母が亡くなってすぐに伯爵家へと来た愛人とその娘。
そこからは家族ごっこの毎日。
私が継ぐはずだった伯爵家。
花畑の住人の義妹が私の婚約者と仲良くなってしまったし、もういいよね?
これからは母方の方で養女となり、魔法使いとなるよう頑張っていき
ますわ。
2025年に改編しました。
いつも通り、ふんわり設定です。
お気に入りに入れて頂けると私のテンションが成層圏を超えて月まで行ける気がします。m(._.)m
Copyright©︎2020-まるねこ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 06:20:00
36248文字
会話率:36%
情報量が増えれば良いゲームなのか、オープンワールドはもういいよと囁かれる。そんな時代に発売された、自分だけの物語を探しに流れつく開拓ゲーム。
Monstella Online。
人々は選択を重ねる。正義を持って巨悪と対峙するならば、相
手の正義を踏み躙る覚悟を持つことだ。
そうして一隻の船がまた、彼の地へと辿り着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 06:28:59
38242文字
会話率:30%
ポン ポン ポン……
ああそうか、俺はもう独りなわけか。
静かな部屋に響く木魚の音は、恋人の|橘《たちばな》|緋奈《ひな》がもういないという事実を、ただ海斗の心に強く、残酷に刻みつけていた。啜り泣く声が微かに響く中、海斗は涙に袖を濡らす
ことはなかった。なぜなら。
——俺もすぐそっちに行くからさ…だから安心しろよ、緋奈。
心の中でそう唱えて少し口角を上げる。葬式中に笑っているなんて周りに気づかれたら、きっと気味悪がられる。でも。
そんなこともう、どうだっていい。
緋奈のいない世界に、自分に、何の価値があるというのか。この先生き続けたとして、何の希望があるのか。暗闇が待つ世界に身を委ねるくらいなら、いっそ。そう思ってしまうのも無理はなかった。
1週間前に緋奈が突然の心筋梗塞で亡くなったその時から、緋奈の魂を弔ったあとに自分も着いていく決心はついていた。どうして突然。どうして自分ではなく緋奈が。無力な自分の不甲斐なさに身を焦がすが、どれだけ願っても結末は変わらない。
「これにて葬式を終えさせていただきます。」
さっきまで念仏を唱えていたお坊さんの声が耳に入る。どうやら、くだらないことを考えている間に葬式が終わったらしい。司会者の案内があり、続々と参列者が退出していく。結局悔やんでばかりでろくに弔えてもいなかった自分に気づき、最後までどうしようもないなと|嗤《わら》いながら海斗も葬式部屋を後にした。
最期にちょうど一年前のこの日に告白した公園に行こう、そう思った。今日3月25日は海斗と緋奈が結ばれてから丁度1年目。
「好きだ、緋奈。だから俺と………」
「あーーーもういいよっ!!」
少し堅いベンチに腰をかけ、咲きかけの桜に見舞われながら言った1年前。最後までセリフが出ずにカッコつけきれず、フォローすらされてしまった、ちょっぴり苦くて甘い記憶を同じベンチで思い返す。隣にはもう、誰もいないが。
独り家に帰り|そ《・》|の《・》|時《・》のための身支度をしていると去年のカレンダーを見つけた。ぱらぱらとめくっていると、3月25日の欄に何やら書いた覚えのない文字が書かれてあることに気づく。
私 を 救 っ て
「あーーもういいよっ!!」
「……は?」
「あれ海斗、どうしたの??もしかして〜嬉しすぎて固まっちゃった〜?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 18:04:58
914文字
会話率:36%
世界は幾度(いくど)も救われてきた。
魔王とそれに立ち向かう数々の英雄たち。
その戦いは、いつだって人間にとってのハッピーエンドで締(し)めくくられる。
お決まりの結果。
輪転(りんてん)の運命。
それは立場を変えれば、耐え難い不条理の
歴史だった。
平等であるはずの世界は、今までずっと魔族たちの命懸けの努力を無視し続けてきたのだ。
どんなに積み上げても、ご都合よく出てくる唐突な暴力。
これではダメだ。
若き魔王が立ち上がった。
この理不尽な世界の法則を破壊しなければならない。
魔王は、起死回生となる力をこの世界ではない、異世界に求めた。
古から存在する魔術儀式が敢行(かんこう)される。
世界でもっとも冷酷で、もっとも殺意に満ちた存在を招き入れるために。
そこで召喚されたのは‥‥。
・・・
魔王より残虐。
魔王よりチート。
少年魔王を翻弄する、転生したメンヘラ女の爆虐劇。
『もういいよ、お前が魔王で!?』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 10:00:00
36546文字
会話率:27%
廊下の隅からもういいよの声聞こえて
振り返ると花蝋燭が散らばっていた
静かに夏と秋を行き来して
冬も何事もなかったかのように紛れ込む迷宮入りの事件
泣きながら想い出を匣の中に入れて神社の裏の土に埋めたら
次の年中身がすべて櫻の花弁になってい
た
宿場町の道は遠い過去へ続いている夢幻折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 10:20:19
3780文字
会話率:0%
苦いものは、本当は、しばらく、もういいよね!!?
