高梨春。川に落ちて死にました。齢19。短い人生でした………と思いきや、気づけば見知らぬ土地にいて。ここは異世界で、男女比がおかしくて、異世界から来た女性は尊ばれて夫をたくさん作って大事にされるのだとか。
いやいやいやいや。ないないないない。
※流されまいとするもののあっさり流されちゃうチョロい春ちゃんと、そんな春ちゃんにあっさり惚れちゃう辺境騎士団のチョロい夫たちとのお話。
夫は6人予定。
エロはありませんが、行為を望む夫たちの本音は炸裂してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 18:42:13
157269文字
会話率:37%
社畜としての一生を終えた俺は、二度目の人生をファンタジーな異世界で悠々自適に過ごすと決めていた。
そして迎えた十五歳の誕生日。
神様から授かったスキルは…………〈洗脳〉!?
よっしゃ美少女を洗脳してハーレム作るぞー!
……っていやいやいや
、これ持ってるのバレたら処刑されるやつだよな!?
しかも一度に洗脳できる人数は一人だけ!?
こ、こうなったらやるしかない!
俺が洗脳するのは――俺自身だ!
【この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません】
〇以下の小説投稿サイトに掲載
・カクヨム
・小説家になろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 07:20:00
442428文字
会話率:50%
「マニアック」ってなんか奇人、変人という
異様なイメージのあることばみたいやけど、
俺はえーんちゃうかと思う。
いくつかの面では自分もマニアックだと
自覚している。
多くのひとが興味を持つ、好むものが正しくて、逆に少数派は変わり者でマニアッ
クと呼ばれ
やや気持ち悪い?
あなたはどう思いますか?
自分の嗜好、パッション、感覚を
理解してくれるひとはあまりいない。
でも何かに惹きつけられて目が離せず
時には深く追求してしまう。
それってすごく直感的、情熱的で、感性的で
ある面アーティストの気質を
持っているんじゃないの?
テレビのニュースやネットから毎日
誰もが受ける情報が常識であり、
大多数の好みが正しいことのか?
いやいやいや、
ニンゲンの、いや動物としての本能、
感性、欲求はそんなもので
収まるべきではないんじゃないの?
素直に感性を楽しみたいなあ。
ちょびっとマニアックな経験も含めて
時には刺激的な、時にはゆるう〜い
オハナシを綴っていこうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 10:07:23
152673文字
会話率:7%
社畜歴5年目、赤月茜(あかつきあかね)。
激務とストレスで、今日もお昼ごはんすらまともに食べられない。
そんな彼女の唯一の癒しは、おばあちゃんにもらった“朱色のマイ箸”。
ある日、その箸を手にした瞬間――気づけば異世界の草原に立っていた!
?
しかもこの箸、なんか光ってるし!?魔法の道具!?神の加護付き!?!?
「いやいやいや、意味がわからん!」
まともな戦闘スキルゼロ!だけど腹ペコと料理スキルはMAX!?
異世界の空腹人たちをおいしいごはんで癒しながら、
気づけば国家レベルの争いまで巻き込まれて…?!
「とりあえず、まずはごはん食わせてくれーーー!!!」
異世界にごはん革命を巻き起こす、転送OLのスローライフ(希望)クッキングファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 11:45:09
7116文字
会話率:18%
特に目立った容姿でもなく性格でもなく根っからの陰キャな女の子。三輪みわ加奈子かなこ。高校に入学する前日、母親に告げられたのは「お母さん結婚するから、明日その人の家に行くわよ」「は?」それだけなら大して驚かなかったのだが「その人もね、あんた
と同じ年の男の子がいるのよ。あと小学生の弟も」それってもしかして【連れ後とどうたらこうたらなラブコメ展開?】などと一瞬頭がよぎってしまうが、冷静に考えてみるとウチなんかにそんな展開ありえねーだろと期待するのを辞めるのであった。次の日、何事もなく入学式を終えて新しい義理の親父でも見に行くか。などと余裕ブッコきながら実はビビリまくっていた加奈子だったが……その家族はなんというか……色々と突っ込み所がありすぎて、どこから説明して良いのか困るほど普通では無かった。そして同じ年と思われるであろう無茶苦茶美人の女の子?
