女はある日、娘を殺された。
その日、生まれた「私」という存在を生み出してしまう。その存在は憎しみと恨みと好奇心を持つもので、その存在は世界の各時代で、陰謀に加担していた。それを阻止し、自ら生み出した「私」という存在を倒すために女(「儂」)は
、「水晶」と、「人に創られし人」を創り出した。女は「水晶」と「人に創られ人」とその子孫とともに「私」と戦う話である。
【現実世界石化、異世界冒険編】
現実世界はある日、ベルグという人間の実験のために石化した。それを逃れた松長瑠璃は、松長李章と山梨礼奈とともにギーランという人物によって異世界へ送られる。そして、「儂」と「私」の戦いへと巻き込まれていくこととなる。
【第2編(予定)】
松長瑠璃らが異世界へ行く三百年も昔、それは、「人に創られし人」の最初の人の話。
【第3編(予定)】
松長瑠璃らが異世界へ行った千五十年後、とある城主の娘は、自らの城が燃える中、自分達の領土を奪った人物への復讐を誓う。
【第4編(予定)】
第1編より五百年後の話。
【第5編(予定)】
松長瑠璃の娘が主人公の話。
【第6編(予定)】
第2編からだいたい百年後。第1編においてローがいる大陸へと移住し、ある一族を編成する話。
【最終編】
女はついに「私」と本当の意味で向かい合うこととなる。あの時から、心の中で止まっていた時間を進めるために―。
【第2編】以降に関しては、予定であり、変更される可能性があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 16:14:00
3468339文字
会話率:15%
――それは、一人の元娼婦が抱いた、譲らぬ想いの物語。
帝国の端に位置する辺境の街グロウ・ゴラッド。壁の外の「捨てられた街」で娼婦として生きてきたミラナは、ある日、帝都から来た帝国軍官僚エフィムを客とする。
その日から、ミラナの人生は
一変する。
身請けされ、エフィムの夫人となったミラナは、グロウ・ゴラッドに建てた彼の別邸に居をうつす。だが、ミラナもエフィムも、互いにどう接すればいいかわからないまま時が過ぎる。
そんな二人にも、やがて転機が訪れる。それは、本来なら混じりあうことのない帝国民と辺境民とを招いての舞踏会という場面。そのクライマックス、招待客たちの視線を集めながら二人が踊ろうとしたその時に……
※ とりあえず、プロローグ(というかクライマックス)の先行公開です。
※ 物語の本編(第二話以降)は2021年9月3日(金)18:00から投稿を開始します。週一話ペースで半年弱、十万字程度の作品となる予定です。例外的に、第一話だけ既に公開しています。先の展開が気になる方はブックマークをして更新通知にチェックを入れていだだけると、そのブックマーク数を気にしている作者の私はとても幸せになれます、はい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 16:00:00
349833文字
会話率:38%
――それは、一人の元娼婦が抱いた、譲らぬ想いの物語。
帝国の端に位置する辺境の街グロウ・ゴラッド。壁の外の「捨てられた街」で娼婦として生きてきたミラナは、ある日、帝都から来た帝国軍官僚エフィムを客とする。
その日から、ミラナの人生は
一変する。
身請けされ、エフィムの夫人となったミラナは、グロウ・ゴラッドに建てた彼の別邸に居をうつす。だが、ミラナもエフィムも、互いにどう接すればいいかわからないまま時が過ぎる。
そんな二人にも、やがて転機が訪れる。それは、本来なら混じりあうことのない帝国民と辺境民とを招いての舞踏会という場面。そのクライマックス、招待客たちの視線を集めながら二人が踊ろうとしたその時に……
※短編小説で宣伝用予告編を投稿するという行為をしたくなって書いた作品です。世にいう「短編詐欺」とは少し違いますが、そこは笑っていただけたらと。
※本編のタイトルは「飛び領地邸の仮面夫婦」です。ファスト小説風短編詐欺版では長編タイトルになっているのも、できれば笑っていただけたらと。
※本編は2021年9月3日(金)18:00から投稿を開始する予定です。週一話ペースで半年弱、十万字程度の作品となる予定です。例外的に、第一話だけ既に公開しています。この「ファスト小説」を見て興味を覚えた方は、おおらかに笑って本編のブックマークと更新通知をしておくと幸せになれるかもです、はい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 18:00:00
