気弱だが優しい性格である高校生の裕一(ゆういち)には悩みがあった。なんと実の姉・愛海(まなみ)を好きになってしまったのである!決して恋人にはできない相手にも関わらず、恋心は膨らんでいくばかりで、幼馴染の整(せい)にも相談できず、心の中はいつ
も雨が降っているようだ。裕一は禁断の恋だと知りつつも姉に告白し、愛海も徐々に心を開いていく。誰よりも大好きなお姉ちゃんは、いつもそばに居て、いつも笑ってくれて、いつも優しくて――。二人の関係が進展していくにつれて、どんどん日常が壊れていく。姉弟(きょうだい)の心は嵐のように吹き荒れ、幼馴染を巻き込みながら予想外の結末へ突き進んでいく――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 19:00:00
370799文字
会話率:45%
ある家族のある一日を描いていきます
家族の人たち
祖父(父方):山本 勝(やまもと まさる)
75歳。元小学校の校長先生で、穏やかで知識豊富な「おじいちゃん」。趣味は読書と盆栽。子どもたちには物語を語るのが得意で、夜になると孫たちに自作
の冒険譚を語ることが日課。
祖母(母方):山本 澄江(やまもと すみえ)
72歳。おっとりとした性格で、家族を陰から支える「おばあちゃん」。刺繍が趣味で、家中に彼女の手作りクロスが飾られている。料理が得意で、家族みんなが大好きな「澄江特製シチュー」は冬の定番。
父:山本 翔太(やまもと しょうた)
46歳。地元の工場で管理職を務める父親。家族想いだが、仕事で忙しくなりがち。休みの日には必ず家族との時間を設けるよう心がけており、子どもたちとキャッチボールをしたり、一緒に釣りに出かけたりするのが楽しみ。
母:山本 結衣(やまもと ゆい)
43歳。地域の小さなカフェで働く母親。朗らかで家庭の中心的存在。忙しい日常でも、家族一人一人に気を配り、悩みを察する天才。趣味は家庭菜園で、季節ごとに収穫した野菜を使った料理を振る舞う。
姉:山本 愛(やまもと あい)
17歳、高校3年生。芯が強く、自分の意見をしっかり持つタイプ。将来はデザインの仕事を目指しており、イラストを描くのが趣味。弟には少し厳しいが、学校の友人には見せない優しい一面を持っている。
弟:山本 海斗(やまもと かいと)
10歳、小学5年生。自然や動物が大好きで、家族の庭に小さな「動物の家」を作っている。いたずら好きでお姉ちゃんに叱られることも多いが、その純粋な気持ちは家族の癒し。祖父母が大好きで、休日には一緒に昔の写真を眺めるのが好き。
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最終更新:2025-01-08 06:00:00
32795文字
会話率:51%
「突然あらすじを任せるって言われたんだけど、どうしたら!?」
「いや、そこは姉ちゃんなんだから頑張ってよ」
「普段ポンコツ扱いする癖にこんな時だけずるくない?」
「お姉ちゃん、頑張って!」
「えっと…私たちが異世界に召喚されてなんやかんやあ
って、現代に戻ってくるよ」
「説明へたかっ!」
「やらせといてひどい!」
「もっとこうあるじゃん。召喚されるのが日常で、それが当たり前になってた時に事件が起きる!とかさ」
「事件なんてあったっけ?」
「お姉ちゃん…」
「姉ちゃん…。自分の事でしょ?」
「…あぁアレの事かー」
(こんな感じのゆるーい姉、妹、弟三人が、現代と異世界でドタバタするコメディだよー)
「まぁあれだよ、暗い展開とかはないし、あったとしてもぶっ壊していくからね!」
「姉ちゃんならそれができるのが怖いよね」
「なんてったって元〇〇で元〇〇だもんね、お姉ちゃんって」
(ネタばれ禁止ー!伏せとかなきゃ。ボクが誰かって?そのうち分るからお楽しみになのー)
