新築五年目のマイホーム。
三十年ローンを組んで買った我が城。
夫婦になって早九年。
子供も二人出来て、長男は小学一年生の六歳。長女は年少の四歳。
これからどんな風に成長するんだろうと、不安もありつつ楽しみしかない。
平凡な日
常がこれからも続いていくと思っていたし、疑いを持てるほど悪い兆しは特に何も無かった……はずだった。
八月のある日、自宅の中で子供たちとかくれんぼをしていると、寝室のクローゼットの扉が、謎の空間への入口に変貌していた。
中には娘の髪を結っていたゴム紐。
一も二もなく飛び込んだ、凍野杏弥。
そこは、チュートリアルダンジョンとは名ばかりの、ナイトメアモードのダンジョンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 13:07:58
234943文字
会話率:28%
益美は娘の美奈と共に四つ駅が離れた町に住む、従妹の由美子の家に遊びに来た。
一軒家の多分、二階建てもしくは三階建て。『多分』というのは壁の塗り替えをしているのか、ブルーシートで覆われているためだ。あるいは増築かもしれない。由美子の家は子
だくさん。息子が四人。娘が一人にいる。
「ままー?」
「あ、うん」
益美は眺めるのもそこそこにインターホンを押し、由美子が笑顔でお出迎え、中へ入る。
「あっはっはっは! やだもー」
「あははははは! 益美ちゃんこそ あはははは!」
居間で持参した洋菓子と紅茶を振る舞われ、楽しく会話する二人。
と、そこにドタドタと廊下を駆け回るような音。襖が閉まっているため姿は見えないが多分、由美子の子供たちだろうと益美は思い、フフッと笑う。かくれんぼか追いかけっこでもしているのだろうと。が……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 12:00:00
2364文字
会話率:33%
東京で一人暮らしをしている大学生の成瀬祐也は夏休みに実家に帰っていた。幼馴染に誘われて子供の頃の同級生と遊ぶことになるがかくれんぼをしている最中に異世界に転生し、ハーディア・ベズデールとして生きることとなる。
この世界では全ての生物が一つ
だけスキルを持ち、そのスキルは遊びに由来する。そんな中でスキル【かくれんぼ】を得た主人公はそのスキルを駆使して過酷な異世界を生き抜いていくのだった………
これは魔法を遥かに凌駕するスキルの存在によって取り巻く数々の問題が主人公、ハーディア・エルタを襲う超絶望異世界ファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 17:00:00
34638文字
会話率:51%
俺の住む場所はとんでもない田舎だったが寂しくはなかった。友だちのタケルくんがいたからだ。
しかしタケルくんは、神社でかくれんぼしたときに消えてしまった。
※この作品は「夏のホラー2023」参加作品です。
※この作品は「アルファポリス
」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 08:00:00
1027文字
会話率:29%
新婚生活を送る二人の愛の巣と日記帳。賢也を見つめる瞳に間違いはない。
※この作品は「夏のホラー2021」参加作品です。
最終更新:2021-08-09 10:08:11
1442文字
会話率:58%
終わった
今の自分が居る場所は襖で閉められてる押し入れの中だ
アイツに睡眠薬を知らない間に飲まされて眠ってしまい気づいたらここに居た
別にアイツとは仲が良いというわけではない
というかアイツは自分を嫌っている
だからアイツが家に来た
時から警戒していた
話があると言い家に上がり込むと話す前に喉を潤そうと言いアイツから飲み物をもらった
飲まないのも失礼だと思いながらも何が起きても良いように近くにあった物をアイツに気づかれないように服の中に隠した
そして飲むと、、、この押し入れに入れられていた
体が動く前に目は覚ましていたのでアイツが何をやっていたのかは知っている
アイツは自分に強制的に『ひとりかくれんぼ』をさせるつもりみたいだ
何の準備も無くひとりかくれんぼが起こってしまったら無事で済むはずがない
終わった
そう思っていたら腹の辺りに服ではない物の感覚がした
どうやらあの時、警戒してとっさに隠した物はアイツにバレずにすんだらしい
暗闇の中とっさに隠した物を探ってみるとスマホがあった
家族や知り合いに連絡を取ってみるが、、、全部エラーだった
もう、心霊現象が始まってるのかも知れない
もう駄目だと思ったその時、あることを思い出した
心霊現象や異空間、異世界に行っても唯一繋がるという『掲示板』を
※恋愛や姉妹 (シスコン)要素は二章から出てきます。
アルファポリスなどでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 12:00:00
64248文字
会話率:3%
加茂義則は地方の大企業に勤める社員だったが、社長の甥でいずれ社長になると車内で言われている井沢先輩に自分の誤発注をお前がしたことにしてくれと言われて快諾した。
それは、加茂がその井沢先輩にいつも世話になっていたから恩返しのつもりだった
