王子への忠誠しか頭にないポンコツ鈍感主人公が、王子の命を救うべく奮闘して成長していくお話。
侯爵家令嬢リナーリアは10歳の時、第一王子エスメラルドに出会ったことがきっかけで前世の記憶を取り戻す。
前世は令嬢ではなく、侯爵家三男リナライトで
あったこと。王子の従者として、幼い頃から共に育ってきたこと。
しかし二人が20歳の時、王子は婚約者である女の手によって毒殺されてしまい、従者リナライトもその後間もなく死んでしまったのだ。
「絶対に殿下を救ってみせる…!」
リナーリアは王子の運命を変えるため、今世での王子の従者・スピネルと力を合わせ戦う。
※完結済小説「世界の天秤~侯爵家の三男、なぜか侯爵令嬢に転生する」のアナザールート(スピネルルート)ですが、設定の一部が違い、ストーリーも変わっていきます。
※マークがついている話には挿絵が表示されます。ご注意下さい。
※ハーメルンにも投稿しています(内容は同じです)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 13:03:48
224564文字
会話率:41%
◆◇◆◇
紅藍玉(ホンランユー)は魔界の王、魔王の第七皇子だが、幼い頃からなにをさせても標準以下の才能しかなく、武術も剣術も魔力も何もかもが底辺という、魔界中が知る " 落ちこぼれ " であった。
しかし、ある出来事
をきっかけに、それが王位継承争いに関わらないようにするために、わざと実力を隠していたのだということがバレてしまう。
紅藍玉の本当の実力を知った魔王は、懸念していた通り、王位継承の「第一位」として、本人の意志など関係なく、第七皇子の名を連ねてしまう。当然それには皇子や権力者たちが反発し、訴えを起こす始末。
魔王は、ならば、と魔王候補の三人の皇子たちにある試練を与えるのだが、藍玉(ランユー)はそもそも王になる気もなければ、他の皇子たちと争う気もないため、その日の内に、魔界から姿を消すのだった。
そんな " 落ちこぼれ " 皇子の護衛であり、従者でもある碧雲(ビーユン)と翠雪(ツェイシュエ)は、呆れつつも、まったくブレない思想の主を尊敬しつつも心配し、人界について行くことを決める。
かくして、三人は魔界を離れ、人界へと身を置くことになるのだが、町に着いて早々、お金がないという現実的な問題に直面する。そんな中、とある商家の当主と偶然出会い、彼の息子が原因不明の病で床に伏せっていることを相談される。
しかし連れて行かれた立派な邸には先客がおり、それが有名な門派の道士であること知るのだった。
名を白暁狼(バイシャオラン)。彼は将来有望と謳われていた道士のひとりであったが、今は門派を破門され、野良道士として各地を旅して回っていた。
数年前、妖魔に弟を殺されたその復讐心から、妖魔や鬼に対して容赦がなく、その行き過ぎた行動が、彼の破門に繋がったらしい。
本当の名を隠し「紅玉(ホンユー)」と名乗った紅藍玉は、一緒に行動する白暁狼に対して後ろめたさを感じつつも、彼が垣間見せる優しさに惹かれ始める。
魔族であることを隠し、人として生き、人のために生きることを決めた魔界の元皇子と、復讐のために生き、魔族を殺すためだけに生きる青年の、物語。
けして交わるはずのなかったふたつの運命が、今、交差する――――。
◆◇◆◇
※マークが付いているものは、暴力的、性的描写を想像させるような表現があります。苦手な方は注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 22:00:00
156932文字
会話率:32%
王国一を誇る最も高貴な学園――グレイス国立学園。
お貴族様御用達のその学園に、転入生がやってきました。
その転入生は、珍しいピンクゴールドの髪と瞳を持つ男爵家の令嬢なのですが。
なんとそのご令嬢は、聖女の素質を持っている聖女候補の方なのだと
か?
そして、彼女は何やら私の婚約者である第一王子様を狙っているようなのです。
でも、その第一王子様には秘密がありまして……。
【ご注意】
こちらは、オネエ好きによるオネエ好きの為のオネエな作品でございます。
一般の王子のイメージを著しく損なう内容表現になっております。
当作品における誹謗中傷・苦情などは一切受け付けておりません!