「そんな訳で本編も楽しんでいってね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 17:00:00
2043267文字
会話率:49%
レオン・スパークスはポスティリオン(操縦手)という職業柄、パーティーに参加することも出来ずに日々その日暮らしを重ねる底辺冒険者だ。
王都に移り住んでから約五年が経つも特に目的もなく、上がり目もなく、十八歳になってもこれといって代り映えの
無い毎日を送っていたある日。
帝国に予告無き焼き討ちによって失った故郷の村の唯一の生き残りである幼馴染達と誓い合った【再会の日】が迫っていることに気が付いたレオンは己の惨状を今更ながらに嘆く羽目に。
そうして迎えた誓いの日。
故郷、家族、人生、未来、全てを奪われた恨みと憎しみを胸に、のちにその繋がりや生き残りであることを知られようにするためそれぞれが一切の関係を絶ち、五年後に復讐の戦いへと挑むべく自己研鑽を続けた幼馴染達は誰もがあの頃とは大きく違っていた。
A級冒険者となった頼りになる兄貴分。
|大聖女《プリエステス》として教会の頂点に君臨してしまっていた皆のお姉ちゃん。
里において最強の称号である【精霊騎士】の肩書を手にした生真面目エルフ。
賞金稼ぎとして名を馳せる身体能力お化けな不良獣人少女。
隣国の宰相補佐にまで上り詰めた弟分。
貴族の屋敷で働いていたはずが護身術や暗器術まで身に着け戦闘メイドと化してになっている妹分。
自分がただの底辺冒険者だとは言い出せない空気のまま、そんなトンデモ軍団は帝国への復讐のためにパーティーを組むことになってしまった上に全会一致の推薦によって暗く辛い過去を記憶の底に押し殺して生きて来たレオンは自分達の人生を狂わせた帝国への復讐を目的とする冒険者パーティー【紅蓮】のリーダーになってしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 22:02:09
65817文字
会話率:41%
第三王子であり、乳児の頃に亡くなった双子の妹の身代わりとして、第一王女としても過ごしていたネロがある日、異母兄が虐げられる理由を考えていたら――――
この世界が鬼畜ヤンデレスキーな腐女子ご用達の、ほぼほぼハッピーエンドの無い、メリバ、バッ
ドエンド、デッドエンドの散りばめられているBLゲーム【愛シエ】の世界だと気付いた。
そして自分が、ゲームの攻略対象のメンヘラリバース男の娘こと第三王子のネロに生まれ変わっていることを知った前世腐女子の茜は、最推しだったゲーム主人公(総受け)のバッドエンド&死亡フラグをへし折ることを決めた。
まずは異母兄弟であることを利用し、ゲーム主人公のシエロたんに会うと――――
なんとびっくり、シエロたんの中身は前世の弟、蒼だったっ!?
BLは嫌だと『腐ったお姉様。伏してお願い奉りやがるから、是非とも助けろくださいっ!?』と、半泣きで縋られたので、蒼のお姉ちゃんである茜は、弟の生命と貞操と尊厳を守るため、運命に立ち向かうことにした。
生で「BLを見られる♪」というワクテカな誘惑を、泣く泣く断ち切って・・・
どうにかして、破滅、死亡フラグを折って生き残ってやろうじゃないのっ!!!!
掛かって来いや運命っ!
※BLゲームに転生ですが、BLを回避する目的なのでBLな展開にはなりません。
※『腐ったお姉様。伏してお願い奉りやがるから、是非とも助けろくださいっ!?』の、腐ったお姉ちゃんが主役の話。
『腐ったお姉様~』の方を読んでなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 21:17:48
417058文字
会話率:50%
竜×ヒロイン×不屈の意志×逆転!
