「CHITKU・CHETKI」
むかしむかし、あるところにおひめさまがおりました。
おひめさまはとてもあいらしく、くるくるとまかれたくりいろのかみはうつくしく。
はだはシルクのようにすべすべとしていて、はっぱのようにすんだみどりのひとみ
はできれば、ほうせきばこにしまっておきたいような
それは
それは
きれいなおめめでした。
おひめさまのおへやはとてもふかふかしたじゅうたんがひいてありました。
ふむのがもったいないくらいのまっかできれいなじゅうたんでした。
それだけではありません。
おんなのこならいちどはゆめみるてんがいつきのベッド
ビーナスがほほえんでいるちょうこくのかがみ
いろんなほうせきやリボンがついたドレスがなんびゃくちゃくもしまってあるクローゼット。おひめさまがほしいものはなんだっててにはいりました。
めずらしいとりのはね
がいこくからとりよせたこうすい
まちでみかけたおんなのこがもっていたおかし
おひめさまはとてもあいらしく、そしてまたとてもあいされて、たのしいまいにちをくらしておりました。
おひめさまにはうまれたときからじいやがおりました。
おかあさんのじょうおうさま
おとうさんのおうさま
ふたりはとてもいそがしかったので、じいやがおひめさまのおせわをしていたのです。
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※平仮名で、に声に出して読む童話。
少しダークファンタジーです。孤独なお姫様がじいやに聞いた空想の怪物に心奪われる話です。
大人の童話を目指しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 18:49:10
10468文字
会話率:19%
ギフト。それは神様からのおくりもの。
これはその素晴らしいおくりものを、何ももらえなかった男の子の物語。
何ももらえなかった?
本当に?
最終更新:2019-12-19 12:02:18
2942文字
会話率:10%
引越しを機会に不思議な少女、小百合と出会う博之。彼女は妖精の存在を信じ、会いたがっています。
小百合が持つ不思議な魅力に惹かれた博之は、一緒に妖精を探す冒険に出掛けます。
そこから彼は、不思議な人達との出会いに振り回され始めます。小百
合と同じく妖精の存在を信じる彼女の母親、マンションの隣人。二人の同級生・・・。彼らとの交流を通して博之は、『信じる』事とは何かを学んで行きます。
大人が読む童話…みたいな感じです。この作品を読んで、童心を思い出せてもらえたらと思います。
27話あります。素人が書く下手な小説で、一応は処女作です。それでも読んで頂けたら幸いです。
ご指導、ご指摘もお待ちしています。宜しくお願い致します。
*他サイトでも、同じ作品を揚げております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-02 01:00:00
194826文字
会話率:46%