【連載中】1章:魔法少女とは出逢わない
弥堂優輝は普通の高校生である。そんな彼はある日の放課後に魔法少女と出会う。
日常生活の中で魔法少女と出会ってしまった時の準備を怠っていた弥堂は諦めて死を受け入れるが、その魔法少女はなんとクラスメイトの
女子であったため特に何事もなかった。
ありえない出来事ではあるが、まぁ、起こってしまったのなら仕方ないと日常生活に戻る弥堂に風紀委員会より指令が下る。
『放課後の道草はやめようね週間!』だ。正常で優秀な風紀委員である弥堂は当然その指令を忠実に実行する。
まず手始めにと考えたのは、「街の平和を守る!」などと世迷言を言って毎日遅くまでおかしな仮装で街を徘徊する学園の面汚しを取り締まることだ。
だが解せぬ点もある。それは魔法少女に変身をするとどんなパンツを穿いていても必ず『しましまおぱんつ』に換装されることだ。どう考えてもそんな必要性がないため、弥堂はどうしても魔法少女のおぱんつに納得がいかなかった。神は無駄をお許しにはならないはずだ。
こうして狂犬は街へ解き放たれ、魔法少女と魔法少女のおぱんつの謎が明らかになっていき、そして思わぬ事態へと発展していく…。だが、弥堂優輝という男にはそんなことは関係ない。
例え世界の危機に直面しようとも、魔法少女などという非行行為に手を染めるクラスメイトを必ず更生させる。
その為の手段は問わない。
※1章の前日の話の序章が、同シリーズ別作品として投稿されています。1章からでも読めなくはないと思いますが、更新を待つ間にでも読んでいただけたらうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:00:00
4450826文字
会話率:47%
これは、裏の世界のお話。
2025年3月。
東京の孤児院で育った少女・星乃いのりは、孤児院の子供たちの面倒を見ながら、JCとしての生活を楽しんでいた。
そんな中、中学校から帰ってみると、施設が全焼していた。
近くには、謎の生命体がいて、なぜ
か不思議な声が聞こえ...
危機を乙名亮栄という男に救われたいのりだが、そこで知ったのは、この世界の裏側の世界。
人々に災いをもたらす”妖魔”をつぶすため、太古から”魔法使い”が存在することを知ったいのりは、共に育った仲間の仇を討つために、彼女は、裏の世界へと飛び立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 19:13:57
2962文字
会話率:56%
長野の山奥、封じられた祠に、一人の青年が姿を消すように現れた。
記録も、証言も、何も残らない。
けれどその日を境に、世界のどこかで、小さな“変化”が始まった。
誰も知らないところで、痛みが和らぎ、争いが減り、空気が少しだけ穏やかになる。
それは、名も残らぬ誰かの願いだったのかもしれない。
これは、ただ静かに世界を変えた、一人の青年の記録。
──その名は、遥木 総一朗。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 16:31:38
1378文字
会話率:0%
35歳、安子さんは人が怖い。限られた行動範囲である近所の図書館で働く広瀬という男に話しかけられる。
「あ、またY先生の本ですね! 僕も好きなんです! どの本が一番お好きですか?」
初対面で馴れ馴れしい広瀬に安子さんは警戒心を抱くが、彼の「障
害」に触れた時自分の中の何かと重ね合わせていく。
そして読書好きの共通点から、二人は約束を交わす。
「安子さん、その代わり、小説書いてくださいね!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 10:53:25
8973文字
会話率:60%
日本の高校1年生である月新海帝は、運悪く通り魔の被害に遭い、15年という短い人生を終えていた。
ところが、彼が意識を取り戻した時、現代と良く似た世界に有る国の一つ、海洋大帝國内のノース公国のロベール・ルテス子爵という男に転生していたのだ。
以後、15歳からルテス子爵としての人生を送った海斗。
しかしルテス子爵は、主君であるエウレア・シェラスが命を狙われ、テロに遭遇した際、主君を護る盾となり、再び命を落としてしまっていた。
海帝が再び目覚めた時、それは、彼も良く知るとある人物の15歳の時点に再転生していた。
その名は、アイルシア・グドール。
エウレア皇紀の世界では、悲運の少女時代から、帝國の最高位に迄昇りつめる幸運をて手にした立志伝中の人物。
その女子高生時代に転生した海帝は、今後どのように生きて行くのか?