獣人の男性たちが、番を探す世界。ギルド職員のクレアは、頑固で愛想のない中堅職員。家族からは行き遅れなので、従兄弟夫婦のために代わりに子どもを産んでやりなさいと言われ、拒否する。
理不尽な環境、暴行まで受
けたクレアに、天才ともてはやされ、愛される妹や弟たちは見下して侮りや暴言を吐く。
「酷い……お姉ちゃん酷いよ、私の方が先にヒューゴのこと好きだったのに……」
「そもそもクレアも、頭悪くて脇が甘いっつーかさあ。被害にあったなら、気をつけて生活すればいーじゃん。自宅と職場往復だけで自衛しないのが馬鹿女、他の場所行くのが悪いんだって。また加害されても文句言えねーだろ。うろちょろしてたんだからさ」
限界を迎えたクレアを見つけ、寄り添うドラゴン公子と、やられっぱなしでは済まさないことを決めたクレアの「理不尽に屈しない、絶対に言いなりにならない」不屈の物語
※恋愛も少し
※別のサイトなどで掲載していたものを改題し、手直ししています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 10:23:29
64426文字
会話率:21%
一万人の死者を出したシュタイマルクの大火災。魔術の暴発によって起きたとされるこの惨事、犯人として捕らえられたのはたった十五歳の少女だった。
投獄から五年のときがたったある日、彼女の前に若き新王が現れる。王は大火の魔女と呼ばれる彼女の本性を見
抜いていた。
「お前はおれと同じだ。人がたくさん死ぬところを見たいのだろう?」
王は魔女を戦場に解き放った。シュタイマルクのように、戦場を火の海に変えさせてやる、といって。
彼女は命じられた通り、牢の中で五年かけて作り上げた最高傑作の魔術を戦場に放った。
世界で最も美しく、優しい魔術を。
(くそ上司にむちゃな仕事を負わされた結果大罪人となってしまった魔女の話です)
(がんばったけど限界だった女の子の話です)
(貧しさに負けず妹弟を育てようとしたお姉ちゃんの話です)
(そんな彼女のがんばりを知って、報われてほしいと心から願った青年の話です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 09:50:00
30493文字
会話率:26%
わたし、「武久 紗奈」には一人の姉がいた。
姉の名前は「武久 佳奈」。彼女は二年前のある日突然姿を消してしまった……。
わたしは行方不明となってしまった姉を探すべくあちこちを探し回っていた。
しかし、姉が姿を消してから二年たった今でも
見つけることが出来ずにいた。
そんなある日、いつものように姉の捜索から帰ったわたしは家の玄関へと入ろうとした時謎の声とともに光りに包まれ、気が付くと異世界へと飛ばされてしまっていた!
そこで偶然「ユーリ」とその姉「エミリー」という犬の半獣人の姉弟と出会う。
わたしは姉のことを二人に聞いてみるとユーリが姉に助けられたことがあると言うっ!
お姉ちゃんはこの世界にいるんだ……っ!?
わたしはユーリとエミリーの協力の元、姉であるカナを探す旅へと向かったのだった……っ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 17:00:00
216104文字
会話率:45%
遠い未来。ロボット技術が発達したことで全ての人類は労働から解放された。
しかし働いてばかりいた彼らは、突然ヒマになっても何をすれば良いかわからず、あまりに退屈すぎて死にそうになってしまう。
医療技術も大きく進歩しており、寿命という概念は消
滅しているため、時間は無限にある。
労働のない生活に飽きてしまった人類を救うため、とある機械が作られた。
それこそが【アネダス(ANEDAS:Automated NEET Data Acquisition System:自動ニートデータ収集システム)】だ。
21世紀頃の地球という惑星に生息していた古代ニートが、どのように暇つぶしをしていたかを観測し、収集したデータを未来のSNSに投稿するシステムである。
家族以外には強い警戒心を持つニートにも接近可能な、包容力のある『姉』をモチーフとしたデザイン。
ゆえに『お姉ちゃん型ロボット』とも呼ばれるそれらの機体群は、ニート情報を収集するため過去へとタイムスリップした。
彼女たちの任務は次の通り。
1、ターゲットとして設定したニートの部屋に居候し、データを集め、未来のSNSに書き込む。
2、SNSで『いいね』と高評価されるたびにポイントがもらえて、一定量たまったら未来の道具などと交換できる。
3、それらの道具などを使ってニートを養う。
ニートを働かせてはならない。
働くニートなど、もはやニートではないのだから。
過保護な姉となり、弟妹を徹底的に甘やかすのだ。
そのためならば、あらゆる武装の使用を許可する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 21:00:00
