まりえは社会人2年目、白文鳥のあやと一緒に小さなアパートの一室でつつましく暮らしていた。
ところがある日、あやを動物病院に連れて行った帰り道に交通事故に巻き込まれてしまう。
もうだめだ、と思ったまりえが目を開けた時、そこは見覚えのない場所
だった。
さっきまで家のすぐ近くを歩いていたはずなのに、そこはまるで映画で見たような、どことなく西洋っぽい街並み。真っ青な空。円形の広場のような場所の中央に、まりえは座り込んでいた。
やたらとにぎやかな広場は、まりえの周辺だけ人波がぽっかりと開いていた。まりえの正面には見るからに豪華そうな椅子に座った男女と、それを取り囲む人々。周囲の人間は慌てたようにさざめいていた。
わけもわからず周囲を見渡すまりえと、驚いた表情でまりえを凝視する人々。
その時遠くで不意に鳴ったラッパのような音に、まりえは驚いてあやの入ったキャリーを取り落してしまう。その拍子にキャリーの蓋が開き、中からあやが飛び出した。まりえは慌てたが、あやはよく慣れた文鳥なので、まりえの肩にちょこんと止まった。
それを見てますます騒然とする人々。
豪華な椅子に座っていた人物が立ち上がった。
そしてまりえに告げたのだ。
「よくぞおいでくださいました、伝説の巫女様」
と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 18:00:25
4902文字
会話率:38%
グラシアーナ国の王立高等学院に通うカミーユは、前世の記憶持ちだ。
前世では海外香料会社での研修を終え、これから日本へと言うところで記憶が途絶えている。
そんな記憶から、今世でもカミーユは調香術師を目指していた。
そう。調香術。転生したここは
魔法も魔術もある世界だった。
研修予定だった工房からドタキャンされ、募集があると聞いてやってきた辺境。だが、求められたのは魔生物対策の香水⁉ そんなの習っていないんですけど⁉
二世に渡っての夢を掴むため、がんばる女の子のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 00:00:06
157306文字
会話率:46%
養成学校の魔導士科へ入学した十三歳の少女サクラ。少年少女が集まるそこは、毎日がにぎやかでめまぐるしい。先生への返事は 「はい」 のみ。決まり事を破れば問答無用で罰を受け、授業は難しく、諍いも起こる。それでも友達と過ごす日々は楽しいし、早く一
人前になって会いたい人もいる。何があろうとくじけず卒業目指してがんばるのみだ。
一方、防衛軍内部では問題が起きていて、サクラたちは大人の事情に否応なしに巻き込まれていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 16:14:19
534440文字
会話率:59%
ある事情から、地球の管理者から選ばれる。
戦時だったため戦争という単語にひときわ執着を持つ女性。
ここでも、波乱に満ちた?人生を異世界でも過ごしてしまうようです。
魔法、いや奇跡の具現化というものに驚きつつも知識をいただいた無
能な神に少し感謝しました。
せっかく新たな生活を送ることができるんだから地球にいた時にできなかったこと、新しいことをしてみたい!
(そのため、非常にゆっくり進んでいきます。)
複合作品となっており、最近は主人公が不在なんですよね....
最新バージョンは、Ver.6です。
ツイッターやってますよ〜
「巷のたっくみー」でやってます。
@TAKUMIonlyworld
多分これであっているはずです!