。
だが、それは井沢先輩にとっては、何かあった時に失敗などを被ってもらうためのものでしか無い事を、高木先輩との会話を聞いてしまった事から知ってしまいショックを受ける。
気持ちを落ち着けるため、車であてどもなく走っていたら、霧に紛れて突然車が止まってしまった。
そこはある神道の宗教の宗家である土御門家の大きな屋敷だった。
加茂はそこに招かれて、宗家の亡くなった娘との冥婚を申し込まれるが……。
****************
どうしても、夏のホラー2021に参加したくて書いたのですが、良く考えたら怖い話だよなって感じのホラーなんでテーマとずれてしまってるかもしれません。
すいません。
作者の実体験として、冥婚ではありませんが実在のモデルが居て、傍から見たら凄い霊的に怖い目にあってるのに全然怖がらない人ってのがテーマです。
週に一回か二回投稿で4コマみたいなイメージの細かい一話完結したエピソードで続けていきたいと思ってますので宜しくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 19:05:36
239970文字
会話率:44%
オカルト好きの友達Aに誘われて、私は『ひとりかくれんぼ』という都市伝説の遊びをやらされることになった。
Aとメールでやり取りをしながら、時を待つ。
すると雑音が流れていたラジオから、突然不気味な笑い声が……。スマホの充電が切れ、胸の鼓動はも
う限界。そんな時に、頭まで被っていた布団を剥ぎ取って現れたのは。
※この作品は、小説家になろうの公式企画、『夏のホラー2022』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 00:00:00
6887文字
会話率:54%
眉目秀麗なモレアノア公爵家の中でパティシアだけは存在感が薄く、夜会に出席してもダンスを誘われることがほぼ無かった。パティシアは傷つき、自信を無くしているとある不思議な現象が起こり始める。その現象のせいで余計に気づかれ無くなり、目の前で様々な
会話が聞こえてくるようになった。そんな、パティシアにも1人だけダンスを申し込んでくれる人がいる。でも、彼はパティシアが聞いた噂話を聞きたいだけ・・・。そんな彼からの突然の結婚の申し込み。利用されたくないパティシアに彼は賭けを持ち出した。「次、参加する夜会で私が3回パティを見つけたら結婚してください」
自信と存在感が無く、変な能力を授かり情報収集に特化してしまった令嬢とそんな彼女に唯一ダンスを申し込む王太子様の話です。よくある様な話。本当は美人。
魔法やら精霊やら唐突に出てきます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 12:00:00
15064文字
会話率:41%
いつも通り学校に向かって、いつも通り勇気にホラーの話をされる。これが日常だった。
勇気に誘われ【ひとりかくれんぼ】をすることになった俺はその夜、4人ですることになった。家に帰った俺は下準備をした後リビングに向かった。そこには母親がいた。俺は
母親と口論になり部屋に向いそのまま寝た。その後時間になった俺はみんなと電話を繋ぎながら始める。俺が付けたセツナというぬいぐるみからこんなことを言われた。「あと何ゲームで、、、」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 10:00:00
18880文字
会話率:59%
秘密を抱える、膝を抱える
最終更新:2022-02-14 20:50:49
344文字
会話率:6%
達人(たつひと)は人付き合いの苦手な大学生。
ある日、同窓会の終わりに家が近いという理由で同級生達に家に押しかけられ、一人の男子が「ひとりかくれんぼ」をやろうと言い出す。
ひとりかくれんぼは、ぬいぐるみの腹を切り、中に生米を入れて赤い糸で縫
い、さらに刃物で腹を刺すという酷いものだった。
達人はぬいぐるみが可哀想だと止めさせようとするが、お酒を呑まされて眠ってしまう。
翌朝目覚めると、誰もおらず、刃物の差されたままのぬいぐるみが転がっていて、達人はぬいぐるみに同情し、綺麗に縫い合わせた。
だが、日常的に怪奇現象が発生するようになる。
達人は対処法を試すが、上手くいかない。
達人は独自に幽霊を追い出そうと、話しかけたり、お供え物をしたりするが、その内愛着がわいて来て、服を着せたりするようになる。
同窓会の時の友人から、ぬいぐるみは燃やして捨てなければならないと言われ、達人は悩むが、その日の夜、「わたしはフミコ」という人形の声を聞く。
達人はフミコさんと楽しく生活をするが……
ほのぼのドキドキホラー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 16:31:49
10590文字
会話率:40%
私の夫は家でかくれんぼを禁止している。小さい頃の体験がそうさせているようだ。
でも、休日の朝、夫が寝ているので、息子とかくれんぼで遊ぶことにした。
息子は段ボール箱の中に隠れている。
最終更新:2021-08-26 23:46:55
18868文字
会話率:34%
閉じ込められた!
