謀反が起きて皇帝である父は皇妃と共に処刑された。
皇帝の側室であった私の母は、皇帝と皇妃が処刑された同日に毒杯を賜り毒殺。
皇帝と皇妃の子であった皇子が、新たな皇帝として即位した。
御年十才での即位であった。
そこからは数々の武勲や功績を
積み、周辺諸国を属国として支配下においた。
歴代最高の莫大な魔力を持ち、武の神に愛された皇帝の二つ名は…
「勉強ばっかしてないで、たまにはコレで息抜きしてみて面白いから!」
仲の良い友人にポンっと渡されたのは、所謂乙女ゲーム。
『too much love ~溺愛されて~』
というド直球なタイトルの乙女ゲーム。
タイトルに通りに溺愛されたい女子の思いに応えたゲームだった。
声優の美声じゃなきゃ電源落としてるな…と思う程にクサイ台詞満載の乙女ゲーム。
プレイしてしまったからにはと、意地でもクリアしてやると頑張った。
気付けばコンプリートするくらいに遊んだ。
そんな私が・・・
何の因果かプレイしていた乙女ゲームの世界に転生する。
それに気付いた時、驚き過ぎて高い熱を出し寝込んだ。
乙女ゲームに転生とか、訳がわからない。
おまけに何か役割があって転生したという訳でもないようで・・・
そんな私は悪役令嬢でもなく、ヒロインでもなく……ただのモブ。
高難度のシークレットキャラ“隣国の皇帝シュヴァリエ”の妹に転生する。
強大な大国であり、幼くして皇帝に即位した男が兄…。
残虐で冷酷無慈悲から呼ばれるようになった、二つ名。
“魔王”または“血塗れの皇帝”と呼ばれている。
――――とんでもない立場に転生したもんだわ…。
父だった皇帝も側室だった私の母も殺された。
次は私の番――――?
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アルファポリス様、カクヨム様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 12:00:00
246976文字
会話率:14%
小説家になろうとカクヨムで同時掲載中です。
高校生である金木渉は自分の理想とするヒロインとの理想の青春を描いたオリジナルのマンガを描いていた。ひょんなことからその世界に入り込んだ渉は、自分がマンガの主人公となり、理想のヒロインである古内咲
希と付き合うことができると思い、喜ぶ。しかし、そこにはマンガの主人公である天道玲が存在していて、渉は自身がマンガのモブであることを突きつけられる。それでも咲希と付き合えるように頑張る渉だが、マンガの展開通りに天道と咲希との距離は近づいていく。天道のことを好きな中野彩乃は渉が咲希を好きなことを知り、同盟を組むことを持ちかける。そんな恋模様を面白がり協力を申し出る日高千晃。
5人の様々な想いが交差する青春劇が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 20:13:12
72252文字
会話率:43%
気付いたら異世界でした。そして剣になっていました……って、なんでだよ! 目覚めた場所は、魔獣ひしめく大平原。装備してくれる相手(できれば女性。イケメン勇者はお断り)を求めて俺が飛ぶ。魔石? 吸収したらスキルを入手? これは楽しくなってきたぞ
! ヒャッハー、魔石よこせ! はい、冗談です。でも、魔石はいただきます。
あれ? 身動きできない? これってピンチでは? おーいそこの猫耳少女よ、俺を抜いてくれー! え? 魔獣に襲われてる? 大丈夫! 俺に任せておけ! だから、まずは俺を助けて!
これは、異世界転生したら何故か剣になってしまったただのモブオタと、彼とともに成長する猫耳少女の物語。書籍化しております。
※ハーレム、恋愛、イチャラブ要素はありません。猫耳少女が登場する12話からが本番だという人もいますので、できればそこまで読んでみてください。
原作小説10巻、コミカライズ8巻、スピンオフコミック1巻、好評発売中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 08:00:00
3685012文字
会話率:49%
10年付き合った彼に残念な女と振られた私が目覚めたら、末端貧乏伯爵家のキャロライン6歳になっていた。
もしや、ここは乙女ゲームの世界じゃないか!?キャロラインはヒロイン…ではなく、悪役令嬢…でもなく画面に映りもしないモブだ。ああ、良かった。
乙女ゲームには関わらないで、今世ではフワフワ系女子になって奴よりいい男ゲットだー。
……と思っていたのに、無駄に高貴な子ブタが言った。『其方は選ばれたのだ』と。
え?カリム王子と悪役令嬢ユーリカをくっつけないと世界が滅びる?私にどうしろと?は?其方が考えろ?丸投げかい!唯一授けられた時を戻す魔法はたった3分しか戻らない!?
