俺は都内でタクシーを転がしている。
23区と、武蔵野市と三鷹市。
この範囲が、俺たちの“生きる場所”だ。
このエリアを一歩でも外れて、県内だけを移動する客を乗せたら、それは違法営業になる。
だからどんなに寒くても、どんなに誰かが手を挙げて
いても、都内に向かう客以外は乗せちゃいけない。
だが、あいつらには関係ない。
生きてるか死んでるかなんて、俺にはもう重要じゃない。
目的地が“都内”なら、乗せるだけだ。
それが俺の仕事であり――
俺にとっての“最後の客”たちの話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:00:00
39780文字
会話率:12%
【ケガレつき】
そう呼ばれる少女がいた。
その少女の名はミリア。彼女は特異な魔法を持ち、それが彼女をケガレつきとしていた。
そのケガレた魔法のせいで追放されたミリアは、とある魔女の計画の手伝うことになる。
その計画こそ【魔王復活計画】
。まるで悪役が企んでいそうな計画だが、ミリアは思った。
ケガレつきと呼んだのはあいつらじゃないか。
じゃあ、自分がケガレつきとして世界のケガレである魔王を復活させても、誰も文句は言えないだろう。
そんな理由で始めた計画だが、この計画は彼女に様々な影響を与えた。
それは良い影響? それとも、悪い影響?
それは分からない。
だが、一つだけ分かることは――――
彼女はこの計画のおかげで孤独ではなくなった。
※注意※
本作はガールズラブ・百合に属します。(この時点で大歓迎! って人は問題ないと思います)
詳細に言うと、本作にはLGBTQに該当するキャラクターが登場します。
その殆どはレズ(女性の同性愛者)とバイ(両性愛者)です。
これを踏まえた上で、女性同士の恋愛描写を非常に多く含みます。
また、展開としては殆ど描かれませんが、ゲイ(男性の同性愛者)やその他のセクシャリティも登場します。
ただし、メインは依然としてガールズラブなので、ボーイズラブの展開は殆ど描かれません。(その為、要素としてボーイズラブは入れていません)
恋愛描写に関しては以上です。
とは言っても、本作はストーリーが第一なので、単純に天使とか悪魔がいるファンタジー作品になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 18:00:14
474260文字
会話率:44%
氷河期世代の窓際サラリーマン、田中一郎。異世界転移した彼を待ち受けていたのは、彼の一挙手一投足全ての全肯定する剣と魔法の世界だった。
最終更新:2025-07-17 17:40:00
61113文字
会話率:34%
本編完結済みで番外編を5日に1度のペースで投稿しています。
※誤字報告ありがとうございます。
国語力がそこまでないために手直しとか出来ませんが見直した時にさすがにコレは…とわかった誤字は直します。
誤字が多いかも知れませんがそれでも良けれ
ば見ていって下さい。
【本編のあらすじ】
魔王を討伐した矢先に仲間の聖騎士、聖女、魔法使いに裏切りに合って意識を失う前に謎の女性の声を聞いた。
すると17年前に厳しくも愛情たっぷりに育ててくれた爺さん、婆さんに拾われた日に戻ってきていた。
しばらくしてよりいっそう逞しく成長した元勇者は一緒に育った友人と見聞を広める旅を始め心の中で「あいつらに出会ったら一発殴ってやる」と息ずいていたら、そこに前回の時に命を奪った魔王が「ようやく見つけたぞ!お前の為に魔王を止めてきた!嫁にしろ!」と押し掛けて来たがとある事情により出来なくなった…。
かれこれ問題が次々に起きたがそれをはね除ける元気な爺さんと婆さまと村人達がいるから事なきを得た。
そして主人公は自分が生まれた国に行き出生をしり祖国の問題を解決?し村に戻っると、とても悲しい出来事が襲ったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 17:04:14
1517790文字
会話率:79%