僕へそう告げた少女こそ、境海の不思議探偵リリィーナがはるばる捜索しに来た家出娘だった。
この少女は、家族の元からいなくなったその日から、ここに隠れ住んでいたという。
けれど、そんなことは誰も知らない。僕が泊まってい
るホテルの部屋から忽然と姿を消したことも、そんな僕を今頃慌てて探しているだろう探偵リリィーナでさえも、気付かないのだ。
だが、僕だって新米魔法使いだ。ぼんやり助けを待つより、自力で脱出するべく道を探してやる。だが、大昔の地下道は果てしない暗闇が広がる世界だと少女は言い、僕を引き留めるのだ……。*****『魔法学園物語~サー・トールの恋愛事情』のサー・トールくんのスピンオフ短編です。独立したお話ですので、本編を知らなくてもわかります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 23:00:00
10590文字
会話率:26%
執筆練習で書いてみました。
ある日小説家になろうからメッセージが届いた。
最終更新:2021-08-26 20:45:41
7295文字
会話率:48%
執筆練習で書いてみました。
ある日小説家になろうからメッセージが届いた。
最終更新:2021-08-26 20:45:41
7295文字
会話率:48%
夏休みを過ごしていたごく普通の高校生、宇城野晴彦(うしろのはるひこ)のもとに、友人である玉川香太郎(たまがわこうたろう)から夜中に電話がかかってきた。
香太郎は埼玉の親戚の家に遊びに行っていたが、肝試しに入った廃病院の中から出られなくなっ
てしまったらしい。
晴彦は香太郎を無事に脱出させるために、そこで起こっている怪異について考察していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 17:11:53
4905文字
会話率:47%
『……たす…けて』
誰かの助けを求める声と共に、主人公は目を覚ます。
気持ちを落ち着かせようとする主人公だが、自身と同じように『お盆休み』に『本家』へ顔出しに来ていた子ども達に捕まりーー半ば強制的に子ども達と『かくれんぼ』をする事に
。
だがーー『かくれんぼ』の最中、『あるモノ』を見つけてしまった事で主人公の『運命』は予想できない方向へと狂い始める!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 09:04:33
24055文字
会話率:43%
※夏ホラー2021 参加作品です!
あの日。
いつものように、夕方まで友達と遊んで帰る、一日が過ぎるだけだと思っていた。
お母さんはいった
「とことんまで隠れるんだよ」と
お兄ちゃんはいった
「日が暮れたら、かくれんぼやめろよ。危ない
からな」と
お父さんはいった
「今日も帰りが遅くなる」と
そして私はいった
「ごめんね。言いつけ、守れなくて」と折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 00:00:00
13719文字
会話率:13%
私の実家には、大きな壁時計がある。
当時、小学生だった私を大きく上回る背丈を持つそれに、祖父はこまめに手を入れていた。
ある日。祖父も外出して留守になった家の中、友達を招いた私はかくれんぼを始める。
時計の中こそちょうどいい隠れ場所と思い
、近づいていったのだけど……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-09 22:00:00
2745文字
会話率:0%
冷蔵庫。
もはやありふれた、家庭における食の立役者。
けれども、まだまだ不完全だった時代。
かくれんぼで一人の女の子が、最後まで見つからなかった。
彼女のゆくえが分かった時、日々の何かが狂い始める。
最終更新:2018-02-18 20:20:39
2792文字
会話率:3%
■【ホラー/短編】■ただ、かくれんぼをするだけの話。それだけの話……秋風ぞ吹く◇小説家になろう『夏のホラー2021~かくれんぼ~』企画参加作品。
最終更新:2021-08-25 18:09:25
2580文字
会話率:55%
長屋住まいの研ぎ師の娘さとは、ある日自分以外の家族を鏖殺される。下手人の動機となったのは、さとが姉と慕う人のありえぬ虚言であった、
そのことを友人から聞き及んださとは、意を決してその姉に、虚言の真偽を問い質しに向かう。
打ち消しきれな
い疑惑の中に、隠れん坊への期待を抱きながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 18:00:00
9631文字
会話率:14%
ぼくこと棗は、高校2年生の夏、沢渡先輩の命令で後輩の蔵持と一緒に空家で隠れ鬼もといかくれんぼをすることとなった。
最終更新:2021-08-23 13:00:00
3560文字
会話率:50%