2082文字
会話率:6%
フェアリーランド(おとぎの国)に、世界一美しいと評判の王妃さまが住んでいました。その日もいつものように「世界で一番美しいのは誰?」と問いかけられた魔法の鏡さんは、世界一美しい王妃さまのメイク担当としての決意をあらわにしながら、今日もいつもの
ように返事をするのでした。――プロの誇りを込めて。
※ 本作品は、白雪姫を題材とした二次創作作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-24 18:00:00
35718文字
会話率:27%
ある日突然、仕事中に見たニュースで知ったダンジョン出現。
待ちに待ったこの瞬間に私はその日に退職届を出して、クソみたいな労働に別れを告げる。
そして翌月、私は財産を纏めて処分して、愛車と共にダンジョンが多く出現した北海道へ向かった。
何
でかと言うと、そこで念願のプレッパーズ生活をする為である。
だが現地に家を買ってから、私は驚くハメになる。
そこに居たのは……
ダンジョンを利用して荒稼ぎをしようとするヤクザや半グレ、ダンジョンを利権の源として独占しようとするクソ役人や業突張りのNPO共、マスコミによって飛び交う根拠不明の『安心安全』プロパガンダ。自縄自縛で武器使用も出来ない自衛隊と、相も変わらずはした金で老人猟師をコキ使おうとする警察に、無防備なままダンジョン内へ突撃して死ぬYouTuber。
山中の畑で大麻を栽培するジャマイカ人に、信者を使って金儲けしようとする韓国のカルト団体、製薬企業や軍需企業に雇われたアメリカ人の傭兵集団、ダンジョン内に住み着いて料理店を開く中国人、そして人間とモンスターと動物の区別が付かないサイコ美女ハンター……
突如湧いて出たモンスター保護団体に、精肉加工場前で騒ぐバカなヴィーガンの集団、戦争終結で余ったアサルトライフルや戦闘車両を売り歩く戦争帰りのロシア人達、立ち並ぶユダヤ人の闇金事務所と法律事務所、それにRPG-7でカチコミを掛けるイスラム教徒の不法移民集団……
ダンジョンとその周りの住人達には、現代日本社会のルールや習慣など全く通用しなかった。
そしてありがたい事に、刻一刻と終末の時は近づいていたのだった。
いや、もうこれ既に終末だろ。
※好き嫌いがハッキリ分かれる作品なので、読む人は覚悟して読んで下さい。
※あと、不定期連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 14:55:03
264540文字
会話率:71%
この国は他に比べてあまり文化も進んでいない、しかし、攻められれば、度々敵を撃退するだけの力を持っていた。そんな国家に生きる若者やポプトベルテの王様大臣の皆様方のお話だ。
彼らはどういうふうに生きていたかというと特に何も考えなかったが、その日
その日を懸命に生きていた、野心を持たず平和を享受する美しくも平凡な日々を過ごしているメルヘンな日々だ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-16 13:00:00
1578文字
会話率:0%
オレ勇飛!現代で社畜をしていたら、高校生の集団転移バスと神様が用意したロードローラーとオスプレイの墜落と魔王の呪いと異世界への落とし穴で異世界に魂だけ転移?公爵令嬢に憑依していた!
目覚めたその日に屋敷を追放され、森の奥地で喋る変な動物から
受け取った宝剣フォルシオンを握って光のキュアキュア キュアフォルシオンに変身!
魔物を倒したり仲間のキュアレイピアと仲良くなったりでもう大変!
外は美少女、中身は成人社畜で元勇者、これってどうなの??
そんな感じで聖☆ソードキュアキュア、始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 12:58:21
126511文字
会話率:20%
平和な世界、何気ない日常の裏には蝕む瞬間を狙い待つ悪意が潜む。
異能を持つ者『能力者』が共存する世界、その日本で人知れず悪意の芽は拡がりを見せ続ける。
誰かの幸せ、誰かの平穏、そして……
友が見据える未来のために少年は引き金を引く!!
作者の完全趣味創作『レディアント・ロード』の新作外伝、己の信じるものの為なら全てを焼き払う烈火の少年・相馬ソラが暴れ乱れ撃つ!!
