暦3000年。科学の進歩により別世界の存在が確認され、互いの世界が干渉可能になった。地球は魔力の発現により、魔法が大いに発展することとなった。
魔力保有量をデータ化した政府のシステムにあり得ない魔力数値が……。
最終更新:2023-03-05 03:45:54
1786文字
会話率:29%
事故で二年間の記憶を失った騎士のディラン。何故か最愛の恋人と別れている。別れた記憶はないけれどそれが事実なら仕方ない。また恋人になるだけだ! 別れたディランに口説かれて困惑するレミ。記憶が戻ったら私を嫌っているのを思い出すでしょう? そんな
事はあり得ないと奮闘する元カレ。前後編に分けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 22:24:14
16659文字
会話率:54%
チビでいじめられがちな少年(主人公)がある女の子と出会い、成長していくがその彼女にはあり得ない秘密があり、、
現実世界では神秘的でありえないような恋愛劇。
小さな主人公はその現実を受け止めることができるのだろうか
最終更新:2023-02-13 20:03:20
2119文字
会話率:61%
生活環境が原因で、どのような縁談も断り続けて、恋愛などすることはないだろうと確信していたレイラ=ミリシャス。
そのことで考えごとをしていたレイラは突然事故に遭う。
レイラに怪我をさせてしまったガルアラム次期侯爵は、貴族界では名前も顔
も知らない者はいないくらいの国宝級のイケメン。
しかし、極度に責任感が強いため、レイラの怪我が完治するまで責任をもって看病をしようとしていた。
レイラは過去のトラウマから誰に対しても恋愛感情など持つはずがない。
ガルアラムもまた、縁談を全て断り続けるような人だから恋愛などあり得ないとレイラは確信していた。
だが、毎日の治療生活によって徐々に二人の感情にも変化がでて……。
同時にガルアラムの計らいで、レイラが事故に遭うまでがどのような生活だったのかを知っていくことになり……。
誰とも縁談や恋愛などする気もなかった二人が、恋に堕ちていくお話です。
※ざまぁ要素はありますが、物語の中盤から後半にかけてになります。前半は伏線のみです。
※タイトルの『醜捨』は辞書などには存在しない造語になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 12:49:31
27071文字
会話率:48%
国に人生を奪われた少年――ノア。
彼は大罪人として、国のために戦う道具として毎日を生きている。ある日いつもと変わらない死と隣り合わせの戦闘に出ていると、王女が戦場で戦っている姿を見つけた。
あり得ないとノアが考えていると、魔法が王女に迫っ
ているのに気が付いてしまう。自身を道具として扱っている王族を助けたくないが、なぜか王女であるステラを救うために自然と身体が動いてしまい――
大罪を犯した少年と希望を求める王女が出会う時、物語が動き出す。
他サイト様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 00:00:00
98553文字
会話率:51%
こんなあり得ない出会いがあり得るのなら、何でもあるような気がしました
最終更新:2023-01-07 07:00:00
5236文字
会話率:12%
現実的にあり得ないと思っていたけれどリアルがバグったのか⁉
こっそり飼っていた犬がいなくなり、1週間後に美少女になって帰ってきた。
このあり得ない事実を受け入れられない主人公はどう妄想を打ち砕くのか。
最終更新:2023-01-02 17:07:06
6711文字
会話率:48%
中村凡太、彼は二十四歳の男性です。
何の理想も持たず時が流れるままに背丈を伸ばし、いい大人と呼ばれる頃には生活はすっかり荒んでいました。
計画もせずに仕事を辞め、都会へと引っ越したは良いものの職はアルバイト。
一人暮らしで学んだ事と言
えば万年床と小汚い部屋の作り方くらい、まさしく夢も希望もありません。
そんな彼を救ってくれたのは、自分自身の作り出した夢の世界でした。
望みもしない明日を迎える為にボロ切れのような布団に入り込むだけだった夜の時間を夢は時には恐ろしく、時には美しく、ただ生きているだけでは見る事の出来無い世界で楽しませてくれました。
