夜勤の門番たちは“ヨウカイ”の噂話でもちきりだった。
異世界召喚術に失敗した翌日は、なぜか奇妙な事件ばかりが起こるというのだ。
妻の懐妊でそれどころではないリヒターは、そんな荒唐無稽な噂話を鼻で笑うのだが……
【和風×異世界召喚×妊婦】
の一風変わったビターエンドホラー小説です。妊婦が登場するホラーですので、苦手な方は読むのをお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 16:30:00
3677文字
会話率:39%
長年の功績が称えられ、父が男爵位を賜った。
皇子殿下が視察に来た――――だけのはずだったのに。帰らない。
皇都で私は『農民上がりの野生児』だと揶揄されているようだが、それどころではない。皇子が我が家に居座り続けているし、皇帝も承知の上なのだ
。気を抜くと一生いそうな気がする。ほんとうに、それどころではないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 14:07:46
7401文字
会話率:47%
目の前に星が散って、膝をついた。
最愛の妻、ドルシネアに殴られたのだと気づくのに数秒。
なぜ。一体何が起こったのだ。
「あなたが不貞をして子供までいるなんて!見損ないましたわ!私を愛していると言っていたくせに!!」
ロシナンテの目の
前に突如として現れた子供ラズ。ロシナンテの子供だと女が連れてきて金を受け取り、ラズを置いて行った。そこに居合わせた最愛の妻、ドルネシアはロシナンテにビンタをかまして実家に帰ってしまう。
そのショックで前世を思い出したロシナンテだが、それどころではない。
大慌てで子供との無関係を証明するため教会に連れて行ったのだが、どうやらこの子供、聖女の素質があるという。貧民街の子供が聖女になるには、まず文字が読めなくては無理。聖女になれなければ、そのまま仕事につけるかすらもわからないと言われ、人の良いロシナンテはラズを養女に迎え、育てることを決める。
あとは、何としてでもドルシネアを説得しなければ…!
その頃ドルシネアも、前世を思い出していた。
この世界が18禁乙女ゲーム『ラズマリーナの秘密の花園』だということを。
自分が聖女ラズマリーナをいじめ抜いて娼館に送られる悪妻ドルシネアだと気がついて愕然とする。
このまま愛するロシナンテと別れ断罪を逃れるか、いじめずに育て抜いて難を逃れるか。
ナンチャッテ家の苦難は続く……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 14:00:00
53354文字
会話率:50%
ある日突然アニメの中のキャラクターと会話できるようになった俺、黒沢海斗。そのきっかけは“桜”であると判明したが、アニメ内では原作と違う展開が多々起きる上に外からやってきたと思われるキャラクターが出てきてそれどころではないようです。推しの危機
となれば救わねば、、!!ということで原作の展開を知っている僕が主人公を導きます。
え、これ失敗したらめちゃくちゃめんどくさくなるやつじゃね、、?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 19:06:27
843文字
会話率:78%
卒業パーティにおいて、王子ルイスは真実の相手との婚約のため、いじめをしている婚約者を婚約破棄することにした。
そして、壇上に上がって婚約破棄を宣言したのだが、それどころではない騒ぎが起きてしまったため、誰も王子の話を聞いていないのだった。
仕方ないので、王子はその問題を先に解決することにしたのだった。
頭空っぽにして読むコメディーです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 22:18:25
9287文字
会話率:50%
「ふぃぃ、おれがいらっしゃいましたよっと……う!?」
そう呟き、そのバーに入った瞬間、酔いが醒め、後悔が押し寄せてきた。
今夜はすでに酒が入っており、気が大きくなっていた。仕事は順調。数日前から二歳年上の会社の先輩と付き合い始め、十万
円だが宝くじが当選。おれが、少なくとも今週はおれがこの世界の主人公だ、と調子に乗っていたのだ。
だから、おいおいおい良い感じのバーがあるなぁ、と普段なら躊躇するところをドアを開けて入ってしまったのだ。
しかし、そこは別空間。おれが、うっ、と戸惑ったのは気圧の変化のせいじゃない。この雰囲気だ。店の中にいた連中から一斉に鋭い視線を注がれ、おれに呼吸さえも躊躇わせた。
常連客がわいわいやる居酒屋。その空間に入り込むあの感じ。否、それどころではない。場違いも場違い。引き返すべきだ。そう考えた。なのになぜかおれはゆっくりと、一歩一歩前に進んだ。
照明はやや暖色系で薄暗い。床は黒い、大理石だろうか。靴音を立てていいものか悩み、結局静かに歩く。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-07 11:00:00
3825文字
会話率:35%
腹が猛烈に痛んだので救急車を呼び、乗った。
「えー、おそらく手術になると思うのですが、この辺りですと……四つ、受け入れ可能な病院がありますね。どれにしますか」
救急隊員がおれに聞いてきた。痛みでそれどころではないのだが、そういうわけ
にもいかない。気力を振り絞り、声を出す。
「た、高いところは駄目だ。か、金がない」
増えすぎた高齢者。その医療費により国の財政が限界まで圧迫された結果、とうとう制度が見直され、自己負担額が激増した。
