メイクをすると途中で汗をかいて目に入りコンタクトがぼやけるからほぼすっぴん。
時短で着替えはTシャツからTシャツ。
こういうの充実したっていうのかな。
少しでも楽しく過ごせる工夫を。
最終更新:2023-09-02 16:30:21
396文字
会話率:6%
どれだけ歩いただろうか。意識なんて物はもうほとんど残ってはいない。何処を歩いている、自分は何をしている。わからない、わからないが、ただ俺は生きたい。それだけはわかる。死にたくない、終わりたくない。
「こんなの、こんなの嫌だ」
死への恐怖
と生への執着だけが今の自分を動かしていた。腹がすいた、喉が渇いた、足が痛い、視界がぼやける。死が一歩ずつ詰め寄るような感覚が背中に悪寒を走らせる。
自分が何故こうなったのか、今となっては覚えていない。震える足で前進を続ける、目の前の光を掴むように。光が大きくなった瞬間、俺は派手に転んだ。光で段差があったのに気付かなかったのだ。全身が痛い、腕に関しては折れたようだ。だが悪いことだけではないようだ、目の前には川が流れていた。死に物狂いで水を飲む、その時は必死で気付かなかった。だんだんと意識が戻り始めた時に気づいた。
「この川、鉄っぽい味がする」
味だけでは無い、周囲に匂う生臭い香り、そして俺はそれを見つけた。上は人間で下は魚の化け物、人魚というにしては大型の車の様な大きさをしていた。
「なんだあれ」
まともに頭が回らない俺はこれが精一杯の驚きだった。幻覚を見ている気がしたが俺はそれに近づき触ることが出来た。ヌメッとした身体に堅い鱗の感触がホンモノなんだと実感させる。
不意に腹の虫が鳴く。その後は覚えていない。気がつくとそこには何も無かった、骨さえ残らず俺は喰ったのだ。
宗教団体が社会問題になった世界で化け物狩りをする、一匹の化け物のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 22:10:46
3039文字
会話率:57%
友達の家へ遊びに行く。
それはとても楽しいことでしょう。お互いに、あるいはもっと他にたいしても…
最終更新:2023-01-09 22:00:00
3605文字
会話率:2%
誰も知らない街へ行きたい。
思えばそんな気持ちからだったのかもしれない。窓の外を眺めてふとそんなことをおもった。今日はあの日、私の人生を変えたあの日とあまりにも似たような雨だったから。この雨を追いかけて行けば私を変えてくれる「何か」に出会
えるかもしれないなんて不確かな確信を持ってしまった。
その日は視界がぼやけるほどの雨だった。定期的にも不定期的にも聴こえるその音は私に何もかもどうでもいいと思わせるに十分だった。傘をさしていたのかさえも覚えていない。ただどうかしていた。そう、どうかしていたのだ。携帯から連絡先はもちろん、全てのアプリを消して、設定を開いて初期化した。マンションは解約して、行く宛もなく小さな肩掛けのバックだけを持ってバスに乗った。雨が頬に落ちる。今だにはっきり覚えているのは見慣れた景色がだんだん知らないものになっていくのに、私の心だけはあの都会の風景に残されたままだったということだ。
ある日会社をリストラされた主人公、西野はたまたま通りかかった喫茶店に入る。そこには20代前半くらいの整った顔立ちの好青年がいて、手慣れた様子で席へと案内する。彼の入れるコーヒーは心を満たしてようなくれる安心するような包み込まれるそんな味がした。気づけば西野は涙を流していた。そんな西野に彼はハンカチを差し出して、この席は特等席だと言う。そして彼の細くて長い指が差したところには栞くらいの大きさの紙が挟まっていた。そこには【夕刻、雨の降るバス停 行き】と手書きの文字で書かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 00:21:44
4083文字
会話率:53%
産まれながらに目が見えない少年は、
死んでしまい白い空間にいた。
ぼやける程度に見えるようになった目、
見える物に興味を向けていると神様が現れる。
名前をもらい準備をして異世界へと足を踏み出す。
最終更新:2021-09-13 21:18:11
5078文字
会話率:41%
――夢幻の境はますますぼやけるばかり、終いにはこの机や手や身体までもが夢に呑まれんとする毎日、というか、今がそれだ。
あぶない純文。
この作品は自サイト・ノベプラにも掲載しています。
最終更新:2021-05-08 20:34:57
984文字
会話率:0%
冬の夜は足早に訪れる。山の頂から吹く風は俺を追い越して、紫煙と共に煌びやかな街へと溶けていく。いつもピカピカと綺麗なその景色が、目の中で段々とやさしくぼやけるのを見てはじめて、俺はこの恋が終わったことを知った。そうしていつまでも、俺はその場