ルテス子爵として生きた経験を持ち合わせている海帝が、アイルシアをどのように導くのか、少し不思議な物語の始まりである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 17:14:08
62892文字
会話率:47%
「おい」
「はい?」
おれは顔を上げて、助手席にいるマツダを見た。
「貧乏ゆすり、うぜえな。緊張してんのか?」
車の揺れだと思っていたが、自分の足が震えていたらしい。おれは「あ、はい……初めてで」と答えた。マツダは鼻で笑った。
「俺は二度目だ。叩きなんて大したことねえよ」
「は、はい……」
マツダは得意げに言ったが、強盗の経験を誇るのはどうかと思った。運転手が「もうすぐ着きます」と言い、マツダが「うっし」と呟く。
ああ、いよいよだ。これからおれは強盗に加担する。いわゆる“闇バイト”だ。簡単な仕事だと聞いて来たのに、このマツダという男に会って早々、運転免許証とスマホを取り上げられ、逃げ道を断たれた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-05 11:00:00
3792文字
会話率:43%
数十年前のある夜。夫人を乗せ、大統領自らが運転する車が谷底へと落下し、二人とも死亡した。
運転席に銃弾を撃ち込んだという男の名はロバート。現場から逃走を試みるも護衛についていた大統領の警護人が追跡。彼は逮捕された。
だが、ロバートは移
送中に何者かの手によって殺害された。
その犯人はジョンソンという名の男だった。しかし、彼は捜査の手が及ぶ僅か前にチャーチルという名の男に殺害された。
そして、そのチャーチルは警察に逮捕される前にニコラスという男によって殺され折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 15:00:00
796文字
会話率:20%
とある会社。その一室。パソコンを睨みつける一人の男がいた。
彼は最近、『ピーター・トリップ』という男の話を知った。
さて、まずその『ピーター・トリップ』という男についてざっとだが述べようか。
彼はその昔、アメリカで活躍したラジオDJ
だ。その彼はある時、チャリティーの話題作りのために八日間不眠不休で生放送をしようと思いつき、実行に移した。
これが成功すれば当時の最長不眠記録を更新することになる。結論から言えば彼は八日間に加え数時間。計、二百一時間ものあいだ放送を続け見事、記録更新に成功したのだ。
「うううぅぅぅぅ! あぁぁぁぁぁ……」
が、ここで言いたいのはその事ではない。彼は挑戦から三日目に妄想や幻覚に悩まされることになる。被害妄想、他者への悪口
「死ね死ね死ね死ね……」
虫などを
「ああぁぁ、クソッああぁぁぁぁ虫が、うぅぅぅ」
見た。そしてやがて彼は、ピーター・トリップという男は自分のことではなく、自分が演じている男の名前だとそう信じ込んでしまったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 11:00:00
1451文字
会話率:32%
フリーランスのイラストレーター・二宮詩音は、人の心の声が聞こえる特殊な能力を持っている。過去の経験から他人と距離をとって、静かな日々を過ごしていた。ある日、水瀬遥という男に話しかけられる。詩音に一目惚れしたのだという彼の真摯な姿勢に詩音は次
第に心惹かれる。しかし、心の声を聞くことができる詩音は、自分の能力が関係を壊すのではないかと恐れていた。
詩音にだけ優しい遥と、全てが聞こえる詩音の温かな恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 18:00:00
47658文字
会話率:60%
広大な剣と魔法の大地、ファンタジア。
この世界は今、様々な災厄に見舞われ、争いの絶えない世界と化していた。 奴隷の少年・マグニは、森の中で魔物の群れに襲われていたところを「ガルム」という男に救われるが……?