キーワード:
最終更新:2024-09-13 23:55:06
318文字
会話率:0%
「あらすじかぁ……花子ちゃん、なんて書く?」
「ふむ。そんなもの、ぜひ読んでください、でいいじゃろ」
「いやいや、それだと内容が何も伝わらないだろ」
「なら『可愛い花子ちゃんを愛でる物語』でどうじゃ」
「嘘はダメだ」
「嘘とはなんじゃ、失礼
な」
「まずまずそんなハートフルな物語でもないだろ……」
「なら、正直に『日々怪異と闘う物語』にするのか?そんな物騒なすとーりー、誰も読まんと思うがのぉ」
「……確かに。なら、『教え子を護る先生の奮闘物語』でどうだ?この手の話なら人気だし、よくあるだろ」
「言いたいことは分かるが、怪異と戦うのはわしじゃろ?嘘はいかんな、嘘は」
「なんだよ、俺だって頑張ってるだろ」
「あんまり活躍せんではないか」
「ボソッと毒を吐くな毒を」
「なんじゃ、大声で言って欲しいのか?」
「そう言うことじゃない……はぁ、もういいよ、文字数もいい感じだし」
「ここまでで378文字……1000字書いても良いそうじゃが」
「いいんだよ、そんな長々書く内容なんてないんだから。ほら、花子ちゃん、夜の見廻り行くぞ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 20:50:27
112402文字
会話率:46%
不遇な生活をしていた伯爵令嬢エスニア・カーライトはある日「神託の乙女」に選ばれ、王太子妃候補として晴れて王宮へ行くことに。
しかしエスニアは王太子妃になんかなる気はない。なぜなら今世こそ「のんびりぐうたらな生活」がしたいから!
王太子妃とか
王妃とか、そんなの忙しいに決まっているから絶対に嫌だ。
前世の記憶持ちのエスニアは、忙しく働き通しだった前世からの憧れを今度こそ実現すると意気込んでいた。
というのに。
どうして王太子が前世の夫の顔をしているのかな?
どうして私を見つめてくるのかな!?
前世見合いで結婚した夫と自分の間には、情はあっても愛はなかったはず。
そんなに長く連れ添ったわけでもない。
あれは前世。もういいよね!?
というのに、どんどんぐいぐい王太子に囲い込まれていく、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 18:12:24
59180文字
会話率:28%
どこからどう見ても宗教であった。
しかし彼らは科学だと言い張った。
彼らは人命を玩弄している。
理解不能な思想のもとに、命を奪い続けている。
ひょんなことから主人公はそんな組織に就職した。
ひょんなこと――。そんな言葉で片付けていいのか
分からないが、とにかく就職した。
組織は人を殺めている。
主人公も加担してしまう。
上司は、同僚は、いったいどんなつもりでこの仕事をしているのだろうか。
彼らは普通の人にも見える。
少なくとも会話は成立する。
理性で動いている。
主人公はぼんやりと考える。
この組織を破壊すべきか、あるいは世界のほうを破壊すべきなのか。
続けていれば給料は入る。
待遇も悪くない。
まるでイッパシの優良企業みたいだ。
(※「もういいよ」の続編です。ジャンルが違い過ぎるので別作品としました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 20:00:00
191020文字
会話率:38%
この中に、重大な罪をおかした人間が紛れ込んでいる。
もしそいつが死ねば、全員を解放する。
突如として閉鎖空間に集められた人々は、疑心暗鬼にかられる。
罪をおかした人間――。
それはきっと自分のことだ。
誰にも悟られてはいけない、と。
や
がて、ふとしたことから、誰かの罪が明るみになる。
連鎖的に、次々と。
こいつのほうが悪人なのでは?
