《120年純潔を貫いて大往生したはずの大聖女(恋愛経験値0)が恋バナ好きな神サマの道楽で【稀代の悪女】に転生させられ、好感度マイナススタートで恋をさせられる話》
元聖女が妙にプロ意識高いせいで全く恋が始まらないすったもんだ浄化系悪女ラブコ
メです。
※アルファポリスさんで先行投稿&重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 19:04:33
38880文字
会話率:30%
「俺なんて剣を振るしか能がないから、ひとりで迷宮に突っ込んだりしたら、二度と出てこられないかもしれないぞ。はは」
Sランクパーティに所属する主力剣士・ジルは最高難度迷宮の攻略中、すったもんだあった末にたったひとりで置き去りにされてし
まう。
ただでさえ致命的な方向音痴のジル。そのうえ普段かけていた眼鏡がメッタメタのズッタズタに破壊され、もはや自力で地上に戻れる見込みは爪の先ほどもない。どう考えてもその場で救助を待つほか活路はない。
「ふっ……。口ほどにもないな、最高難度迷宮……!」
しかし方向音痴に特有の根拠のないトンチキ自信と卓越した剣の腕を武器にジルは進む。ずんずん進む。書物に残された歴史上、まだ誰も踏み入ったことがないはずの領域をガンガン進む。途轍もない力を持つ魔獣が出てきてもよく見えないままズバズバ斬って捨てる。
やがて現れる似たような方向音痴ども。
徐々に姿を現し始める迷宮の本当の姿。
やがて訪れる「もしかして俺って何ヶ月もかけて出口から遠ざかってないか?」という悲しい気付き……。
一方地上では、彼を捨てて行った冒険者パーティにも不穏な空気が立ち込めて……?
そんな感じの準最強主人公系ファンタジー。
*完結済
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 18:02:31
577161文字
会話率:40%
中堅探索者のタキオンは、最低難易度ダンジョンのヘビロテ毎日周回という自販機のお釣りをガチャガチャ探すような方法で日銭を稼ぐ生活を2年以上続けている変わり者の青年だ。
ある時たまたまダンジョンから得られる驚異的な恩恵の存在を知り、その知
識をもとに独自の攻略法を編み出すなど充実した毎日を送っていたところ、ダンジョン内で死にかけている少女ツバサを拾い、すったもんだの末、タキオンはツバサを弟子にすることとなる。
理論派師匠となったタキオンは、感覚派バカ弟子のツバサの育成に四苦八苦したり、なぜか寄ってくる各種バカたちの相手をしながらダンジョン攻略を進めることになり、慌ただしくも騒がしい毎日を送るハメに。
タキオンの信条とする「穏やかで安定した毎日」が戻ってくる日は、はたして来るのだろうか。
それは、誰にも分からないのであった。
*「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 09:00:00
314300文字
会話率:37%
フランス革命っぽい世界の中で前世を思い出した日陰の王女は、すったもんだの挙句、モンテクリスト伯っぽい展開を養女と図ることになります。ヒロインは養女のほう。王女はモンテクリスト伯ファンなので、贔屓が過ぎる気がしますね。
最終更新:2025-01-14 23:01:33
44869文字
会話率:41%
この世界は隣り合う異界から毎日、異形が送られてきているらしい。異形を世間の裏側から守るのは社交界でも名を馳せる『糸乃家』『針真家』『鋏慈家』の御三家だ。しかし、千年近くも異形から日本を守ってきた御三家にも今、斜陽が訪れようとしていた───。
太平洋に浮かぶ『三日月島』にある『三日月大学』に通う沙倉陽葵は親元を離れ、勉強にバイト、あとは学生の本分である恋愛に全力投球だと息巻く活きの良い大学一年生だ。梅雨入り前のある日、陽葵はだまし討ちのように入会させられたオカルト研究会の仲間である刀矢由威のSOSにより、悪名高い廃病院の探索に付き添わされることになった。ネットで廃病院の噂を眺める限り、どう考えても良い予感はしないのだが・・・まさか己の運命すら変わってしまうとまでは露にも想像できず───。『おかえりなさいませ、姫様。お迎えが遅くなりましたね』。
これは生まれる前に外された枷をもう一度嵌められるかもしれない陽葵の選択のお話であり、世界の裏側に無理矢理引きずり込まれた彼女がすったもんだするハートフル和製ファンタジー。
※R15相当の残酷な表現、センシティブな表現があります。
※思ったよりもガッツリとオカルト・ホラー表現含みます。ホラー表現がある際は前書きにて注意喚起していますので、お気をつけください。
※逆ハーレムものですが、因習だらけの一族達のお話なのでヒーロー達はクセ者揃いです。たまにピュアなやつもいますが、大体は目的のために主人公に迫ったりもします。
※無断転載、無断翻訳は御遠慮ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 14:00:00
74729文字
会話率:29%
〈前作のあらすじ〉
国立◯×大学医学部医学科に通う田中聡子と鈴木絢斗(けんと)。2人は仲睦まじいカップルだった。
そんな折、橘悠介の横槍により絶交状態へ。
そんな橘に聡子は反発していたが、彼の内面に触れ、徐々に態度を軟化させていく
。
一方の橘も軽い気持ちから一転、聡子への想いを深めていった。
すったもんだの末、3人はそれぞれ別れを決断、別々の道を行くことを決断した。
ーーーーそしてその後、絢斗は新しい彼女ができ、橘は改めて聡子に交際を申し込んだのだった。
ーーー