※この小説はカクヨムにも投
稿中です。内容は同一のものとなります。
https://kakuyomu.jp/works/16818093086768566587折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 12:30:00
222245文字
会話率:46%
小さなアパートの一室で独り23歳の誕生日を迎えた黒野誠司は、天井を見上げながら将来のことを考えていた。お笑い芸人を目指して一人暮らしをしていた誠司であったが、自分をお笑いの道に誘ってくれた相方は、早々に夢を諦めて実家へと帰ってしまう。
自分も就職活動でもしようか――そんな風に悩んでいた誠司だったが、突然眩いほどの光に包まれると、見覚えのない小さな部屋の一室で目を覚ました。
目の前には、ルティンと名乗る男が立っている。
さらに誠司は訳もわからず、ルティンという男に告げられるのである。
「カイトラの現国王である、アレクサンデル王の命を絶ってもらいたい……」
大真面目に言い放ったルティンであったが、なぜか誠司の名前を聞くや否や、部屋から飛び出して逃げ出してしまった。
ルティンとは、何者なのか。誠司はどこに来てしまったのか。
見渡す限りの知らない世界が、目に飛び込んで来る。
誠司はルティン追いながら、やがてこの世界の国々を巻き込もうとする陰謀と計画に真正面から立ち向かうことになるのであったーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 00:40:52
213545文字
会話率:46%
勇者は魔王を殺し、世界に平和がきた。
そんな平和な世界に霞は絶望していた。魔力が少なく魔法が使えない霞は、魔法がすべてのこの世界に、生まれた理由も、今生きてる理由もわからず日常を送っていた。
そんな時、影という男に出会い霞の日常は変わってい
くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 23:05:42
52707文字
会話率:33%
「あんた後で殴るから」
サシャは才能を期待されて奴隷として豚そっくりの貴族に買われたが、早々に見切りをつけられダンジョンに捨てられた。
気を失ったサシャはダンジョンでアルクという男に助けられ、このダンジョンはボスを倒さないと出れないと告げ
られる。
何とかパーティーを組んで貰い、脱出を目指す。
全ては豚貴族を殴る為に。
決意は固い。
※毎日18時投稿
※カクヨム様の方でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 18:00:00
23702文字
会話率:41%
「そこにはごみと死体しかいない」と称される貧民街にて内臓を売らずに済む程度にはそこそこの暮らしができているラヴァとシークィラの兄妹。
しかしそれはある日崩壊した。
二人は”破者”と呼ばれ人から忌み嫌われ、恐れられる特異な力を持った人間だった
。
二人は混乱し逃避行しようとするが妹のシークィラが破者でありながら破者を迫害する天皆教の信者であるフェリボスという男につかまってしまう。
「体から悪魔を追い出せば人間に戻れる」「死んでしまったとしても人として死ねる」「破者を救うのが私の使命」と首をつかみながら語る男から妹を助けようとした兄、ラヴァだがそれも空しくシークィラはあっけなくフェリボスに殺されてしまう。
生き残ったラヴァは怒りに取り憑かれフェリボスを、妹の仇を殺すことを誓う。
とある神の信者はこう言った。
無償の愛など存在しない、絶対の味方などいない、それでも人はそれを求めるのだ、と__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 21:03:53
8246文字
会話率:35%
主人公はカインという男に成りすましている諜報員。
彼はある目的のためにレベッカという女性と結婚すると、バルムンド帝国首都の集合住宅の一室に新居を構えた。
そして迎えた初夜、申し訳なさから白い結婚を申し出ると、レベッカとも同じことを言い出
して───。
※近代的な世界観です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 20:12:57
8927文字
会話率:49%
異世界での名前がセリーヌという主人公は、これまた異世界での名前がレオナルドという恋人と現実で別れた、レオナルドよりをを戻したいセリーヌは謎の転生屋という男により現実での人間関係はそのままに、設定が中世ヨーロッパ風の異世界で、レオナルドが皇王
