人の不幸は蜜の味を地で行く、内面が悪質な主人公は神様の計らいにより輪廻転生の輪に乗せられず、なぜか子供の頃に読んだ児童書の世界で精神を改めなさいと送り込まれた。
悪意を持った思考又は言動を行おうとした瞬間、頭が締め付けられるように痛くなる。
そんな縛りを持ったまま落とされた世界は有名な児童書であるが、色々と大変な世界だ。
その世界で悪質とは善行とはを考え、正しく素直に生きようとする主人公の行動により、原作はどんどんおかしな方へと進んでいく。
主人公は良くも悪くも正しいことへの信頼が大きすぎたため、自分にはできないけれどヒーローならば、ヒロインならばこれぐらいできるよねというスタンスで進んでいく。
悪役がいなくなり、世界は平和になるとどうしてか物語のヒーローは異質なものとして浮き彫りになった。当たり前だ、事件が起きないのだからいまの彼らはただの迷惑なキャラクターになっている。
そのため物語は本筋、王道から外れ、立場が逆転しつつある残された現実は正しすぎる救済により歪み形状を変える。
「でもこれも神様の望んだ現実だから」
主人公が正しくすればするほど、なぜか物語のヒーローは地獄へと向かうことになる、神様は泣いてもいいようなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 18:00:00
298763文字
会話率:22%
はじめに一つの神があり、一つの神は女神と男神に分かれ、そこから世界は作られた。
神が二つに分かれた拍子に生まれたものの一つは世界に降り立ち、安定を図る役割を与えられた。
それが「私」だ。世界が生まれ、育って数千年、ある日前世の記憶の一部が蘇
る。
それはかつて人間として生きた頃にドはまりした王道シミュレーションRPG。
その世界観と私の今いる世界がぴたりと当てはまってしまった。
たまたま向かった黒の森で出会った少年とのふれあいが切っ掛けで前世の人間としての感情が顔を出し、昂ぶり振り回される、『原作』には一切登場しない『巫女』と鬼の血の混じった少年の出会いから始まるお話。
不定期更新
カッとなって勢いだけで書いた作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 00:00:00
159210文字
会話率:26%
終末戦争により世界は崩壊した。残されたのは僅かな記録ログ、日記、資料。そして僅かな人類とモンスター……。人は息絶えるのか。否、終末による混乱から、地下研究所より這い出て来た超強化生命体と、開発されたアンドロイドの姿が。彼等が、彼等がきっと世
界を……。
主人公「ああああああ! どう調整しても過酷な警備のシフトが週休1日だあああ! 皆さんごめんなさいいいい!」
アンドロイド「憐れなご主人様に知識を授けてあげましょう。法律上は月2回の休日でいいです。法律上」
主人公「待て! そんなブラックは神が許しても俺が許さん!」
皆「週一の休みとか神かな?」
この物語は、暗黒の世に慣れ切ってしまっている生き残った人類と、世界の理不尽の為に戦う超生物との、悲しいすれ違いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 11:18:13
29317文字
会話率:46%
何も希望なんてなかった。三十半ば、恋人なし、職なし、お金なし。お金がない時だけ日雇い労働をする。そんな底辺を彷徨っていたが、ある日近所のスーパーに行き、長年の夢だった異世界転移にあう。
異世界に行ったら本気を出そう。そう思っていた。
今
度こそはといきこむが、そんなに甘くはなく早々に挫折する。
まただめかと絶望の中、息を引き取るが……。
カクヨム様でも同時掲載しております
以下ネタバレです。
ループ系異世界転移物です。
主人公はオークの様に太っているドスコイ系で、序盤は性格も悪いです。しかしループする事により段々と主人公らしくなります。ただし内面だけです。
ヒロインは……できたらいいですね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-09 21:00:00
104209文字
会話率:15%
悟達者たる空海、その60歳代に注目する。
特にその悟りの精髄を見ることができるはずだ。
