99回、頑張ったの。
でも駄目だった。
だから、死ぬという運命の日を早めることにした。
ただ、それだけだったのに。
ルクレツィア=ノーマンは、99回人生を繰り返し、結局二十歳で死んでしまうことが避けられないと、したくはないけれど、理解し
てしまった。
だったら、婚約者は双子の片割れに譲ろう。
そして、早々に死のう!
心に決めたのに、何故か解放もされないし死なせてもくれない。
挙句の果てには何故だか溺愛され始める始末。
やめてください、愛情とかもらったことないので慣れてないんです!うわぁ蕁麻疹出た!
やる気を無くした令嬢が盛大に溺愛され、今度こそ幸せになる物語、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 19:50:46
81059文字
会話率:38%
自称女神の金切り声で目が覚めた…
勇者とやらに転生させて、魔王退治を見せてくれという。
せっかく死んだのになんでそんなめんどくさいものに転生しなきゃならないんだ?
「口答えは許さないわ。もう決定事項です。そうねぇ、やる気がないみたいだから、
創造のスキルはたくさん付与してあげるわ」
「は?なに言ってんだよ!横暴すぎるだろ」
「魔物を従えて人間を襲いなさい!お前たちの餌は人間なのだから!」
ふざけんなーと叫びながらこちらの世界に生を受けてしまい、もう何百年すぎただろう。
コツコツスキルを磨き、やっとあのくそ女の存在を遮断する結界を作ることに成功した。
毎日のように人間を殺せなぶれと呪詛を吐き続けてたな。自分のことを女神だと言い張っていたが、どう考えても悪魔だろ。あいつ。
オレは絶対平和主義を貫きとおしてみせる!!
人間とは関わらないぞ!関わらないったら!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 17:12:43
6648文字
会話率:31%
*この物語は『悪役令嬢はやる気がない』の続編となります。こちらも掲載しておりますので、先に読んでからこちらを読み進めて頂いた方が内容が分かりやすいかと思います。どうぞよろしくお願いします。
王子の婚約者だったカサンドラは、自分が悪役令嬢だ
と思い込んでいた。いずれは明るく楽しい、頭のネジが緩んだ朗らか令嬢が現れて、王子に婚約破棄を突きつけられるのだろうと思っていた。だからこそ、全くやる気がない状態でいたものの、結局カサンドラは王子と結婚することになった。しかも出来ちゃった婚。おかげで結婚式は延期になったけれど、お友達の二人も延期となっている。隣国モラヴィア侯国の第三王子の元へ輿入れするはずだったカロリーネは、ドラホスラフ王子との結婚に大きな障害が立ち塞がることになったのだ。誰が黒幕なのか?何でカロリーネの侍女としてカサンドラが隣国に入り込むことになったのか?激怒したアルノルト王子は動き出す。過激な王子はカサンドラを助け出すためなら手段は厭わぬ乱暴王子。アルマ公国からやって来たシャリーフ王子は果たして生き延びることは出来るのか? カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 17:00:00
98336文字
会話率:43%
王子の婚約者に決まったカサンドラは考えた。あら、私って悪役令嬢じゃないかしら?派手な髪色、派手な瞳、気の強そうな顔は傲慢そうにも見えるし、私、やっぱり悪役令嬢なんじゃないかしら?追放処分までは良いとしても、実家没落はいただけない。そもそも、
王子をめぐって意地悪だのイジメだのなんて面倒臭いじゃない!だけど、このキッツイ顔が冤罪を呼ぶのよ、そうよ、そうなのよ、この顔がある限り安心なんかしていられないわ。
王子妃なんか興味ない、なんなら結婚もしたくない。冤罪をかけられる前に、ありとあらゆる策に出る。悪役令嬢と呼ばれるのは良いとしても、実家に迷惑がかからないように手配する。
