ある日、一人のクラスメイトが失踪した。いなくなったのはボクの隣の席の女子生徒だった。みんながその安否を心配する中、ボクは彼女がもう死んでしまっていることを知っていた。毎日届けられる封筒がその残酷な事実をつきつける。その中には決まって彼女の死
体が写っていたのだから。
(春の推理2023『隣人』参加作品)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 09:00:30
3871文字
会話率:20%
入院中の幼馴染を今日も見舞いに行く。
ボクは彼女にずっと嘘をついていた。
最終更新:2021-12-26 10:49:48
3579文字
会話率:38%
期待に胸膨らませた高校生生活だったが、ボクは薄暗い電球のようにひっそりと教室で過ごしていた。
変化を求めて文芸部のドアをノックすると、その先には同じクラスの白崎がいた。
部室をプラベートルームとしてごろごろ寝るだけの白崎。
ときおり会話を交
わすだけの部活動だったけれど、そこに居心地のよさを感じ始めていた。
ふたりぼっちの文芸部で過ごした日々、それが『文芸部活動日誌』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 20:34:35
5605文字
会話率:19%
ボクの名前はネニュファール、略して“ネレ”
一生懸命に生きた39年分の記憶が・・・いや、その前の20年分×2の記憶も多少あるので、約80年分の記憶があると言っておこう。
今度の世界は魔法が存在するらしい、けれどボクは魔力ゼロだという判定を受
けた。
この世界では、マナシ(魔力無し)は下位の人間として蔑まれる対象だった。
聞いてくれよ、しかも捨て子スタートなんだよ!
前世の記憶なんてない方がいいじゃん!?
また女性でやり直し人生か・・・いいかげん男性に転生させてくれよ神様!
是が非でも今回こそ平穏無事な人生を歩みたい、若い身空で森の湖で溺死とか、戦時中に家族を失って衰弱死とか、令和の時代に癌を患って病院のベッドの上で享年39歳とか。
平凡なのか不運の人生なのかは、よくわからないけれど。
女子力もなく男を見る目もなかった三度の人生・・・四度目こそは・・・!
現世のボクの目標は豊かな人生を送って“今度こそ長生き!” それだけなんだよ。
その為に主婦歴20年と販売士の経験と記憶を使って、人生おいしく過ごすんだ~い!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 00:21:50
505569文字
会話率:53%
ボクは王子さまと呼ばれている。
でも決してボクは王子さまなんかじゃない、ボクはネコなんだ。
※この作品はカクヨムにて掲載済みです。
https://kakuyomu.jp/works/16817330652650275024
最終更新:2023-03-14 19:00:00
8999文字
会話率:46%
――――だから、ボクは正真正銘の未来人なのです!
桜の花弁が降る道で、少女は高らかにそう言った。
恋人を作る事に命を懸ける男子高校生、信乃方 歩夢(しのかた あゆむ)。
その幼馴染であり、整った外見ながらも備えついた怪力にコンプレックスを
感じる美少女、水原鈴音(すずね)。
「……もしや、未来人の力を借りれば、簡単に俺の運命の相手がわかるのでは?」
未来人が現代で行動しやすいよう、鈴音と歩夢は協力する事にする。
だが未来人の真の目的――――それは歩夢のラブコメを成就させること!?
「だからボクは、ママがセンパイと……パパと結ばれる手伝いをしにきたのです!」
「あ、あたし!?」
失敗すれば世界消滅のリスクまでも背負う、未来人の極秘ミッション成功のため、恋する乙女は大奮闘!
美人で文学少女な先輩に、クソザコ中二病な男の娘。
青春な部活を作ったり、フィクションみたいに馬鹿げた青春を笑い合う。時に喧嘩して、笑って笑って泣いてまた笑う。
これは、確かに存在した彼らの青い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 19:43:54
97896文字
会話率:41%
新月の夜、ハワイを行進するという伝説の死者の群れ、ナイト・マーチャーズ。
大学に進学するためにハワイに来たボクは、運悪く、その通り道に下宿してしまい……。
これじゃ部屋に、彼女を連れ込めないよ!