がくすっと笑いながら「同じクラスになりましたね。よろしくねっ」ニコっと笑顔で言われるが、全く思い当たる節が無かった。「ほら、一番後ろの席にいた黒澤くろさわ蓮れんって男いたでしょ? あれ。俺です」いやいやいや。そうは言われましても今目の前に見えるのは、どこの角度から見てもクッソ美人でグラマー過ぎる超絶美少女なんですけど。(義理の母? もバチクソ綺麗だし、妹もむちゃカワイイ)もしかして男装が趣味? 女装? いや違う。そんなレベルじゃないほど別人なのに本人は「同一人物です」と繰り返すのだった。そんな男としても女としても完璧な彼の秘密を知ってるのはウチの家族だけ。【入れ替わり体質】そんな特殊な人間と家族となった加奈子の日常は凄まじい速度で変化していく。あのさ、一言だけ言わせてくれ。「こんな身体でも心の中はすげー男ですから」などと誇らしげに言うのはいいんだけど、それは多分……間違ってると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 00:45:20
110437文字
会話率:33%
わたし、草無 紅葉(くさなし くれは)は気がついたら転生した挙句縛られて焼かれそうになっていた!
イヤーッ!!??
何?なんぞ?どゆこと?
え?魔女?わたしが?
いやいやいや、わたしが魔女な訳ないでしょう。
魔女ってあれでしょ?魔法使うや
つ。
わたし魔法のまの字も使えませんしおすし。
や、だからね、その松明しまお?
タイムタイム、平和に!そう、平和に行こうジャマイカ。
だからその松明をしまウアーーーッ!!??
魔女が迫害される世界において。
グリム・フォースタスのお話が今、始まる!
……前に終わりそう!
誰か助けてぇえええ!!!!!
※この小説は様々な物を元ネタに成立していますが、元ネタを茶化す意図は微塵もございません。
※言葉のリズム感を大事にする為にら抜き言葉等になったりします。基本的には喋り口調です。
※作者絵があります。「テメーの絵なんざ見たくねぇやい!ケッ!」という方は絵をかっ飛ばしながらお読み下さい。
※基本毎週水・土投稿ですが、現在多忙の為月一投稿とさせて頂いております。
※感想を下さると作者の筆が進みますのでどしどし感想下さい。いやマジホントに。
※カクヨムの方でも連載中ですが、こっちとそんなに変わりません。
※それでは、お楽しみ下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 12:00:00
815778文字
会話率:41%
人を救った対価で神様が作ったエロゲーの世界に転生した俺を待ち受けていたのは、とんでもない罠だった!?
いやいやいやいや。待って待って。折角のエロゲーなのにヒロインといい感じになっても、何も出来ないって本当ですか!?
そんな事ってある? なん
とかならない? あ、ならないですか。そうですか。
え? 更に言うと何人かのヒロインは好感度が最初からカンストしてるからこちらの事情お構い無しに迫ってくる? なにそれマゾゲーか?
そんなこんなで死にたくない俺に課せられた期間は一年間。果たして俺は無事に乗り切れるのだろうか。いや、やるしかない! やってやるぞ! 一年後のハッピーエンドを目指して!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 19:00:00
393814文字
会話率:46%
「推しを殺すなんて、絶対にいやぁぁぁぁ!」
流行り病から目覚めると、前世でドはまりしていた少女漫画『アイリスの瞳』の災厄の令嬢と呼ばれるリディアナ・フローレスに転生していることに気が付いた!
彼女の推しはリディアナの現在の婚約者で、
ヒロインの相手役の第一王子レオハルト……ではなく、当て馬ポジション、第一王子の親友である辺境伯の嫡子フィンリー。そのフィンリーは物語の終盤、ヒロインであるアイリスを庇い、リディアナによって殺される。
「どう考えてもフィンリー様の方がいい男じゃん! アイリス見る目ねぇ~~~!」
などど言っている場合ではない。今はまだ十歳、物語の開始まであと五年、もがけるだけもがくわよ!
推しの命を守るために! 自身の断罪を避けるために! 家の没落を防ぐために! そしてフィンリー様のイケおじ姿を拝むのよ!
第一王子? あんな不誠実な男、アイリスにくれてやるわ!
くれてやるって……言ってるんだけど……も……!?
あれ!? なんか王子様……思ってたんと違う成長してません!?