広い心でご理解のある方、または覚悟のある方だけ、ご覧頂きますようお願い申し上げます。
R指定の話には※マークを付けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 18:00:00
102540文字
会話率:32%
その日、貧乏子爵令嬢のセルディ(十二歳)は不思議な夢を見た。
人が殺される、悲しい悲しい物語。
その物語を映す不思議な絵を前に、涙する女性。
――もし、自分がこの世界に存在出来るのなら、こんな結末には絶対させない!!
そしてセルディは、
夢で殺された男と出会う。
推しキャラと出会った事で、前世の記憶を垣間見たセルディは、自身の領地が戦火に巻き込まれる可能性があること、推しキャラがその戦いで死んでしまう事に気づいた。
動揺するセルディを前に、陛下に爵位を返上しようとする父。
セルディは思わず声を出した。
「私が領地を立て直します!!」
こうしてセルディは、推しキャラを助けるために、領地開拓を始めた。
※※※
ストーリー重視なので、恋愛要素は王都編まで薄いです
推しキャラは~は、ヒーロー側の話(重複は基本しません)
※マークのある場所は主人公が少し乱暴されるシーンがあります
苦手な方は嫌な予感がしたら読み飛ばして下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 05:47:25
260961文字
会話率:40%
引きこもりだった高校生高倉洋一は、妹の香織と一緒に異世界へ転移してしまう。
突然の事に戸惑うも、元の世界の知識となぜか備わっていた鑑定の能力、妹の危険察知の能力を活かして優しくない異世界をなんとか生き抜き、虐げられているエルフを助けつつ
、妹を護るために最終的に大陸を統一する話。
妹好きの登場人物多め、兄/姉好きの妹多め。
シリアス成分あり。
優しくない世界に優しい人。
地味めの話なので無双展開とかはない予定。
※マークが付いている話は閲覧注意です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 03:00:00
1059642文字
会話率:23%
エクソシストであるエリオットは、ある日悪魔にも天使にも好かれるという異様な体質をもつデイジーから悪魔祓いの依頼を受ける。それが二人の出会いだった。
次々と悪魔に狙われるデイジーを救うエリオットと、自分がとんでもない状況に陥っているにも関
わらずマイペースなデイジー。今まで出会ったことがないタイプの女性であるデイジーにエリオットは戸惑うが、そんなデイジーに居心地の良さを感じていく。
しかし、デイジーとの出会いを境にエリオットとの境遇は変わっていく。二人の恋は悲恋か得恋か…。
未だ恋を知らない二人の物語。
※恋愛:バトル=5:5ぐらいの割合です。
※ホラーが苦手な方はご注意ください。
ホラー回は※マーク付けてます!
※悪魔祓いの方法や祈祷文は創作です!完璧捏造していますので、ファンタジーだと思ってご覧ください!
※カクヨム様でも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 18:42:27
86395文字
会話率:60%
「もう誰かを愛したりしたり、信じたりしない」
信じていた者に裏切られ追い詰められた水の妖精アクリアーナは自らを眠りついてしまう。
妖精王達はそんな彼女の記憶を消し、一度人間界に送る事にした。
穏やかに暮らしていたある日、彼と出会う。
「
どんな事があっても今度こそは死ぬ時まで君を守る。だから私を信じて?」
優しく包み込んだかと思いきや、独占欲を露に迫ってくる彼に終始ドキドキするが前世のショックが彼女を襲って-。
果たしてアクリアーナは幸せになれるのか?
