美しいものが大好きなアラサーのシナリオライター、島崎結実。目を覚ますと美少年の神が目の前にいて、彼の世界へと送り出されることに。送り出された世界は彼女の友人が作った乙女ゲームを基準とした世界。チートキャラに成り代わった彼女は神の頼みを聞きつ
つ、自由に生きていく。
乙女ゲームの世界を基準にしている世界なので、中世ヨーロッパのような世界観にも関わらず技術がそれ以上に発展している場合があります。
主人公はチートキャラ(男)に転生した女性です。一応、女性との恋愛もあります。ご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 22:00:00
29015文字
会話率:50%
日常で見過ごしてしまう大切なものたち。
最終更新:2020-04-24 18:24:49
339文字
会話率:0%
【第一話~最終話までのあらすじ ※ネタバレあり】
神之川大学の三年生である、イラストが趣味の主人公「弥生冬葵(やよいふゆき)」に突然告白してきたのは、正体不明のヒロイン「賀茂海乃(かもうみの)」。彼女の巧妙な誘導によって、冬葵は初対面同然
の彼女と時間を過ごしていく。
ある時は二人でネイビーの街横須賀を散策し、またある時はスケベ根性を隠さぬ悪友「鮎喰(あくい)コウ」、ダウナーでニヒルな哲学系美女「丸子哲(まるこあきら)」、元気溌剌とした冬葵の妹「弥生棗(なつめ)」とその穏やかな親友「桜戸(さくらと)こはる」の計六人で由比ガ浜で海水浴し……。
海乃の見目麗しさと底抜けの明るさに冬葵は惹かれ、夕焼けの海で「海乃が好きだ」と思いを告げる。
後日、告白の返事として彼女から伝えられたのは、「すべては人間の愚かな『感情』を利用した、あなたを捕食するための私の誘導だ」という暴露だった。そもそも海乃は人間ではなく●●●●●であり、それゆえに人間の感情を理解せず「バグだらけの不誠実なもの」と蔑視していたのだ。
しかし、冬葵の描いたイラストを通して「感情の中には美しいものも存在する」「冬葵から真っ直ぐ向けられていた恋情を、自分は踏みにじっていた」ということに気が付き、後悔の念から涙を流す。
海乃は冬葵に謝罪するために、伊豆諸島の式根島に出かけることを提案するが、彼女の出自にまつわる「人間を愛してしまえば、この世から完全に消滅する」という予言通り、澄み切った蒼い海の前で、冬葵をはじめ、全ての人間の記憶・記録から消滅してしまう。冬葵に残されたのは、離島での優雅な一人旅の記憶と、なぜかイラストが全く描けなくなってしまうという手枷だけだった。
「感情とは何か」という哲学的な問いを下敷きに繰り広げられる青春群像劇の、初めの一編。
※小説投稿サイト「カクヨム」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 15:00:00
94481文字
会話率:56%
新型ウイルスの影響は、彼女の心にも影響していたのだ。
世間の状況を知らないまま、美しいものを美しいとだけ見る少女の素直さに彼女は気付かされる──。
最終更新:2020-04-18 14:19:59
2876文字
会話率:39%
あなたは恋をしたことがありますか?
あなたは恋を美しいものだと思いますか?
あなたは恋によって人生を変えられたという錯覚をしたことがありますか?
この物語を読んで恋をしたいと思いますか?