ツイッターと共によろしくお願いします。m(_ _)m
旧タイトル:さあっ!ごく普通の異世界生活を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:00:00
847746文字
会話率:40%
元気な女の子が主人公で、現実と仮想空間を舞台に、陽気でにぎやかなお話を……程度しか、まだ固まっておりません。
プロトタイプ・パイロット版みたいな感じで、とりあえず始めてみます。
最終更新:2024-05-12 11:37:03
5067文字
会話率:30%
アナスタシアの幼馴染みであるマティスは色気だだ漏れの青年、らしい。
らしい、というのはアナスタシアはもう一人の幼馴染みロンバルトと共に彼の色気がまったくわからないからだ。
幼馴染みの色気にも自分の気持ちにも気づかない鈍感令嬢と生まれながら
の色気過剰症の青年とその周囲のにぎやかな日常のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 22:00:00
53133文字
会話率:38%
それは 「とある世界」の物語
その世界は 一人の主神によって作られました
そして 沢山の神々が生まれ 管理が始まり 樹が育てられ 魚や獣が作られ
人やエルフ 獣人やドワーフ 吸血人や鳥人など「人類」と呼ばれる 様々な 生き物が 作られ
ました
こんなに にぎやかになっても
この世界には 名前 が付けられることはありませんでした
きっと 主神にとって この とある世界は たいして大切な世界ではなかったのでしょう
だから 最低限 陸を「大地」と 大きい水たまりを「海」と名付けました
この世界には 名前が ありません
これは そんな ちょっと寂しい「とある世界」を守るために戦う 人々の 物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 12:17:37
82225文字
会話率:21%
あなたたちの住む“そちらの世界”と異なる“こちらの世界"に住む冒険者たち。
"認知"の力で成長する彼女たちの楽しくにぎやかな異世界ライフの日常を送りします!
一緒に覗いてみませんか?
※この作品は「そちらの
世界は〇〇ですか?(https://kochirano-sekaiha-xx-desu.world/)」公式が投稿しています。
※この作品はpixivにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 17:56:38
23815文字
会話率:59%
皆が当たり前に持つ魔力の代わりに、役に立たない夢食いの力を持って生まれたリネット。
そんな残念な力にがっかりしながらも前向きに明るく元気に働くリネットは、ある日不眠に悩む御曹司ファリアスの秘書兼専属バクとして雇われることに!?
冷徹な見た
目とは裏腹に不器用ながら心優しいファリアスにほだされ、持ち前のお人好しからファリアスを苦しめている悪夢の謎を一緒に解き明かしていく――。
見た目も中身も優秀、でも実は心に孤独を抱え生きる不器用御曹司ファリアス。
明るくたくましく見えて、本当は皆と違うポンコツな自分に自信を持てず平凡な幸せすらあきらめているリネット。
そんなふたりが周囲をにぎやかに巻き込みながら少しずつ成長し、人生の喜びと愛を見つけていくほんわか心あたたまるお仕事ストーリーです。
自信を手に入れたリネットが夢のお悩みを解決する相談所をはじめてからは、さまざまなお悩みを抱えた依頼者たちの夢解きショートストーリーが進んでいきます。その中でじれじれゆっくり進んでいく、鈍感リネットと不器用ファリアスの恋模様もお楽しみください。
個性的な仲間たちもたくさん登場!
にぎやか楽しいお仕事ものがお好きな方にもオススメです!!
※別タイトルで連載していたものを引き下げ、大幅改稿した作品です。
※カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 14:01:28
113824文字
会話率:45%
「アリーシャ、お前は離縁だ」
(やったああああ!!)
離縁を言い渡されたアリーシャは、内心大喜びしていた。政略結婚でハロルドのもとに嫁いでから二年、ずっと形だけの夫婦だったから。いつかこんなところから出ていきたい、彼女はそう思っていたのだ
。
彼女の幸運は、もう一つあった。ハロルドは新しい妻にいいところを見せようとしたらしく、アリーシャに屋敷を一つ、手切れ金代わりに譲ってくれたのだ。
その屋敷に移り住んだアリーシャは、かねてから温めていた計画を実行に移す。自由になったら、ガーデニングがしたい。可愛い花をたくさん植えて、素敵なお庭を造りたい。それは彼女がアリーシャとして生まれてくるよりも前、前世からの夢だったのだ。