※一応作者の感覚で『レディアント・ロード』の本編及び他外伝シリーズを未読でも読みやすいように書くつもりです。
※あと、この外伝だけ本編とは少し書き方変えてます……多分折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 09:15:51
6338文字
会話率:43%
地方の港町に住む高校生の桜、桐香、恵、莉里は暇があれば集まって遊びに行くような親友同士だった。
その日もいつも通り、放課後に遊び、また明日と言って別れた。
しかし、別れ際に莉里は不慮の事故により死んでしまう……はずだった。
莉里が死ぬ寸前、
時間が止まり、桜、桐香、恵の前に現れた死神は戸惑う3人に告げる。
『汝らに選択肢を与える。1つはこのまま莉里の死を受け入れ、この世界での生活を続ける。もう一つはこの世界とは別の世界に行き、7翼の堕天使を抹消する。成功した場合、莉里の死の運命を書き換える。』
3人は困惑しながらも親友を救うために異世界転移を決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 08:00:00
316236文字
会話率:61%
私の名前はエシャロット=スーベルシア。
名門侯爵家スーベルシア家のご令嬢だが、前世の記憶では地球でファミレスとう物の店長をやっていたらしい。
霧がかかったようにぼんやりとではあるが、私は前世の記憶を持っていた。
まぁ、前世では恐らく過労死
した私は今世では絶対に幸せになろう、とそう思っていた。
しかし、その日の婚約発表舞踏会で、私は婚約破棄をされ、おまけに婚約者の第1王子シャンク様を妹のアリアに取られてしまう。
アリアの案で、貧乏魔道士ゼルゼディス様との結婚を命じられる。
国外追放されるならば、ゼルゼディス様との結婚の方が良いだろうと、私は決心した。
これは、主人公エシャロットがなんだかんだで溺愛してくる魔導士の旦那様と二人三脚で領地改革していくオハナシ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 07:55:05
59117文字
会話率:29%
月野衛輔(つきのえいすけ)は、ブラック企業に勤める会社員。
夜にビールとつまみを片手に携帯ゲームをするのが、彼の密かな楽しみである。
その日、衛輔はいつものゲーム・『ザ・ブレイブ2』をやっていた。
このゲームは、ゲームの中のお金1000ゴー
ルドで1円に換金できるという不思議なゲームだ。
今は10円しか儲けて無いけど、トップランカーになったら…
1000万円換金して、会社をやめてやるんだ!
そう思っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 13:44:45
3483文字
会話率:15%
※載せるのは何度目かです。
もう読んだと言う方、すいません。
コンテスト応募の為に載せています。
俺の名前はエイト=サルバコス。
有名貴族サルバコス家の次男坊だ。
だが、今、神殿にて衝撃のスキルを発表されている!
『そなたのスキルは&
quot;植物"です。』
神の啓示でそう言われると、みんなは爆笑し始めた。
それはそうだ、植物なんてスキルを俺は聞いた事が無かった…
てゆーか、みんなも聞いた事が無いのだろう…
「やべぇ、アイツ植物だってさ!」
「やだー!