8927文字
会話率:17%
彼女はおとうと想いだった。この世界の、誰よりも──
高校二年生の荒浜なぎさには、大好きなおとうとがいた。自分のことをおんなの子だと思い込んでいたおとうと。世界でいちばん、大切だったおとうと。去年の六月、自殺で亡くしてしまったおとうと。その日
から、なぎさの毎日は灰色になった。けれどそんななぎさも、恋に落ちた。灰色の毎日が、ようやく色彩を取り戻した。しかし、なぎさはまだ知らない。自分のおとうとへの想いがどれだけ歪んでいたのかを。その胸に空いた、虚ろな穴の闇の深さを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 12:00:00
90749文字
会話率:41%
自己啓発本を読んでコミュ障を克服しようとした公爵令嬢シャルティーナ・ボードック。
その作戦は概ね成功したのだが、周りの様子がおかしい。
本来であれば、婚約者となる大貴族のご子息などの男性陣から話掛けられやすくなるはずであった。
現実は、年配のご婦人から年下の令嬢にまで好意を寄せられることが増えてしまったのである。
本人は義弟に指摘されるまで男性向けの自己啓発 本を読んでいたことに気が付かず居ていなかったのである。
社交界などの人前に出る時には、紳士的な振る舞いを無意識的に行ってしまっていた。
そんなシャルティーナの夢は、孤児であった自分を立派に育ててくれたボードック公爵夫妻に恩返しをすることと、義弟ユリアスが独り立ちするまで彼の栄光の道を切り開くことだ。そのために、アートヘット王国の王妃にならなくては……。(本当は心の底からやりたくないが。)
「お姉ちゃん、家族のために王妃になって一通りお役に立てたら、隠遁生活したるわ!」
関西成分たっぷりの外面紳士令嬢は、無事に淑女として成長し、王妃となって隠遁生活を平穏に送ることが出来るのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 19:25:30
59601文字
会話率:34%
どこにでもいる平凡?な高校生、喜納聖志(きのせいじ)。彼には一つ上の姉がいる。一見あたりの強い姉、喜納紅姫(きのくき)。実は重度のブラコンで弟のことが小さいころから恋愛対象として好きだった。【いつまでたっても弟のそばにいたい】その強い想いが
世界を変える。しかし姉としての威厳を保ちたいというプライドが邪魔して、中々上手くアプローチできない。威厳を守りつつ弟と結ばれたい姉と何も知らない弟、二人の勘違いは周りをも巻き込んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 04:07:18
8669文字
会話率:65%
3・11の津波で死んだ、お姉ちゃんの片方だけの赤い長靴を抱いて、おばあちゃんは泣いてばかり。
7年目のけじめをつけようと、家族みんなで岩手に行くことに。
長靴でお姉ちゃんのお墓を作ろうと、夜こっそり抜け出した僕に、一人の女の子が声をか
けてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 03:49:39
5987文字
会話率:21%
お姉ちゃんが中学校に行く時に使っているスクールバッグが気になる弟の話。
最終更新:2024-05-05 16:00:00
4189文字
会話率:16%
貧乏男爵令嬢のアビゲイルが結婚を考えていた恋人アーサーから突きつけられたのは、理不尽な十三の注文だった。
『結婚後は領地を出てはならない』『実家から連れてきた使用人は全員帰すこと』『実家への援助は禁止』『領主・夫・夫兄弟の仕事への詮索禁止』
等の注文が並ぶ中には、『白い毛皮を着てはならない』などという意味不明なものもあって、到底受け入れられるものではなかった。
「こんなの絶対受け入れられない!」とキレたアビゲイルに対し、アーサーは理解を示すことなく冷たく婚約破棄を言い渡したのだった。
新しい結婚相手を求めて夜会に頻繁に参加するようになったアビゲイルだったが、寄ってくるのは胡乱な男ばかり。まともな人が現れたかと思えば、何故かアーサーに邪魔されて惨敗続き。追い討ちをかけるように、毒母が顔も知らない富豪に自分を売り込んだと知らされる。
失意のアビゲイルの前に手を差し伸べてくれたのはアーサーだったが……彼には何やら思惑があるようで。
☆カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 11:00:00
25680文字
会話率:40%
「お姉ちゃん、ありがとう」
転んで膝を擦りむいた男の子の手当てをしたら、お礼を言われた。
私は“どういたしまして”と言って、男の子を見送る。
耳元では『チャリーン』と、コインが落ちた音が響く。
「今日も良いことができたわ」
ほくそ笑
む私は、カバンを確認した。
「わあ、1シルバーも入ってる。女神様、ありがとうございます」