屋敷の使用人たちともいい関係を築き、アリーシャは庭仕事に思う存分精を出す。そんなある日、旅の途中だという貴族の兄妹が屋敷を訪ねてきた。兄ヴィヴに頼み込まれ、アリーシャは彼らを屋敷に滞在させることにする。新たな仲間を加え、屋敷での暮らしはさらににぎやかな、素敵なものになっていた。
しかしそんな幸せに、ちょくちょく邪魔が入っていく。アリーシャは仲間たちと一緒に、その困難に果敢に立ち向かい、さらなる幸せをつかみとるのだった。それも、想像もしていなかった、とびきりの幸せを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 12:17:33
148298文字
会話率:36%
蝶よ花よと育てられた、男爵令嬢アンヌマリー。しかし彼女は今、不幸のどん底にいた。多額の借金を抱えて彼女の家は取り潰され、彼女はただ一人、伯爵家のメイドとして働くことになってしまったのだ。
しかしそんな状況にもかかわらず、彼女は全く違うこ
とに頭を悩ませていた。
「味噌汁飲みたい……でも味噌なんて、どこにも売ってない……」
ひょんなことから、彼女は謎の記憶を取り戻していた。別の世界、別の場所で、一人暮らしの大学生として元気に過ごしていたという、そんな記憶を。
そうしてアンヌマリーは、その記憶の中で毎日のように食べていた和食を、どうしても食べたくなってしまった。しかし今の自分を取り巻く環境には、味噌も醤油もない。
「ないのなら、作るしかないわね」
彼女は記憶と勘だけを頼りに、様々な和食を再現し始める。そのさなか、彼女はディオンという貴族と知り合った。美形だが偉そうな彼は、ちょくちょく彼女の前に姿を現しては、和食のおすそ分けを要求するようになったのだ。
貴族の癖に、使用人の食事をかつあげする気か。アンヌマリーは最初こそ苦々しく思っていたが、次第に彼に心を開いていった。ディオンは、それはもうおいしそうに、彼女の食事を食べていたのだ。
恋人というには甘さに欠け、友人というには親密すぎる。そんな二人の幸せな時間は長くは続かなかった。アンヌマリーは働いていた屋敷を追い出され、一人とぼとぼと歩いていく。そんな彼女に、ディオンが手を差し伸べる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 12:13:07
196345文字
会話率:40%
皇帝の伯爵家、そこの一人娘ジゼルには前世の記憶があった。彼女はかつて、とある王国の女王だった。しかし民のためを思って働き続けた彼女は民に裏切られ、処刑されてしまったのだ。そうして、赤子として生まれ変わった。
他人のために頑張って頑張った
結果が、あの無惨な最期だった。その事実に打ちのめされた彼女は、これからは自分の生きたいように、自由に生きてやるのだと決意する。
ジゼルは前世から憧れていた魔法を学び、ちょっと過保護な両親の愛をいっぱいに受け、すくすくと成長していった。
やがて六歳になった彼女は、貴族の子女が通う学園に入学した。そして年齢も立場も異なる友人たちと一緒に、にぎやかで楽しい日々を過ごしていた。その友人たちの中に、しれっと皇帝までもが混ざっていたけれど。
前世の苦しみを忘れ、幸せいっぱいに生きるジゼル。しかしある日、彼女はとある事件に巻き込まれる。その中で、彼女は否応なしに過去と向き合うことになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 09:14:50
210169文字
会話率:34%
勇者召喚に巻き込まれた”おっさん”は、すぐにステータスを偽装した。
ろくでもない目的で、勇者召喚をしたのだと考えたからだ。
一緒に召喚された、女子高校生と城を抜け出して、王都を脱出する方法を考える。
ダメな大人と、理不尽ないじ
めを受けていた女子高校生は、巻き込まれた勇者召喚で知り合った。二人と名字と名前を持つ猫とのスローライフは、いろいろな人を巻き込んでにぎやかになっていく。
おっさんは、日本に居た時と同じ仕事を行い始める。
女子高校生は、隠したスキルを使って、おっさんの仕事を手伝う(手伝っているつもり)。
注)作者が楽しむ為に書いています。
誤字脱字が多いです。誤字脱字は、見つけ次第直していきますが、更新はまとめて行います。
0kAbxveIfHizKAi8oNyrJw==折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 20:47:59
329919文字
会話率:52%
それは人類に魔法の力がもたらされた世界で、とある学校のとあるにぎやかなクラスの物語。
最終更新:2023-12-27 02:00:00
266788文字
会話率:76%
スマートホーム。
なんて素敵な響き!
声だけで家電を操作したり、スマホで遠隔操作したりできるのです。
でも、実現への道のりはまだ半ば、それにちっともスマートにはいきません。
「17 にぎやかな洗濯機」を投稿しました。
最終更新:2023-12-06 23:02:24
52230文字
会話率:4%
こんにちは。あなたも調べ物にきたの?