戦力にならないじゃん!」
「いやいや、草刈りしなくて良いから楽かもよ!笑」
爆笑は続く。
俺は帰って両親に「植物スキルだった」と言うと、その日の内に「辺境の領地をやる」と言われて実家から追放されてしまった。
物語はここから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 14:07:55
77965文字
会話率:27%
遥か昔、人類は世界の主達と契約をしました
世界の主達は言いました
"人類に知恵と加護を授けよう"
"しかし忘れるな、我々こそが人類の親であることを"
"人類が我々への畏敬を忘れたその日が来れ
ば、この星に滅びを齎すと"
"決して忘れるな"
しかし人類は世界の主達のことはすっかり忘れてしまい
自分達こそが神だと豪語し、傲慢にも繁栄を謳歌し始めたのです
そこに世界の主達への恐れも、敬意も何もなく
世界の主達はこれに怒り、過去の誓約の下、星に滅びを齎しに来たのでした...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 07:20:00
229439文字
会話率:46%
今、断罪劇が行われようとしている――。
アレグリア侯爵家に生まれたロズリーヌ・ジョゼット・ミオット。優秀で、家柄も良い彼女だったが、ここ数年は、自身の婚約者である第一王子エミール・イェルド・クリスティアン・オベールとの不仲が囁かれて
いた。
妃教育も大詰めに差し掛かっていたが、エミールが貴族学院を卒業するその日、事件は起きた。
ここ最近の「お気に入り」らしい男爵令嬢を伴って、エミールが突然ロズリーヌを糾弾し始めたのだ。
ロズリーヌは複雑な心境で、けれども強くあらんと、そんな二人に対峙する――。
n番煎じから始まる、やっぱりn番煎じかもしれないし、そうでないかもしれない物語。
※ざまぁ要素あり。
※一部ド・シリアスなので苦手な人は要注意。
※一部、人の死に関する表現が含まれています。
※なんかいろいろ可哀想。
※週に一回~更新予定(不定期)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 06:30:00
79217文字
会話率:39%
何の事故か分からないが気が付くと死んでいた…
神によると手違いらしい
*** 読みたい小説が見つからないので書いてしまいました
文章は会話が主です。
そんな小説でもいいと言う方、
読んでくださると嬉しいです
妄想成分過多とそ
の日のやる気で、
書いてるので不定期更新です。
辻褄が多々合わない所もありますが、生温かい目で見守って下さい。
妄想膨らませ中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 22:50:23
551110文字
会話率:68%
「酔った勢いで勇者も魔王もぶっ潰すって言っちゃった!?」
—あとには引けない追放者たちは、バグ技に一縷の望みを託し反逆を始めるようです。
知る人ぞ知るクソゲー『ドラゴン・ジャーニー(ドラジャニ)』の開発者・井上伴助は、会社をクビになり、失
意の中で事故死。気がつくと、ゲーム内の序盤の雑魚ボス「アリステア」となっていた。努力の末に魔王軍四天王となるが、最弱扱いされ雑用係に。さらに仲間の裏切りで魔王軍を追放される。
自暴自棄になり、酒場で酔っ払いながらナンパした相手は、なんと勇者パーティを追放された踊り子フェイ。意気投合し、愚痴をこぼしながら酒を煽るうち、酔った勢いで
「勇者も魔王もぶっ潰す!」
魔法石で勇者パーティ、魔王軍両方に声明を発信。
その日から魔王軍、王国軍、勇者パーティという3つの組織から追われることに。
最悪な状況に陥ったアリステアたちは、前世の記憶に依るバグに望みを託し、反逆への第一歩を踏み出す——!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 22:27:46
1420文字
会話率:15%
7年前の戦争で家族や友人を失った3人の青年
7年後、国連防衛軍に所属し兵士になった、目標は平和になるその日まで、また澄み渡った青空が眺める日まで…
最終更新:2025-02-15 20:43:54
98749文字
会話率:69%
11月。歌手オーディションに落ち続けていた高3の桜香は、街でスリを捕まえる。バッグの持ち主はゴージャスな女性、映子。お礼に豪邸へ招待される。チャリティーパーティーで歌を披露するのだが、何者かに襲撃され、間一髪で命拾いする。桜香はその日から命
を狙われるようになってしまった。
映子がつけてくれた優秀なボディーガードは、切れ者だが、神経質で小言の多い男性。彼と一緒に過ごすうち、桜香はストレスを感じ始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 17:20:04
9056文字
会話率:24%
学歴普通、能力普通、性格普通の凡庸なサラリーマン「福勢達也」はラッキーで大企業に滑り込んだが、その凡庸さから周りに便利屋扱いされ地味に小ばかにされこき使われる毎日。そんな日常がトラックに轢かれたその日から大きく動き出す。魔法と権力の地「フル
ゲンス」に飛ばされ、過酷な農奴生活を送る母のもとに「フータツ」として転生。スキル「怪力無双」を授かるも、生後半年のフータツは喃語しか喋れず、全く使えない。そこに年貢を徴収するため超絶嫌味な貴族の遣いがあらわれ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 17:16:53
5721文字
会話率:40%
仕事で失敗ばかりの主人公は、厳しい上司に叱られ続け、嫉妬や妬みで心が荒んでいた。
ある日、久保田部長に飲みに誘われ、本音をぶつけると意外にも受け止めてくれた。
「負の感情は吐き出してもいい。ただし、相手を選べ」と教わり、心が軽くなる。
その
日を境に、主人公は前向きに仕事に向き合えるようになり、成長していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 15:57:24
1611文字
会話率:37%
むかーしむかし…いやそんなに昔でもないな…
地球というそれはそれは美しい星にそれはそれは普通のほんっっとに普通の人間の少年がいました。
なんの取り柄もないその少年は、目立つことが嫌いで、学生生活を普段通り穏やかに穏やかに過ごしていたので
すが
ある日突然、その日常が全てひっくり返ってしまいます。
そう…あの超ちびっこくて可愛い赤ん坊を変なロボットが連れて来た時から…すべて…。
宇宙から来訪した、ノノカとそれに翻弄される竹取幸が織り成す、波乱万丈な物語。
2人が行き着く先は、どこへ終着するのか?