この世界は救われるのか?カリムとユーリカは結ばれるのか?そしてフワフワ系女子になろうと迷走する私……そんなお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 07:42:33
190049文字
会話率:33%
大人気ゲーム〝ブレイブ・オブ・アスタリスク〟の世界に転生してしまった青年。しかし彼の立場は、メインキャラと一切関わりのない、シルヴァという名のしがないモブ門兵だった。自分の行いがシナリオを壊してしまわないよう、メインキャラと距離を取りながら
生活することを心掛けるシルヴァだったが、ひょんなことから〝推し〟であるシャルル=オーロランドの危機を救ってしまう。それ以来シャルルに懐かれてしまったシルヴァは、モブ門兵でありながら、メインキャラたちに一目置かれる存在となっていく。
「俺をただのモブでいさせてくれ……!」
今日もシルヴァの叫びが響き渡る。しかし、迫りくるヒロインたちを彼が無視できるはずもなく――――これは、最強のモブが、大好きだったゲームの世界で生きていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:00:00
116656文字
会話率:45%
勉強も魔術も使えないザコキャラの第3王子に転生した!?
しかも第3王子は最後グレてヒロインに殺される運命!
乙女ゲームの攻略キャラでもない、ただのモブ!
磨けばいけると思ったのに、根っからのザコで磨いても魔術は習得できない。
だから王
子なのに地位が低い俺は役立つ武器を作ることにしたけれど...!?
不思議な少女とともに、バッドエンドルートを抜けられるか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:18:08
31043文字
会話率:51%
王太子の成人の祝いでもある誕生日の日、王宮で開かれたパーティーで騒動が起きた。
王太子の婚約者と聖女が言い争いを始めて、そのとばっちりでモブである貧乏伯爵令嬢が倒されて、頭を打って意識をなくしまったのだ。
一週間後目を覚ました伯爵令嬢
は、見知らぬ部屋のベッドに寝かされていた。慌てて身を起こそうとして、激しい頭痛と、それに伴う吐き気に襲われて彼女は呻く。
そしてその瞬間頭の中にいくつもの珍しい映像がどっと流れてきた。それは彼女の住む世界のものではなかった。
彼女は異世界からの転生者だった。
しかも、前世の自分も、今と同じただのモブキャラだったことに気が付いて脱力した。
しかし、何もしないで後悔していた事柄を思い出して、この世界では悔いが残らないように努力しようと決意した。
そう。婚約破棄の危機が迫っている、親友の侯爵令嬢と王太子の関係修復を目指して頑張ろうと。
ところが腹黒王太子によって、モブキャラ令嬢には意外な展開が待っていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 19:00:00
45762文字
会話率:14%
過労死した元社畜の千ヶ崎乙葉は真っ白な子犬(仮)と共に、異世界で人生のやり直しを始める。
――今度はゆっくりのんびりな生活がしたいな
そう思っていたのに、なぜか気が付いたら最強テイマーになっていました。
「いやいや待って、テイマーっ
て何!?有名になりたくないんですけど!?」
静かに穏やかに人目につかないように生きていこうとしている乙葉なのだが
何故か面倒ごとに巻き込まれるばかりで――。
「私と共に国の復興に協力してくれ」
「無理です」
夢のスローライフが、遠ざかっていく気がしてならない。
※なんちゃって設定などありますので、ゆるっと読んでくれると嬉しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 08:06:30
49378文字
会話率:28%
僕有馬末広は転生者だ。気がついたら赤ん坊でスタートした上、全ルートやり込むレベルで好きだったメインヒロイン3人とドキドキなラブコメを織りなすギャルゲー『サイン・ハート』の世界に転生していた!とは言いつつも、画面どころか名前すら出ないただの
モブだけど。しかし、僕は三人のメインヒロインや主人公達に関わる気は全く無いッ!理由?だって原作の尊いシーンにお邪魔虫が入り込んでなり替わったら虫唾が走るだろうがッ!てなわけで、脇からニヤニヤしながらイベント回収……。え?昔遊んでた男友達がお姫様?小学校時代、『いつか結婚しようね』って約束してから引っ越しちゃった子がアイドル?……中学校時代生徒会長なのに元校内一の嫌われ者で、いっつも僕に愚痴りまくってた人が凛々しい生徒会長?え、だって名字……あ、両親離婚で替わった?そうですか。全員知り合いかぁ、僕もう寝ます……。