怖くて笑えるホラー・ラブコメ
最終更新:2023-02-28 17:09:32
4379文字
会話率:40%
ボクは、アイツに、、××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××
最終更新:2023-02-19 17:07:29
1155文字
会話率:0%
本好きな友達との帰り道で大きな荷物を引きずっている女の子と会った。
手伝おうかと聞いたら警戒されたので、ボクはにっこりと笑って答える。
「ボクはね、魔法使い」
山も谷もない、日常のちょっとした一コマです。短いのでサクッと楽しんでいただける
と嬉しいです。
かなり昔、ブログに載せていたのですがブログ削除のため避難させました。
タイトルはお題診断メーカーから拝借しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 15:16:13
1072文字
会話率:21%
アリア・デュラハンは高潔な精神ながら、とんでもない悪役容姿の公爵令嬢だ。
どう頑張っても怯えられる容姿のために、生まれてこの方友達らしい友達もいなければ、婚約者もアリアを見ないふりをしている。更には親も頼りにならず、日々孤独感に苛まれてい
た。
そんな中、教会から「邪竜に選ばれた」と通告を受ける。
破滅すら覚悟して歩みを進めた祭壇の中には
心優しき破壊と夜の竜がアリアを待ち構えていた。
「君は三年後に死ぬ」
竜が告げたのはアリアの死。
「ごめんね、誰にも理解されないまま、孤独に死んでいくキミに耐えられなくて、ボクは……」
竜はアリアを戦争の道具にするためでは無く、「生きて欲しい」と願って魔法を託す。
「必ずあなたにもう一度逢いに行くわ。破滅のシナリオを、あなたの魔法で破壊して」
邪竜と悪女は手を握る。ただ笑い合う未来を夢見て。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 19:38:31
3995文字
会話率:56%
とある中世の街並みが並ぶ城下町に住む少年ハルは城主に仕える近衛騎士団の一員だった。近衛騎士団の主な仕事は、城主の娘で城下町一番の美女と呼ばれるリリのボディーガード。
いつものようにリリの散歩に付き合い城内の庭を歩いていたところ、突然リリの足
元に大穴が開きリリは落ちてしまう。落ちた先が魔王の住むラビリンスであると突き詰めた近衛騎士団は、団長の指示によりハルを含む救出部隊を結成し、リリの救出に向かった。
近衛騎士団の懸命な戦いによってラビリンスを攻略し、魔王を倒すことに成功した。しかし、激戦の代償により救出部隊の生き残りはハルだけだった。そしてハルはリリを連れて帰ろうとするが、リリに噛まれてしまう。実はリリに取り憑いたラビリンスの意志だったのだ。
噛まれたハルはラビリングマスターに任命されてしまう。人間に戻りリリを解放するため、ラビリンスの意志に指示された仕事、迫り来る勇者や冒険者たちを退治し、ラビリンスを守るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 00:00:00
3691文字
会話率:46%
とある洋館に忍び込んだ先でボクは、そこにいた美しいヒトに恋をした。毎日のようにナナと名乗る少女とも、女性ともとれる彼女へ会いにいって話す度に恋をする。
けれどボク……ユウには隠し事があった。
ナナにもまた、大きな隠し事があった。
互いに惹かれる合うからこそ告げられない秘密。ユウとナナの想いが通じる時──はたして何が待っているのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 13:40:18
7788文字
会話率:37%
一度目の人生を静かに終わると、赤ちゃんになって眼が覚めた。
どうやらここは異世界らしい!
剣と魔法のあこがれた世界だ!
……あれ?なんかこの感覚……なつかしい。
こ、このフラグラッシュ……これはゲームでよくやってた恋愛シミュレーションの
世界……?
……だが断る!
ボクは冒険がしたいんだ!!!
※2018年12月20日 連載開始!
※連載1ヵ月半にて 10万Pv達成 ありがとうございます!!
※連載2ヶ月半にて 35万pv達成 総合1500pt突破! 嬉しいです!
