美味しいご飯が食べたい。
ベッドはふかふか、おひさまの匂いがいい。
だけど現実はそう甘くはない。
これはとある犬の徒然なる愚痴を綴った物語。
最終更新:2025-07-24 20:00:00
8979文字
会話率:52%
『霊獣ガチャでダンゴムシ!? 最弱霊獣と“整う”スローライフから、世界を救うまで』
異世界に転生した青年・リク=サクラは、霊獣使いの家系に生まれ、18歳の成人の日に霊獣契約の儀式を迎える。
周囲の期待が集まる中、リクが契約したのは――手
のひらサイズのダンゴムシ霊獣、ダンドドシン。
最弱、ハズレとバカにされ、笑われながらも、リクは彼と共に片田舎の農業村へと移住する。
そこには――ふかふかの畑。
湖と森に囲まれた静かなログハウス。
ダンゴムシ達が耕す畑で取れた野菜と、釣りたての魚で作るシーフードカレーライス。
酵素風呂とサウナで汗を流し、星空の下で整う夜。
静かな異世界スローライフの日々は、やがて――
王都に落ちた隕石によって、世界全体に拡がる“正体不明の瘴気”により一変する。
最強の霊獣たちが次々と倒れる中、
“最弱霊獣”ダンゴムシだけが立ち上がる。
「土よ、声を聞かせろ……!」
"最弱"から"最強霊獣"と本領を発揮する!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 12:12:01
25822文字
会話率:48%
えらんで あるいて、みつけた たいせつなもの。
ふかふかのクッション、おにいちゃんとおねえちゃんの手。
でも、そとの せかいも きらきらしてみえた。
こわいことも、まようことも、ぼうけん。
ちいさなゲンちゃんが、えらんで みつけた
ほんとうに たいせつな ものとは——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:47:41
3273文字
会話率:29%
(ここって【恋勝】の世界じゃない?今朝目覚めた時にジェイルやユリウスがいたし…)
目が覚めるとそこは見知らぬ部屋だった。
ふかふかのベッドに豪華な調度品。
そして、美少年!
鈴木ほのかは自身が制作する乙女
ゲーム【恋の勝利は誰の手に?】の悪女ホノカ·ベルツリーに憑依してしまった。
内容はいたってシンプルで、百年振りに生まれた聖女が困難を乗り越えながら好きな人と結ばれるという話。
この身体の持ち主ホノカ·ベルツリーはヒロインに毒を飲ませようとした罪で、わりと序盤に断罪される。
少し捻りがあるというならば、悪女ホノカ·ベルツリーは転生者でハッピーエンドで真実の愛を得る為にゲームを繰り返しているのだ。このストーリーをプレイするにはかなりやり込んでロックを解除し、逆ハールートでユリウスの好感度を一度上げる必要がある為、難易度がかなり高い。いわゆる、レアなストーリー…。しかも、断罪を避けるのも難しい…。
このままではバッドエンド断罪が待っている。何としてでも断罪を逃れる為、ユリウスとジェイルの好感度を上げる必要があるのだが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 15:00:00
123464文字
会話率:34%
ふかふかの尻尾と肉球を持つ、小さな生命。
ダンジョンでの過酷なサバイバル、未知のスキル習得。
この世界は、一体何なのか。
探索の先に眠る機械と刻印の謎。
世界のルールと理外の出合い、最奥の邂逅——
訪れるのは、絶望か、それとも新
たな選択か。
気まぐれに巻き込まれたクロと巡る刻の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 14:50:35
12324文字
会話率:11%
あなたは今、ふわふわのくもに横たわっています。
ゆっくりおだやかに流れゆく、ふわふわのくも。
あなたはだんだん眠くなる────
最終更新:2025-07-16 22:12:44
351文字
会話率:0%
凶悪なモンスターを生み出すダンジョンが世に現れてから10年。
人々の中からジョブに覚醒する者たちが現れ、世間から尊敬や畏怖を向けられながらもダンジョン攻略に乗り出していた。
高ランクジョブに覚醒して華々しく活躍することを夢見る高校生の弔井
幽太は、愛犬バルトと共に平凡な日々を送っていた。
ある日、日課の散歩に出た幽太はダンジョンから溢れたモンスターに襲われてしまう。
バルトに庇われて九死に一生を得る幽太だが、代わりにバルトは命を落としてしまう。
「バルト……逝かないでくれよ。俺をひとりぼっちにしないでくれ」
冷たくなっていくバルトの亡骸を抱き締めた瞬間、幽太は【死霊術師】として覚醒した――……!
