独り暮らしをしていたところにいきなり「悪魔」が転がり込んできた。
悪魔とニンゲンが織りなすほのぼの悪魔居候ストーリー。
最終更新:2024-12-04 20:07:07
714235文字
会話率:45%
【ネタバレあらすじを最下部に記載してます】
「やっぱウチの顔面、今日もビジュ完璧……」
美少女にしてナルシストなJKモデル山崎りりあは、ある日「バ〜ニラバニラ高収入〜♪」と歌うトラックに轢かれて即死する。
死後、女神に文句を言うと復活
させてくれることになったのだが、復活先は、肥満なほど美人とされる【美醜逆転世界】だった……!
一転、学校一のブス扱いをされ始めたりりあは、肥満体型だらけの世界にケンカを売ることを決める。
「ウチが美人だってこと、ぜってー認めさせてやる……!!!!!」
クソブスりりあの下剋上は、やがて世界を巻き込む大騒動に発展する!
【ネタバレあらすじ】
山崎りりあは、ブスが嫌いなカースト最上位JK。
ある日、ブス転校生のドラムをリンチしてから道に出ると、高速で走るトラックに轢かれて死んでしまった。
死後の世界で、女神に抗議し生き返らせてもらえたが、復活先は太るほど美人とされる美醜反転世界だった。
困惑するりりあに、りりあ以上の美女=ブスの生駒紗凪が「この世界では自分たちはクソブス」と教える。
受け入れられないりりあは、学校一の変人、川門前美人にそそのかされ、ミスコンにエントリー。
若干後悔するも、紗凪がVtuberとして活躍していると知り、りりあも世界に抗うことを決意する。
当初は学校中からバカにされたりりあの活動も、次第に反ルッキズムの旗印としてカルト的人気を得始める。
が、三次審査で紗凪のVtuber活動を暴露される事件が発生。
自分が恨みを買ったせいだと悟るも遅く、紗凪は不登校になり、りりあ自身もリンチされる。
される側になって初めて、する側がいかにブスな顔をしているかに気づき、後悔に泣く。
暴露の犯人が判明し、迎えた本選で大暴れしたりりあは、紗凪に謝りに行き、不登校を解消させる。
元の世界に帰れずとも、ブスとして強く生きると決めたりりあだったが、その矢先に再びトラックに出会い、意識を失う。
気づけば病院におり、世界は元に戻っていた。
価値観が様変わりしたりりあが、紗凪や美人を恋しく思っていたある日、ドラムのいじめ現場に再び遭遇する。
今度はドラムを助けたりりあが彼女の本名を聞くと、彼女は生駒紗凪だと名乗る。
歓喜したりりあは、怯える彼女に友達になろうと告げ、転生先での不思議な日々を彼女に話すことにする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 19:26:37
142358文字
会話率:35%
【オルタナティブ・青春スポーツラブコメ】開幕!
***
ーー優勝争いもできないのに、闘う意味なんてないだろ。
中学時代、バレーボールの県代表にも選ばれていたエーススパイカーの快龍(かいたつ)は、膝の怪我により満足に跳べない身体になり、
高校では勉強にのみ集中していた。
しかし高校2年の4月。新歓ムードであらゆる部活が盛り上がりを見せる中、快龍は女子バレー部のマネージャーにならないかと誘われる。
「何回負けてもいい。だけど、1回でいいから、私は勝ちたい」
キャプテンの熱意に押されて入部を決める快龍だったが、部員はたったの4人。
しかも、さっそく練習をサボる曲者だらけだった……。
「このままのんびり部活を楽しめたら、それでいい。ウチはそう思う」
「わ、私、男の人が苦手なんです!!!」
「でも、一つだけ言えるのは、あなただけが頑張っているわけじゃないし、あなただけが挫折しているわけじゃないってこと」
勝つことが全てだった快龍は、弱小部活のマネージャーとしてやっていけるのか?