空海の内面を知るのに「三教指帰」がよく参照されるが、この書物は空海が若者だったときに書いたものである。
「三教指帰」以上の深みを目指して60代の空海を描
く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 14:15:02
3794文字
会話率:0%
学生時代のアルバイト仲間であるスズと久しぶりに食事をしたソウスケ。終電を逃してしまい仕方なくスズの家に一泊することになったが、そこでスズはソウスケを誘惑する。感染症の世界的流行と就職活動が重なって大好きな彼女のマナに会えない日々が続いていた
寂しさから断れず、ソウスケはスズと体の関係を持ってしまう。セックスに溺れてしまっていることを打ち明けたスズと行為を繰り返し、内面的な部分が垣間見えていくうちに、お互いに特別な好意を抱いていると確信していた。ある日、ソウスケは自分に彼女がいることと、スズに抱く特異な感情を告げるが...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 23:59:21
985文字
会話率:30%
向坂日向(こうさか ひなた) 年齢は恐らく20代前半、男性。
彼には幼少期の記憶がなく、血縁関係のある人間も居ない。
日向は、「アラハバキ」と呼ばれる異形の力を備えている。
肉体の奥底に眠る身体機能を極限まで引き出し、並の人間には到底並び立
つ事の出来ない身体能力を会得し、異形の者と戦う彼の特殊能力の様なものである。
アラハバキは特定の人間に備わる異能の一つとして世の中の有識者によって認知されている。アラハバキとはその名称だけでなく、その状態に人間が形態変化するという現象としても使われる名詞だ。外見上で言えば、肉体の内面に存在する人間で言う骨が膨張して全身を包み、肉体の強度を飛躍的に向上させると同時にあらゆる生物への殺傷能力を高める。
残虐性が向上する代わりに手に入れるそれは、心だけでなく、見た目ですら人間と認識出来なくなる程の変貌である。
この物語は異形の力を持つ、日向と彼を支える者たちの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 00:00:00
27677文字
会話率:50%
「ふう。今日は一万字書いたぞ」
ちょっとトイレにと、席を立つとふらついていた。
頭が熱をもっているようで、ボーッとして思考が回らない。4,5時間ずっと集中しっぱなしだった。
小説をこの夏から集中的に書き始めたのだが、あっという間に十二
万字の大作を書き上げて文学賞に応募した。自分でもビックリしている。
何年も前から書こうとしていたし、書き出しだけ書いたこともある。だが文が続かなくて、ほったらかしになってしまった。
「俺さ、小説を書こうかなと思ってるんだ」
「え? 小説? なんでまた……」
妻に話すと、ハトが豆鉄砲を食らったようにキョトンとした顔をした。友人に文学博士がいるが、彼は戯曲を書いていると聞いたことがある。なんとなくその博士にも読ませたい、そんな作品を書けるようになりたいと思った。
「前から書こうと思ってたんだけどね」
「もしかして自分のことをかくの」
「いや、自分の内面を赤裸々に書くのはちょっと」
といいながら、文学とは自分の内面がでるものだから、抵抗があるという反応はおかしいと思った。読書とは筆者との対話である。自分が出ないわけがない。
そして
「私も書こうかな」
と妻が言いだしたことにはビックリした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 13:44:24
2357文字
会話率:27%
「ディー、好き。大好きよ。わたしたち結婚しましょう!」
アメジシスト王家の姫であるティーゼリラは、幼馴染の少年に恋をしていた。
その少年は、どこにでもいるありふれた栗色の髪の良く言えばぽっちゃり、悪く言えば地味デブな少年だった。
しかし、そ
の少年の見た目ではなくその内面を好きになっていたティーゼリラにはそんなことどうでもよかった。会うたびにティーゼリラは、幼馴染の少年ディーディラインに求婚していた。
そんな中、思いを寄せるディーディラインが他国に留学すると言い出して?