※R18になるかもしれません。
R18要素がある場合は※マークを付け、飛ばしても支障が無いように致します
この作品はアルファポリス様にも投稿させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 22:00:00
2411文字
会話率:38%
3年前に急逝した幼馴染の衛介。墓参りに訪れた女子高生の姫乃が衛介を忍んで泣いていると、あら不思議。異世界に来てしまった。でも衛介のいない世界なんてもう用済み。早速開き直って生活のために冒険者を志す姫乃だが、まさかの門前払いに。仕方なく、美人
受付嬢から紹介された王城の門衛の採用面接を受けることにしたけれど、一つ問題が。そこは女子禁制の職場だったのだ。生きるためには女も捨てる。咄嗟に衛介と名乗った姫乃は、通称エースと呼ばれることになった。長い髪を切って乗り込んだ王城には、初日から魔物の大群がやってくる。早速初陣に出ることになったが、戦闘能力ゼロの姫乃がとった行動とは――。
パパのような隊長と、お兄ちゃんみたいな副隊長。ルームメイトは王子様みたいで、世界樹の次期管理人となるお姫様の中身はTS転生した男の子?! 楽しいことも多いけれど、反王派と親王派の争いに少しずつ巻き込まれつつ、結界魔術のチートを開花させていく。ジレジレ恋愛も進めながら、マイペースに異世界の文明まで発展させていく予定。後に『救世主』や『最強の門衛』と呼ばれることになる新人門衛の物語。
★各話タイトルに※マークがあるものは、姫乃以外の視点でお届けするお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-03 12:36:34
499598文字
会話率:45%
運命の赤い糸を知っているだろうか。それについての私の意見を書きました。
最終更新:2018-06-02 00:27:40
2500文字
会話率:41%
ある日のコンビニのバイトの帰りに少年、荒川十(テン)は異世界転移させられる。そこでは自分の姿が変わっており困惑する。その状況を解いてくれたのは、一つの泣き声だった。タイトル通りの展開は二話からです。
最終更新:2018-05-27 01:59:32
15578文字
会話率:60%
人間というのは、不思議な生き物だ。
楽しくもないのに笑って、悲しくはないのに泣けてきて、あるはずのない痛みに怯え、自分をよそに他人を想う。
きっと誰だって完成されたいと思いながら、未完成な一生を送る。
それでも、その長い人生の中。
満たされ
ていた時があったのならば、それはとても幸せなことだろう。
これは、どこかの誰かの一生を、掌の上の一ページだけに、綴った話だ。
――――――――
掌編小説未満の文章集。山も落ちも意味も、それぞれのつながりさえない。
即興小説として書いたものに加筆して投稿しています。
※マークは人によっては気分を害する描写があります。毎日更新、していましたが今は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-30 01:41:28
36551文字
会話率:32%
作者の勝手な都合で申し訳ないのですが、全話改稿したいと思います。全話改稿が終わり次第、次話を投稿したいと思います。改稿が終わった物から、活動報告の方で報告させてもらいます。一応、改稿が終わったものには※マークをつけておきます。
ご覧に
なっている方々には、本当に申し訳ないと思っています。より一層楽しんでいただくために、時間を費やしたいと思います。
クラスメイト全員が異世界に召喚された。皆がチートな能力や高いステータスを持っている。それなのに、神崎隼人の能力は"不明"。相談するが判らずじまい。
さらに、この事を考えているとダンジョンで事故に遭う。
そこで一つの剣と出会う
そうだ、どうせ異世界に来たんだから一人旅にでも出よう
そう思いその剣と共に一人旅に出た。仲間に出会い、仲間と共に助け合い、幾つもの死闘を経験しきずけば敵無し、世界最強ついた二つ名が「剣聖」
いつしか世界は彼を中心に回っていく
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-01 12:00:00
127698文字
会話率:72%
脳筋魔王様が大学受験勉強する話。
因みに副題は ~大学受験勉強が辛いのでファンタジー風味にしてみた~ です。
倫理、英語(リスニング込)、現文(古典)、生物&地学基礎の四教科。
とりあえず大学受験マークシートに出そうな単語は無理矢理にでも
ぶち込む方式。
今のところ倫理をメインにやっていきます。作中に間違いがあった時は訂正コメをもらえると非常に助かります。
大学受験生による、大学受験生のための、大学受験メモ。不定期に連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-17 21:41:19
4756文字
会話率:50%
トシフミは、飛行機で単身赴任先の福岡に向かっていた。
まもなく到着というその時、乱気流があり、さらに強烈な光に目が眩んだと思ったら……。
そして、もう1人。同じ飛行機に乗っていた予備校生コウジも……。
この二人、たどり着いたロー
メリアという世界の別の場所でそれぞれ異なる境遇の中、どう生き抜くのか……。
メイン主人公トシフミとサブ主人公コウジのパートがわかりやすいように、コウジの話のタイトルの後ろに※マークを付けています。メインのトシフミサイドのみお読みになる場合は※マークのお話は一旦飛ばしてお読みください。
その時は……いつか、コウジサイドもまとめて読んで頂けると嬉しいです。
なお、感想やアドバイスなどありましたら頂けると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-31 07:00:00
710608文字
会話率:49%
私はあの人が好きで、あの人はあの子が好き。そしてあの子は、誰の事も好きじゃなかった。
いつの時代、どの場所にもある、ありふれた話。
※マークは視点がかわります。
最終更新:2016-03-21 00:18:05
69495文字
会話率:37%