元化二十四年。
かつて珪素獣から世界を救った組織である人類解放戦線が、人類防衛機構と名を変えてから四十八年後の……七月十九日。
静岡県の浜名湖に、かつては未確認生物に分類されていた海洋生物『シーサーペント』が出現。
人類防衛機構
の静岡第一支局は、シーサーペントが地上に進出し民間人を襲おうとした場合に備え、ただちに女性兵士こと防人の乙女を浜名湖に派遣するものの……時すでに遅く。
幸いな事に民間人への被害は出なかった。
だがシーサーペントには逃げられ、そしてそのシーサーペントにより浜名湖の生物は……養殖されていた魚介類を含めて食い荒らされていたという、まさに防衛組織にとっては敗北と言うべき状況となっていた。
それから、一年後。
元化二十五年七月二十一日……その浜名湖に再びシーサーペントが出現。
前回の敗北を反省し、静岡第一支局の防人の乙女達は万全の準備の下、再びシーサーペントへと挑む!!
この作品は「N9157EU」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 19:00:00
21670文字
会話率:18%
帆船の水夫ギートは見張り台に立ち望遠鏡を向けて周辺を探っている。今日もまた無事な航海ができますように。だが、水夫らの願いも虚しく定期船を窺う巨大な影が深海に潜んでいた。
最終更新:2022-11-12 19:37:32
2201文字
会話率:30%
11歳の頃から公爵家に雇われ、5年間。当主による無茶振りに何とか答えて成長していくゼルだったが、当主に「シーサーペントも狩れん狩人など要らん!」と言われ追放されてしまう。
今まで、故郷である村に仕送り送る為頑張ってきたが、公爵家を追放され
た者は何処からでも印象が悪い。この国では働き場所がないと考えたゼルは、"冒険者の国"と言われている隣国アルベイルへ。
そこで会ったのは、家を立て直そうと奮闘している没落貴族"サーラ"だった。金も人望もないサーラだったがゼルと"とある契約"を交わす事で、ドンドン頭角を現し、世界でも有名な貴族へと昇華する。
これは無能と追い出された狩人と、悲しい没落貴族が成り上がっていく物語である。
※カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 11:29:49
77820文字
会話率:42%
人々の大半が剣と魔法で自由気ままに生きている世界。
彼らは冒険者と呼ばれた。
未開の地を開拓したり脅威となるモンスターに立ち向かい、
討伐した暁には多額の報酬や名誉を欲しいがままにしてきた。
各所に点在するダンジョンには怪物がいる。
国を
分つ大いなるリディアナ大瀑布に住まうシーサーペント。エルフが領地の外れにあるエリマニ大森林の聖地に住む聖龍。このガリア大陸には、挙げればキリがない程に存在する未開の地とそこには冒険者の夢がある。
そんな夢を追いかける無数の冒険者の中でも一際目立つパーティーがあった。
今はもう解散して各々散り散りになってしまったそのパーティーは、その一人一人が規格外の強さを誇り、名誉を欲しいがままにしてきた。今はもう噂だけが独り歩きするほどに遠い存在となった伝説的なパーティーの元メンバー、リカルド。
パーティーが解散した後に帰路の途中、偶然にも立ち寄ったとある村で魔物に襲われていた女性を助ける。
それがのちの運命を大きく変えるとも知らずに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 00:00:00
427文字
会話率:0%
なんでも仕舞い込む癖のある黒の魔女は、瀕死の姫君を拾う。三百年後、魔女は夜会で光の王子と呼ばれる貴族の令息に出会った…
最終更新:2021-08-03 11:06:17
6515文字
会話率:32%
『海』それは全てのハジマリ。海に逆らうものは多々あった。が、ことごとく制裁を喰らっていた。
そんな海でレッサーシーサーペントとして生を受けたオレ。数々の困難を乗り越えていく物語。
最終更新:2021-02-20 21:00:00
605文字
会話率:10%
幕末最強の人斬り岡田以蔵、異世界に立つ!――
どういうわけか異世界に飛ばされてしまった彼が手に入れたのは「食材ならば何でも切れるチート剣」! そんなズバズバ人を斬るなんて物騒すぎるし、という例の女神様の配慮である。人斬りの名を捨てて、その剣
の腕を天才料理人として振るうはずだったが……
「こいたぁ、刺身こんにゃくじゃ!!(スライム一刀両断)」
「でかい魚か! たたきにして食うぜよ!!(シーサーペント一刀両断)」
「ヤモリの黒焼きは精がつくと聞いたぜよ!!!(巨大ドラゴン一刀両断)」
貧乏生活によりガバガバの食材判定をもっていた幕末の天才剣士が、食い意地ひとつで冒険者として成り上がる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 22:09:15
67357文字
会話率:36%
春爛漫、大型連休も近づいて来ましたね。行楽の行き先は魔王城へどうぞ。
サイアークの樹海でキャンプをして魔物狩り、その後は温泉で疲れを癒していただけます。名物ドラゴンステーキに舌鼓を打つもよし、もちろん狩った魔物をその場で捌いて召し上がること
もできます。魔物がドロップしたお宝は冒険者ギルドで買い取りしてもらえば思わぬ臨時収入!
樹海で一泊していよいよ魔王城へ!各階には趣向を凝らしたアトラクションがお客様を待ち受けます。罠だらけのトラップルーム、砂漠、海などなど。階層ごとに仕様が違います。
火を吹く石像、動く鎧、リビングデッド、シーサーペントなどの魔物から、履いたが最後死ぬまで踊り続ける靴、進むごとに重くなる鎧、斬るたびに文句を言ってくる剣などの呪われたアイテムも満載!
そして最上階、魔王の間には勇者によって封印されし魔王が皆様をお出迎え!勇者の剣に刺し貫かれた魔王はまさに圧巻のひと言です!
地下闘技場(*)では各種魔物(*2)との力試しが体験できます。(* Eランク以上の冒険者のみ)(*2 ドロップはありません)
お土産にはどこに行っても必ず置いてある勇者の聖剣キーホルダーはいかがでしょう。これはここが発祥の地で、まさに元祖!八部衆まんじゅうや三鬼神コブレットも人気です!魔王の血潮ワインはここでしか購入できない限定品!
お子様やパーティのレベルアップに、闘技場での力試しに、もちろん温泉を楽しむだけでも!
ぜひ魔王城へお越しください!
(樹海都市フェードルフ観光ガイドより)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-07 07:00:00
14950文字
会話率:75%
帆船乗りのフォルンは親友のオルドと一緒にアン・ルート号で敵軍との海戦に備えていた。あるとき、船は無人島に水と食料を補給するために投錨したが、島に派遣した隊は戻ってこなかった。船倉に閉じ込められた戦争被害者の哀れな男は、美食家のシーサーペン
トの存在をほのめかしたが、笑い話にしかならなかった。それから第二次派遣部隊が組まれ、フォルンとオルドは志願した。消えた先遣隊が向かった先、常夏の島には水と食料はたっぷりあったのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-02 12:00:00
20824文字
会話率:44%
忘れられた物語は廻瀾に乗って世界を渡る
行く先々で語る人々、詠う人ならざる者
其の物語は海底に沈む蒼瀾蛇の眠りを覚まさせる
水面に現れた蒼瀾蛇も又詠を紡ぐ
世界を満たす詠は彼の蛇の飛沫で畢んぬ
最終更新:2016-09-24 09:46:04
742文字
会話率:0%