幻は感動を、恐怖には生きている実感を与えられ、凡太は生きる意味を夢に見出したのです。
少年の姿となって旅をする夢は何もかもを忘れ無我夢中に駆けまわりました。
凶器を持ち、残虐な行為に手を染めてしまった時もあります。流石に罪悪感は拭えませんでしたが、現実では到底あり得ない体験に暫く手の震えが治りませんでした。
人見知りで端正な顔立ちと言う訳でも無い凡太が自分自身不可能だと諦めている女性とのデートに近い夢だって見た事があります。
妄想は膨らみ続け、夢の中では立派な家に住み、母や友人までもをその世界に住まわせた凡太。家の周囲はこれからも夢を見ると共に新しい大地が構成され、世界は膨張してゆく事でしょう。
ここまで来ると狂気を感じます。そうです、彼は全てを夢に捧げ過ぎたのです。
現実に全く関心が持てず、日記に夢を書き付け、眠る事ばかり考えている日々。夢日記は脳に悪影響があると聞いた事がありますが、事実凡太は夢を見ない夜の方が少なくなりました。
それでも尚夢に没頭する凡太。心の奥底ではそんな自分に危機感を感じているのか、何処からか現れた刺客や怪物に狙われる夢が頻発し始めます。
抵抗する凡太、彼を止めるべく現れる怪物達。一体どうなってしまうのでしょうか。
これは一個人の頭の中だけで繰り広げられた、一人の青年の虚しく、滑稽であり、それでも彼が精一杯人生を彩る為に逃げ込んだ仮初めの世界のお話です。
※自分でもジャンルがよく分からないので、とりあえず文芸、アクションとしました笑
※他のサイト様にも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 20:08:48
106624文字
会話率:20%
とある世界を、ある事をしてしまったがために混乱と恐怖に陥れた世界最強の大罪人——ブラッドは、20年にも及ぶ世界との闘いで遂に殺されてしまう。
そんなブラッドは死ぬ直前、
「もう1度人生をやり直したい……出来れば世界に追われることのな
い様に——」
そう願って息を引き取った———が。
ブラッドの願いが叶えられたのか、知らない世界のレイン・アークボルトと言う者に転生した。
第2の人生を送れることに喜ぶブラッド。
しかしその転生は決していい物ではなかった。
何と、神が世界を混乱と恐怖に陥れたブラッドを絶望させるために仕組んだ物だったのだ。
ブラッドの転生したレイン・アークボルトは【星剣学院】と呼ばれるゲームの噛ませ犬的悪役貴族。
才能も無いくせに権力を傘に、様々な悪事を行う問題児である。
そして平民である主人公に悪事を働こうとして失敗し、悲惨な目に遭い死んでしまうキャラだ。
そんなゲームの中でも最弱の雑魚キャラと呼ばれているレインに転生してしまったブラッドだったが、
「この体……本当に才能無いな……。まぁでも前世の力の使い方は覚えてるし、努力すれば大丈夫だろ」
常人では気が狂いそうになるほどの努力を行いあり得ないほど強くなっていくブラッド改めレイン。
それによりゲームのストーリーは神すらも予想しない方向へと向かっていく……。
これは元大罪人が、才能皆無の悪役貴族に転生するも前世の力で無双する物語。
(星剣は誤字ではありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 12:01:29
4824文字
会話率:27%
ある日、突然家ごと異世界に召喚された主人公「神楽 咲久」
咲久は、この世界ではあり得ない数のスキルを持っていた。そして、咲久は持っているスキルを使って冒険する話。
最終更新:2022-12-16 12:12:34
28076文字
会話率:81%
ある日、引きこもりのマモルは、とある女神に部屋ごと突如、異世界に飛ばされてしまい、混沌とした異世界を救ってくれと頼まれる。
しかし、訪れた異世界はマモルにとって、とんでもないクソな世界だった。
それなら好きにやらせてもらうぜ!と意気込む
マモルだったが、あまりにもあり得ないクソ設定世界と、マイペース&自由奔放な仲間、自身の自爆によって、どんどんクソ度が増していく。
女神の依頼は、リアル異世界の住人とマモルにとって、耐え難い混沌と苦難の始まりであった。
果たしてマモルは、女神の依頼をこなせるのか?