王子の気持ちって考えているんですかね?冤罪阻止・ヒロイン阻止のラブファンタジー。カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 17:00:00
77838文字
会話率:39%
記憶を失った少女リシェルは、最強と名高い魔道士シグルトに拾われ、その弟子となる。仕事にはやる気がないが、弟子に対しては甘く過保護なシグルト。だが、なぜか魔法はいつまで経っても教えてくれない。やがて成人したリシェルは、師匠に魔道士になるのを諦
め、結婚して欲しいと求められて――
記憶を取り戻したい少女と、それを阻止して彼女を手に入れたい腹黒魔道士、過去の因縁から彼を憎む無口な騎士の物語。
※タイトル変更しました。旧名:聖灰の輪舞曲
※この作品はカクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 14:44:11
660178文字
会話率:44%
趣味・乙女ゲームの社畜の春野 里子。
仕事帰りに死んだと思ったら異世界の孤児に生まれ変わっていた。
このまま底辺生活かと諦めていたが、思わぬ縁で貴族の養子になってしまう。
なんだか覚えがあるイケメン達がいると思ったら、ここは死ぬ前にやろう
としていた乙女ゲーム、『蒼のオルトロス』略して『蒼トロ』の世界だった。
しかし、蒼騎士団の少年や、貴族の男性と恋に落ちるはずの主役(夢主)が全然やる気がない。モブキャラに転生したはずの里子が代わりに好感度を上げるように頼まれてしまう。
しかもこの世界、意外にも過酷で好感度が低すぎると死ぬし、高すぎても死ぬ。
攻略キャラと親友以上恋人未満をキープする、ハーレムエンドを目指して今、ゲームが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 00:13:22
51292文字
会話率:38%
「此処は物語の世界なの。私はいずれ断罪されて幽閉された後、孤独と飢えの中で死んでしまう悪役令嬢なのよ」
ある日、幼馴染のマリーディアは、なんともとち狂ったことを呟いた。
ロバートは知っている。この世界は物語なんてものではない。
も
っと理不尽で窮屈でつまらなくて、それでいて愛しい世界だ。だってマリーがいるのだから。
愛する幼馴染のため、ロバートはひとまず彼女の婚約者となることにする。
いつかマリーが自分より好きな人ができたら、いつだって身を引く所存だ。
だって、僕より素晴らしい人は五万といるのだし。
僕はマリーが好きだけれど、マリーは断罪を恐れているだけで、避難のための婚約なのだし。
ロバートはマリーが幸せになれるなら、それでちっとも構わなかった。
一方のマリーはといえば。
ロバートがいつか『本物の恋』に落ちてしまって、自分をお飾りの妻にしてしまったらどうしようか、と不安に駆られていた。
だって、自分よりも余程素晴らしい令嬢はこの世に五万といるのだし。
ロバートは幼馴染の自分を哀れに思って助けてくれただけで、そこにあるのは親愛でしかないのだし。
なんて考えている素朴フェイスの強強ぼんやり主人公と、悪役やるにはちょっと向いてない小心者な美貌の公爵令嬢が、紆余曲折を経て無事に思いを確かめ合う話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 12:00:00
51218文字
会話率:27%
これは、世界最強の暗殺者と100体のスライムの話です。世界最強の暗殺者は、100体のスライムよりはるかに強いです。でも、全然戦いません。それは、依頼を受けてないからです。世界最強の暗殺者は「30億を払え!」と高額の依頼をします。誰か世界最強
の暗殺者に30億を払う人はいるのでしょうか。
世界最強の暗殺者が依頼をしてもらって、勝つことはあるのでしょうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 20:30:53
1589文字
会話率:47%
悟って、あまりやる気がない異世界転生者、辺境の地で開拓を頑張る?