恋愛ファンタジー作品がここに誕生!
2025年1月1日連載開始!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 15:00:00
58837文字
会話率:24%
「妖」。人の世に住む異端の存在。人と妖が生きるこの世で起こる不可解な出来事には決まって妖が関係していると言われている。しかし、一般人には妖は見ることができず、その存在に気が付くこともできない。
その妖を祓い、人の世に調和をもたらす存在が
「陰陽師」である。
「倉宮晴人」は普通の高校生だった、ある日までは。
その日、晴人は子供の頃の夢を見た。京都にある父の実家に遊びに行った日の夜のこと。桜の木の上に座る人影を見た晴人は何となく話しかけに行って・・・。
そんなある日の出来事を夢に見たのが前兆だったのかこの日は普段感じない嫌な感覚を朝から感じていた。何とか高校へ行く準備は整え、家を出たが、気配は増す一方でどうにか振り切ろうとするが、遂には周囲を囲まれてしまう。
気配の正体は大量の妖で彼らは何故か晴人を狙っていた。妖達が一斉に襲いかかった直後、晴人を守るように無数の斬撃と炎が妖を薙ぎ祓った。たじろぐ晴人を守るようにして五人の「式神」が姿を現し、晴人を抱えてその場を後にした。
倉宮家の別邸に一時避難した晴人は式神「朱雀」から父「晴信」からの手紙を受け取った。中には倉宮家がどういった家なのか、晴人が狙われる理由、五人の式神についてが書かれていた。手紙を読んだ晴人は自身の身を守るため、陰陽師について考えるため、そして何より自分を主と呼ぶ式神達について知るために陰陽道を学ぶ塾「青霊堂」に入学することを決めた。
陰陽の道を学んでいく内に自身の血と妖に狙われる訳について知った晴人は式神達と共にどうやって迫りくる脅威を退け、自らの運命と向き合うのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 15:00:00
173321文字
会話率:30%
20年ぶりの同窓会。そのはずだった——
ある日、主人公のもとに届いた同窓会の招待状。
それは、がんの手術を終えた友人・板橋史良の「みんなに会いたい」という願いによるものだった。
しかし、当日彼は現れなかった。その日は、彼の母親の四十九日
だったのだ。
その後、主人公は不気味な夢を見る。
——誰もいないはずの板橋の葬儀、泣き崩れる奥さん、そして、空席のままの友人たちの席。
夢は現実となった。
3年後、再び開かれた同窓会。主人公は板橋の墓参りを済ませ、会場へ向かう。
しかし、店の店員が言った。
「お客さん、今二人で入ってきましたよ?」
見えない誰かが、そこにいる。
“11人目”は、いったい誰なのか——?
ホラーとミステリーが交錯する、実話風オカルトホラー。
静かに忍び寄る違和感の恐怖を、ぜひ体験してほしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 13:37:59
5033文字
会話率:19%
目覚めると森にいるという、お決まりの転生をした「田中ちひろ子30才」本来であれば、テラ•アウレア皇国に召喚され、傀儡の兵士となり、不慣れな戦いの場へと駆り出される予定であったが、召喚に失敗され、さまよう羽目となる。その後、その魂は偶然にも、
召喚先の惑星アサルアムンの管理者タリアに、拾われることになるのだが、さらには一万年超生きた、古代龍にその身柄の扱いを丸投げされるという、たらい回し状態に。はたしてちひろ子の願いどおり、異世界観光は叶うのであろうか。不定期更新で、ちんたら書いちゃいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 11:34:14
207658文字
会話率:37%