イライラMAX、エロ展開、なんでもござれの異世界改造、今発動!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 21:00:24
128798文字
会話率:27%
魔族に故郷の街を滅ぼされ、俺は仲間も恋人も全て失った。それからはただ、魔族を殺すだけの毎日だった。心にあるのは復讐だけだった。やがて女神から加護を授かり俺は勇者となった。飛躍的に強くなった俺は魔族領に単身乗り込み魔王を討伐した。
「なぜ……
なぜ俺の街をなぜ滅ぼした?」
「あれをやったのは我らではない……女神だ」
死に際の魔王は、俺の質問にそう答えた。
あり得ない! 俺が勇者になれたのも女神の加護を授かったからだ。女神は人族の味方だ。人族の街を滅ぼすはずがない。だが、魔王の言うことは本当だった。
――心優しい女の子と、彼女の優しさに救われた勇者の男の子の純愛ストーリーです。タイトルがとっても暗いですが、安心のハッピーエンドです――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 08:02:51
14922文字
会話率:23%
三登諒真(みとりょうま)は日常から非日常へと突如として突き落とされた。
現代社会ではあり得ないはずの、日本刀を携えた黒いコートの男に突如として襲われその命をはかなく散らした。
だが、死の淵に落とされたはずの諒真は死の淵から生還する。
右腕を
異形の姿へと変貌させられる能力を携えて。
これは自身を殺した男へ、敵討ちをする物語。
戦闘シーンがあるのでR-15タグをつけてあります。
苦手な方はご注意ください。
初日に5話投稿、翌日以降17時に毎日1話投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 17:00:00
78887文字
会話率:53%
過重ワークでへとへとになった帰り、上総心は車の衝突で死亡してしまう。
しかし、彼は死後の世界で、神々の転生実験のサンプルに選ばれてしまい、”アルケミー’と言う錬金と”クリエイト”と言う創造、要約すると転生する世界で材料とそれを錬金する魔力さ
えあれば、どんなモノでも造る事が出来る能力と、転生時における身体の調整関連で、転生世界の住人の平均能力の約4倍の能力を与えられて転生する。
しかし、転生した姿は絶世の美少女の姿をした男の娘だった!!
これはそんな男の娘がチート能力を使って敵をぶっ飛ばしたり、その世界ではあり得ないモノを色々と造って、世を騒がせながらも名声や大金を得たりしながら、活躍していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 19:13:16
197207文字
会話率:41%
「そなたとの婚約を破棄するっ!」
王都、社交シーズン終わりの王宮主催の舞踏会。
その会場に王太子のよく通る声が響きわたった。
王太子は婚約者がいかに不出来かを滔々と述べ立てて、だから自分には、将来の王妃には相応しくないと彼女を断罪する。
そして心当たりがあり過ぎる彼女は特に反論もしない。
だが自分の代わりに婚約すると王太子が告げた人物を見て唖然とする。
だってその令嬢は━━━!