まともなスキルを持たない底辺ハズレ職と評される死霊術師だったが、バルトを自らに憑依させた幽太はモンスターを相手に無双する。
魔獣のような見た目のせいで覚醒者だと言い出すこともできない幽太は、ダンジョン攻略に乗り出す高ランク職の美少女パーティと出会う。
「んあっ、ひゃんっ……くすぐったいから暴れないで……良い子ね、なでなでしてあげる」
「ふぁぁぁぁ……きもちーよぉ……今日からぜーーーったい一緒に寝る……!」
「んぁっ……くすぐったいです……でも、すごくふかふか」
高ランクジョブであるが故にモフモフに飢えていた少女達は幽太をペットにしようと画策。
さらにはダンジョン配信者の従姉妹からもトップコンテンツとしてその身を狙われる。
かくして。
あるときは正体を隠しながらダンジョン攻略をする謎の覚醒者。
またあるときはSランクパーティーの擁する魔獣。
そしてまたあるときはダンジョン配信に映り込む正体不明のモンスター。
平凡だったはずの幽太の、平凡じゃない多重生活が幕を開けるーー。
※他サイトでも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 18:10:00
151181文字
会話率:37%
崖から飛び降りて自ら命を絶った私は、次の瞬間、ふかふかのベッドの中にいた。
前世の記憶をすっかり残したまま、侯爵家次女のヴァネッサに転生していた。
十四歳の少女として、冷たい父、腹違いで小物な兄、腹違いで病弱な姉で構成された家族の皆さんから
のいじめ攻撃に耐えながら、何とか生きる日々。
死にたかったのに、どうしてこんな世界に来てしまったんだろう……。
絶望に打ちひしがれる私の前にある日現われたのは、王子様顔の公爵家次男だった。
運命は好転し希望を見出しつつあった私だったが、病弱な姉によって恋は邪魔されて――。
これは、異世界転生したけれど、きっとセオリーとは違う結末を迎えるヴァネッサ・シェインズの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 18:00:00
29956文字
会話率:33%
ブラック企業での過労死から一転、異世界に転生した青年レオン。彼は転移の際に、人間の三大欲求――食欲、性欲、睡眠欲――を極限まで満たせるチート能力を手に入れた。特に「美食の極致」は、強い魔物ほど信じられないほど美味しく、その肉を食すことで身体
能力や魔力が飛躍的に向上するという、レオンにとって究極の能力だった。
物語は、レオンが森の奥深くで築いた理想の隠れ家で、温泉に浸かり、ふかふかのベッドで眠り、そして何よりも美味しい魔物の肉をたらふく食べる、悠々自適なスローライフから始まる。彼の生活は、美味しいものを探し、時には自ら魔物を狩り、新たな料理を開発することに重点が置かれている。
しかし、その圧倒的な能力と、三大欲求を追求する奔放な生き方は、次第に周囲の人々を惹きつけていく。真面目な剣聖の末裔エリス、天真爛漫な獣人族の癒し手リリア、知的な魔術師ギルドのエースセフィアなど、個性豊かな女性たちが次々とレオンの元に集まり、彼の隠れ家は賑やかなハーレムへと変わっていく。
基本的には平和な日常が続くが、レオンの特異な能力や、彼が倒した強力な魔物の影響が、時として彼を面倒な事態へと巻き込んでいく。小さなトラブルから始まり、やがては国や大規模な組織が絡む陰謀、さらには世界の均衡を揺るがすような異変に直面することになる。レオンは自身の三大欲求が脅かされる時、普段の怠惰さからは想像できないほどの力を発揮し、あらゆる困難を美食と快楽に変えていく。
物語が進行するにつれて、レオンは自身の転移や能力の根源、そして彼が生きるこの世界の真実に迫っていくことになる。遥か古に世界を創造した神々、そしてこの世界が「いくつかある世界の一つ」に過ぎないという多元宇宙(マルチバース) の壮大な真実が、最終章で明らかになる。
レオンの美食と快楽を追求する旅は、やがて世界、そして多元宇宙の命運をも左右する壮大な冒険へと繋がっていく。果たして、彼は全ての三大欲求を満たし、究極の至福を手に入れることができるのか?そして、その先に待つ満ち足りた未来とは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 03:59:14
103101文字
会話率:37%
ある日、ヴァケル王国中に広がったのは、王の崩御、そして同時に第一王子が病に倒れたという知らせ。
ヴァケル王国極秘の秘密部隊、王直属隠密騎獣部隊“ブレアニエ”も突然の報に打ち震える。
『本当に王は病で亡くなったのか?』
混乱の王国内で蠢
く思惑。
民と臣下に尊敬され、獣にも愛された王の意志を継ぎ、獣と共に生きるモディーグの郷人達は立ち上がる。
「これもう隠密じゃなくね?」
「敵目の前にして今それ言う?」
「隊長のくせにネチネチうるさ...」
「この双子...っ、後で父ちゃんに言いつけるからな!」
もふもふ、ツルツル、ふかふか、モチモチ、人間くさい獣達と暮らしながら、大切なものを守れなかった者、守りたい者達の闘いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 22:44:20
47196文字
会話率:54%
気づけば寝てる――俺、秋目垂(あきめすい)は、生まれつき強烈な眠気と戦う人生を送ってきた。
面接中に寝落ち、初デートで爆睡、ついに仕事もクビ。
そして眠気に負けたその瞬間、異世界へ転移!
