「認めたら負けだ、絶対に勘違いだ」
同性の親友の雨宮律(あまみやりつ)に恋愛感情を抱いているかもしれないと気がついた紺野咲久(こんのさく)は、持ち前ののネガテイブ思考と考えすぎな性格でその感情を拗らせまくり、精神的に辛い日々を送っていた
。
「彼女との関わりがある限り、私はずっとこんなに辛いのか」
そんな思考に陥った結果、律との距離を極端に置くことで親友→友人→知り合い→他人とか関係を完全に戻そうと試み成功した矢先、事故で死んだかと思えば、なぜか律とともに異世界に転移していたのだった。
自分自身の律への恋心を全力否定して精神状態を保とうとする咲久。一方、律が隠していた咲久に対する想いは尋常じゃないくらい重かった‥‥‥!?
自己の影響で咲久に対して過保護化した律と、お豆腐メンタル、すぐ病む、しかも強がりで素直じゃない咲久。
そんな性格難あり少女たち2人の、勘違いとすれ違いの異世界百合ファンタジー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 23:50:00
57091文字
会話率:40%
ここは人が神から加護を受けて暮らすファンタジー小説の世界。
自分の書いた小説の悪役皇女・ハイネに憑依してしまった。物語のため、自らの役を演じ切って処刑されるはずだったのに……。
「〝加護なし辺境伯〟ユージィン・ラングブールに降嫁せよ。呪
われた地の花嫁となり、皇女としての生を捨てるのだ」
皇帝に命じられたのは恋した人との結婚。
これからは小説から外れた場所で、ユージィンのそばにいられる。幸せを噛み締めたハイネは初夜でこう宣言される。
「なるべく早く離婚できるように、頑張ります」
「へあ?」
「あなた様には、俺じゃふさわしくありません。この地のために役目を果たしていただけた後は離婚しましょう」
これは愛する旦那様のそばにいたいハイネと、ハイネのために円満離婚するつもりのユージィンの、長いすれ違いの物語。
そして加護なき民が安寧の地を得るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 13:10:15
25584文字
会話率:31%
これはとある世界の物語。
人々を平穏を脅かす魔王が生まれた過去に迫る物語。
そこには一人の少女の過ちがあった。
そこには一人の少女の決意があった。
そこには一人の少女の恋心があった。
悲しいすれ違いの末に生まれた怪物の根底にあるのは、た
だ純粋な恋の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 01:58:12
10437文字
会話率:37%
「彼が本当に貴方を愛してると思ったの?」
フリージアは、婚約者であるシルフェン家の長男、ヴュート=シルフェンの裏切りを『聖女』である義妹、カルミアに告げられる。
「彼が愛しているのは聖女である私よ。ヴュート様も貴方の『力』も、持っているもの
を全部もらう」とカルミアの策略によって命を落とした。
……はずなのに、何故か二年前に回帰したフリージア。
ソルト公爵家の長女として生まれたフリージアは、父も、義母も、祖母にすら愛されず、カルミアの都合のいいように扱われていた。そんな人生で、唯一の心の拠り所であったヴュートの裏切りを知ったフリージアは……二度目は自分の為だけの人生を歩むことを決める。
……が、いずれ妹と恋に落ちるはずの婚約者がなぜか私との婚約に固執して……。
話はシリアスめのスタートですが、勘違い、誤解、すれ違いの両片思いラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 22:37:33
188562文字
会話率:42%
---だから、三月を待っている。
これは、わたしとおばあさまをめぐる、ちいさなひとつすれ違いの物語。
わたしは、三月を待つ。
なぜ?