◆例によって思いつきの即興作品です。
そしてちょこっとだけ闇が見えます(爆)。
恋愛要素もファンタジー要素も薄いので久々にヒューマンドラマで。
◆婚約破棄する王子があり得ないほどおバカに描かれることが多いので、ちょっと理由をひねってみました。
約6000字、久々に短編で投稿します。
◆つい過去作品と類似したタイトル付けてしまいましたが、直接の関係はありません。
◆この作品もアルファポリスでも公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 19:00:00
6417文字
会話率:63%
第一皇子への接触を試みる男爵家令嬢は、自分の今いる世界が転生前に日本でハマっていた乙女ゲームの舞台だと信じていた。
そして、自分はそのヒロインとして生まれ変わったのだ、とも。
彼女は皇子とお近づきになるべく行動を開始する。
そして皇子の待
つ生徒会執務室の扉を開けようとしたところで、何者かによって昏倒させられ連れ去られた。
以後、彼女の姿を見た者はいない。
彼女はどこへ消えてしまったのか。何故連れ去られたのか。
その疑問に答える者は、誰もいなかった。
◆乙女ゲームのヒロインがいとも簡単に皇子(王子)に近付けるのって基本的にはあり得ないよね。というところから書いてみました。
サックリと頭カラッポで読めます。乙女ゲームは始まりませんでした。
◆恋愛要素が薄めなのでヒューマンドラマで。
◆この物語はアルファポリスでも公開します。
◆例によって惑星アリウステラの、ラティアース西方世界の物語ですが単品でお楽しみ頂けます。他作品とは特に絡みませんが、のちのち上げる作品には絡むかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 20:00:00
4911文字
会話率:39%
私はゲームの中に転生した。そのことについて突然だが話をさせて欲しい。ゲームの世界は現実ではあり得ないことが多すぎる。あまりに不条理,あまりに理不尽,あまりに配慮がない,そう思ったことはないか?ゲームの中の通貨は何故あんなに多くの人が使ってい
るのか不思議じゃないか?何故殆どの店で通貨の使用上限がない?何故安心して魔物からでる通貨を使える?簡単だ,答えはゲームの中だから。だから,ゲームの中の人達は疑問に思わないし,プレイヤーは考えもしないし,製作者は楽だからとしか思わないだろう。もし,ゲームの中の通貨が現実にあったらどうなるだろう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 18:00:00
4638文字
会話率:8%
人間の娘ラフィン。魔界の東の伯爵アルビナスの出会いから始まる物語。ラフィンは人間界と魔界の境界で拾われた素性の知れない子である。特別に魔力を秘めている人間の娘がいるという噂によって、魔物の人間狩りが横行する中、思いもよらない形で、ラフィンは
アルビナスの住まう魔界の城に落ちる。そこからラフィンは魔界での囚われの生活が始まるのだが。普通の人間の娘ではあり得ない事象を次々と起こすラフィンに、魔界で権力者であるアルビナスが興味を持ち始めて。天界、魔界、冥界、人間界からなる世界。始まりの詩では人間界は四世界で成り立つという一つのはずなのに、他三世界から干渉を受けるが干渉できない立場であり、人間は弱いとみなされている。ラフィンは人間としてのプライドを保ちながらも、嫌っているはずの魔物アルビナスに心を揺り動かされるようになり。二人の成り行きを覗き見る謎の者、東の伯爵に並ぶ、南、西、北の伯爵達もそれぞれに動き出す。魔界の絶対権力者サタンも。ラフィンとアルビナスの行く末を追って物語は進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 17:00:00
379903文字
会話率:44%
生坂伊織は普通の大学生。
講義をサボったりサボらなかったりしながら単位を取り、バイトに汗を流してゲームを買い、徹夜で遊んで朝に寝る。
友人もほどほどに、女性の知人もそこそこにいるが、彼女はいない。
モテるわけではないが、そもそも本人に彼女を
作る気がないという理由があって。
そんな中でなぜかバイトの後輩だけが、妙に距離が近い。
隣に座られたり、手を握られたり、胸元が無防備だったり、買い物に誘われたり、間接キスをしたり、プレゼントを要求されたり。
もしかしてフラグが立っている?