たどり着いたのは、不眠に悩む人々と、眠りを拒む
魔物に支配された世界。
そんな中、俺だけが「眠ることで強くなる」という謎の加護を授かっていて――
「お願いです、寝てください!あなたが寝ないと世界が滅びます!」
戦場のど真ん中でふかふかベッドに寝かされる俺、何この状況!?
眠れば眠るほど世界が救われる!
これは、安眠の神に愛された主人公が異世界に安眠革命を起こす話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 12:27:20
2248文字
会話率:9%
頭をぶつけて前世の記憶を取り戻したラフィーナ。『王都の毒花』という悪評をでっち上げられ、義妹に婚約者を奪われ、厄介払いのように『バケモノ辺境伯』の元へ嫁ぐという、ネット小説でありがちな目に遭っている真っ最中である。
ところが、出会って約十
分で夫となったベリオンとは気楽な白い結婚。仕事と返済に追われる前世とは違い、借金も義務もプレッシャーもなく、あるのは美味しいごはんにふかふかベッド。何にも気にせずのんびり暮ら……せるわけがない! 元貧乏社畜のラフィーナはこの生活を無言の退職(離婚)勧告だと受け取った。
退職(離婚)に備え前世の知識を活用したり、絶対解けないと言われていたベリオンの呪いが解けちゃったりしながら、ゆっくり距離を縮めていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 19:27:19
109294文字
会話率:34%
会社員のマキはある日、自分の部屋の鳥と猫のぬいぐるみが喋り出したことに気付く。
やまもオチもなく、二体の動くぬいぐるみがただ単に部屋でだらだらするだけのお話です。
※サイコホラー的展開はありません。
最終更新:2025-04-20 11:31:10
86680文字
会話率:48%
勇者への転生を言われたが拒否した。
チートもないもない、ただ普通の転生をしてしまった俺には、異世界は慣れないものばかり。
清潔な国で育った俺にはマジで辛い。
湯船は?水洗トイレは?隙間風がない家は?ふかふかの羽毛布団は?虫スプレーは?
…
…まじ前世の記憶いらねー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 07:30:00
1564文字
会話率:15%
雪がしんしんと降る夜、ふかふかの羽毛ぶとんに包まれたレイナは、ふと不思議な声に呼びかけられる。
案内されたのは、夢の中にだけ開かれる「布団の中のダンスパーティ」。
そこではまくらや毛布、ぬいぐるみたちがドレスアップして踊り、星が空からささ
やきかけてくる。
レイナは、楽しいひとときを過ごすが、やがて夢の終わりが近づいてくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 20:30:44
2017文字
会話率:36%
久住星奈(くずみせいな)は推しの地下アイドルグループ「Secret Covenant」通称:シカヴェのイベント帰りに事故に遭い、転生する。
星奈が気がついた時、見知らぬ天井を見上げていた。
古めかしくも美しいシャンデリアが揺れていて、ふか
ふかのベッドの上に寝かされている自分。周囲は豪華な家具が並ぶ異国風の部屋。
何が起こったのか分からないまま、用意されていた服を着ると・・・その姿はまさにメイド姿。
星奈は「ステア」という名前のメイドに転生し、この豪華な屋敷で働くことになっていた。
そして、驚くべきことにこの屋敷には星奈が推していた、あの「Secret Covenant」の5人が執事として働いてるではないか!
「えっ、ホント?!て、天国・・・は、鼻血出そう・・・」
そうして、ステアこと星奈は彼らの働きを陰でコッソリ観察する日々が始まったのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 00:38:31
17455文字
会話率:26%
『三百年後に生まれ変わり、この国を滅ぼす』
そう言って亡くなったとされる元王妃の呪いのような予言。
その日に生まれたノーリング伯爵家令嬢シェリーは、『滅びの魔女』と呼ばれ国中から忌避されていた。
十六歳のある日、伯爵家に軟禁されていたシ
ェリーは妹キャロルの一言により、隣国グランゼイルの森の中へと追放された。
そこは竜王が治め、獣人が住まう国。
身一つで森を彷徨い、行き倒れたシェリーを拾ったのは、その竜王――
「人間。もう少し大きく口を開けろ。でないとこぼれるぞ」
だったのだが。
気づけば竜王の手によりふかふかの寝床に寝かされ、温かいご飯を食べさせられ――あれ? 餌付けされてる?