優勝ではなく、たった1勝を目指す。
オルタナティブ・青春スポーツラブコメ、開幕です。
(スポーツ:3 恋愛:5 コメディ:2 くらいの割合になる予定です!)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 18:23:01
97117文字
会話率:34%
それはありふれたクラス召喚だった。異世界の王国に突然クラスごと呼び出された『道立山士幌高校一年一組』20名と先生がひとり。入学式から三日目の出来事だった。彼らは召喚時に『神授職』といういわばジョブを得ていた。そんな学生たちの中、この春に高校
があるこの町に引っ越してきたばかりでまだ友達も少ない主人公、八津広志(やづこうし)は【観察者】という職を得た。どうやら直接戦闘には向いていなさそうで、実に微妙だ。他のクラスメイトたちが強そうな職を持つのに対し、この手の物語に造詣がある八津は追放に怯える。だがこのクラスの連中は違った。八津と一緒で【鮫術師】というこれまた微妙な職を得た綿原凪(わたはらなぎ)は言う。「大丈夫、ウチのクラスは頼りになるわ。長い付き合いだもの、わたしは信じてる」そしてそれは事実だった。これは普通だけどちょっと普通じゃない高校一年生たちが、大人たちの都合に振り回されながらも日本への帰還を目指す、そんな物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 18:12:05
2337772文字
会話率:39%
いつものように自室で眠りについた芦屋廻が、次に目を覚ますと部屋どころか見渡す限りの大草原の中にいた。
現状を理解できずに困惑する廻。なぜか人語を解し説明し始める飼い猫に戸惑いつつも彼は愛猫の言葉に耳を傾ける。
そこで廻は驚愕の事実を知らさ
れる。
自分が亡くなったことや別世界に転生したこと、そして自分の命はその飼い猫から授かったものだった。
さらに廻は猫又の魂を分け与えてもらったことにより、妖力を宿したことで陰陽師として覚醒する。
衝撃の事実に驚きを隠せない廻だったが、すぐにその事実を受け入れて第二の人生を前向きに考える。
元の世界では鳥籠の鳥のような不自由だが責任の無い人生。だから、今度はその逆で責任が付きまとうが自由な人生を歩む。
そこでまず廻が思いついたのは、唯一の友であり命の恩人の愛猫と世界を見てまわることだった。
異世界を謳歌するという大義名分のもと、見習い陰陽師と猫又による自由気ままな旅がいま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 18:06:17
82669文字
会話率:32%
彼女に「オタクはやっぱり無理かも」とフラれてしまい、傷心中の高校二年生桜庭柊斗。
そんな彼を優しく慰めてくれたのは、明るくて面倒見のいいギャル水島紗良だった。
「──大丈夫、ウチに全部吐き出していいよ」
優しく寄り添ってくれる彼女の存
在に、少しずつ心が救われていく。
「そんな子のことなんか忘れちゃって私たち付き合っちゃおうか」
そして柊斗はそんな彼女の提案で成り行きで付き合うことに。
最初は傷心中だったこともあり、成行きでしかなかった。しかしギャルだけど、実はとても真面目でオタクにも理解が深く、日々彼を甘やかしてくれる紗良のその優しい姿に次第に彼も本気で惹かれていく。
一方、主人公を振った元カノは他校の男と付き合い始めたが、実はその男が浮気性のクズだったことが発覚。
傷心した彼女が「やっぱりやり直したい」と戻ってくるが、柊斗にはもう甘やかしてくれる優しいギャル彼女がいる。
よくよく考えれば元カノより今の彼女の方がずっと優しくて一緒にいて楽しい。
もう俺は迷うことはない、ざまぁみろ元カノ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 12:30:00