私は……新世界の起源について。ハァ、一体いくつ世界の記録を読めばいいのかな。
あの方々もいったい何を考えているのやら。
なんて、実はこれが当たりじゃないかと思ってるんだけど。
目次を見る限りだと一人の
少年の復讐譚、らしいわ。そのわりには随分とにぎやかみたい。かわいい女の子とか、惑星がふっとばされる……なんてね。
よかったら一緒に読む?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 22:08:46
16882文字
会話率:58%
田舎……と言うほどでもないけど、就職をきっかけに生まれ育った土地から離れ、都会のアパートに引っ越してきた。
……でもさっそく挫けそう。挨拶に行ったけど隣も下の部屋の人も不愛想。
都会じゃマンションとかも隣に誰が住んでいるかもわからない
ほど交流がない、したがらないとは聞いていたけど、東京とはいえ都心から離れたここもそうなのだろうか。
そして……何より、隣の平屋の一軒家。
夜中うるさい、いや、うるさすぎる。大学生か何かだろうか、みんなでヤーヤーキャーキャーギャーギャー。多分、女性が多め。馬鹿騒ぎに、多分馬鹿踊り。どんどんどん、とたまに叫び声もする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 11:00:00
1266文字
会話率:43%
アルスガルド帝国第二都市ヴェルセブルグ。冒険者の街としても知られる大都市の一角に小さな酒場兼宿屋があった。その名は『四方山亭』。冒険者を中心とした様々な人が集うこの店は、今日も小さいながらもにぎやかに活気ついていた。
最終更新:2023-11-17 23:19:50
13784文字
会話率:57%
すべての者が集う楽園、リリアル。その住民はとても個性がありすぎる!?妖怪たちのにぎやかな毎日の一部!
最終更新:2023-11-06 20:07:43
1061文字
会話率:63%
エマは、幼いころから妖精が見える女の子だった。
家を追い出されてから、とある理由で旅を続けていたエマは、ある日、行き倒れの青年貴族ユーインを拾う。ユーインは治療できない病にかかった友人の命を救うため、伝説の万能薬を探して旅をしていたらしい。
(伝説の万能薬のパナセアって、存在しない薬じゃないの)
エマは当てもなく旅をするユーインにあきれるが、友人を救いたいという彼の気持ちは痛いほどわかる。
エマも、半年前に叔父夫婦に家を乗っ取られて追い出されてから、ずっと大切な友だちを探して旅を続けてきたのだ。
伝説の万能薬は存在しないけれど、エマならば妖精の特別な薬を手に入れることができるかもしれない。
エマはユーインのために、妖精の特別な薬を探す旅に出る――
妖精が見えるせいで「気味の悪い娘だ」と言われ続けて来たエマと、心優しくもちょっとした秘密を抱えた青年貴族ユーイン、それからにぎやかな妖精たちのラブコメディです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 06:00:00
122758文字
会話率:35%
春休みにカラオケに来た大学生の西村玲也と高崎大輔
しかし、突然白い光に包まれて気づいたらここは………………………………………………………
どこ!?!?!?
それになんだか少し幼くなっていて…………?
ある日突然異世界に飛ばされた二人は、学
園に入学する。
クラスメイトと一緒に高め合ったり、他校の生徒と勝負したりと、にぎやかな日々を過ごす二人。
しかし自分たちは何故この世界に来たのか、誰がこの世界に連れてきたのか謎は深まるばかり。
それでも今までとは全く違う体験に二人はわくわくが止まらなくて………?
巻き込まれた二人が個性的な仲間やハプニングに囲まれながら、一生懸命に生きていく世界の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 17:00:00
100758文字
会話率:48%
前世は人間だった私、階段の精霊に転生するとは思ってもみなかった!
そんな私は、侯爵家の令嬢フェアリスと出会って、彼女を友達認定する。
増えた精霊仲間に、にぎやかな学園の日々。
フェアリスのためだし、私に任せて!王子も聖女もぎゃふんと言わせま
す?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 18:00:00
12954文字
会話率:35%