この物語は、両片思いの姫とその幼馴染の無意識イチャラブ追いかけっこを生ぬるく見守る、そんなお話です。
※世界観ですが、「元の世界に戻るなんて聞いてない!」「自称地味っ子公爵令嬢は婚約を破棄して欲しい?」「妹に全てを奪われた令嬢は第二の人生を満喫することにしました。」と同じ国が舞台です。
※時間軸は、元の世界に~の1年ほど後となっております。
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 12:00:00
24175文字
会話率:17%
2020年の晩秋にこの地上を去った親父へ向けた短歌集です。
そんな「親父」の死に際し、そしてその後も続く私の人生の中での「彼」の影響を歌にしていく予定です。
心の底から憎んでいても、私の人生の中で長い期間、彼は「自分によく似ていた親父」でし
た。その事実があまりに絶対的だから。
親父と私は外見的にはかなり似通っていましたが、内面は大違いでした。
親父と似ていることは長い間、私にとって「誇らしいこと」でしたが、中年に差し掛かった時点で、彼が私の全てを支配していたことに気が付きました。
それから彼とは交渉を絶っていましたが、携帯電話への一本の救急搬送を知らせる電話で彼の最期に立ち会うこととなりました。
「父」とは言わず、「親父」とTwitterなどでも読んでいるのは、家族の独裁者で支配者だったにも関わらず、彼を「憎みきれない」心があるからです。それは、彼と私との肉体的な「相似」によるもので、いかにも人間臭い理由です。だからこそ、この表現を使い続けると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 03:56:43
1306文字
会話率:0%
俺は異世界に召喚された勇者だ。勇者として魔王を倒す義務がある。
しかし冒険は魔王の城までもう半分ということで行き詰まってしまった。何が原因だ? よく考えるんだ。
そこで俺は召喚される前に世間で話題になっていたある単語を思い出す。「心理
的安全性」。
このパーティの心理的安全性は最悪だ。それが邪魔をして、メンバー同士の連携がまるでなっちゃいない。これではチームではなく、個人の寄せ集めだ。
確かにメンバー同士の仲は良い。馬の合う連中ばかりだ。だが、これでは「ぬるい職場」、いや、「ぬるいパーティー」だ。これではイノベーションは起きない。いや、起こさなくてもいいのか。魔王打倒の旅なのだから。
俺は魔王打倒の旅を成功に導くために手探りでパーティーの心理的安全性の向上を試みた。
その結果、パーティーメンバーの様々な内面が明らかになってきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 08:06:56
25109文字
会話率:45%
寝る前の即興詩。「言いたいことが何も思い浮かばない」、そんな時だってある。今のその気持ちを素直に書き記してみた。こうしてやってみると、自分の内面を覗き込むような感覚で、自分の素直な気持ちに辿り着けたりするものだ。
最終更新:2021-08-24 01:49:50
306文字
会話率:0%
人見知りな女子大生、三条寧夢(さんじょうねむ)は作家志望だが才能がまるでなかった。
ある日大学の帰り道で出会った酔っ払いのおじさんから、人の考えた「物語」を観る力を授かった寧夢。
彼女はその力の思わぬ働きで、自分の書いたメチャクチ
ャな小説の世界に入り込んでしまう。
自分の小説の登場人物に、心を折られるレベルのダメ出しをされながら、時に笑い、時に泣き、時に夕刻の砂浜で殴り合いながら寧夢は自分の内面と向き合っていく。
女子大生と二次元による創作あるあるコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 00:42:03
64521文字
会話率:32%
ヘタレ系俺様キャラのダンが、異世界で配信者活動をするコメディ。
現代日本にそっくりだが、伝説や神話が現実となっているパラレルワールドに召喚されてしまったダン。
元の世界に帰還するためには、召喚者であるメデューサの子孫、メディを娯楽の神
の座に就ける必要がある。そのためには一年以内に動画再生数10億回を記録しなければならない。
元の世界で人気配信者だった俺様なら余裕だとイキリまくるダン。
彼はトラブルで再生数を稼ぐ炎上系配信者であり、メディはダンの性格の悪さに苦労する。
異世界最初の動画企画は、獣人の町の住人がどんな獣に変身するかを当てるというもの。
撮影対象となった獣人の少年・レイはガラの悪いマイルドヤンキー。彼にビビったダンはヘタレな本性を全開にする。
一方、レイは獣人族にとって十五歳最初の満月を今夜に控えてナイーブになっていた。
子ども時代は普通の人間と変わらないが外見である獣人族は、この夜に己の内面に応じた獣に変身する宿命を持っている。
獣人社会で弱者である草食獣にはなりたくないと、内心では脅えているのだ。
草食性のシマウマ獣人である父親とレイの確執。それを知ったダンとメディは、月が出て変身が始まるまでにレイを心の強い男にし、肉食獣に変身させようとする。
動画撮影企画を経て、様々な作戦を仕掛けてゆく二人。
レイの心は成長し、肉食獣の中でも英雄の相とされる白い狼獣人に変身する……かに見えた。