53326文字
会話率:25%
「あなたはウチのダンジョンマスターとして転生したのです
多くの冒険者を欲で誘い込み探索と戦闘で彼らの血と魔力と命を
吸い取れるダンジョンを作ってくださいマスター」
ある日現世の病院で死にかけていた男は不思議な幻聴を耳にする
俺にダンジョン
マスターとしてダンジョンの運営をしろというのだ
やけに具体的な幻聴を前に
男はダンジョン経営の構想にふけりながら病気で亡くなる
そして今、幻聴の言っていた通り本当にダンジョンマスターとして転生した男は幻聴の主であるダンジョンコアに対しこう告げる
「よし…温泉ダンジョンを作るぞ」
こうして俺のダンジョン経営はスタートした折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 01:03:33
89664文字
会話率:27%
野球大好きな主人公が甲子園を目指す話。
なんだけど、大学生でモデルの長女、一つ歳上で野球部マネージャーの次女、一つ歳下で家事万能の三女。
そんな三人が事あるごとに野球を見に来たり、学校に来たりで学校生活を賑わせる。
それに辟易しちゃう主
人公の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 23:37:01
1466902文字
会話率:36%
生まれつき魔力の総量が少ないムゲン・クロイヤは同じAランクパーティーメンバーから『無能』の烙印を押され見下され、そして嘲笑われてきた。そして遂にはリーダーであるマルク・ビーダルから無情にもクビを宣告されてしまう。「お前は今日限りでクビだ。ウ
チのパーティー【真紅の剣】にはもうお前みたいなクズは不必要な存在なんだよ」まだ駆け出しのころの彼らを面倒をみて支えてきたにもかかわらず恩知らずにもパーティーから問答無用で追放されてしまう。ソロ冒険者として独りで活動していこうと考えるムゲンだが元のパーティーをクビになった直後に二人の美少女から勧誘を受ける。「私らと新しくパーティ―を組んでみないか?」しかも勧誘してきたその二人は元パーティーよりも更に高ランクである最高ランクのSランクパーティーの二人だったのだ。何故そんな二人が自分のような無能を引き入れようとしているのか混乱するムゲンだが実はこの二人、過去にムゲンに命を救われておりそれ以来ずっと彼にゾッコンだったのだ。こうして二人の美少女と新たなパーティーを結成したムゲン、その一方で彼を無能と蔑んでいた【深紅の剣】のメンバーは彼のフォローがなくなってからどんどんと落ちぶれていく。クビ宣告から始まった彼の本当の仲間との冒険者生活ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:00:00
670302文字
会話率:42%
小柄で幼い顔立ちに若干のコンプレックスを持っている高校生、姫野荒太が転校した先の高校には何故か本物のダンジョンがあった。クラスメイト達はそんな不可思議な空間を当たり前のように受け入れていた。いや、すでにもう飽きている生徒も多く、ダンジョン
にはサ終間近のソシャゲのような寂れた空気が流れていた……。
そんな中、幼馴染に誘われて魔法道具同好会に入部することになった荒太。見るものすべてが新鮮で、一歩ずつ確かめるようにダンジョン攻略を楽しむ先でたどり着くのは果たして……
ダンジョンの中だからこそできる部活動に勤しむ高校生の日常を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 17:20:00
211884文字
会話率:58%
僕の名前は咲見(さきみ)暖斗(はると)、中学2年生。夏休みを利用した本物の空飛ぶ戦艦の、体験乗船のメンバーに、このたび選ばれた。超ラッキー!! だったんだけど、あれ?
男子は僕だけ‥‥。え!? 他の15人全員女子!?