いやいやいやいや! 兎にも角にも人生の命題は推しの生命を守ること!
「彼のためなら命だって惜しくない!」
リディアナのどたばた奮闘記、スタートです!
※こちらはリメイク作品になります
加筆修正して一部変更しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 06:30:00
457136文字
会話率:51%
魔法が身近な世界。
魔法には属性があって一人一つの属性を持つのが一般的だけど、ごく稀にすべての属性を使えるだけでなく、聖魔法も使えるほど強力な魔力を持つものが産まれる。だけど、いままでそれはなぜか男性ばかり。
それなのに、ついに女性で聖魔法
を使えるものが誕生した。それが私。
聖魔法を使える女性は王太子妃になる運命。
いやいやいや、私は国家魔術団に所属する国家魔術師になってみんなを守るかっこいい女性になりたいの!太子妃にはなれません!
この能力は隠して生きていく。
・・・と思っていたのに、なぜか公爵家の三男にバレてしまって、しかも婚約者候補に!?それのこの男、何を考えているのかよくわからないし、読めない男。
魔物とも戦いながら、理想の国家魔術師になるために頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:49:50
60018文字
会話率:37%
中国ドラマオタクの大学生・黒川葵衣は三度も飯より愛する中華ファンタジードラマ「金龍聖君」の世界に転生してしまった! しかも転生したのは、ドラマの最終回で主人公に殺される予定の極悪非道皇子・蒼翠。
いやいやいや、俺、殺されたくない
し。痛いのイヤだし。
葵衣はどうにか死亡フラグを回避しようと、ことなかれの人生を歩もうとする。
とりあえず主人公に会わなきゃよくない?
しかし現実は厳しく、転生したのは子供時代の主人公・無風を誘拐した直後。
どうするの俺、絶望まっしぐらじゃん!
葵衣は悩んだ末に、訳アリの主人公を育てることを決める。
目標は愛情いっぱいで育てて、殺意を抱かせないこと。
そして、無事親元に帰すこと!
ヒヤヒヤドキドキの溺愛子育てB Lが今、始まる!
====================
*以下は簡単な設定説明ですが、本文にも書いてあります。
★金龍聖君(こんりゅうせいくん):中国ファンタジー時代劇で、超絶人気のWEBドラマ。日本でも放送し、人気を博している。
<世界>
◆聖界:白龍族が治める国。誠実だが頑固な者が多い。
◆邪界:黒龍族が治める国。卑劣で自堕落な者が多い。
<主要キャラ>
■黒川葵衣:平凡な大学生。中国ドラマオタク。
■蒼翠(そうすい):邪界の第八皇子。泣く子も黙る悪辣非道キャラ。
■無風(むふう):聖界の第二皇子。訳があって平民として暮らしている。
■仙人(せんにん):各地を放浪する老人。
■炎禍(えんか):邪界皇太子。性格悪い。蒼翠をバカにしている。
*エピソードタイトルについている★マークは、「15のこと」を指しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:10:00
182167文字
会話率:43%
…………は? は? え、は?
おれは驚いた。タイトルを見た瞬間、思考が硬直した。センスもひねりもない、あまりにも直球すぎるその文字列。
『ぶっ殺される』。
は? は? なんだよこれ……なんなんだよ。
状況を整理しよう。まず、主人公は
おれだ。おれがこの物語の主人公だ。それで、『ぶっ殺される』って、誰が誰に?