日本とは違う異世界。
俺はそんな世界でも、元の世界と同じように森の中に引きこもっていた。
そんな引きこもり生活を満喫していた俺の前にやってきたのが、懐かしく、そして二度と会いたくはなかったクラスメート達。
目の前のクラスメート達は
、まるでファンタジーロールプレイゲームのような鎧やローブを身に着け、俺の大切な場所を無遠慮に攻撃し続けていた。
「おい!また俺達が可愛がってやるから!今すぐここから出て来いよ!」
「俺達がこの森を有効に活用してやるよ!」
「そこの化け物蜘蛛!俺様の聖なる剣技で八つ裂きにしてやるよ!」
「そっちの狼は俺がやる!毛皮を剥いだら良い装備品になるだろ?」
俺の目の前には、クラスの不良グループの4人がこちらを笑いながら見ていた。
「佐田!お前も人間ならその魔物達を倒しで一緒に来い!俺がお前の事も導いてやる!」
クラスの優等生、勇者となったが飯田浩平が偉そうに命令する。
「俺はここから出る気は無い。そして、お前達にこの場所を開放する気もない!俺からこの場所を奪う奴らを、俺は絶対に許さない!」
クラスメート達に右掌を翳した俺は、[強制退去]のスキルを発動する。
「佐田君すまん。俺達にも立場ってものがあるんだよ。この任務をやり遂げるっていう責任もな!」
そう言いながら清水が放ったのは巨大な土の柱であった。
『カツキ、大丈夫かえ?』
俺を貫こうとしている柱は、怪我を負ったルリが必死で糸に搦め捕ると俺の顔の前で無効化されていた。
「佐田、すまない!俺には使命がある!俺を恨んでも良い!だが他の者達は恨まないでやってくれ!手加減はしてやる……できることなら、早めに降参してくれ!……聖なる魔力を糧に、放たれるは神の一撃……|聖光雷撃《ホーリーライトニング》!」
戯言を言いながら飯田から放たれたのは天から降り注いだ強力な雷撃であった。
次の瞬間、残っていた拠点の城壁の大半が削り取られ消失していた。
「また俺は、居場所をなくすのか……」
脇腹に張り付き治療をしていくれているスライムのアクアに手を添えながら、俺の意識が途切れようとしていた……
意識がはっきりとしない中、俺が生き返ったらあいつら全員ぶっ殺してやる……そう心に恨みを封じ込め、うっすら感じる光に向かいこの世界にまた生まれ変わる軌跡を切望し手を伸ばした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 17:00:00
361421文字
会話率:36%
仕事中に毎日見るあいつらは人間ですか?幽霊ですか?
最終更新:2025-07-14 15:39:05
581文字
会話率:0%
あいつらは傲慢と欲の塊
キーワード:
最終更新:2025-07-06 09:01:11
297文字
会話率:0%
ここはある異世界メイセルス
この世界には多くのダンジョンがあり、日々冒険者は一攫千金を狙いモンスターと戦っている。
主人公のミラトも15歳の成人を境に冒険者となる。
世界でも珍しい職業をもつミラトは仲間と共に日々奮闘するが、二年後のある日を
境に、その関係は崩れ去ってしまった。
「あいつらだけは許さない!」そんな思いを抱きながら彼は進化していった。
ある人に出会い、ある言葉を受け、心も実力も比べ物にならないほど成長したミラト。
そして強くなったミラトは自由気ままに生きて、信頼できる仲間や新たな友好関係を築いていく。
【不定期更新】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 10:26:00
368745文字
会話率:71%
アンデッドダンジョンの最深部で、パーティメンバーに追放宣言されリンチされ放置された俺は、そのまま死ぬはずだった。だが、そこに現れたダンジョンの大ボスは、俺のご先祖様だった。そろそろダンジョンマスターも飽きていたご先祖様は、俺を後継者として指
名した。
そんなわけで今や俺がここのダンジョンマスターだ。
おや。またあいつらがこのダンジョンにやってきたようだぞ。
さて、どんな風に料理してやろうか?