で、なんか色々あ
って、僕が人型戦闘兵器DMT(デアメーテル)に乗って戦うことになって。
‥‥ただ、問題はそこじゃなくって。
そこにはクラスメイトの女の子がセーラー服に白衣を羽織って待ちかまえてるんだけど。
「暖斗(はると)くん。運動負荷心電図検査(CPX)、始めるよ~。でもその前に」
「え? 何? 愛依(えい)さん。急にかしこまって」
「うん。暖斗くん。いつも、DMTに乗って戦ってくれるでしょう? わたし達みんなを守るために。ちゃんとお礼を言ってなかったなあって」
「いやあ、改まってそう言われると。僕の方こそ戦闘の度に君に面倒かけてる感じで」
「それは、わたしは医療人として当然のことをしてるだけだよ?」
「出た。『医療人』」
「それじゃ、そろそろ検査しよっか」
「はいはい。いつものヤツだね。一発合格するよ?」
「良いかな、その意気。合格したら、あなたは自室に帰れてのびのび。医務室(ここ)で毎日24時間わたしと顔を合わせる苦行から、ついに解放されま~す。がんばってね」
「うん」
「じゃ、センサー付けるから、Tシャツ脱いで。はい、ちょっとヌルヌルひんやりしますよ?」
「‥‥あれ、暖斗くん、ちょっと体格良くなったんじゃない?」
「そうかなあ、まあ、パイロット用の訓練とかやってるし。一応だけど」
「うんうん。男子の中2は成長期だからね。背も伸びるし。」
「あんまりジロジロ見ないでよ。愛依さん。ホント、『医者の顏』の時と、『素の顏』と、キャラが違うよね。君は‥‥。あれ? 愛依さん?」
「暖斗くん。ウチ男の子の兄弟とかいないんだからね‥‥。そういうこと言わないで」
「あ、顏赤くしてバックヤードに消えていった」
「『素の顏』が出ちゃったか。上着脱げって言ったのは君でしょ? おーい。検査はぁ?」
「ダメ。この顏じゃ人前に出られないよ。ち、ちょっと待っててよ‥‥」
「ホント、『医療人モード』と『素の中2女子』とのギャップが」
「‥‥もう! 今度暖斗(はると)くんが『赤ちゃん』になっても、ミルクあげないんだから。もう」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 19:24:32
1142316文字
会話率:45%
『地味なオチ風は効いて』
誰かが、この文章をフリップに書いて持っていた。
「何が言いたいの?」「アナグラムだろ?今、ウチの天才が解いてるよ。」
伝子は、綾子に言った。
最終更新:2024-12-01 08:32:50
8219文字
会話率:18%
意外と簡単だった、と、ウチの旦那が言ってました。有名な作品ですが、簡単に言うと、『もりおんな』。アナグラムで置き換えると『おなりもん』。『間に合うかな?』って言ってますよね。詰まり、今日明日のイベント。金森。今日は、何の日だっけ?」と、伝子
は金森に出題した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 09:38:18
5208文字
会話率:10%
「ウチの失敗が生かされたんやね。」と、ヘレンは自嘲気味に言った。
ヘレンは、東京本部の応援で出張した際、路地でマスクを脱ぎ、汗を拭いた。
運悪く、週刊誌記者に撮影されてしまい、暫くは身を隠す羽目になった。
だから、皆、暑くても我慢している。
その分、闘いは必死で早く終らせる。
自分の為と言うよりは、皆の為である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 07:52:45
5663文字
会話率:18%
自身が現代社畜から転生したことに気がつく皇女アンジェラ。
今まで謎の数字だと思っていたのは心のお疲れ度⁉
待って、ということはウチの騎士団ブラック企業並みにストレス過多な職場じゃない⁉
中盤以降はケモミミかなり登場する異世界転生ファンタジー
です。
気長に読んでいただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 16:23:18
70032文字
会話率:38%
十三歳で剣術の名門の家督を継いだ女当主シェルシェ・マントノンの道場経営記です。彼女の謀略に巻き込まれたり便乗したりした剣士達も含めて群像劇の形式で物語は進みます。
「勝負はまだまだこれからです。逆にマントノン家がフィットネスクラブの存続を
脅かす様になるまで頑張りましょう」