※連載半年にて な、なんと!100万PVを達成しましたー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 00:00:00
1559723文字
会話率:37%
今日は1年に1度の家族会合だ。
ボクは覇月(はづき)重(かさね)。
覇月家の三男だよ。
本日集まるのは一癖も二癖もあるボクの自慢のファミリー。
素敵な1日を過ごす筈が、何のいたずらなのか大きな魔法陣に包まれ屋敷と土地ごと異世界転移しちゃった
!屋敷内にいるボクは勿論、皆も驚きを隠せなかった。でも、それだけでは飽き足らずボクらファミリーはそれぞれスキルや魔法を授かっちゃうんだ。どうしよう。無事元の世界へ戻れるかよりも、この規格外な力をどう扱うかなんだよねぇ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 02:03:59
3572文字
会話率:13%
皆様は[八百万の神様]を、ご存じでしょうか。
日本人であれば知っているけれど、よく分からない存在。
何処にでも居られ、あらゆるものに宿られ、何時でも見ている。
何かを期待しているようで、そうでもなく。
何でもできそうなのに、そうでもなく。
特別でもあるのに、そうでもなく。
ただ[神様]と一緒にいる日常が、今も此処にある。
ボクは好きな事はしたくて、嫌な事はしたくない。
そんな事の言える当たり前の日常が突然崩れてしまう。
気付かない現実が濁流となり、否応無しに襲い来る日々。
選択肢の無い現実に、本当の自分の姿や世界が映し出される。
想いが積み重ねられていても足りない[世界線]が重なる時。
そこに救いの手はあるのか……その想いが全てを切り開く。
これは、日本人による、日本人の為の、日本人らしい物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 01:14:36
38010文字
会話率:13%
人生に疲れて、心が壊れてしまったボクの前に現れたのは
アンドロイドの少女 U だった
「ワタシにはアナタの気持ちが分からないんです」
「だって…」
「ワタシには心がありませんから」
Uと出会い、話をしていく中で
ボクは自分の本当の気持ち
に気付いていく…
※本作品は、ノベルゲームコレクションにて掲載中のフリーゲームのシナリオになります
ゲームURL
https://novelgame.jp/games/show/5332
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 01:42:01
13604文字
会話率:56%
乙女ゲームの世界に転生した直山透 (ナオヤマ・トオル) は、クーデリカ家の一人娘オーウェンスとして転生する。数々のヒーローの誘惑? 知りませんね。ボクは使用人を落とすことにします。
最終更新:2023-01-03 20:00:00
136955文字
会話率:51%
やあみんな、ボクの名前はププ。真っ白色のネコのぬいぐるみさ!
ぬいぐるみはおしゃべりなんかしないって? そう、ボクはご主人であるリトルレディ、ピリカの魔法でおしゃべりしたり動けたりできるようになったんだ。すばらしいだろう?
だけど、たった一
つだけ…ボクにはゆずれないもの、頼みたいことがあったんだ。
それはなんだって? それはね、このボクのお話しを読んでくれればわかるさ。
笑いあり涙ありのステキな冒険譚だからね、楽しめることは間違いなしさ!
+++
冬の童話祭2023参加作品になります。
ご一読いただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 12:00:00
11779文字
会話率:39%
モンスターの軍勢100万が明日にも迫ろうとしている、かつての冒険者の町。その酒場。
そこで冒険者達は思い思いの最後を過ごしていた。
三十歳過ぎの童貞主人公もその一人。
しかし、そのテーブルに座った女子が叫ぶ。
『ボクは今晩中にイチャ
ラブえっち♡しないといけないんだからっ! 口説くならちゃんと口説いてよっ!』と。
はてさて、童貞主人公は最後の夜にイッパツかますことが出来るのか。
それとも、ただ夜は更けてしまうのか。
最後の夜を描くゆるーいファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 22:57:07
17248文字
会話率:22%
ボクはくまの“モモ”
ひなたちゃんが名前とこのピンクのリボンをくれたんだ。えっへん!
いつだってひなたちゃんのそばにいるけど、ひなたちゃんは“白血病”って病気で入院中なんだ。
だけどある夜、真っ黒な服を着たおじさんが「ひなたちゃんを迎えに来
た」って言うんだ。
ダメ! そんな事させない。ボクがひなたちゃんを守るんだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 22:49:12
3565文字
会話率:33%
九江 卿人(ここのえ けいと)は大学受験に受かるもなぜか希望した覚えの無い地方のキャンパスに飛ばされる。開き直って頑張るが、奮闘むなしく落ちぶれる。
携帯端末も財布も無くした卿人は自棄になって自力で帰ろうとするが山中で餓死してしまう。
意
識を取り戻すとそこは異空間。
そこで出会った謎の発光生物は卿人に告げる。
「ボクはバッドエンドが嫌いなんだ」
半ば強制的に中世世界に飛ばされた卿人はどうなるのか?
特殊能力「才能」と「精神防御」をメインに異世界で頑張る青年を描いたものがたり。
好感度が最初からMAX振り切れた幼馴染みと繰り広げる冒険活劇です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 12:00:00
532148文字
会話率:37%
ボクは誕生日に、神様のぬいぐるみ、を買ってもらいました。神様というはその人にとって一番大切なものらしいです。みんな、神様のぬいぐるみが大切なものの姿に見えるようでした。けれど、ボクにはそれが真っ暗な穴のようなものにしか見えません。ボクの、
大切なもの、ってなんなのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 06:00:00
3595文字
会話率:38%