これは、哀しくて、悲しくて、苦しい、そんな恋の物語
最終更新:2020-04-13 03:02:39
1547文字
会話率:38%
時は江戸時代
徳川の家康公が収める日ノ本は戦のないとても平和な時代になっている
そんななか、江戸の一角にある遊郭「江戸の吉原」にはそれはそれは美しい遊女がいたそうに。
後に花魁に召し上げられる美しい町娘だった
人攫いなんでこの時代に
はざらにある。金がないから子供を売る。そんなことも沢山ある。
この世は美しいものだけでできてはいないのだから
この物語は、そんな吉原に禿として売られた、後に朝露花魁としてその名をしらしめる、ひとりの少女のお話である
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 17:04:30
603文字
会話率:0%
戦争用ロボットアサツキシリーズNo.315、通称「スィスタ」。
「美しい」と感じる心を持っているスィスタは、自分を作ったマイスター・アサツキから、戦場に出るたびに何かひとつ、美しいものを持ち帰るようプログラムされている。
ある日軍部の命令で
壊滅させた村からスィスタが持ち帰ったのは、人間ではない少女「雪椿」だった。
近未来SF(すこしふしぎ)ファンタジー。
――戦争用ロボットが平和を願うことは、許されるだろうか。
初出:2010年2月(ブログ)
この作品はエブリスタ、カクヨムにも掲載しています。
この作品は同人誌として発行されています。
この作品はボイスドラマ化しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 16:25:03
46112文字
会話率:44%
彼女の毎日は、メトロノームみたいだ。彼女は同じ時間に起き、同じ時間に食事をし、同じ時間に眠りにつく。ちょっと喋るのが下手だけど、言葉にできない美しいものをたくさん心に持ってる。僕はそんな彼女が大好きだ。
見切り発車で始めました。時々更
新します。「早起き」をwritoneでつきのさんに音声化していただけました。ありがとうございます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 00:13:07
1351文字
会話率:0%
受験生の暇つぶし。僕がずっと書きたいと思ってる美しいものに挑戦してみました。
この女の子が男の子を好きだったのかどうかは、女の子にしかわかりません。でも男の子にはそれでよかった。恋って一人よがりなものだもの。そんな歪さが時には輝いてみえる。
平凡な僕だから、そんなことを願います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-25 00:17:53
883文字
会話率:16%
究極の方向音痴が災いして、スカーレットは奇妙な森に迷い込んでいた。
そこは仄暗く、生暖かく、湿っぽい風が絶えず吹いている。
これまでの世界とは根本から違うようだった。
土に根を張れなかったのか、根を剥き出しにした花が前を横切った。
そこ
の低い枝では、片翼しかない番の鳥が抱き合って飛ぶ練習をしているが、毎回墜落している。
そこへ胡散臭い猫がやってきた。
「おい、そこの赤髪、罪の象徴。
どうやってここに来た?」
彼女はそれが一番分からなくて困っている。
猫は着いて来いと合図しているが、何者かに引き止められた。
「そっちは、奥まで続いてて更なるカオスです」
彼女を引き止めた少年だ。
手足が折れそうな程に細い。
「カオスへ行けばもう帰れないですよ」
「私は帰れるのかしら?」
少年はタキシードにシルクハットという出で立ちで、どうしてそんな礼装を着込んでいるのかが気になるが、その疑問は後回しにする事にした。
「うん、僕と一緒なら」
いいかな?
と俯き加減で自信がなさそうに言う。
「そう」
スカーレットは踵を返し、来た道を戻ろうとしている。
「勝手にすれば」
少年はパッと明るい笑顔を灯してスカーレットの隣を歩く。
「道案内してくれない?方向音痴なの」
「知ってる。全然違う方向に向かってるよ」
「…そう」
この奇妙な森を抜けて、その先にはスカーレットが生きる世界が広がっていた。
朝日に透けた彼女の髪は、より一層鮮やかに輝いた。
色褪せた森で生きてきた少年にとって、衝撃の色彩だった。
「名前、教えて」
「…スカーレット。あんたは?」
「僕に名前はないんだ。
ずっと昔あったかも知れないけど、忘れた」
「ふーん、変なやつね」
「この世界には、あなたの赤い髪より美しいものはある?」
「もちろん、たくさん、ね」
スカーレットは笑った。
逆光を受けたその姿は、女神と見紛う程で、少年はスカーレットに神秘を見た。
これが、世界を慈しむ旅に出た2人が織り成す、冒険譚の始まりである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-06 14:47:55
15696文字
会話率:25%
この国が出来るずっと前の話。賢者がいた。その賢者は生まれてから死ぬまでずっと魔法を極めてきた。しかし、賢者はその努力を形に残したいとある物を世界に残して死した。それは、魔法書(グリモワール)だ。その本を見つけ読んだものには賢者の魔法を授ける
と言うものだ。だが、それが原因であちこちで戦争が起き、国が消えた。その事に涙した賢者は魔法書を世界各地に隠した正しきものがそれを手に入れるようにと。そして、最後の魔法書を隠した時、賢者は、その場で寿命を終えたのだと言う。そのうちの1つに見つけたものに本当に美しいものは何かを教えてくれる本があった。その本をある洞窟で見つけたある国の姫は歓喜しそれを使った……自分の人生の破滅の書だと知らずに。醜い物になってしまった姫は一生その洞窟で泣き続けましたとさ。これが、この国に伝わる童話だ。