※ この作品のざまぁ編はきわめて残虐・グロ・リョナ表現があります。苦手な方は十分注意してください
※ ざまぁ編に入りましたらざまぁ編とサブタイトルに入れますので、暴力描写・残酷描写苦手な方は絶対に開かないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:26:54
142305文字
会話率:34%
どうしようもないことってあるよね。
戦争は無くならない。例えAがBを潰してもAが分裂してBが生じるのだから。
死んだ人だって返ってこない。死んでしまったのだから当然でしょう?
死は全てを奪う。その人の選択肢、記憶、未来。そして、周囲の人がそ
の人と関わる権利。そんな当たり前が永劫に奪われてしまう。
そして、一度起こったことは絶対に変わらないんだ。愛する人が死んだ事実は変らない。奴らに殺されたという事実は絶対に変わらないんだ。
……だからね、大好きな親友がいるという曖昧な現実は私を慰めてはくれないんだよ。それは明日にでも奪われるかもしれない。例え戦争が終わっても、また次の戦争が始まるのだから。
旅行先で偶然テロに遭うかもしれない。奴らに襲われるかもしれない。眠っている間に居住区が攻撃されるかもしれない。
いつかは奪われて、殺されて、死体だけが事実として残る。そんな風に思っちゃうから、ふわふわな幸せは苦しいんだ。二人で誰もいない場所に行かない限り幸せなんて感じられないの。
だから、奪うことでしか自分を慰められない。憎いあいつらから奪って、壊して、殺して。仇かもしれない人間を殺し尽くす。憎い奴の家族が私と同じ気持ちを味わっていると思えば、少しは胸のうちが晴れるかもしれない。
目の前に死体の山を築いて、そうやって1つずつ事実を積み重ねないと満足できないの。
最低だよね。
……でも、私を最低にしたのはあいつらだから。
私は私を肯定するしかないんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 21:00:00
115406文字
会話率:45%
夏がくればよかった
ただその夏も私が知っているものでもない
あいつらもだれもいない
キーワード:
最終更新:2025-06-18 19:11:45
311文字
会話率:0%
北条 勇馬は両親が死に路頭に迷っていた。
そんな中似たような境遇の人達に拾われる。
それが物語の始まりだとは知らずに彼等は生きていた。
遠い過去
世界の均衡
死と生で生きる中
そして知る前世の記憶そして蘇る遥か昔の記憶。
それをヒントに勇馬
達は再び集まりだし、過去を探り時には未来へと転生していく。
そして彼等がたどり着く先はハッピーエンドなのか?バットエンドなのか?
俺はきっと誰かの為に…、そうきっと思い出せる記憶…だから俺は…。
あいつらとの平凡な日常を送る為に戦う…。
そう、きっとそれが俺の…。
初めて書いた作品ですので誤字脱字の他にも話が噛み合わないところがあったら教えて下さい。
この話の用語集は後程書く予定ですのであしからず。
ぜひ、読んで頂けると幸いです。
旧タイトル『護りたいものを守る為に転生の果てに戦い続ける』、『終わらない日常〜終わる世界』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 16:55:31
673770文字
会話率:33%
体のリミッターを外した者たちナンバーズ。それを使って起こった第三次世界大戦。自分以外の同級生がみんなナンバーズの中水美一人だけ救護班。
そんな水美に戦場から召集が。水美は――
最終更新:2025-06-15 15:14:20
4631文字
会話率:37%
おこめの文学部屋、面接採用試験会場はこちらです。
最終更新:2025-06-12 23:12:53
551文字
会話率:92%
_これは世界が終わり、そして世界が始まるまでの話
この世界戦の未来はあいつらに託された
シュジンコウ達がいるところではSROとDORという2つの組織がある
片方が世間一般的に言う悪もう片方が正義
とある敵の組織を倒すために入団した桃と葵
そんな二人は敵を倒すことができるのか?
