レディ・ドルリスの子どもが誘拐された!
僕が白く寂しい通りにあるリリィーナ不思議探偵事務所に来たら、不思議探偵リリィーナはそう告げた。
手掛かりは現場に落ちていた桜の花びら1枚。容疑者は、僕!?
バイト学生である僕への疑いはすぐ晴れ
たけど、もう1人の容疑者は僕の恋人ローズマリーだって? まさか、本当に彼女が関わっているなんてことがあるはずが……。
大急ぎで寮に戻った僕がそこで見たものは!?*****魔法学園物語~サー・トールの恋愛事情~のスピンオフ春の推理編です。独立短編なので本編を読まなくてもだいじょうぶです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 20:00:00
19128文字
会話率:30%
閉じ込められた!
僕へそう告げた少女こそ、境海の不思議探偵リリィーナがはるばる捜索しに来た家出娘だった。
この少女は、家族の元からいなくなったその日から、ここに隠れ住んでいたという。
けれど、そんなことは誰も知らない。僕が泊まってい
るホテルの部屋から忽然と姿を消したことも、そんな僕を今頃慌てて探しているだろう探偵リリィーナでさえも、気付かないのだ。
だが、僕だって新米魔法使いだ。ぼんやり助けを待つより、自力で脱出するべく道を探してやる。だが、大昔の地下道は果てしない暗闇が広がる世界だと少女は言い、僕を引き留めるのだ……。*****『魔法学園物語~サー・トールの恋愛事情』のサー・トールくんのスピンオフ短編です。独立したお話ですので、本編を知らなくてもわかります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 23:00:00
10590文字
会話率:26%
サー・トールとは魔法学園での僕の通称だ。中学校からの帰り道、不思議探偵リリィーナに「魔法使いにならないか」と勧誘された。僕には魔法の才能があるって? 異次元にある街『白く寂しい通り』へなかば強制拉致された僕。ところがそこで、偶然出会った美
少女ローズマリーに一目惚れ! この世界にとどまる方法は、編入試験を受けて特待生になるしかない! そして幾多の難関を乗り越え、ちょっと変人だけど親切な先生や気の合う級友にも恵まれて、僕らはこの学園で恋と青春を……謳歌、できるよね、きっと。*****境海の不思議探偵リリィーナ『夜の遊びの国』と同じ境海世界を舞台にした学園もの。ちょっとラブコメ。『氷神の七つの心臓』の主人公サー・トールが魔法大学付属学院に入学~卒業してから、多次元管理局の局員になるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-24 20:00:00
230673文字
会話率:26%