三月になったら、きっと………。
最終更新:2024-04-22 15:37:39
2723文字
会話率:16%
とある辺境領のさらに辺境の村で産まれた普通の農民の少年。
しかし、物語に出てくる大賢者と同じ才能を持ってる可能性があると分かり人生が動き出すが、少年の能力には大きな欠陥があった。
神童と言われた少年は、只の人となった。
勝手に期待をされたの
に、期待を裏切った事で追い込まれていく。
親に愛され、生まれ育った村を治める領主も素晴らしい。
満たされた環境にいたはずなのにどうしようもなくすれ違っていく。
そのすれ違いの結果なんやかんやあって、何故か少年の家がダンジョンと呼ばれる事になった。
帰る場所を失った少年が真実のマイ ホームを探すお話し。
注)ダンジョンが始まるのは3章からの予定です。
この作品はカクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 13:42:17
709689文字
会話率:54%
悪役令嬢だけど今から入れる保険ってありますか?~保険屋がないので自分の身は自分で守ります!~
婚約者と初めて対面した10歳のときシルビィ・ローレンスは思い出した。
この世界が前世で愛読していた小説『最愛の人』であることを。
そして、シルビ
ィ・ローレンスがティタス王国の第一王子であり、自身の婚約者でもあるミラン・ティタスを殺す悪役令嬢であることを。当然、第一王子を殺した彼女は処刑される運命であった。
意を決して、シルビィはミランに告げる。
「私は貴方のことを絶対に好きになりません。ですので、貴方に好きな方ができたらいつでも婚約破棄を受け入れます」
絶対に彼を愛さないと決めたシルビィと女たらしなミランの8年間のすれ違いの話。
☆サクッと読めます。後日ミラン視点もあげたいな(願望)
他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 22:37:02
12931文字
会話率:37%
裕福な侯爵家の令嬢として生まれ、その美貌を称賛されてきたエステルはあるとき、顔に醜い火傷を負ってしまう。以来、彼女は「傷痕姫」と人々に罵られながら生きてきた。
やがてエステルは、自分に唯一親切にしてくれた心優しい子爵令息ソルに恋をする。
初めての恋に胸を弾ませていた矢先、ソルが自分に近づいてきたのは子爵家の再興と恋人を養う金銭を得るためだと知り、エステルはソルの幸福の踏み台にされたのだと悟る。
「ソルさまは、金貨一枚支払えば一晩一緒にいてくれる」
そんな噂を耳にしたエステルは、復讐の意味を込めてソルの時間を買うことに決める。二年間の「契約結婚」というかたちで。
「私と、二年間だけ契約結婚をしてくださいませんか。対価は一日金貨一枚で」
傷痕姫と罵られる令嬢と長い初恋を拗らせている令息の、すれ違いの恋物語。
※全32話。毎日お昼の12時に投稿します。
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 12:00:00
145106文字
会話率:35%
没落寸前の侯爵家の令嬢セレスティア・マレットは、困窮する領地への援助の代わりに、彼女を嫌う第六王子エルドレッドと婚約を結ぶことを決意する。しかしながら、妹姫を失い心を病んでいたエルドレッドは、嫌いなはずのセレスティアのことを忘れているばか
りか、セレスティアの髪と瞳の色から彼女に妹姫の面影を見て、セレスティアを妹姫として扱うようになった。
初めは戸惑うばかりのセレスティアも、穏やかな生活の中で次第にエルドレッドに惹かれていき、初恋を自覚するが、ある事故をきっかけに、エルドレッドが妹姫の幻覚から3年ぶりに目を覚ましてしまう。
エルドレッドがセレスティアに妹姫の幻覚を見なくなった今、自分は用済みなのだと考えたセレスティアは、婚約破棄を覚悟し、ひっそりと城から立ち去ろうとするが、やけに必死なエルドレッドに引き止められてしまい――――?
叶うはずのない初恋だと身を引こうとする令嬢と、どうにかして彼女の心を得ようとする王子様の、すれ違いの恋の物語。
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-11 14:00:00
230679文字
会話率:43%
すれ違いのおいしい喫茶店
最終更新:2024-02-12 10:33:05
585文字
会話率:11%
「おはようございます。旦那様」 「ああ。……おやすみ」
人嫌いの変人と言われる辺境伯は、朝に寝て夜に活動する夜行性。彼に嫁いで半年。すれ違いの挨拶をするだけでは仲良くなれません。なので私、がんばります。
そんな昼夜すれ違いの二人が溺愛と使
命感のすれ違いに発展しました。たぶん。
短編「離縁予定の奥様は夜行性旦那様のお役に立ちたい」の連載版です。1、2話は短編をそのまま載せています。 *「今日の一冊」で紹介いただきました。ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 17:17:48
162959文字
会話率:36%
世話になった先輩のお通夜のために帰った故郷。
そこで起こる小さな、そしてよくあるすれ違いのお話。
最終更新:2023-11-28 19:59:00
1956文字
会話率:19%
「ナディーラ……やっぱり君が私の運命の相手だ」
世俗を避けて生きているナディーラの前に、ひとりの騎士があらわれた。
彼は運命の相手がいる場所の予言を受けてきたと言うが……。
すれ違いのラブコメです。ハッピーエンド!