子であり、セリーヌはその婚約者の令嬢として転生して、別れる前の状態からよりを戻す事に挑戦する、その挑戦をクリアすれば別れる前の現実世界にもどれる、その別れた理由というのは一度も恋人のレオナルドに、現実世界で感謝を伝えられなかった、それにはある理由があるのだが、転生屋の男から異世界でやり直すチャンスを与える条件として提示したのはセリーヌが異世界で言葉でレオナルドに感謝を伝えてはいけない、行動でレオナルドに感謝を伝えよという事、もし感謝の言葉をレオナルドに伝えたら命を落とす、また期間内に感謝を行動で伝えられなかったらそれでも命を落とす、そのリスクを背負ってセリーヌは感謝を伝えてレオナルドとよりを戻せるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 07:10:00
6332文字
会話率:27%
王太子妃候補の公爵令嬢オペラ・ガトーオロムは、夢で自称神だという男に会った。男は「この世界に“悪役令嬢断罪プログラム”をインストールしましたぁ!」と声高に宣言し、もう一人の王太子妃候補、伯爵令嬢ホワイト・ザルツブルガートルンとオペラのどちら
かが悪役令嬢になり断罪されるのだと言い出す。しかしオペラとホワイトは密かに姉妹の契りを交わすほど仲が良かった。自称神が言うとおりどちらかが悪役令嬢になってしまうのか、それとも……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 10:00:00
75210文字
会話率:48%
辺境の村で暮らしているリリは、ある日森の中で野生の熊と遭遇したところをダンという男に助けられる。ダンいわく、リリが死ぬと彼女の幼なじみが勇者として覚醒し、魔王討伐隊を組んで魔族を殲滅するのだそうだ。彼は魔王の命令で、勇者を覚醒させないために
リリの死をなんとしてでも回避せよ、と派遣された魔族だった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 17:58:28
9323文字
会話率:46%
特殊な歌声を持つ橘拓也の夢はバンド活動をする事。
そんな小さな夢は転校を繰り返す拓也にとっては、手が届きそうで届かない夢だった。
拓也の夢の始まりは、偶然買ったサザンクロスというバンドのCDを聴いた中学1年生の時だった。
人生で初めてCDを
聴いて泣くという体験をした拓也は今はもう解散してしまったサザンクロスのファンとなり、中でもギタリストの間宮トオルという男に憧れた。
そして、高校2年生の春。拓也が新たに引っ越した街はサザンクロスが生まれた街だった。
この街で拓也は間宮トオルの過去をなぞるかのように歩み、運命的な出会いをし、仲間を得て夢は大きくなってゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 07:13:59
1132774文字
会話率:59%
不死身の肉体を持つ少女、屍は村から毎日残酷な行為を受けいた。
だがある日、神月という男に引き取られ...
最終更新:2024-12-31 10:14:32
1800文字
会話率:43%
「ねえ、お兄さん。emaってサイトに行ってみて。きっとお兄さんにとっていい事あると思うよ」
少女に話しかけられた俺は、異世界へ。
そこは元いた世界とは全く違う、魔法が使える世界。
そこで訳あって神を自称するリアムという男に出会う。
リアムの
話によるとこの世界は魔法が使え、6つの属性に別れると言う。
光、火、水、風、土。これらには、それぞれに神がいる。
そして、もう1つは無属性。これはどの属性とも違い、神が存在しない。
俺はまさかの無属性!?
リアムに誘われ、半強制的に魔法学校へ!?
これから大変そうだけど、今日から異世界生活がんばります!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 22:13:11
3296文字
会話率:49%
──どうせ食べられるなら、美しく凜々しい殿方がよかった──
義両親により望まぬ結婚を強いられた朱莉は、挙式直前に命からがら奔走する。追い詰められた先で身を投げた湖の底には、懐かしくも美しい街並みが広がるあやかしたちの世界があった。
龍海と
いう男に救われた朱莉は、その凛とした美しさに一目ぼれする。
あやかしの世界唯一の人間らしい龍海は、真っ直ぐな好意を向ける朱莉にも素っ気ない。それでも、あやかしの世界に巻き起こる事件が徐々に彼らの距離を縮めていき──。
世間知らずのお転婆お嬢様と堅物な用心棒の、ノスタルジックな恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 10:45:22
27663文字
会話率:41%