手を合わせて感謝する私。
モンタナ・グランディーバが、私の名前だった。
一応、有力な伯爵令嬢の長女になるらしい。
けれど政略結婚で結ばれた両親は、私が産まれた後はそれぞれ愛人と暮らしていて、本邸にはほとんど戻ってこない。
母には愛人との子供がいるし、父にも愛人との子供がいる。
二人の契約で、産まれた子供達は全員グランディーバ家で引き取り、母の子は実子で父の子は養子で育てることにしたらしい。
暫く振りで母に合った4才の私は、母に縋りついて突き飛ばされた時に気絶して女神様にあった。
「お前は前世で両親が早く死んでしまい、奉公先で苦労した。だから今度は、お金に不自由しないように采配したのに。なんて可哀想に」
親切そうに私の前世を語る女神様。
どうやら以前の私は、奉公先で働いても給金も殆ど貰えず、そこの旦那様に妾の扱いをされ、奥様に刺されて死んだらしい。
なるほどと、思い出した。
4歳だった私の精神は、既に前世の記憶を辿り大人の思考になっていた。
生母の自分への暗殺計画を知ったことで、女神様と相談し、私はそのまま死んだことにして貰うことにした。
女神様の権能で、今世では仕事に見合った報酬と善行がカバンに入ることにして貰い、旅に出ることになったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 17:25:45
19564文字
会話率:19%
「わあ、ありがとう。アンリお姉ちゃん、すごい! 魔法使いみたいに素敵なお洋服ね」
「そんな、こちらこそ。美味しいサンドイッチありがとう」
私は旅をしている。
お金はそれほどない。
少し違うことと言えば、15歳の時に女神様から頂いた祝福
があることだろうか。
昨日まで子爵家の邸に住んでいた。
それは母メリーの生家である場所だった。
私の母メリーは没落した子爵令嬢。
自立する為に、以前伯爵家に働きに来ていた。
侍女ができる程の教育は受けておらず、|ランドリーメイド《洗濯が主な女中》として。
それでも母は文句なんて言わず、懸命に働いて家に仕送りもしていた。まだ成人前の弟妹もいたから。
でもある日、勤務先の伯爵に襲われて純潔を奪われてしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 12:51:01
15329文字
会話率:11%
異世界に転生したヒロインがみんなに愛される話の裏側。
偽物だと気付いた弟の虚しくも平穏な日々の話。
最終更新:2024-02-03 22:48:54
593文字
会話率:0%
私、夜空 月乃(つきの)。
星や月が好きな家族の次女。
お兄ちゃんと弟は星が好きで、お姉ちゃんと私は、月が好き。
しかも、家族みんな空系の名前なの!
それで、学校でもまさか、きょうだいみんなで空を見上げてー!?
そんな家族の短編・Star
Moonです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 19:25:47
1164文字
会話率:45%
エレノアが12歳の頃、父親が再婚し、セーラムという天使のような弟ができた。
幸せな日々が過ぎていく。
しかし両親が事故で亡くなると状況が一変する。
領地を管理するためにやってきた叔父一家に虐げられるエレノアとセーラム。
姉弟はその地獄から、
王都へと逃げ出す。
それから間もなく、エレノアたちが住まう王国と隣国である帝国との間に戦争が勃発する。
お金のため、セーラムは兵士として戦争へ向かうことを告げる。
エレノアは行ってほしくなかったが、結局、セーラムの意思を変えられなかった。
それから3年後、王国の勝利に終わった戦争。
戦争の英雄として帰還するセーラム。
久しぶりの再会に喜ぶエレノアだったが、体格も立派になり、美青年に成長したセーラムは、エレノアに執着をはじめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 18:24:27
15756文字
会話率:32%
ぼっちで不登校気味で、弟と男児向けアニメをこよなく愛する平凡な女子高生、神宮寺祭夏。
彼女はある日、瓦礫の中で並ではない死を迎えようとしていた。
その死の最中、異界からの存在に出会う。
『屍光天』
そう名乗る思念体は、年齢の近い祭夏に受
肉しようとする。
だがそれは失敗し、祭夏は中途半端なアンデッドロードと化してしまう。
その力を私的に利用し浮かれる祭夏、だが。
同時刻、世界各地で様々なアンデッドロードが別の次元から湧いて出て来ていた。
アンデッドロードの唯一神を決める死の覇権争いに、世界は巻き込まれていく。
現代の平凡なJKと、異界の少女の思念体がガールミーツガールする時!
奇跡のスキルは発現するーーそれは、光り輝く無限の残機。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 12:47:07
27172文字
会話率:20%