これはこんなお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 23:23:27
1351文字
会話率:52%
なんてことはないありきたりな日常。ありきたりな人生
――であればどれほどよかったか
一人の人間がいた。彼の名は未希真霧(みきまきり)
なんの変哲もない、ちょっと変わった金持ちの家族がいる人間——という設定
そんな彼には秘密があった
花の
名を持つ神。旅をする神。旅神であった
そして、世界を滅ぼす悪である
――と、世界を滅ぼす事には訳があった
創造主と名乗る数多の存在が旅神を弄んでいた。理由は簡単
「物語を見ているだけなのはツマラナイから旅神で遊んでみよう。物語がどうなるのか見てみよう」
なんて下らない。なんて愚かな。なんてクソくらえな理由
という事で旅神の大半が創造主に反逆した
「お前らの秩序なんて全て壊して、未来の糧になれ」——と
世界=創造主なので世界を滅ぼすは創造主を滅ぼす意味合いになる
彼らは数多の世界をぶっ壊す反逆者となっていた
真霧はその反逆した旅神のリーダーに創られた夢の世界の住人だった
念の為と情報を与えられ、真霧は真実を知っていながらありきたりな、不安定な夢の世界で暮らしていた
だがある時、世界の終わりを本能で感じ抗議した
神は言った「創造主じゃないから上手く創れなかった。そのせいで世界が不安定になって不具合が発生してる。いつ消滅しても可笑しくない不具合が」
真霧は怒った「なんとかできないのか!!!? 俺はあいつらを、世界が消えるのを黙って、じっとしている事しか出来ないのか!?」
真霧は友が、居場所が知っていながら消える事を望まなかった
神は提案した「なら、俺達に手を貸してほしい。お前の世界を継続する為に俺はここから動けなくなる。ただ、世界が永続されるかは断言出来ない。約束は出来ない。それでもいいなら、手を貸してほしい。……こちらには人手が足りない。間に合わなくなってしまう」
「——何もしないよりはマシ。手を貸す、だから、少しでも長く存在させてくれ」
そんなこんなで未希真霧——半分人間半分旅神の夢の花ブバルディアは世界を滅ぼす反逆者の一人となった
永久なる奇跡の夢物語の幸せな結末を
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以前投稿していた旅花の改良版。メイン人間だからいけるだろう。な思考
カクヨムにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 08:10:00
8106文字
会話率:51%
会社員として会社のために自分のために毎日働いて、まあまあ平凡な暮らしを手に入れていたおっさん。
車に轢かれて目が覚めたらとっても可愛い女の子になっていた。
前世で部下に嫌がらせをしていた女共みたいな女が現れた。
ああ、こいつらあいつらが好き
なのね。
男として50年超生きてる俺に落とせない男がいると思うな。
男心は一番俺がわかってる。
さあ、俺と恋愛しようぜ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 10:00:00
20142文字
会話率:26%
あいつらは絶対に許さない。必ず殺してやる。
キーワード:
最終更新:2025-05-22 15:38:14
866文字
会話率:24%
今日も街ゆく人々は自分の好きなように行動をする。
電車や飲食店、オフィス、学校と様々な場所で目を引く人達がいる。
大きく足を広げて電車に座る人、音漏れするヘッドフォン、職場や学校で話しかけてもイヤホンしていて無視するあの人。
もう少し、周
りに気を使ってくれたら過ごしやすいのにと期待してしまう自分が悪かった。
彼らは変わらない。
と、いうことである日、目に留まった男子学生をきっかけに中二病エンジョイ勢として彼らを落とし込むことで溜飲を下げるワタクシがお送りするエッセイ。
あいつら全部中二病!
黒歴史ムーブ発動中!
同じような人を街中で見つけた時に思い出してクスっと笑って貰えたら嬉しいです。
一話完結ですが、新しい中二病な人を発見した時にシリーズにしたい為連載になっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 08:31:23
1840文字
会話率:0%
ヒーローそれは英雄的存在。
まさに主人公そのもの、皆んなに愛されている。
彼らのことが嫌いなのは敵とある一人の少女だけ。
「あいつらほんとに許さヒーローが来るまでのつなぎ役でしたがもう辞めます!!」
これはヒーローが来るまでの時間稼ぎをして
いた少女が敵である組織に勧誘されて本来の力を発揮するお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 23:54:03
2810文字
会話率:47%