今回は、その1年後のお話です。
田中聡子
国立◯×大学医学部医学科4年生。努力家。
橘悠介
国立◯×大学医学部医学科6年生。ミスター医学部コンテストを2連覇した記録の持ち主。
鈴木絢斗
聡子の同級生。元カレ。法学部の彼女ができたらしい。
吉田直樹
聡子と絢斗の同級生。天真爛漫。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-09 08:18:01
50372文字
会話率:54%
若き侯爵様と醜聞まみれの男爵令嬢による婚約すったもんだ話。ご都合主義なーろっぱです。
最終更新:2024-11-07 16:31:24
3501文字
会話率:45%
この国の第二王子であるロゼ・フラムスは変わり者だ。そんな彼に、嫌われ者である公爵令嬢、ララナ・ティアベルは何故か気に入られている。
理由はこの世界が『月のトロイメア』という乙女ゲームの世界で、ララナはその中では『悪役』だからとのことである。
訳が分からないと思っていた矢先、想い人に裏切られ、婚約破棄を言い渡されてしまうララナ。
身体が操られてしまったように、自分の婚約者を奪った腹違いの妹、クローネへ復讐しようとしたその時、ロゼを殴ってしまい……。
ララナは思い出す、自分がこの世界の悪役令嬢だったということを。
そして一番やばい攻略対象である、ロゼの手を取ったということを……。
この世界から抜け出したい悪役令嬢と、彼女を留まらせたいサイコパス王子様がすったもんだするお話です。ヤンデレとサイコパスと逆ハーと溺愛を限界突破まで入れていく予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 18:05:22
19254文字
会話率:51%
竜人族は少子化に焦っていた。彼らは卵で産まれるのだが、その卵が孵化しない事例が多いのだ。
少子化を食い止める鍵はたったひとつ!運命の番様である!
なぜなら運命の番と番うと、竜人族であっても卵ではなく子供が産まれる。
孵化しない悲劇を回避でき
るのだ……。
そして今日、王妃ファニアミリアの夫、王レヴニールに運命の番が見つかった。
離婚された王妃が、結局元サヤ再婚するまでのすったもんだのお話。
翼と角としっぽが生えてるタイプの竜人なので苦手な方はお気をつけて~。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 22:29:52
11445文字
会話率:36%
子爵令嬢アガットはひょんなことから公爵令息レオの妻として一緒に暮らすことに。
けれど彼女にはとある秘密があって…!?
敵は全部自分でぶっころすタイプの令嬢と、うっかり彼女を引き受けてしまった貴公子の血生臭いすったもんだのお話。
最終更新:2023-09-12 07:00:00
103346文字
会話率:39%
「もう我慢できませんわ!」
公爵令嬢アイリーンは、思い切りブチ切れた。
婚約者の第3王子が、浮気相手に傾倒して、なんと交換留学に自分ではなく浮気相手を連れて行ってしまったのだ。
「許せませんわ! ありえませんわ!」
こうなったらもうア
レしかないと、彼女は真夜中に屋敷を抜け出した。
森の中の立ち入り禁止の古教会に忍び込むと、魔法陣の前で叫んだ。
「出でよ! 悪魔!」
凄まじい風と光と共に現れたのは、この世の物とは思えない美しい悪魔。
「何を望む?」と尋ねられ、アイリーンは躊躇なく叫んだ。
「あの女を何とかして下さいませ!」
「あの女?」
そう尋ねられ、アイリーンはしゃべりまくった。
悪魔が聞いてくれることをいいことに、溜まりに溜まった10年のうっ憤を吐き出す。
そして、全てを吐き出した彼女は気が付いた。
「あら、わたくし、なんかスッキリしてますわ」
「もしかして、これって悪魔を呼び出すほどのことではなかったのではなくて?」
「ま、まずいですわ!」
一方、呼び出された悪魔も困っていて……。
この話は、ブチ切れて勢いで読んでしまった悪魔に、何とか穏便に帰ってもらおうと画策する残念令嬢と、気まぐれに呼び出された美しい悪魔が、すったもんだする話である。
※全39話、約9万字、全話登録済み、2~5話ずつ一気に投稿します。
※ネタバレ防止のために感想欄は閉じております。完結後に開きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 01:10:00
93539文字
会話率:28%
三人のVTuberのオタクがいつものように秋葉原にあるブリティッシュパブで飲んでいる。
最中、紅一点の女オタク、かなたが「好きかもしれない人がいる」と暴露した相手は界隈の“有名人”で…
どこのオタク界隈でもあるようなすったもんだが通り過ぎて
行く、『オトナ?のアキバ系恋愛ドラマ』。
【夜行性のオタク3人】シリーズの第一夜を、全3編で。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-31 21:00:00
10675文字
会話率:48%
私は婚約者をカネで買ったと言われている。 魅力も無ければ社交も下手な侯爵令嬢が、たったひとつ縋れる家の力にモノを言わせ、資金難に喘ぐ伯爵家から秀麗な嫡男を買い叩いたのだと。 だから其処にはひとかけらの愛も無く、逞しくも麗しい婚約者から良いだ
け蔑ろにされているにも関わらず、私は相手に執着し、札束で頬を張って縛り付けているのだ、と。 ―――知っているとも、恋をしているのは自分だけだと。 だが、私には私の矜持がある。 彼に相愛の相手が出来たと言うなら、幸せを祈って綺麗に開放して見せますとも!
