『ミミズへの小便』の疑いも考えられたが、どうもちがうようだ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-27 20:12:48
5967文字
会話率:1%
―「はい、転生完了」―
その様に美少女が告げた途端、私の体は肉便器へと化身したのである。…
私は榎本健太。通称エノケン。
44歳のサラリーマン―、変哲は無くとも、妻、中学生の娘と睦まじく暮らしていた。体脂肪率21%。趣味ヨガ。
ある
朝だった。通勤電車に紛れ込んできたブレザー姿の少女。彼女は私に痴漢をされたと誹り、途中下車させたのである。だが其処は記憶にもない無人駅であった。駅の内部はすでに異世界『肉便所』にすり替わっており、私は初めから誘い出された贄でしかなかったのである。
少女は魔王サロメと名乗り、地上から中年男性を攫ってきては『肉便器』と呼称する怪物へと化身させ続けているのを開陳した。『肉便器』は中年男性の頭部を残したまま、首より下は芋虫状の肉塊という異形の者である。且つ、残酷なことに知能は昆虫程度に堕とされた上、無意味に永らえる永遠の生を付与されていたのである。私もまた瞬間のうちに左腕を中心に肉塊化を付された。
―が、文字通り九死に一生を得、サロメから逃散した私は、地上への回帰を夢見、魔界『肉便所』を漂泊する。
やがて集うロープレ要素の強い仲間らと共にリベンジを誓うのだった。
キャラクター紹介。
・サロメ 悪魔らを統べる首魁。外貌は青い髪の儚げな少女である。元は矮小なサキュバス。三千年間かけて、男を狩るうちに大悪魔じみた魔力を宿してしまった黒呪術使いである。淫魔サロメにより創世された魔界の基本構造として、『悪魔は皆、見目うるわしい美少女・美女の姿をしている』という法則がある。
・ウリエル ショート桃色髪・貧乳スリム。両刃構造の大剣イスカリオテを駆使する女性剣士。両利き腕。エノケンの認知では年の頃、22〜24くらいの芳紀の人と見える。『少し目のやり場に困るビキニアーマーを着用し、背中に二枚の翼を生やしている』。エノケンにとっては、今のところ唯一の全面的共闘者であり腹心・相棒。肉便所と呼ばれる『地獄』の地図を所持している。
・ハスモダイ 元々はサロメと協働関係にあった月魄らしい。だが、いつの間にか肉便所内に幽閉状態へと陥っており、状況打破のためエノケンと同盟関係を結ぶ。ロング黒髪・爆乳ぼんきゅっぼん。魔女。『魔法使いの黒い三角帽子を被り、ウィザードローブを纏っている』。当然ながら魔法攻撃可能。エノケン認識では20代後半から30代前半の女性と見える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 08:00:00
13370文字
会話率:9%
新選組離隊直前の、伊東甲子太郎目線の短編です。
「エブリスタ」にも掲載しています。
最終更新:2019-08-21 15:04:32
1640文字
会話率:27%
ぼくの独断と偏見で書いた短々編です。
最終更新:2018-08-04 22:16:45
1628文字
会話率:12%
青年、出雲宗近は西暦2018年に自宅で首を吊って自害した。残された遺書には「疲れた、楽になりたい」とかかれてあった―――
しかし彼は死んでいなかった。いや死なさせてもらえなかった。
異世界へ飛ばされ、言葉も通じず、身なりも不自然。だがそんな
宗近を優しく向かい入れてくれた辺境の村人達。
しかし賊たちが襲いかかり村は数分のうちに滅んでしまう。
逃げ出そうとする宗近、しかし一宿一飯の恩義を返すべく、盗賊達を仇討ちすることに決める。
握ったこともない金属製西洋風両刃剣の柄を握りしめ、今持たざる者の戦いが始まろうしていた······折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 12:00:00
12743文字
会話率:23%
魔法が存在する世界アルゼンギルア。
その一画にあるハルトランサは、魔法の動力源となる魔素が湧き出る魔素溜まりに四方を囲まれた特殊な場所だ。豊富な魔素はハルトランサに豊かさと魔獣の脅威をもたらす両刃の剣であった。これは、そんなハルトランサに生
きる人たちの物語。
バンナ・ウルナガンは、数日前にゼファー魔導学院を卒業したばかり。仲間との卒業パーティーを抜け出し空を眺めていると、それがとんでもない魔獣であることが分かる。バンナは街を守るために仲間と協力し、これを撃退する。
しかし、それは大きな災いの始まりに過ぎない事をバンナ達はまだ、知らなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 12:00:00
116398文字
会話率:27%
主人公はいじめをしていた。その結果は死。向かう先は地獄。悪逆非道が一般的とされる地獄。
そこに送られた主人公の手には一刀の錆び切った両刃剣と一切れの後悔しか存在していなかった。
最終更新:2016-12-26 15:42:28
343文字
会話率:9%
とある田舎の学校に転校生がやってきた。新学期に期待を寄せる生徒の中には、何故か喧嘩してしまう二人が…
剣のように鋭い眼差しをしている二人とその周りの生徒達が繰り広げる田舎の日常。
最終更新:2016-11-09 13:18:31
3398文字
会話率:64%
「小説家になろう」および「小説を読もう」の出版業界におけるメリット面とデメリット面を素人ながら考察しました。「自身のブログにも似た原稿を書きました」
最終更新:2015-07-18 10:45:26
1005文字
会話率:0%
【病は気から】この言葉、安易に使うと良くない気がします。
最終更新:2010-12-17 03:29:24
1009文字
会話率:0%