「他に欲しいものはないか?」
せっせと世話をされている?
とある事情から少年の姿をしていたシェリーは『ルーク』として竜王の城に滞在することになるのだが、ご飯を食べさせることがすっかり気に入った竜王により、まっとうな食事を摂り、日の光を浴び、体を動かすことによって少年のようだったやせ細った体はどんどん成長していき――。
特別な力なんてなにもない。
それなのに国を滅ぼす災厄として生まれ、家族からもその生を疎まれてきたシェリーが望むのは、『誰にも迷惑をかけずに生きていきたい』という思いだけ。
そのためにシェリーは竜王の手を借りながら――餌付けもされながら――『滅びの魔女』について調べ始める。
『滅びの魔女』の呪いを終わらせるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 21:33:34
196915文字
会話率:27%
波乱も起伏もなく生きる私の癒しは、乙女ゲーム『麗しの王国・恋する妖精たちの物語』のスピンオフ小説『麗しの王国・悪役令嬢と恋する妖精たちの物語』。
主人公の悪役令嬢が天真爛漫にハッピーエンドへ向かう物語は、萌え溢れる夢の世界だった――。
そ
んな私が夢から覚めると、なぜかふかふかの天蓋付ベッドの中にいた。
ティアナ・レハール、十歳。悪役令嬢その人になって。
ここがゲームか小説、どちらの世界か考えてもわからず。
それ以前に、破滅ルートを回避する天真爛漫な性格は持ち合わせてなかったよ。
今まで周りに合わせてただひたすら真面目に生きてたのにー!いつ終わったんだよ、私の前世!
転生したらしい人生も、すでにデッドエンド決定事項とか泣ける。
……でも、逆にそこまでは何しても確実に生きられるってことだよね?……にやり。
ならば、権力ある!財力ある!何と言っても高飛車、我が儘な悪役令嬢!どうせ終わるなら怖いものは何もない。
デッドなエンドを迎えるその日まで、今度は自由に人生満喫する!と私は決めた。
そうして高飛車と我が儘をはき違えながら、どうしても直せない前世の真面目さをお供に。
新しい世界を全力で生きる物語の幕を開けた――。
***
進行状況や更新のお知らせなどTwitterでつぶやきます。
お気軽にフォローしてください(*´∇`*)
https://twitter.com/chinagi72
あとは各登場人物のイラストもあげる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 22:22:21
286339文字
会話率:32%
前世では働きづめの男性だったわたし。倒れこむように幕を閉じた人生の次に目覚めたのは、なんと異世界で14歳の貴族令嬢!
絢爛豪華な屋敷、便利で都合良しの魔法道具、ふかふかベッド、召し使いメイドたちのお世話つき、世界は平和で魔王とかはいない……
まさに理想のスローライフ天国がここにある。楽して暮らせるなんて最高じゃないか!
――と思ったのもつかの間。トイレひとつとっても誰かに手伝われ、ドレスを着るだけでコルセットやパニエに翻弄され、可憐な少女の身体に合わせたマナーや礼儀がやたら細かい。恥ずかしくて苦労が尽きない日常に、早くもため息が出る。前世で求めた「のんびり」って、こんなに難しいものだったっけ?
それでも、頼もしいメイドたちがいるからなんとかなる……はず。甘い果物をかじりながら、ふかふかな寝具でくつろぎつつ、少しずつこの世界に順応していくしかない。華麗な貴族令嬢としての道を歩む日々は、ままならないことだらけだけど、諦めるわけにはいかない。恥ずかしさも面倒くささも、いずれは慣れてみせる!
これは、安楽な暮らしを求めたはずが、思いがけず苦労が満載となった異世界お嬢様生活奮闘記。ちょっとずつ成長する主人の新しい日常の行方は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 06:14:16
144237文字
会話率:32%
浪費や聖女への侮辱で断罪されたロベリアは、冷酷辺境伯へ嫁げと命じられる。
辺境伯ファウストのほうも、悪辣姫の噂に冷たい態度をとるが――。
「一生……最推しのファウスト様と……むり、しんどい……」
「……一応聞いてやる。お前はこの城で、どの
ような暮らしを望む?」
「ファウスト様がおいしいご飯を食べてふかふかのベッドで寝てくだされば、私は壁になりたいと思います」
実際に会ったロベリアはファウストを毛嫌いすることもなく、むしろなぜか拝んでくる。
悲劇の政略結婚のはずがなぜか楽しく推し活するヒロインに困惑しつつも惹かれていくヒーローのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 15:24:04
7208文字
会話率:36%