帆船乗りのフォルンは親友のオルドと一緒にアン・ルート号で敵軍との海戦に備えていた。あるとき、船は無人島に水と食料を補給するために投錨したが、島に派遣した隊は戻ってこなかった。船倉に閉じ込められた戦争被害者の哀れな男は、美食家のシーサーペン
トの存在をほのめかしたが、笑い話にしかならなかった。それから第二次派遣部隊が組まれ、フォルンとオルドは志願した。消えた先遣隊が向かった先、常夏の島には水と食料はたっぷりあったのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-02 12:00:00
20824文字
会話率:44%
味気ない男が透明な翅(はね)の生えたひょうきん者の妖精さんと一緒に人食い島に着いた話。
最終更新:2015-08-26 22:28:07
20129文字
会話率:39%
青木みどり、28歳、独身。この町で正義の味方をやっています。白くて丸くてキモ――じゃない、妖精さんと一緒に【モエナイダー】と戦っています。
というのは表向き。
実情は「僕と契約して魔法少女に――げふっ!」
「さあ、逃げなさい! こ
の変態は私が殺る(ヤル)から」だったりする。
これは適齢期を圧倒的に逃した状態で魔法少女ポジになってしまった、女性の嘆きの話。
彼女は今日も有害なモノと戦っています。魔法少女は大変ですので、後悔したくなければ、絶対なっていけません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-17 06:09:07
4780文字
会話率:57%