だが変身が完了した姿は、レイの本質そのままの人懐っこいワーポメラニアンであった。
動画としては成功したものの、レイがブチ切れると判断したダンとメディは逃走。
この騒動を自分たちのチャンネルに公開するも、内心ではレイに復讐されるのではないかと怯えるダン。
しかし、レイは自分の変身を受け入れ、動画の宣伝までしてくれた。
ダンは異世界における最初のファンを獲得するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 23:00:00
27393文字
会話率:42%
人の内面を動物の姿として捉える魔眼を持った少年、ウォルフ。
家族にすら言えぬ秘密を抱え生きてきた彼の前に現れたのは、白銀の髪を持つ、シワシワの老婆に見える8才の少女、オトミー。
魔力を抑える眼鏡を掛けないでも、『人』として見える彼女に惹
かれた彼は、老婆にしか見えない彼女を溺愛していく。
そして、婚約者となった彼女に自分の秘密を告白した時、彼女からも、ある秘密を教えてもらうことになる。
魂で繋がる2人の少年少女。
天才の名を欲しいままにする彼らの『ほのぼの』や『てんやわんや』なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 19:00:00
105096文字
会話率:30%
試練の塔。
元を辿れば東方の仙人が、丹錬のために利用したアシスト装置。己の内面世界へ入り、神に近づくための…今では凡人たちの牧場に堕してしまっだが。
我が冒険者学園帝国は、生徒臣民が同族8000、手長1800、耳長180、尾長10の99
90名。世界最大のマンモス校にして最弱の帝政国家である。
ロストテクノロジーである塔によって資源を得て、力を得て、かろうじて長らえている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 02:39:59
26667文字
会話率:30%
愛だとか恋だとかラベルを付けて男と女が関わり合ったところで、理解し合えることなんか何ひとつ無い。
別に理解したかったわけでもない。でも理解できると傲っていたとは言えるかもしれない。
恐らくは誰もが、理解し合えていると思いたいだけなのだろう。
僕もそうだったし、他の人も多かれ少なかれ、知った気になっているだけなのだと思う。
そうやって、理解し合えているつもりの男と女は、相手と向き合い、真剣に関わり合っている気になりながら、結局は、自分自身の内面で繰り返しているだけのマスターベーションに陶酔している。
そこには、ただ、寂寥感だけが漂う。人の日常など、その程度のものでしかない。
この物語の中では、事件も事故も起きない。決してハッピーエンドではないけれど、別に悲劇などと大袈裟に言うようなものでもない。寂寥感を抱えた若者の日常を淡々と記したに過ぎない。
──書きかけのまま、たぶん25年くらいは放置してしまった作品。あのときの自分自身がどういう気分でこれを書いていたのかは、今でもしっかりと記憶している。時間を巻き戻して、少しずつ、書いていこうと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 12:27:30
844文字
会話率:8%
紳士クン2あらすじ
真のジェントルメンを目指しているのに、
生粋のお嬢様を育成する女子校に『女の子』として入学してしまった
当物語の主人公の蓋垣紳士(けだかきしんし)クンは、
相変わらず不本意な日々を送っていた。
そんなある日、学園で『
特別授業』が行われる事を知らされる。
その内容は、紳士クン達一年の生徒がメイドとして、
特定の上級生を四日間、お世話するというモノだった。
その紳士クンを自分のメイドにしようと、
生徒会長の凄木令(すごくきれい)や副会長の鎌井太刀(かまいたち)が
小競り合いを繰り広げる中、紳士クンがメイドとして仕える事になったのは、
見知らぬ上級生の日鳥希里(ひとりきり)という生徒だった。
どうやらこの生徒は、表面的にも内面的にも問題がありそうなのだが・・・・・。
紳士クンの新たな不本意な日々が、これから始まろうとしていた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 22:00:00
91505文字
会話率:35%
幼さを残す高校生の女生徒は普通と変わっている。
見た目は特別に美しくも醜くも無い、平均的な容姿。
内面的にも特別にお人好しで善人者では無いが、人に対して分け隔てなく平凡に接してる。
彼女は一般的に見ても何処も可笑しい所が無い。
だが、断言し
よう。彼女は普通と違って変わっている。
短めでサクッと読める現代ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 23:00:00
7142文字
会話率:5%
高校二年生の風間湊には、所謂ツンデレ幼馴染がいた。彼女の名前は乙坂美琴で、外見は美少女なのにも関わらず、毒舌家な内面のせいで交際経験はまだ無い。
これは、そんな彼女の「お試しで付き合おう」という一言で徐々に変わり出す、二人の物語である。
最終更新:2021-06-05 20:38:14
4334文字
会話率:55%