カクヨム様にも投稿中
最終更新:2023-08-18 20:12:22
268123文字
会話率:43%
時の狭間にある扉を守る番人・クロスは、
無気力でやる気のない男である。
「あーあ、今日もめんどくさいなぁ」
いつもやる気がないから、先輩に怒られてばかり。
そんな時、クロスの前にある少女が現れて……
最終更新:2023-07-21 06:11:27
1959文字
会話率:65%
魔力の高さ故、聖女に選ばれたアリシア。
彼女は普段あまりやる気がないのだが...。
最終更新:2023-06-25 11:08:21
4632文字
会話率:21%
やる気がなく、睡眠をこよなく愛する「彼」と、「彼」を取り巻く人々の愉快な物語。
基本的に一話完結です。
(アルファポリス様にも掲載してます)
最終更新:2023-02-23 18:25:40
9328文字
会話率:39%
異世界に迷い込んだ私の仕事は、物語を作る為の基礎データになる事でした。
私の名前はれんげ。
元の世界では大学2年生だった。サークルの飲み会で先輩に記憶がなくなるまで飲まされて、そこから覚えていない。気づいたらこの世界にいた。
ぶっ倒れてい
たところをグラマラスで喧嘩が強いマーメイと、何をやるにもやる気がないユーゴさん(何故か関西弁訛)に助けられ、彼らの経営する【インサイドビルド】で住み込みで働く事になった。
彼らの仕事は依頼主の求める物語を作る事。
まるで近未来のようなデジタルが生活の一部となった世界。人々は多くの道楽に飽きて、やがて本を読むように自分一人の為に作られた自分の望む内容の物語をデータとして買うようになった。そのデータを読み、空想に浸るのが今の流行りなのだそうだ。
そんな物語を作り、売る、インサイドビルド『マーメイド』。
単純にAIに作らせただけの物語との格差をつける為に、マーメイドでは人の記憶からリアリティや思わぬ発想力を取り入れるシステム【レコードメモリーシステム】を用いていた。
そのシステムに異世界の記憶を持つ私が起用される事になり?!
一癖も二癖もある客とマーメイドの従業員。中でもレコードメモリーシステムの開発者であるユーゴは危険な男(?)で?!
物静かに目立たぬよう生きてきたれんげは、果たしてこのパンクな異世界で無事に平穏な日常を掴む事ができるのか……?(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 20:28:19
65763文字
会話率:31%
池袋のマンションの一室で遺体が発見された。
被害者は女に性転換した元男で、同じく男に性転換した元女と「夫婦」だった。
死因は不明。まるで普通に眠っているかのよう。だが目玉をえぐり出されていた。
警察は殺人事件として捜査を始めるものの、なぜか
警視庁本庁の刑事たちにやる気がない。さらには司法解剖まで遅れている。
しかも捜査の結果は……被害者は自殺、目玉をえぐり出したのは飼い猫だった。かくして捜査終了宣言。
だが、これに納得のいかない海老名忠義を始めとする池袋北署の刑事たちは、本庁にも極秘で捜査を続行し続ける。
その行く手に立ちはだかる巨大な黒い影。相当な力を持っている。国際的な陰謀の臭いも。ついには、その黒い影が暴力という形で海老名に襲いかかる!
果たして海老名の運命はいかに? 真の捜査の行方は?
自称名探偵・丸出為夫が今回も大活躍(少なくとも自分ではそのつもりだが)。しかも彼の親友と称する謎の精神科医とともに……
ぜひご一読を!
※今回は少し長いので、連載形式に戻します。
ちなみにこの作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 23:00:00
69290文字
会話率:50%
私は、聖女として魔王を倒す。
マリンはそう決めた。
それなのに、肝心の勇者候補が実家に帰ると言い出し、異世界から召喚されたもう一人の勇者候補も「日本に、帰りたい…。」と全然やる気がない。
こんなんじゃ、私の夢は叶わない!
しょうがないの
で、私がなんとか頑張ります!
夢に向かって頑張る女の子と、それを支える?異世界から来た男の子の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 22:39:35
8765文字
会話率:16%
身寄りのない魔法使いのアリーナはある日、異世界の神に召喚され、別世界へと渡ることに。
そこで、なし崩し的に迷宮造成する神の経営する会社の社員となる。
しかし社長のラインハルトはとにかくやる気がない。
このまま迷宮に冒険者が集まらな
ければ、人気のない神=信者が少ない神となり、神通力はジリ貧の悪循環。
「まずはマーケティングです!! 人気迷宮の調査をしましょう!!」
社員として働き始めたアリーナは、やがてこの世界で「絶対に必要にも関わらず、今まで作られていないレアアイテム」に気づく。
そこから巻き返しをはかろうとするが……?