それが決まったのがおれが高齢者に片足を突っ込んだ時だったので、せめておれが天寿を全うしたあとにしてくれればいいものをと思ったものだ。自分たちさえよければいいと安い医療費で済み、死んでいった高齢者どもは全員地獄に堕ちていればいいのに。
「えーと、じゃあ三つですね。一つ目のところは死亡した場合、請求額が五十パーセントオフになりますね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 17:00:00
751文字
会話率:50%
「月がきれい。あの日みたいに」
合宿のある朝、隼斗と夏未は仲がいいことで有名な先輩カップルの喧嘩に遭遇してしまう。
些細なことからすれ違う隼斗と夏未は、別々にその喧嘩の真相を探り始める。
しかし2人にはそれどころではない理由もあって……。
満月が照らし出すそれぞれの真実は一体?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 19:00:00
4528文字
会話率:52%
魔王「世界の半分を貴様にやろう。福利厚生付きでな!」
勇者を虐げ、国民を騙し、都合の良い情報を広めていた人間国。
そんな人間国に魔王が仕返し、するでもなく、ぼろぼろになった勇者を手厚く迎えるだけの話。
なお、人間の国は内乱でそれどころでは
ない模様。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 20:28:48
45183文字
会話率:63%
「……ごめん。ぼくは、きみではない人を愛してしまったんだ」
幼馴染みであり、婚約者でもあるミッチェルにそう告げられたエノーラは「はい」と返答した。その声色からは、悲しみとか、驚きとか、そういったものは一切感じられなかった。
──どこ
ろか。
「ミッチェルが愛する方と結婚できるよう、おじさまとお父様に、わたしからもお願いしてみます」
決意を宿した双眸で、エノーラはそう言った。
この作品は、アルファポリス様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 12:03:50
17952文字
会話率:42%
ガルド帝国の第一王子の殺人未遂の疑いをかけられた主人公は、国から追放され放浪の旅へ……しかし速攻隣国の騎士に掴まり牢屋に放り込まれた先で、主人公は一人の男と出会う。
記憶を無くした男。主人公はその男が母国であった帝国の敵国の王子だと気
付くも、記憶を取り戻させる事に。
本来ならば殺し合う関係にある二人。だが男は今はそれどころではないと、姿を消してしまう。
母国を追い出された宮廷魔術師。
己の過去と向き合いながら、一人の男と恋に落ちる物語。
【この小説は、香月よう子様主催《春にはじまる恋物語企画》参加作品です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 00:49:38
20849文字
会話率:38%
13:30入場、13:38コースター、14:04スライダー、14:25メリーゴーランド、14:47……。彼女は学生時代から変わらず、デートのしおりを毎回作って来ては、分刻みのスケジュールを熟すつもりで説明を始めた。しかし委員長。実は練習しな
いと気が済まないタイプで、本番のデートは来週なのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 07:53:34
4572文字
会話率:62%
【百年に一人の幸運より、日々の小さな幸福。】
ある日、目玉焼きを作ろうと卵を割ったら、変なやつが出てきてこう言った。
「おめでとうございます!100年にひとりの幸運の持ち主にあなたは選ばれました!」
だが俺はそれどころではない。
もうトー
ストが焼けているんだ。早く完璧な半熟の目玉焼きを作らなければならない。
そいつを無視して、とにかく急いで目玉焼きを作る。堅焼きでも半分生でも駄目だ。表面が蒸らされた、完璧な半熟の目玉焼きを作らなければならない。幸運より目玉焼きに集中する青年の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 18:07:55
2178文字
会話率:42%
友人の翔太は、全身血だらけで、河原の水飲み場にいた。
何があったのか、聞きたい気もするが、それどころではない。
来生は、どんどん気が急いてくるのだが、翔太は話を止めなかった。
早く話を止めないと、大変なことになる……。
最終更新:2022-10-08 10:46:24
3783文字
会話率:28%
異世界に迷い込んでしまった普通の女子高生朱璃も祇国にきて早3年。自分の居場所を見つけ出し今度は支えてくれた人たちのために恩返しをしたい。朱璃の次の目標は武官になること。
過保護な保護者達に見守られながら、相変わらず無自覚に問題を起こし、
周りを巻き込みながら頑張るシーズン2。
助けててくれる人たちはなぜかイケメンが多くモテ期到来!なのだが、生きていくことに必死でそれどころではないと言う残念な娘に成長してしまっだが、今回はちょっぴり恋の予感。
続編です。この作品だけでもわかるように努力してますが、できればシーズン1を先に読んで下さると分かりやすいです。
この作品はアルファポリス様でも投稿させて頂いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 20:50:54
23646文字
会話率:45%
スラム出身の公爵家庶子が、裏組織(スラム)の力を使って、後継者候補達(兄弟)を蹴落として、成り上がっていく。でも、悪役王女が可愛くてそれどころではないかも。