これは《僕》の物語であり、《偽物》が世界を救う物語だ。
カクヨムとハーメルンにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 22:08:26
37885文字
会話率:56%
株式会社OJIROの乙女ゲーム部門でゲームディレクターとして働く玲奈は、リリース直前の「薔薇の誇り」に起きたエラーをチェックしていたはずだったが……気づいたら、主人公ローゼル・ベネットになっていた。
いざ主人公として魔法学院での生活を
始めたローゼル(中身は玲奈)だったが、ただのモブ生徒が悪役令嬢ルイーザとして君臨するよう、ストーリーが書き換えられてしまっていることに気づく。
強力な仲間であるはずのメイン攻略対象のエリアスは何故かルイーザを溺愛し、ローゼルを目の敵にするようになってしまっている。
孤立無援のローゼル(玲奈)は本来はモブキャラでしかなかった少年、ソウビと知り合うのだが……⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 18:00:00
115258文字
会話率:38%
突然転生したことを知ったアリスティア・テンペスト公爵令嬢。
テンペスト公爵家は現在の王家より権力を持っており、他の貴族に畏怖される存在らしい。だが、テンペスト公爵家が出てくる作品なんて知らない。せめて何かの情報を得ようと、学園に通うことにし
たが……。
学園に入り、この世界は乙女ゲームが舞台だということを知るアリスティア。悪役令嬢の令嬢もヒロインの令嬢も転生者!?原作ではテンペスト公爵家は存在しない!?
精霊、魔法、なんでもありのこの世界で私は生きる意味を見つけるべく、学園生活を送るのであった──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 10:00:00
1027文字
会話率:18%
異世界転生したら隣に住んでる幼馴染の男子が神託を受けて勇者に覚醒した。ポジション的に幼馴染ヒロインかと思ったけど、ストーリーに掠りもしないのでどうやらただのモブっぽい。
無自覚に、だけど着実にハーレムを築き上げていく鈍感な幼馴染。魔王討伐を
達成すればリアルハーレムも夢じゃない!
ま、私は関係ないけど、モブだから。モテないから結婚も難しそうだし、生活もあるし、自立しよ。
と思っていた女の子の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 19:00:00
12213文字
会話率:68%
乙女ゲームの世界に転生した主人公は、その正体がモブキャラであるエリーという少女だったことを知る。それも、物語の序盤で魔物に殺されるだけのモブキャラ。
しかし、魔物に襲われた際にその場から逃げようとしたせいで、代わりに乙女ゲームのヒロイン
が魔物に襲われてしまう。
ヒロインが一時的に退場した世界で、なぜかヒロインの代行としてゲームを進めることになったモブキャラのエリー。
しかも、どういうわけか『ブラコン演じる』ハメにもなり、モブにしてはイケメン過ぎる兄のルークを前に動揺を隠せなくなる。
やがて、ルークの表情がただの妹に向ける物ではないと気づいたエリーは……
ただのモブキャラのエリーにヒロイン代行が務まるのか。そんなドタバタラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 12:17:27
42506文字
会話率:30%
初投稿です。もし良かったら読んでみてください。
(ただモブとモップをかけたかっただけです。)
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俺は鈴木彰、31歳だ。
清掃員、として働いてい
る。
給料は低めだが生活は苦しくない。元々物欲はないし、"モップ清掃員"だからな。
モップ清掃員ってのは俺の会社だけの制度で、モップ、窓拭き、掃除機など、いくつかの清掃作業の中から優れた技術を持つ人が選ばれる。
それ以外は俺は平凡なアラサー男だ。いや、だった。
今の俺はアキトザーラ、5歳だ。なんだその名前って?知らん。俺も変な名前だと思っている。
ここはこの世界の王立学園が舞台の乙女ゲーム、「どきどき!?学園物語」らしい。なんで俺が乙女ゲームを知っているのかって?一つ下の妹がやってたからな、リビングで。それも結構な音量で。うるさいし、何度もやるし、挙句の果てには、
「このモブA、彰に似てるー。ねえみてみてー。
ほら、悪役令嬢に振られた時のこの嘆きとか、彰にそっくり!びみょーに顔も似てない!?ほらほら!!」
いや、知らねーし!!こちとら勉強してんだぞ!ていうか、なんで俺が振られた時の姿知ってんだよ!全部合ってるから文句も言えねーし!!