【他サイトにも公開しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 18:00:00
27644文字
会話率:36%
前世の記憶を持つ少年、ヴァン。
彼は生まれ変わる時に、神から最強の加護とも言われる剣神の加護と共に、一つのお告げを貰ったことを覚えていた。
剣士の頂点である剣聖として、勇者と共に魔王討伐に向かえ! と。
勇者の旅は当然、命懸けだ
。
死にたくないヴァンは、加護を人に渡して、自分の代わりに勇者の旅に行ってもらおう、と考えた。
最悪、剣の才能のある幼馴染のアリアに行って貰おうかと思うが、彼女はやる気がないみたいなので、それは最後の手段だろう。まずは、他に行ってくれそうな奴を探すことにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 01:36:23
122036文字
会話率:35%
二〇☓☓年の夏は、記録的な猛暑となる。
夏の暑さはこの国に、そして東京23区に、大規模な水害をもたらした。
政府はマスコミと国民からの批判をうけて、効果的な水害対策を行うために、気象庁に必要な計画の立案を命じる。
気象庁広報課に勤務
する尾坂恵子は、上司からの命令で水害対策の計画作成を引き受けるが、これを出世のチャンスと考えて、二方耕一という気象庁を退職した人物に協力を求める。
耕一は恵子の同期の気象庁職員だったが、子供時代に両親を亡くした事故と、引き取られた親類の家の事故で、二度の水害被害の経験があった。この二度の水害経験がトラウマとなり、耕一は水害に対して優れた知見を発揮できるようになっていた。
ところが、恵子に無理やり協力を強制された耕一は、やる気がない態度と言動で、恵子を失望させる。
恵子は耕一の助力をあきらめて独力で対策計画を製作しようとするがうまくいかず、気分転換に耕一にメールで呼び出された先に出向くが、そこで、ある災害に見舞われることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 17:58:45
101984文字
会話率:14%
鬱で休職中のアラサー女子の私に1通のメールが届いた。『現代社会で生きにくい方、異世界でスローライフをしませんか』
私は詐欺を疑いつつも、移住に向けての活動をはじめる。個人特定情報やクレジットカード情報を渡さなければ被害にあうこともないだ
ろうから。どうせ休職中だしうつ病で何もやる気がない。元々アウトドア関係は好きだったし魔法を使える異世界移住なんて夢だとしても悪くない。
異世界の言語を勉強し、魔法を訓練し、現地の情報を調べて持ち込む装備を何にしようか考える。時には体力向上の為にスマホにアプリを入れて外を散歩したりもする。そんなアラサー女子の異世界移住に向けた1ヶ月を描いた物語。
『移住記録 ~異世界に移住した僕の開拓と捜索と成り行きの日々~』の前日譚で主人公はちひさんとなります。
異世界が出てくるのは1話だけ。登場人物も主人公1人だけ。一部設定以外は微妙にリアルなお話です。なおこのお話は『カクヨム』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 05:00:00
101911文字
会話率:3%
かつて世界中を恐怖に貶めた魔王を、たった一人で討伐したという男がいた。
その男の名は、アグストリア。
彼は人々から勇気のある者として賞賛され『勇者』と呼ばれるようになった。
それから数百年後、魔王は復活し再び世界に恐慌を齎す。
アグストリ
アである子孫が、魔王を討伐するように命じられるが、
この勇者が、とんでもなくやる気も意思も弱い人間だった。
本人はやる気がないが、幼馴染の魔法使いが意識が異様に高く、
彼女に逆らうこともできず、勇者は旅立たされることになる。
絶対に魔王を倒したい魔法使いと、絶対に途中で逃げ出したい勇者の戦いが今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 15:58:01
135579文字
会話率:29%
帝都を脅かす<怪異因子>という化け物を討伐するための隊の隊長に、齢十六で就任したのが双子のホノカとヒノカだ。
問題児扱いされている二人。しかし就任した隊もお世辞にも評判が良いとは言えない。
かつて帝都にこの隊ありとまで言われたのが、今は見る
影もない状態で。
「隊の連中は隊長の指示を聞かない、単独行動が多い、やる気がない、出動すれば騒動を起こしてくる」
「どこかで聞いたような話ですね」
「指示を聞かないのと、やる気がない二点を除けば、まんまお前らだよ」
なんて言われる始末。まぁ命令ならば従うのが軍人だ。話を受けてその隊へやって来た双子だったが、その就任初日、とある殺人事件が発生する。
その犯人として浮上したのが、六年前に双子の父を死に追いやった張本人――――帝都の切り裂き男と呼ばれる猟奇殺人犯だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 19:43:29
80064文字
会話率:36%