最終更新:2023-11-22 10:04:30
9043文字
会話率:47%
アーリントン王国の片隅にあるバーンズ男爵領では、6人の子育てが落ち着いた領主夫人のエミリアと領主のヴァーンズは20回目の結婚記念日を迎えていた。
忙しい子育てと政務にすれ違いの生活を送っていた二人は、久しぶりに二人だけで食事をすることに。
「はぁ……盛り上がりすぎて7人目なんて言われたらどうしよう……いいえ!いっそのことあと5人くらい!」
気合いを入れるエミリアは侍女の案内でヴァーンズが待つ食堂へ。しかし、
「信じられない!離縁よ!離縁!」
深夜2時、エミリアは怒りを露わに屋敷を飛び出していった。自室に「実家へ帰らせていただきます!」という書き置きを残して。
結婚20年目にして離婚の危機……果たしてその結末は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 20:04:09
9547文字
会話率:41%
人は、日々居場所を求めて移動をする。その際いろんな人とすれ違う、その刹那には、わずかなながらも物語がある
キーワード:
最終更新:2023-10-19 16:15:24
1972文字
会話率:0%
※以前投稿した小説の、書き直しです。 出だしは同じですが、以後、別内容になっています。 以前の小説『聖女になった男爵令嬢と三人の彼』は、折を見て消去いたします。
伝説の武人と語られるカルタシア侯爵の孫であるベトベニア伯爵令嬢のエマは、定め
られた婚約者『アンダクス侯爵令息、テルセオ』と毎月開催されている『冷めたお茶会』に、うんざりしていた。
デビュタントを迎えた年、その年の社交シーズンの終わりまでに、婚姻を結ぶか、否か決めなければいけない。
自分の事を嫌いであろう彼が、毎月冷めたお茶会に参加する事に対して、一定の評価はしているものの、エマとしては婚約破棄したい。
そんな二人を、エギナ公国の王子で、エマの遠戚であるテオドロスと、不思議な魅力を持った商人のパブロが、生暖かく見守ったり、世話を妬いたり。
果たして、エマは婚約破棄できるのか。それとも、婚姻するのか。
すれ違いの恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 21:24:34
131307文字
会話率:33%
子供の頃に憧れた人を想い続ける人と、その気持ちは嬉しいが受け取りきれない人のすれ違い。
最終更新:2023-10-01 11:32:39
1772文字
会話率:9%
『わたし』は金耀樹《きんようじゅ》。世界の上に根付いた一本の古木だ。
長い間、わたしはひとり佇むだけだった。何も変わらない日々、音もなく流れていく季節。これからも変わらず静かであり続けるはずだった時の中に、ある瞬間、波紋のように一人の少年が
現れる。
「あんたは銀葉。……呼び名がないの面倒だし、それでいいだろ」
少年――エンジュはわたしをそう名付け、それから何気ない日々が始まった。
エンジュは不遜で、口が悪くて。斜に構えた態度とは裏腹に、その表情はどこか寂しそうだった。
ふとした瞬間に見せる鬱屈の理由など、わたしは知る由もなかったのだけど――。
ある日、エンジュを取り巻く悲しい真実が、わたしたちの日常を破壊していく。
「……その樹があるから、君は僕から離れていくんだろう? だったら」
穏やかな日々は、唐突に終わりを告げる。
わたしの前に現れたエンジュと同じ顔をした少年、エルンスト。彼はわたしの存在が害になると断じ、エンジュから引き離すため、刃を向けてきたのだが――。
散る血の代わりに見えたもの、それは鮮烈なまでに赤々とした最後の夕日だった。
運命の双子。エンジュとエルンスト。
かつて二人で一つだった少年たちは、すれ違いの末に何度も殺しあう。
繰り返される時間の中で死んでいくエンジュを救うため、わたしは幾度となく運命の円環に挑む。
彼らを救う道を選べるのは、わたしだけ。
最期から二番目の夕日。そこに残された真実にたどり着く道は、ただひとつ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 18:09:07
86216文字
会話率:45%
高校一年生の五階望美は、隣の席の楽面通に想いを寄せている。
しかしその想いの強さが邪魔をして、話す際についツンデレセリフが口を突いて出てしまう。
普通の人ならバレバレの好意だが、素直に受け取る通にその想いは伝わらない。
周囲が生暖かく見守る
中、このすれ違いの恋をどんな結末が待っているのか?
どうぞお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 12:29:57
23756文字
会話率:56%
政略結婚で結ばれた夫婦が多くのすれ違いの末、愛を深める話。
最終更新:2023-08-20 00:06:55
5943文字
会話率:42%
「後にしてくれないか」
そう言って袖にされたのは、これで何回目のことだろう。
すれ違いの末に行き着いた夫婦の運命とはー-。
最終更新:2023-08-16 19:14:13
24914文字
会話率:24%