ならば自分は無罪なのか?
かくして死者が出る。
それでも異常は終わらない。
重大な罪とは?
という話。
だが主人公の予想は外れる。
罪は、それとは別種のものであった。
じつにいい迷惑だ。
そもそもこの事件は、いったいなんだったのか……。
もういいよ。
(※ジャンルは「推理」か「ホラー」かもしれませんが、特に本格的なそれらではないため「ヒューマンドラマ」としておきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 20:00:00
34675文字
会話率:23%
本小説のPV動画です
https://www.youtube.com/watch?v=ar23ujDocYk
現実って残酷ですよね?
ほらいろいろとさ、何で正義のヒーローってどこにも居ないんですかね?ほんと
ところでなんで沢山の愛や友情
、努力の作品を描いてお金稼ぎしてるのに、身の回りには存在してないんですかね?もういいよ。
主人公は平凡なサラリーマンです。しかし“人の悪意”をきっかけに、とあるインシデント(事故)が起きます。そこから主人公は現実とは、ほんの少しだけ違う異世界に迷い込みます。そしてその世界へ転移した者は何らかの特殊能力に覚醒しています。よくある設定かとは思いますが、ホラー、ミステリー、格闘アクション、カーチェイスなど様々な要素含み筆者独自の世界感を描ければと考えております。
2021年10月23日
11月1日より新章公開
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 20:20:20
199293文字
会話率:58%
自分の中にある
痛いのも
苦しいのも
辛いのも
キーワード:
最終更新:2023-12-04 18:50:08
265文字
会話率:0%
友達のいない陰キャ高校生、入明友成。
そんな彼の高校には学園のアイドルがいた。
名前は伊与木紗江。どんな告白も断る孤高の美少女。
ある日、そんな彼女が誘拐されるところをたまたま目撃。一緒に連れ去られてしまう。
目を覚ますと、複数人のガラの悪
い男たち。縛られた彼女。なすすべなく襲われそうになって――さて、もういいよな。
全員を制圧し、学園のアイドルを助けた友成。
普通の日々が戻ってくるはずが……病んだ彼女が常に隣に居ようとしてきて?!
※ヤンデレ度は徐々に上がっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 23:51:21
63922文字
会話率:41%
魔術専科卒業の晩餐会が開かれる、その卒業生控えの間。
「エルフリーデ・リーフェンシュタール嬢、貴女との婚約は破棄する。貴女も本当に好いた男と婚姻なさるが良かろう」
「まぁぁ。突然いかがなされましたの? 私との婚約解消なんて……」
かわいらし
く小首をかしげてわからないフリをするエルフリーデに、俺はただただ腹立だしい思いでいっぱいだった。
何も知らないと思って。だけど俺は知っているんだ。
エルフリーデは俺の事を陰で『顔と身分しか取り柄がないけど、お飾りの夫には最高よ』ってあざ笑っていた事。
エルフリーデだけじゃない。過去の見合い相手の一人目は身分、二人目は顔、今度こそエルフリーデと温かい家庭をと思っていたのに……。
あの女、自分の護衛騎士に本命がいて堂々と二股をかけたまま結婚するつもりだったんだ!
女ってのはどいつもこいつも俺の外側しか見ず、中身をこれっぽっちも理解しようとしない。
見てるのは俺の後ろにいる国王たる父上や次期国王の兄上や他の兄弟、いずれ使う若返りの恩恵だけ――。
女たちの評価はこの先もずっと変わらないんだ。
俺の価値は他よりちょっといいおまけのついたアクセサリー。
もういいよ。よーく分かった。お前達が欲しがるものは、全部ここで捨ててやる!!