※シェルシェとその二人の妹は「逃げ足道場 ~私を面倒事に巻き込まないでください~」、「逃げ足道場 外伝 ~昔々、山奥の道場で~」にも登場します。これらの物語を読んでいなくても大丈夫ですが、読んでおいた方が早く理解出来ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 09:08:58
703598文字
会話率:54%
猫とわたしの微笑ましい(?)日常。もふもふが大好きで猫の僕であるわたし。基本的に1話読み切りの短編集なので、どこから読んでいただいても大丈夫です。不定期更新です。(☆は写真あり)※著者名、作品名を変更しての再投稿です。
(無断転載は禁じます
)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 21:14:09
239764文字
会話率:9%
☘19世紀ヨーロッパ風の架空大陸を舞台にした転生サスペンスファンタジー☘
クローナ神話で邪神リーリナに呪われ死を奪われた存在――不老不死者【イモゥトゥ】。イモゥトゥの肉体は死なないけれど、その内にある魂は死を迎える。すべての知識と記憶を
失い赤ん坊のようになる。それをイモゥトゥの【新生】と言う。
イモゥトゥ研究者のセラフィアは恋人ルーカスに殺され、気づくとかつての使用人ユーフェミア(愛称ユフィ)になっていた。【新生】で魂が死んだユーフェミアの体に、セラフィアの魂が【転生】したのだ。
ルーカスはなぜセラフィアを殺したのか。そこには【新生】を間近に控えたラァラ神殿の聖女イヴォンの存在が大きく関わっていた。
19世紀ヨーロッパ風の架空の大陸を舞台にしたサスペンスファンタジー開幕。
☘主要登場人物☘
セラフィア・エイツ(ヨスニル共和国エイツ男爵家)
ユーフェミア・アッシュフィールド(イモゥトゥ/エイツ家の元使用人)
ルーカス・サザラン(ロアナ王国サザラン伯爵家)
アカツキ・ケイ(ヨスニル共和国ケイ公爵家)
イヴォン(ロアナ王国ラァラ神殿所属)
※他の登場人物は作品内で随時一覧を掲載する予定です。
☘略年表☘
249年 ロアナ王国でリーリナ神教が禁教となる
271年8月 ウチヒスル奇病事件(ロアナ王国)
397年1月1日 エリオットがサザラン伯爵位継承(ロアナ王国)
402年 狼少女処刑(ロアナ王国)
402年 廃村ウチヒスルの再開拓開始(ロアナ王国)
405年9月1日 ラァラ神殿完成
408年 ウチヒスル城完成(ロアナ王国)
467年11月〜471年1月 イス・シデ大陸間戦争
470〜510年頃 中央クローナ革命期(ヨスニル共和国・ザッカルング共和国他:王政から共和制へ以降)
506年 イモゥトゥ目撃情報が新聞に掲載される
514年11月30日 クローナ大陸横断鉄道全線開通
552年5月7日 ソトラッカ研究所がイモゥトゥの存在を公表
555年7月20日 セラフィア死亡
※エブリスタとカクヨムにて先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 10:10:00
325422文字
会話率:52%
「ウチ、恋し浜のえる。聖女かどうかはわかんない。よろ~」
人間族と魔族が三百年も戦争を継続している世界に、異世界である日本から聖女として一人の女が召喚された。人間でありながら圧倒的な魔力を秘めるという聖女を捨て置けば、戦争における魔族の敗
北は必至。それ故、【焦熱の魔王】ベルフェゴール・リンドヴルムは単独での聖女の奪還を実行、魔界へと拉致し聖女を魔道へ堕とそうと画策するものの――。
「えっ、マジで何? 何が起こってるん? やっぱこれドッキリだったの? 勝手に部外者入ってくんのNGなんですけど――!」
――なんと異世界から聖女として召喚されていたのは、日本の自称清純派白ギャルJK・恋し浜のえるであった。
三百年の長い歳月を生きていながら、女の子と付き合うどころか、いまだに手を握ったこともない残念魔王ベルフェゴールは、陽キャの塊であり、しかも異常に他人との距離感が近いのえるの言動にほとほと手を焼くものの、一方で期待してもいた。
【その者、緩き衣を纏いて不毛の野に降り立つべし。失われし聖と魔の絆を結び、遂に我らを、白き清浄の地に導かん――】
千年前、魔族の大予言者が予言したとされる、この戦争を終わらせる存在――「魔族に優しいギャル」。穢れた存在であるとされ、人間たちから激しい迫害や差別を受ける魔族にも分け隔てなくフレンドリーに接し、しかも優しく、その愛と慈しみとで魔族を庇い護るとされる存在。