……おれしかいない。
おれがぶっ殺されるのだ。
なぜならこれは一人称視点で、おれが主人公だからだ。それで、誰に殺されるんだ? ……作者か? 違う。いや、まあそうなんだろうが、そういうことじゃない。話として、構造としておれを殺してくるのはいったい誰なのか。
それにしても、『ぶっ殺される』って、ははは……いや、いやいやいやいや、嫌だ。ちょっと待ってくれ、そんなことがあるか? あるんだろうな。そういうタイトルなんだから。
でも、どんな殺され方をするのだろうか。普通の『殺される』とは違い、『ぶっ』が付いているわけだから、何か違うのだろう。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-25 11:00:00
3138文字
会話率:18%
とある休日、男が部屋で横になり、ふーっと息をついた。その瞬間、インターホンが鳴った。男はしぶしぶ起き上がり、玄関へ向かう。
「どちらさまで……うわっ、なんだあんた!」
「うわっ、ああ、いえ、私は怪しい者ではありませんよ。えっと、とりあ
えず、中に入ってもいいですか?」
「なんだよ、なんなんだよ、強盗か……?」
「いやいやいや、そんなんじゃないですよ。うわあ、とにかく、さささ」
彼は半ば強引に押し切られる形で、その訪問者を部屋に入れてしまった。彼は訝しがりつつ、男に訊ねる。
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最終更新:2024-10-22 11:00:00
2113文字
会話率:86%
これは……おれがこの前、銭湯に行ったときの話だ。
湯船につかり、ふーっと一息をついたおれは、体から日頃の疲れが抜け出て行く感覚に頬を緩め、瞼を閉じ、宇宙のことを考えた。
特別な理由はない。ストレスが消え、心にぽっかりとスペースが空いた
んで、何か壮大なことでも考えたくなったのだ。
しかし、ふと目を開けると、浮かび上がってきたのが陰毛だ。そう、陰毛。それは宇宙の始まり。無から作られる有機物。
いや、違う。陰毛とは思春期を迎えた辺りの男女の股間に生える毛のことを指す。そんなことは知ってるんだ。でもこいつは今突然現れたのではないかと思わせてくる。部屋の中で『え、こんな場所に?』と見つけたとき、そう冷蔵庫の中にあったときなど、なぜだ? と腕を組んで考えたものだ。時空の歪み、ぽっかりあいた穴から現れるスペースエイリアンか……いやいやいや、ない。こいつは人体から生まれ、そして抜け落ちたものだ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-30 11:00:00
2044文字
会話率:0%
ささやかな日々に充足を感じていた女子大生、
佐野史華(さのふみか)は20歳の誕生日当日にアパートの階段から転落してしまう。即死!!!と思いきや、
「あれ?体痛くないし、ここは天蓋付きのベッド?」
窓から外を眺めれば、手前の庭には綺麗な緑の芝
生、奥には見慣れないたくさんの石造りの家広がっていた。
「いやいやいやちょっとまってここどこよーーー!」
なんと史華は異世界に転生していた!!
しかも、ただ異世界に転生しただけじゃなく、
陰謀を一緒に解決して愛を深めちゃうADV『Spectacles Cinderella 』に出てくる
悪役令嬢、フェリシア・エリオットになっていた!!!
起きたら異世界?!
いやいや魔法はありません!
転生といえば主人公?
いえいえ立派な悪役です?!
悪役令嬢でも幸せになれるはず!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 22:26:03
50265文字
会話率:38%
……まじ?この人、善意で注意してたってこと?あの言い方で!?いやいやいや、踏まれたことを責め立てたようにしか聞こえなかったよ!?叱り方下手すぎでしょ!
「でもこんなだから、よく煙たがられますの。あまり私の近くにいない方がよろしいですわ。
周りからどう観られてるか、分かったものじゃありませんから」
それはこっちの台詞なんですが……。
ん?まてよ?…………これだ!
「あのー……」
「何かしら?そろそろ初日説明が始まりますわよ」
「もしよろしければ、アレクサンドリーヌ様の今後のご指導について、私にマネージメントさせて頂いてもよろしいですか?」
「……え?」
「私、感動しました。他人のためにそこまで叱れる人がいるだなんて」
「え、ちょ……ご指導だなんてーー」
「是非、協力させてください。なんなら子分や手下、いやいやいっそ取り巻きの一人にしてもらっても構いませんので」
「子分……!?て、手下って、何言ってるか分かってますの……!?」
ここに、あったじゃないか。ストレス発散になって、親も納得出来て、かつ卒業後も不利にならないような趣味が。
ずばり……悪役令嬢のマネージメントだ!この人と協力して、不良貴族を正し、怠けた連中を公然と叩きのめす!先生からの評価も上がるし、卒業後のアピールポイントにもなるし、何より溜め込んだストレスの発散になる!
しかし、私はまだ知らなかった。この素晴らしい考えが、後の悲劇と鳥肌を生むことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 07:00:00
16159文字
会話率:56%
毎日、ぶっ倒れるまで、聖女の仕事をしている私。
それをよりにもよって、のんきに暮らしている妹のほうが、聖女にふさわしいと王子から言われた。
いやいやいや… …なにいってんだ。こいつ。
いきなり、なぜ妹の方が、聖女にふさわしいということになる
んだ…。
え?可愛いから?笑顔で、皆を癒してくれる?