「……決めた。俺は騎士になる。もう一生一人でいい!」
騎士になって王族を抜けて、自由な人生を絶対掴んでやる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 00:38:14
96164文字
会話率:32%
「グレイくんさぁ。もういいよ、お前クビ」
魔物に襲われやすい『不幸体質』を持って生まれたグレイ=アトラクは、人々に忌み嫌われながらも冒険者としてギルドの依頼をこなす日々を送っていた。しかしある日、貴族の護衛任務を失敗した全責任を擦りつけら
れ追放されてしまう。
グレイが無実なことは明らかであったが、迫害対象である彼を守ろうとする者はいない。グレイは罰として全財産を没収されてしまった。
職を失い一文無しになったグレイは、"死の峡谷"へと訪れ命を絶つ決心をする。しかしそこで出会ったのは、5年前に突如姿を消した幼馴染のアンナだった。そんな彼女は魔物を祓う"聖女"として見違えるほど強くなっていたが……。
「実は私、強すぎて魔物と全く遭遇できないんだよね」
「……へ?」
「だからさグレイくん。一緒にお金稼ごっ?」
なんと、アンナは聖女として強くなり過ぎたが故に、目の前に一切の魔物が現れなくなってしまったというのだ。そして『不幸体質』のグレイといることでそれを解消できるとの考えたのだが──作戦は見事に成功した。
Sランクの魔物やSSランクの魔物まで、寄り付いた不幸を流れ作業のように倒していくアンナ。そこに居るだけで不幸を呼び寄せるグレイ。不幸を繋ぐ無敵のコンビがここに結成された。
一方、グレイを追放したギルドの役員は、彼が居なくなったことで数々の"不幸"に襲われることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 20:45:26
14974文字
会話率:54%
「助けた? 冗談じゃない、あれはバカにされたんだ」厳しい声でヨルグは答えた。「この森は村のものだ。俺は村長の息子だ、村と森を守る責任がある。勝手に住み着いた異教の僧侶なんてーー絶対に追い出してやる」
***
村の近くの森でひっそり暮らす
異教の僧侶と、それを追い出そうとする少年の話。
前・中・後編の全3話。
***
少女はゆっくりと俯いて、風にかき消されそうなほどか細い声で呟いた。
「誰かの迷惑になるくらいなら、私はもういいよって、僧侶さんには何度も言ったのだけれど」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 16:22:26
12134文字
会話率:40%
「・・・・・・今回はまことに申し訳ございませんでした!」
「はぁ、もういいよ。下がって」
「・・・・・・あの、それで契約の件は・・・・・・」
「はぁ? あんなミスしたのにまだおたくの会社と仕事続けると思ってるの!?
どんだけ面の皮が厚
いんだよ。気分が悪い。さあ、もう帰ってくれ!」
「・・・・・・お前、あれはないよ、まったく、はぁ・・・・・・。
謝罪は謝罪できっちりやって、仕事の件はまた後日相談しないとさぁ。
社長さん、滅茶苦茶怒り出したじゃないか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 11:00:00
1959文字
会話率:38%
もういいじゃん
って言葉は甘い囁き
もういいよね
って言葉は苦い呟き
誰かが終わらせてくれないかな、なんて思いは
やがて形になって
僕の、私の背後にそっと訪れる
でも、次の一歩を踏み出すのは
結局自分の足と意思
キーワード:
最終更新:2023-02-01 08:15:01
490文字
会話率:0%
孫との約束「僕の大切な人守ってね、僕の代わりにね、ね、お爺ちゃん」
消えた、孫の大切な人追いかけてみた。果てもなく遠い世界、探し疲れ不意に過ぎった。
「すべてを我が手に」
しかし、広い広い世界、彼女たちが残した話を元に・・・・もういいよ
ね。
「余は疲れた。後の事は任せたよ。これでゆっくり寝れる・・・・」
家の事、国の政、すべてを子や孫に託したし、もう思い残す事はない。楽しい人生であった。
次は、昔みたいに好きな事だけやっていけたらいいなぁ・・・・
、
「信」の男と呼ばれた木下籐治郎吉政の別のお話
自作品、時を越えた武将に登場予定の
「信」の男と呼ばれた木下籐治郎吉政の別のお話
不定期配信になります
(*・ω・)*_ _)ペコリ
「」会話・《》デバイス・『』念話・テレパシー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 01:00:00
107683文字
会話率:47%
青春のひとコマ。「彼」を思い出す時、側にいるような気がした。
最終更新:2022-07-13 05:20:21
1334文字
会話率:5%
今日も変わらず会えるかな
もういいよ なんて いわないでね
まっ 風まかせでしたね♪
キーワード:
最終更新:2022-07-01 19:53:16
336文字
会話率:0%