に立ち続けるのだ。(冒頭より)
かつて愛した君たちに送るこの手紙は、一体どこへ向かうのだろうか。
時々挿絵あります。(挿絵描いてる時は更新遅くなるかもしれません……)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 23:17:23
42621文字
会話率:69%
あらすじとは物語の内容を簡潔に書くもの。
何を書けばいいのやら。
そう、書くならばこう書くとしようか。
とある場所のとある子供はよく分からない子供。
そんな子供を周囲の人々は
優しさで包み、
時には叱り、
知恵を与え、
その
子供にはなんら価値もないのに支えてあげる優しい人たち。
その子供はその長年の恩を、荒くれたこの時代でできる限り精一杯返す話である。
そう、幼き子供が生まれ変わり続けながら恩返しをする旅の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 11:00:00
13986文字
会話率:62%
多分俺は異世界に来た。
記憶がぼやける中、ヒロインと会って魔王を倒して幸せに暮らすはずがやはりそんなに甘くは無かった。さらわれたのは城の姫じゃなくその妹?俺が勇者(仮)?しかも魔王が女の子?もうワケが分からない。【はちゃめちゃ異世界ストーリ
ー】世界平和はもたらした方が良いのだろうか…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 00:21:48
7641文字
会話率:32%
(あまりにもごちゃごちゃにぐちゃぐちゃになって、なろうから家出を試みましたが、そんなにたたない内に理由をみつけて帰ってきました。誰も待っては居ないですし、聞いていないでしょうけれど、帰ってきたのはそんな理由です)
、多分、意識や心の話かも
しれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-01 06:40:34
694文字
会話率:0%
地味系眼鏡女子の戸田小浪(とださなみ)は、不幸な事故で眼鏡が壊れてしまった。仕方なく好きではないコンタクトをつけて学校に来た。コンタクト男子の相田君はまるで小浪と入れ替わるように眼鏡にしてきた。だけどやっぱり合わなくて、小浪はコンタクトも外
すことになった。そんな小浪のぼんやりとしたドタバタな一日の話。
この作品は香月よう子様、柿原凛様、私、山之上舞花の三人企画で、『眼鏡娘とコンタクト』をテーマに書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 11:00:00
5402文字
会話率:57%
戦争により荒廃した世界...
生きるもの全てが死に行く世界に男はいた
その男以外の人間は既に居ない
男はただ彷徨う
彷徨う先にたどり着くのは巨大な割れ目
男は何も考えず裂け目に飛び込む
...
「...た...る...」
「と..えず.
..に運ぼ..」
...
視界がぼやける中、聞こえる声に男は涙し、深い眠りにつく
男が起きた時に目にした光景は...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-11 22:59:23
883文字
会話率:33%
主人公こと新城優輝は不治の病にかかっている。
不治の病とは言っても重病ではないがどの病院にいっても発生原因の特定ができず
治療方法も見つかっていないため不治の病認定された。
誕生日の日だけ身体の自由がきかず視界がぼやけるだけの病だが、
そん
な不治の病を抱える俺が神と名乗るおっさんに異世界に飛ばされ
飛ばされた世界で俺の力が目覚め目立ちながら好き勝手生きる物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-16 20:29:18
4006文字
会話率:61%
いろんな日にあったこと。
あったと思ったこと。
いつか消えてしまうこと。
おんながおとこに抱かれるということ。
twitter @honto
http://twitter.com/honto
最終更新:2013-07-16 23:14:16
303文字
会話率:0%
「だからね、雨の日に一人っきりで歩いてたら、雨女に殺されちゃうんだよ」 「特に、今日みたいな大雨の日は?」 噂と現実。虚言と真実。境がぼやける、雨の日の――。
季刊誌「月雲」2010年7月号 掲載作品
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最終更新:2011-04-15 23:00:00
3725文字
会話率:53%