この話は私がその姫に恋をして世界を踊らせる。怪盗の話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-31 05:00:00
971文字
会話率:29%
名家に生まれた以外は普通に過ごしていた女の子。その異常性に気付いたのは父だった。死んだ女の子が目を開けると、滅んだ国の王女様の身体で立っていたーーーーーーー…
宝石と花を生み出し操る力、魅入られたら最後の妖しい美貌、血を求める異様な趣味。
全てを使い、今世こそは好きに生きると決めた女の子の物語。
美しい物が好きなので側に美形しか置きません。作者の趣味です。
美しい物以外嫌いなわけではありません。自分の側に置くなら美しい物がいいだけな女の子です。
花や宝石の知識は素人すぎてびっくりします。おかしな所があれば教えてくださると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 00:57:35
3248文字
会話率:39%
死神。それは冥府への案内人。人の臨終に立ち会い、死者の魂を導く者。
彼らは看取った死者の記憶を覗いてしまうがゆえに感情を持たない。そういう風に〝つくられている〟。来る日も来る日も人の一生分の記憶を追体験していると、心なんて簡単に壊れてし
まうからだ。
だから彼らは夜ごと眠るたびに感情をどこかへ置いてくる。眠る前に覚えた喜びも悲しみも、目覚めと共に朝日に溶けて消えてゆく。
英国で死神として働いていた「僕」はある日、上司から日本への異動を命じられた。死神たちは冥府への導きの対価として、看取った死者から好きなものをひとつだけ譲り受けることを許されている。
「僕」は死者の魂のかけらを対価としてもらい受け、そのかけらを絵の具に変えて絵を描く変わり者の死神だ。どうせ忘れてしまうのならば、その日美しいと感じたものや景色を絵にして描き残すことで、それらを美しいと思ったことを覚えていたい──ゆえに「僕」は百年、絵を描き続けた。
しかし四季を通じて様々な日本人と触れ合い、彼らを冥府へ送るうち、少しずつ「僕」に変化が表れ始める。
これは心を持たない死神が世界でもっとも美しいものと出逢い、そして歩き出す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-06 00:00:00
170214文字
会話率:37%
わたしのつくるはじめてのせかい。
理想とかなにとか美しいもののおもちゃ箱
短編集です。
この作品は@Teshiru_oneのTwitterにも掲載しています。
最終更新:2020-01-05 21:46:55
2370文字
会話率:47%
古代ギリシャ。
最も格式の高い場所では、全裸が|正装《フォーマル》でした。
神の作りたもうた人体こそが、最も美しいもの、という倫理観でした。
そもそも主神がエロエロです。そこら中の神々や人々とヤりまくりです。
古代ギリシャは当時
の文化の中心でした。 プラトン、ソクラテス、アリストテレスだの、ピタゴラス、アルキメデス、エラトステネスだの(~スばっかり)、歴史、哲学、数学、科学などの著名人が目白押し。テストに出ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 06:00:00
5811文字
会話率:9%
貧しい村の娘と、由緒ある貴族の男。
ふたりは互いを守りたいと同じ願いを胸に抱いた。
「あたしは愛を知らないけれど、あなたを守りたいと思っています」
男のそばにいるために、娘は剣を錆びつかせドレスをまとった。
男は彼女を守るために美しい
もので彼女をかざり、安全な屋敷のなかに囲い込んだ。
守るべきものとして大事に、大事に慈しんだ。
それでも、彼女は戦うことをやめはしなかった。
彼女は守られたかったのではない。彼を守りたかったのだから。
本作は、長岡更紗さん主催の「アンハピエンの恋企画」参加作品です。
本作の無断転載、無断複製および無断翻訳を禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-21 22:00:00
10447文字
会話率:28%
貴方は小説を見たことはあるか。
これは文字を紡ぐ物書きの見た美しいものの話である。
最終更新:2019-10-27 07:29:37
703文字
会話率:0%
丘から望むその景色は、確かにそこに有る。
最終更新:2019-10-04 06:57:17
208文字
会話率:0%
祖父を失った『僕』は、祖父の日記を頼りに、世界で一番美しい場所を求めて旅に出る。
電車に揺られながら、読む祖父の日記には、若かりし頃の祖父と一人の少女がいた。
過去と現実でお互いを見つめ合う、『僕』と祖父の物語。
最終更新:2019-08-25 14:43:01
5352文字
会話率:15%
「なあ、あたしら、姉弟にならないか」そう言った夜の片隅で、ふたりの幼い奴隷は姉弟となった。人から家畜に成り下がり、外れない首輪を巻いたナツとシノは、小さな手を繋ぎ合い、命を求めて逃亡を企てる。男勝りな少女と、言葉を話せない少年。傷つき、奪わ
れ、自由を求め裸足で駆け、そうして、ふたりが最後に見つけた美しいもの。涙が溢れるほどに煌く輝き。幸福を求め歩き続ける彼らの道程を、ここに語る。
/完結済み作品のため、およそ週一で更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 21:27:39
77295文字
会話率:36%
男のもとにやってきたのは美しいものたちだった
最終更新:2019-07-27 17:20:48
3473文字
会話率:16%