は?仕事なめてんの?聖女の仕事は、命がかかってるんだよ!
確かに外見は重要だが、聖女に求められている必須項目ではない。
それも分からない王子とその取り巻きによって、国を追い出されてしまう。
妹の方が確かに聖女としての資質は高い。
でも、それは訓練をすればの話だ。
まぁ、私は遠く離れた異国の地でうまくやるんで、そっちもうまくいくといいですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 20:12:41
55763文字
会話率:51%
かつて世界を救った勇者アレンは、魔王を討伐したことで英雄と讃えられた。だが、「これからは戦いなんてゴメンだ」と、すべてを捨てて辺境の村に移り住むことにした。アレンが目指すのはただ一つ、のんびり農業をして平和に暮らすこと――そう、スローライフ
だった。
「畑を耕して、野菜を育てて、平和に暮らすんだ。もう戦わなくていい……最高じゃないか」
だが、その願いはあっさりと打ち砕かれる。
ある日、畑の前に突如として現れたのは――魔王軍。
「我らが陛下! ついにお目覚めになられましたか!」
「……誰?」
「我らは、真の力を持つ新たな魔王に忠誠を誓います!!」
アレンが魔王を討伐したことで、魔王軍は「力こそが王にふさわしい」という結論に達し、アレンを新たな魔王と認定してしまったのだ。ケルベロス(もふもふ犬型)は膝の上に乗りたがり、サキュバスのリリスは色仕掛けで迫ってくる。さらにはドラゴンが畑を「陛下の神聖な農地」として守り、オークは「陛下の食事は最高級でなければ!」と過剰に張り切る始末。
「俺は野菜を育ててのんびりしたいだけだって!!」
しかし、魔王軍はそんな主人公の声をまるで聞いていなかった。「陛下が畑を守るためには強力な軍備が必要です!」と、勝手に国を作り始め、領土を拡張し、隣国を次々と制圧。知らぬ間に「勇者アレンの農地」が「魔王アレンの大帝国」へと変貌していく。
さらに、勇者時代の仲間たちは「魔王軍が活動を再開したのはアレンが裏で操っているに違いない!」と勘違い。勇者パーティはアレンを討伐しようと動き出すが――
「陛下に刃を向けるなど、愚か者!!」
「フン、蹴散らしてやる!」
「いや、だから俺はスローライフがしたいだけなんだって!!」
――結果、魔王軍が勇者パーティを一蹴し、さらに勢力を広げてしまう。
結果的にアレンは「最強の魔王」として崇められ、魔王軍により国家は統一され、世界に平和が訪れる。
「いやいやいや! 俺、野菜作ってただけだから!!」
最後にはヒロイン(リリス、サキュバス、ドラゴン)が争うようにアレンを取り合い、ケルベロスは膝に乗って甘え、村人からは「陛下!」と崇められる始末。
本人は「スローライフをしたいだけ」なのに、気がついたら最強魔王として世界を征服していた――そんな無自覚最強主人公のギャグスローライフ譚が今始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 19:07:04
63614文字
会話率:48%
王都で大人気の占い師《蜜猫のミア》、その正体は酒場の看板娘・リリア。
ミアは 「的中率0.02%」という、とんでもないハズレ占い師。彼女の占いは99.98%の確率で外れるため、逆に「言われたことの逆が正解!」と評判になり、王都で超人
気になっていた。
そんなある日、王国最強の騎士・ゼイドが占いの館にやってきて、真剣な顔でこう言う。
「想い人と結ばれるか、占ってほしい」
(ゼイド様に、好きな人が!?どこのどいつよ!!)
動揺しつつも、占いを始めたリリア。しかし出た結果は 「ゼイドの運命の相手がリリアである」 というものだった。
(……詰んだ)
なぜなら、リリアの占いはほぼ外れる。つまり、この結果は「ゼイドとリリアは結ばれない」ことを意味している……!
絶望するリリア。しかし、ゼイドは占いの結果に満足そうに帰っていった。
(あああああ!!!なんでよりにもよって、ゼイド様との恋が破れることを自分で証明しちゃうの!?)