のえるがその伝説に名高き「魔族に優しいギャル」ではないかと考えたベルフェゴールは、聖女を戦争の道具としか考えていない人間たちの手からのえるを守るため、彼女の身柄を魔界で保護し、戦争を終わらせようと画策する。
一方、聖女である自分を保護し、聖女を戦争の道具に仕立て上げようとする人間族から庇い護ろうとするベルフェゴールに、のえるもいつしか心惹かれていくのだが――。カクヨムにも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 21:00:00
63125文字
会話率:44%
ハル・カルパンティエは、ボワモルウチェ王国の王女である。同国の国王は、彼女の同腹の兄のフィリップ。「白薔薇の貴公子」と異名を持つ、それはもう美しく聡明な兄である。が、彼はハルの悩みのタネだった。なぜなら、超々シスコンだから。どうしようもなく
妹を溺愛するおバカな兄なのだ。そんな兄フィリップが、政略結婚の為バタンテール帝国の皇女を迎えることに。当然、兄フィリップは結婚を拒否するわけで……。無情にも結婚相手の皇女がやってきた。皇女は、この大陸一の美貌の持ち主で才女と誉れ高い。
その皇女イヴェット・バダンテールに執事のふりをしてくっついてきたのは、皇女の兄でありバタンテール帝国の皇帝ジェラルド・バタンテールだった。しかも、ジェラルドもまた超々シスコンだった。
「なんなの? 面倒くさいのが一人増えたわ」
ハルは呆れ返る。
しかも、政略結婚の対象はハルの兄フィリップと皇女イヴェットだけではなかった。
ハルと皇帝ジェラルドも対象だった。
「嘘、でしょう?」
ハルは、戸惑う。
それでも、目先の兄フィリップの婚儀をどうにかしなければ。自分より、兄に幸せになってもらいたいから。
健気な妹たちと、能天気なシスコン兄たちが織り成すラブ(コメディ)ストーリー、いざ開幕。
※全三十六話。ハッピーエンド確約です。ゆるゆる設定、ご容赦下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 00:00:00
59146文字
会話率:22%
二〇一二年から一六年までの四年間、スキマだらけの状態で「なろう」上に連載していた「青い三角地帯」というエッセイがあった。
初期は執筆ウラ話やら何やらを書きつらねていたのだが、いつの頃からか時事ネタやしょうもない小ネタの載ったイマイチな
エッセイになってしまった。
そのことに対する一念から、第四八回を持って「三角地帯」は終了となり、こうして新たなエッセイ「日々徒然」をスタートさせたワケであるが、正直なところを言えば名前が変わっただけで特に中身に代わり映えはない。
なるべく更新ヒン度を高めにして連載を続けてゆきたいと思うが、果たして……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 23:27:28
14644文字
会話率:20%
真夜中に突然、ラジオから聞こえてくる不思議な雑踏――。
その出どころが戦争中の「防圧放送」の電波帯とまったく同じだということを掴んだ真樹啓介と坂東医師。ところが、その奇妙な放送が世間の耳目を集めるうち、さらに奇妙なうわさが付いて回るよう
になってくる。
それは、終戦間際の空襲で半壊になった防圧放送の送信所で、一人寂しく係員の少女の幽霊が彷徨っているというものだった。案の定、ある夜の放送から、淋しげな少女の声が乗るようになって……!
あの夏、いったい何が起きていたのか。真樹啓介と坂東医師は、一路送信所跡を目指す――。
(この作品は「夏のホラー2024」参加作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 12:00:00
13786文字
会話率:48%
静かな町に広がる「天の川のはぎれ」という奇妙な光のウワサ話。
それを耳にした少年・蜂須賀一郎は、ある晩その奇妙な光を追いかけていて危険な目に遭遇する。
間一髪のところを助けた「夜の案内人」を名乗る不思議な少年・ガスパールとともに、一郎は光の
正体を追いかけだすが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 12:00:00
46499文字
会話率:54%
ある春の日、ぼくのウチの近所で色集めが行われた。
童話っぽい可愛らしい感じのファンタジーです。
最終更新:2024-11-14 01:43:33
3509文字
会話率:47%