…………と噂を鵜呑みにした思い込みが激しく自己評価がダダ低い令嬢と、大人のフリをし過ぎて自縄自縛の罠から出られなくなった朴念仁のぽんこつふたりがすったもんだするお話です。 ハッピーエンドです。 朴念仁が途中からおかしな方向に振り切れて行きますが、多分そっちが彼の本質です。 ヒロインが本当に嫌がることはしていない(筈)ですが、ベタベタしたがる男が苦手な方には先にお詫びしておきます。 申し訳ございません。 変な奴がヒーローです。
***** オープニングとエンディングに挟まれた前後編です。二日間に分けて投稿します。宜しくお願い致します *****
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 06:10:00
37125文字
会話率:38%
耳の粗筋・№1―A
主人公・天草院美輪は【美里町ウエルダン追い炊き火葬場】勤務当然
の事ながら毎日の仕事は遺体を焼いて処理するのが仕事。入院患者
達は病院のベッドの上で息を引き取ります。遺体が自宅に搬送されます。
亡くな
った家族の耳は生きています。残った家族達は棺桶の周りで好き
勝手な行動・言動を始めます。棺桶の中で激度します。時空を超えた
伝言として天草院美輪に話しかけ家族に仕返しを託します。そして
魂を抜き取ります。次の話・亡くなった家族のタンスから年末ジャンボ
宝くじ1等10億円が出て来ました。棺桶の周りで10億の奪い合いが
始まります。10億円欲しさに性格が豹変します。天草院美輪に全てを
託して仕返しをします。魂を抜き盗られます。次の話・旦那が亡くなり
遺品整理で不倫が発覚します。妻は激怒して遺品の全てを燃やします。
棺桶の中の遺体は激怒して、天草院美輪に仕返しを託します。魂を抜き
盗ります。次の話・主に臓器提供の話です。交通事故で家族が息を引き
とります。臓器提供を巡ってすったもんだします。提供する・しないで
意見が分かれ、二転三転します、最終的にメディエーター制度を利用
して決着が着きます。がしかし残された家族の内一人が魂を抜き盗られ
ます。黄泉の世界へ連れて行かれる事に成ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 09:30:42
45118文字
会話率:15%
ひょんなことから知り合った幼子のお母さんになりたいリリアナと、息子のオマケ扱いをされる寡男レナードのすったもんだの物語。
中世風な世界観のコメディです。4〜5話程度で完結予定。サブタイトルとストーリーは無関係です。
最終更新:2024-05-03 13:00:00
19269文字
会話率:59%
2024年2月時点で絶賛進行中の活動です。
PS2のRPGボクと魔王の移植を求める署名活動をやっている筆者のすったもんだの覚書を綴っていきます。
最終更新:2024-02-23 11:02:36
1966文字
会話率:12%
八歳の時に天涯孤独になったアキラは、すったもんだの末、父の従兄である「スミちゃん」に引き取られることになった。あれからずいぶん時間が経ち、高校生になった彼はスミちゃんと友達のような関係で日々を過ごしている。
そんなアキラが最近ちょっとだけ
悩んでいるのが、スミちゃんを「養父」と呼ぶべきか「養母」と呼ぶべきか、という点であった。
骨格は雄々しくガッシリしているのだが、内面には乙女らしい心を秘めているらしいスミちゃん。
アキラはスミちゃんに対し、父親のような頼もしさも感じながら、母親のような安心感もあり、友達のような親しみも覚えるため……この感覚をどのように呼称したものか、なんとなく決めきれないまま日々を過ごしていた。
六月下旬のある日。
毎週金曜日はスミちゃんが彼氏の家にお泊まりに行くので、アキラはいつものように家でダラダラと映画を見て過ごそうと、傘を差して近所のコンビニまで食料の買い出しに行ったのだが。そこには――
雨の中、びしょ濡れで佇む女の子。
クラスメイトの水無月さんが、頬を真っ赤に腫らし、ヒビの入った眼鏡を持って静かに泣いていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 18:11:48
12381文字
会話率:41%
魔法使いの住む世界とお隣のもう1つの世界。
別々だった2つの世界が同時に滅ぶと予言された。
原因は戦争。
それを回避するため、魔法使い達(平和ボケチート)ともう1つの世界の殺し屋達(倫理観がおかしい戦闘のプロ)が手を組み戦争の原因であ
る帝国を相手にすったもんだする話。
※エブリスタにも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 23:20:07
162768文字
会話率:50%
ボクっ娘とチュウしたら生き返るんだぜ、信じられるか?