やべ、今更怒れてきた。まあでもこの世界にはいないだろうし?そのおかげでモブAっていう立場からも逃れそうだし?いいけどね?
そう、俺がモブAなのである!悪役令嬢に振られる、ただのモブ!!最悪。
それがわかってからはもうてんやわんやよ。
悪役令嬢である公爵家の3女と成金伯爵家の3男の俺との婚約はもう成立してるし、破棄したくても破棄出来ない。
そして初の顔合わせの日になった。
おう、綺麗。婚約者サマは俺にはもったいないぐらい綺麗な人だ。
ま、婚約破棄されるから関係ないけどね!
「綺麗な家ね」
(お、わかるか?この前モップをやっと作れたから家中掃除したばかりなんだよなー。やっぱり掃除っていいなあ。またやるか。)
「まあ、じゃあ私の家も綺麗にしてくれる?」
「え?はあ」
声に出してないはず......あれ?
「じゃ、お願いね。」
「はあ、わかりました」
あっれー?婚約者サマ行っちゃったぞー?掃除してって言ってたけど、嘘だよな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 21:00:00
3495文字
会話率:42%
超高難易度の死にゲー【カオスソード】のやり込み勢だった男は、カオスソードの序盤で滅ぼされる村のクソモブ『リッド』に転生してしまったことに気づく。
幼馴染でありヒロインでもあるロゼや、裏切るはずの未亡人エミリア、そして村人たちを救うために
奔走しようとするも、村人たちのリッドへの好感度は最低どころかマイナスだった。それもそのはず、リッドはロゼを常日頃いじめ、イタズラをして村人に迷惑をかけていた村の厄介者だったのだ。
だがその日、リッドは決意する。自らを鍛え、登場キャラクターの好感度を上げ、村が滅ぶ負けイベントを乗り越えてみせると。それはゲーマーとして、プレイヤーとして絶対にクリアしてみせるという思いから来るものだった。
武器はゲームの知識と卓越した技術、そして経験。やり込み勢であり、RTA勢でもあり、そしてカオスソードのファンでもあるリッドは、あらゆる手段を用いて運命に挑む。
すべてはバッドエンドを回避するために。そして目の前にある高難易度のゲームをクリアするため。
「さあ、ゲームスタートだ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 18:31:17
163527文字
会話率:19%
モブとは
主人公が輝く為の踏み台となる存在
主人公を陰ながら見守る存在
いてもいなくても原作に対して影響はない存在
私はそのモブである
なのに……
「ルルさーん!」
「ルルちゃん」
「ルル様」
「ルル」
「お花さん」
なんで攻略対象と主人公達(主要人物達)は私に構うの!?
助けて王様(おとうさーん!)
「ルルリネは可愛いな~」
「流石私たちの子ですね」
「まだ勝手に出て行ったこと許してないんだからな~!」
私の味方は一人もいませんでした
前世では少しヤンチャしてたけどこんなのって……!
決めたわ!
私はモブとして生きてモブとして死ぬのよ!
私の野望は誰にも邪魔させない!