なんてことはあり得ないのは自分が一番知っている。
これは俺が絶対に勘違いしないラブコメディ。
あと大学の友人とかバイト先の人間の話もあるよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 15:18:00
123343文字
会話率:48%
稲荷日向は普通の男子高校生であった。
彼は夏休みの間に父の実家に行っていたのだが、奇しくもそこで狐の精霊コンに出会う。
コンは人々の負の感情から産まれる不浄と戦う人物を探しており、日向はその不浄と戦える数少ない人間であった。
コンの為に一肌
脱いでやろうと思ったのだが、不浄と戦うには狐の巫女になる必要があるという。
巫女……そう、女性である。
本来ならあり得ない提案であるのだが、日向には常日頃から叶えたい思いがあり、その思いを叶えるのに女性なるという提案は渡りに船であったので快諾する。
日向の思いとは幼馴染であり、親友である大山真守と一生共に居たいという事。
男性同士では無理でも自分が女性となり添い遂げれば一緒になれるはず。
そうした目論見から日向は男性から女性になるという想像を絶する夏休みデビューを果たす。
夏休みの間に狐面の巫女、キツネとして不浄と戦う毎日。
その戦いの傍らにはいつも狼マスクの巫女、オオカミが共にあった。
彼女は多くは語らないものの、戦いの中で少なくない信頼関係を築いていた。
こうした新しい出会いを経つつも夏休みは終わり、学校に登校する事になる日向。
凄絶な夏休みデビューに緊張しながら教室に向かうと、そこには見慣れない長身の美女がいた。
その女性は夏休みに同じような理由でデビューしてしまった真守であった。
どういうことか問いかけようとしたところで不浄が現れて戦いに向かう日向。
いつものように駆けつけてきたオオカミと共に不浄を浄化したのだが、普段は何も言わずに帰るオオカミが珍しく問いかけてきた。
「あなた……ヒナタでしょ?」
そう……オオカミの正体は同じような理由で女性に生まれ変わった真守であった。
こうしてお互いの狙いが外れて女性として生まれ変わってしまった2人。
この話は変身ヒロイン物に見せかけて、元男だった2人の美少女がイチャイチャするのを楽しむラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 02:00:00
182219文字
会話率:35%
プロのピアニストを姉に持ち、自分はピアノの道をあきらめてしまった女子高生・蓮見透子は、写真部の一員として、新聞部のインタビューにこたえる生徒会長のクラスメイト・暁真寛の写真撮影を新聞部の先輩から依頼される。
全校生徒の憧れを背負う真寛の写真
を撮ることへのプレッシャーを感じながら一枚一枚丁寧に撮影した透子だったが、そのうちの一枚に奇妙なものが混ざっていた。真寛の背後に、真寛とまったく同じ顔をした少年がうっすらと写り込んでいたのだ。
手ブレにしてははっきりと写りすぎている真寛の影。まさか、心霊写真では――?
あり得ないと思いつつ、プリントアウトして本人に見せてみると、写り込んだ影の正体は本物の幽霊、真寛の生き別れた双子の弟・千寛であることが判明する。
それを教えてくれたのは真寛ではなく、真寛のからだに突如として魂が宿ることになってしまった、死んだはずの弟・千寛だった――。
一枚の心霊写真が引き起こした、摩訶不思議な双子の入れ替わり現象。
真相を追い求める過程で揺れ動く透子と真寛の想い。
美しいピアノの旋律とともに、透子と双子の兄弟のすこしふしぎな青春が交わる、とある春の物語。
※執筆の際に参考にさせていただいた演奏のURLを提示いたします。どれもすばらしい演奏ですので、読者の皆様もぜひ一度聴いてみてください。
(以下、敬称略)
◇フジコ・ヘミング『ラ・カンパネラ』(リスト)
https://www.youtube.com/watch?v=z9gRGa5eXhs
◇辻井伸行『水の戯れ』(ラヴェル)
https://www.youtube.com/watch?v=mFyhcACV02c
◇辻井伸行『ノクターン』(ショパン)
https://www.youtube.com/watch?v=kJMkPdzZvec
◇牛田智大『乙女の祈り』(バタジェフスカ)
https://www.youtube.com/watch?v=mD0A_p2QVrI
◇吉原那月・岡崎清香『くるみ割り人形』(チャイコフスキー)
https://www.youtube.com/watch?v=02q-ckluIvQ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 07:19:41
102705文字
会話率:46%