俺は無理――
日本のとある男子高校に通う弘田(ひろた)虎守(こもり)は、転校生の月岬(つきみさき)佳弥(かや)に頼まれ、自宅の近くにある神社へと連れていく。
佳弥が探していたのは小さ
な社だったのだが、虎守は佳弥に引っぱられ、その中へと入ってしまった。
次の瞬間虎守は、薄暗い闇の広がる場所にいた。驚く間もなく、虎守は突然、こん棒とみすぼらしい鎧で武装した者たちに襲われる。
訳もわからず逃げたはいいが、佳弥とはぐれてしまい、とりあえず身を隠すために、近くにあった掘っ建て小屋へと入ったのだった――
男子校に転校してきた男装女子の月岬佳弥と、何の変哲もないただの巻き込まれ高校生・弘田虎守。
二人で神話の世界と現実世界を往来しながら、すったもんだする和風ファンタジー。
虎守は「言霊」の力で、佳弥は「巫術」の力で、襲い来る異形の化け物と戦うのだが、一体「敵」の正体は何なのか。
やがて虎守は、神話世界の出来事が現実に、現実の出来事が神話世界に、影響し合っていることに気づくのだった。
果たして虎守は、神様の願いを叶えられるのか。
というかそんなことより、佳弥と『ねんごろ』になれるのか?
そんな和風ファンタジーの、はじまりはじまりぃ~
※ 作中に登場する人物・場所・建物・団体等は実際のものとは何ら関係がありません。
※ 日本神話に関する解釈は作者独自のものであり、ある程度の文献や研究を参考にしていますが、事実とは異なる場合が多々あります。
※ カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 20:22:28
88596文字
会話率:42%
転生したらモブだったけど、推しと同じ世界に生まれて超ハッピー!な主人公がすったもんだありながら推しのバッドエンドをどうにか回避させようと奮闘するお話……だったはず。
実在の人物、団体とは何も関係はございません。
誤字脱字等々ございました
らご報告していただけるとありがたいです。
拙い文ですが楽しんで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 01:19:59
12565文字
会話率:29%
「ち、遅刻っ、遅刻ぅっ……!」
カミラ・ローランド子爵令嬢は、朝食のパンを咥えて、爆速で登校していた。
空を。生まれ持った規格外の魔力と魔術の才能を全力で無駄遣いしながら。貧乏ゆえに。
「すみません、うっかりして? 立てるかな?」
そ
うしてある日、曲がり角で絶世の美形に、撃ち落とされた。
「うっかり? 翼竜系の魔物を撃ち落とすための魔力撹乱魔法を、私が曲がる角度まで計算された完璧な位置に、うっかり?」
粉々に吹っ飛ばそうか、と考え始めたカミラに、謎の美形は告げる。
「カミラ・ローランド子爵令嬢。私と結婚してくれないか?」
すったもんだの末に我に帰れば、求婚してきた美形の正体は第三王子エイベルであり、しかもカミラに夢中。それはもう、遠足の前日並みに眠りを妨げられるくらいには、カミラ以外見えていない。しかし、肝心なカミラと言えば、限界髪フェチな友人と大騒ぎした挙句、
「私が殿下をお慕い申し上げているかというお話ですが」
「うん」
「わ、私、別にその殿下のお髪に興味があるわけではないのです!」
「…………うん?」
年齢イコール好きとかよく分からない歴な恋愛観、そして類まれな魔術の才能を持って爆走するカミラを、これまた壊滅的な女性を口説く技術とカミラへの重すぎる恋心を持って追い回す、第三王子のお話。
常識人不在、ツッコミ途中退場な、何でもあり勢い重視のすれ違い暴走ラブコメディです。頭を空っぽにしてお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 22:25:04
20219文字
会話率:61%