しかし、その日を境に、なぜかゼイドは酒場に連日通い、リリアに積極的に接してくるようになった。しかも めちゃくちゃ怖い顔で!
(いやいやいや、なんでそんな睨んでくるんですか!?)
これは、的中率0.02%の占い師と、強面で寡黙な騎士の、すれ違いラブコメディである――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 20:00:00
11656文字
会話率:34%
リリーは唐突に思い出した。魔法が使えず、役立たずと見捨てられ、虐げられていた彼女が、前世大魔女と呼ばれていたことを。
前世で十分生きたし未練も特にないけれど、せっかく新しい人生を手に入れたんだから、窮屈な王族なんてやめて今世では剣士でも目
指そうかな――なんて思っていたら、王太子(父)は廃嫡され、義母と叔父と聖女は城を追い出され、気づけば自分が王太子になっていた。
最初は母を追い出した! とリリーを嫌っていた異母弟も、気づいたら「姉さま」と後を付いてくるように。
「姉さまこそ、この国の王にふさわしいです!」
「いやいやいやいや」
※別サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 15:06:35
10579文字
会話率:23%
異世界に転生した俺は、なぜか「ギルドの受付嬢」として第二の人生をスタートすることになった。前世は普通の男だったけど、今は可愛い女の子の体。まあ、それはそれで楽しもうと思ってた。
だが――
「君と話していると、とても心が落ち着くんだ」
そう言って、王国の次期国王である第一王子が、ギルドに入り浸るようになったのだ。
最初はたまたまだと思ってた。でも、彼は仕事そっちのけで俺の窓口に来るようになり――
「受付嬢殿、今日は君のおすすめのクエストを受けよう」
「最近、君と話せていないな。寂しい……いや、何でもない」
いやいやいや、待て待て待て!!!
俺はただのギルド受付嬢!! 国王の側近でもないし、王宮に関わるつもりもない!! なのに、なぜかギルドに来る貴族たちまで俺のことを気にするようになり……
「王子殿下が、庶民の受付嬢にご執心とな?」
「これは由々しき問題……いや、むしろ面白いか?」
「もしかして、新時代の王妃爆誕か?」
いや、違うから!! 俺、ただの受付嬢だから!!!
こうして、なぜか王国の次期国王に気に入られてしまった受付嬢(元男)の、波乱万丈なギルドライフが始まった。
TS要素がありますので、嫌いな方はぜひこれを機にみてみては?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 16:10:12
4364文字
会話率:21%
ヨウは、隣に住み家族ぐるみの付き合いのあった幼馴染姉妹の姉、秋野ユリカに幼い頃から片思いをしていた。
しかし、ある日ユリカはヨウの家を訪れて告げる。
「私、婚約したんです」
ショックを受けるヨウのもとに、長いこと疎遠になっていたユリカの
妹、ヒマワリが訪れる。
「お姉ちゃんの婚約、ぶっ壊そーぜ」
「いやいやいやいや。待て待て待て待て」
ヒマワリはなんと、姉の婚約者に恋をしていると言うのだ。
条件付きでヨウはしぶしぶヒマワリの提案に同意する。
「ユリカさんが傷つくようなものになるなら、俺はその時点で降りる」
疎遠になった幼馴染の考えなしの一言から始まった複雑に交差する恋愛感情は、ヨウとヒマワリを思わぬトラブルに巻き込んでいく。
疎遠になっていた幼馴染の考えなしの計画から始まる、青春ラブコメディ開幕
※ 他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 08:18:24
358726文字
会話率:39%
「お前がいると、オレが誰ともイチャイチャ出来ないんだよ!」
魔王城に挑むラストダンジョン二つ前――というところで、なんと勇者にパーティーから追放されてしまったイザベル。
「いやいや、いやいやいや! 私、貴方を転生させてあげた女神なんですけど
!? 私を追放するの!? 貴方を転生させてあげた女神なのに!?」
……しかもタイミングが悪く、パーティーを追放されたタイミングで「世界」が神様から見放される悲劇に見舞われる。
これじゃあ私は天界に帰れない! もうこうなったら、自重せず好き放題やってやる!
酒! 女! 金! この世の全部を手に入れてやろうじゃない!
――これは自重しない(元)女神が、異世界を蹂躙し覇道を突き進む物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 17:00:00
4980文字
会話率:46%