待ってなさい
主要人物共!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 20:39:59
12959文字
会話率:57%
これは三人の自称モブ令嬢がそのつもりは無くても王国の危機を救うお話。
三人の令嬢〜賢姫?いいえただのモブです〜 のモブ令嬢サイドの話となります。
こちらだけ読んでもなんとなくわかるとは思いますが、両方読んだほうが楽しめると思います。
最終更新:2023-08-28 20:05:28
4390文字
会話率:60%
「お前との婚約を破棄する!!」夜会に響いた無粋な声。相対するは三人のモブ令嬢?!お前たちのようなモブがいるか!な令嬢たちは王太子たちの企みをなんとなーく阻止するのだった。
最終更新:2023-08-25 23:06:04
2926文字
会話率:60%
俺はただのモブ
英雄でもない救世主でもない、その友人でもない
魔王、闇に潜む暗殺者、神官、物語を進める為に必須なアイテムの
ありかを教える人物でさえない
ただのモブなんだ
そんな俺が夢を見たっていいんじゃないかって
思うわけよ
最終更新:2023-08-26 15:59:34
2056文字
会話率:22%
「誰かに愛されるためなら、世界だって救ってやってもいい」
30歳まで童貞だったので異世界転生して魔法使いになった主人公A
「今度こそ俺が君を守る。二度と誰も死なせない」
仲間が死ぬ運命を変えるためデッドエンドから魔法で時間を巻き戻した主人
公B
「私は諦めないよ。諦めない限り可能性は0にならないから」
伝説の英雄達に育てられたため規格外の自分の能力に自覚がない主人公C
「知ってるさ、俺はきっとあの時に死んだ」
既に最年少でA級魔術師認定を持ちつつも復讐のため学園に入学した主人公D
「落ちこぼれの俺だけど、貴方と一緒にいるために必要なら王様にでもなってやるよ」
平民が発現するはずのない魔法を発現し突如学園に通うこととなった主人公E
「私の魔術が未来に繋がって、きっとあなたを守ってくれますように」
自分の時代での魔術研究をやり尽くし、現代へ転生した魔術の祖である主人公F
「主人公が多すぎる!僕は早く帰って本が読みたいんだ!!」
ただのモブ(本作の主人公)。
心が読める魔法を持っている彼の日常はネタバレに溢れている。
「君が異世界から来たとか知ってるから!さっさと隠してる━━━━で解決して!」
「うんうん━━━━はつらかったよね。十分わかったから僕は帰っていいかな」
「はいはい、弱い弱い。君の家族━━━━だからそれと比べて強かったらもはや人間じゃないよね」
「君の復讐相手はあいつ!でもその━━━━は━━━━だから!もう僕は帰るね!」
「貴方は本当は━━━━でその魔法も━━━━すれば━━━━だから大丈夫だよ」
「あなたが欲しい情報あげるのでこの魔術課題代わりに解いてもらえませんか、━━━━さん」
主人公が集う学園でただのモブが少しずつ成長していく青春ファンタジー。
「現実はネタバレがひどいからクソ。僕は小説の中で生きる」
※あらすじは一部本編と異なる可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 01:41:17
36828文字
会話率:44%
三十路のオタクOLが転生した先は、よく知った乙女ゲームの世界。
そのはずなんだけど、公爵令嬢レティシアって誰なの? 攻略対象の幼馴染ではあるみたいだけど、散々やり込んだはずの私が、聞いたこともない名前だった。
前世の知識を活かしてヒ
ロインに成り代わり攻略対象と付き合う、普通ならそんな選択肢もあるかもしれない。
けれど、私の推しは攻略対象である男性キャラじゃなくて、主人公のオリーブちゃんだ。
推しの部屋の天井か壁の染みになりたい願望を叶えることは出来そうにないから、推しが幸せになる未来を切り開きたくため動き出すモブ、レティシア。
何せこのゲーム、トゥルーエンドがほとんどメリバなのよ。私はオリーブちゃんに幸せになってもらいたいのに!
トゥルーエンドがメリバの異質な乙女ゲームの世界で、前世の知識とモブであることを活かして都合の良い立場を作るレティシア。
オリーブちゃんが誰を攻略するかは分からないから、味方に出来るキャラクターはあまり多くない。それでも普通はルートに入れないような特殊な攻略対象達と親交を深め、少しずつ協力者を増やしながら計画を進めていくレティシア。
とある事情から私がストーリーを積極的に改変するのはルート分岐後のエンディング間際と決まってるけれど、登場人物の誰もが止められなかったメリバを、ただのモブの身で止められるとも思えなかった。
破滅に向かうオリーブちゃんを止めるには、原作で出番のなかった私が架空の悪役になるしかない。それでオリーブちゃんに嫌われようが、幸せになってくれるなら構わないの。
乙女ゲームのイベントCG背景に映ってるモブに転生したけど、推しのメリバ回避のために悪役令嬢になろうと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 09:00:00
110999文字
会話率:44%