スラムで生まれ育ったロランは、ただの平民として暮らしていた。周りには変
態な錬金術の師匠と変態なハーフエルフのシスターがいたが何不自由なかった。しかし、スラムでは長らく続く戦争のせいで食料不足に陥る。そこでロランは立ち上がる。瞬く間に裏のリーダーとして君臨する。
ロランは知らない間に組織として育ち始める。そんな矢先にはロランが公爵家の庶子であることが知らされる。膨大な魔力を持っていたロランはすぐに公爵家の後継者争いに巻き込まれることになる。
ロランには貴族の教育もなく、癖のある兄弟たちに翻弄されてしまうが……ロランには皆が持っていない力があった。数万人というスラムの人達だ。スラムはロランの改革により、組織として育っており、後継者争いに役立つ情報を提供してくれる。
おかげで後継者争いを有利に運び、兄弟たちを蹴落としていく。そんな中、入学を強制された学園で運命の出会いをする。悲惨な境遇で荒んでしまった性悪王女は、前に一度会ったことのある子供だった。
すぐに恋仲となり、後継者争いより楽しくなってしまう。どうなる? 後継者争い。
ブックマーク、評価をいただけると書く気力が増します。よろしくお願いします。
アルファポリス、カクヨムにも掲載しております。
旧題「スラムから成り上がる〜スラム生まれの僕が公爵家の庶子らしいので裏組織《スラム》を使って宮廷魔術師筆頭を目指す」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-14 19:40:18
181227文字
会話率:53%
貧乏伯爵家の家督をついだ兄のロレンスを支えるため、執事のサンドとして男装をして働くカサンドラ。
私と兄はハルティバト伯爵家を立て直す方法を考えた結果、兄であるロレンスは領主としての仕事をし、妹である私は執事として男性の格好をし、帳簿や資産
の管理をすることにした。
しかし世間知らずの母に言っても理解してもらえないだろうから父にだけこの事を伝えた。
兄は22歳。妹の私は18歳。
私にも兄にもそろそろ縁談が必要な年齢だが、今はまだそれどころではない。
カサンドラは表向きは、病弱なご令嬢だから夜会もお茶会も参加してはいない。だが国王陛下の命令で舞踏会に参加する事に!
どうするカサンドラ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-13 16:35:13
13893文字
会話率:19%
感染症に気を取られているけれど、それどころではない人もいる。それどころではないのに、治療できない今の医療事情は、あとどれくらいあるんだろう。熱があると、受け付けてもらえない医療に、なんの意味があるんだろう。相変わらず、町は騒々しい。やり場の
ない思いが、どこかへ向っている。せめて、憎まない方向へ
向ってくれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 18:38:30
342文字
会話率:0%
とある島で起こったような話。彼は島を持っているが砂浜にしか住んではいけない。沢山の持ち物があり、女の子を囲っているが生きるのに必死でややもすればそれどころではない。
最終更新:2020-01-20 01:05:02
9539文字
会話率:5%
異世界に転生して、食べても太らない体になったけどそれはそれでとても困っている少女の嘆き。
ファンタジーな乙女ゲームの悪役令嬢だったりするが、それどころではないような。思いついたのでつい……お正月太りが憎い。
最終更新:2019-01-13 17:13:09
4181文字
会話率:0%
現在の日本において、女性の未婚・晩婚の傾向が高まり、ますます少子化に追い打ちをかける。四半世紀前において結婚適齢期とされる二十代後半までには、幼いわが子を抱きしめている有様はまるでどこかに消えてしまったかのように……。
――経験するはず
の母性を味わえない女性は、どこでこの愛情を昇華するのだろうか。
私、ひろきょの著す『ショタフリ』を読むことにより、本来、自分達が抱くはずだった、または、これから抱くだろう母性という胸が締めつけられる想いを感じてもらい、楽しんでほしいと願っている。加えて、近年のボーイズ・ラブ関連の需要を見込んで、腐女子達も別の視点から話を味わえるよう、ニアホモな場面も随所に盛り込んだ。
この物語は、核家族内の一姫二太郎という登場人物を通じて、日常生活中でしばし起こる喜劇的な姉弟のやり取りを中心とするプロットを展開していく。
姉の泰代は典型的な性格――責任感が強く、面倒見が良い母性本能野郎――で器量が良い努力型の利発な女性だ。一方、弟の翔太は末っ子の独特な性格――甘えたで、あざとく、我儘――で正太郎コンプレックスの理想を具現化した可愛い美少年である。母性を擽る憧れの対象となるよう、スポーツや勉強できる秀才型の人物像としても描く。
姉の泰代には、幼馴染の圭祐がおり、およそ十八年間、泰代に片思いをしているが、ブラコンの彼女は翔太に盲目的なほど溺愛しており、それどころではない。
「ニアホモ重視」の観点から泰代と圭祐の恋愛話は平行線のままで進展をさせてはいない。翔太と圭祐の「いちゃいちゃ場面」を密かに盛り込んだため。腐女子が享受するからには微妙な男達の友情を台無すべきではない。
このように、市場のニッチを狙い、ショタコン・ブラコンだけでは心もとないので、ニアホモ(BL系)の三要素を盛り込み、ショタコン・フリーク達のための長編作を世に送りたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-30 11:00:00
80308文字
会話率:55%