世界に干渉する特殊な力を持つ全生命体の機関部___動力核《コア》を用いた形定まらない全ての生命体の原初が世界を創造し、八つの種族を創生した。
創生された始まりの八つの種族から更に派生の種族が繁栄したが、多くの種族が争いで滅んでいった。
八
つの種族の代表者が争いを止める為に世界ごと転生させた。
転生後から千年後。
八人によって召喚された異世界人が一人いた。
異世界人は世界を転生させた一人と出会い、その者の教えの元で異世界を旅するのだった。
しかし、世界は低次元の魔法術式であり、動力核《コア》の力は無価値な代物だという常識が広まっていたのだった‥‥‥!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 12:20:00
39087文字
会話率:37%
俺を舐めるなよクズ共......健康な身体に勝る最強は無いんだぜ━━?
小さい頃両親の借金のカタにされ、ヤクザに拾われた主人公はそのヤクザが務める工事現場で働く16歳の少年|砂藤 武尊《サトウ タケル》。
そんな彼はある日謎の人物の
襲撃により飼い猫の《ヨル》と共に死んでしまう。
彼が目覚めた先に現れた女神は見るからにヤル気が無さそうな対応で飼い猫と共に武尊を異世界へと転移をさせるが、その時に与えられたモノは"健康"と"丈夫な身体"という如何にも適当な能力を授けられだった。
そして魔法すら使えない状態のまま転移させられてしまう。
転移先の世界では魔王率いる強靭な魔族が人間を支配しており、魔王軍から人間を守る勇者のパーティは人類の希望と称えられる程強大な存在であった。
そして異世界から召喚されたものはそのメンバーになる事が掟とされ、タケルは無理やりメンバーに加入されてしまう。
そんな中弱そうな才能しかない上使い方もよく分からないまま常にサンドバッグ状態のタケルは勇者達から様々な嫌がらせや暴力を受ける。
1人ボロボロの健に唯一味方をしてくれていたパーティメンバーの1人と恋仲になるが......勇者から遂にパーティから追放を宣言される。
文字通り帰る場所も無くこの世界に絶望しながら来た道を飼い猫と共に歩いている最中、何者かに背後から今まで受けたことのない絶大な攻撃を喰らい意識を失うが再び意識を取り戻し身体を確認すると何故か無傷のままだった。
そして現れた山賊に襲われそうになったタケルは半ば八つ当たりの気持ちで拳を握りしめて空を切った瞬間タケルは自身の本当の力を思い知るのだった━━。
勇者パーティのサンドバッグだった異世界転移者が”健康”で”丈夫な身体”だけを武器に襲いくる強力な魔物達を次々と倒し、国民からの信頼を得ながら勇者や魔物など自分を痛めつけた者たち全員への復讐を目標に異世界で活躍していく痛快復讐物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 17:10:00
107707文字
会話率:66%
「もう我慢できない! あんたなんて、出ておいき!」
「なんだい、なんだい。後から入ってきた女が、息巻いてみっともないよ。ちょっとは我慢も覚えな」
「出てけー!!!」
あらら、追い出されちまったよ。
わたしの母さんが死んで、す
ぐ家に入って来た女、モアールの性格が悪いのなんの。顔は可愛いし声も高いけれど、化粧はケバいし香水付けすぎだ。くしゃみが出るよ。
まあ女らしい体つきは、大抵の男が喜びそうだけどね。
父さんが居ない間に出かけては、服やら宝石やらを買ってくるし、時々一緒に連れてきた従者? とよろしくやってるし酷いんだよ。
まあそれなら、100歩譲ってギリギリ我慢もできる(父さんの目利きが失敗しただけだ)が、使用人に手を出されたら無理さね。だから言ってやったんだよ。
ちょっとは我慢しなと。
ここは、お貴族様の屋敷じゃないんだよと。
そう言ったら、キレやがったんだよ。
ずいぶんと辛抱が足りないよ、大人なのに。
父さんが貿易に行っていない間に追い出されたわたしは、ここの商家の娘でレノアさ。まだまだピチピチの5才だ。
使用人達が慌ててついて来ようとしたが、悪いけども戻って貰ったんだ。だって今のわたしには金がないからね。給金が出せないんだよ。
みんな家族がいて、生活しなきゃならないしね。
と言うことで、一人で家を出たのさ。
キレるとどこかの喧嘩師のように、何かが乗り移ったように口汚く叫ぶレノア。その時のことをレノアは、よく覚えていない。ただ猛烈に怒ったと言う以外は。
◇◇◇
「うーっ、うーっ」
テクテク歩いて行くと、森の入り口で大きな灰色の犬が苦しげに唸って踞っているから、手持ちの薬を振りかけたんだよ。
そうしたら途端に元気になって、わたしの後をついてきた。
「わん、わんっ」
わたしの周りを元気にクルクルとまわっている。
「悪いけど、餌なんてないんだよ」
そう言うんだが、言葉の壁が邪魔をして通じない。
はーっ、はーっ言ってついてくる。
まあ、腹が減れば行っちまうだろう。
こうして1人と1匹旅が始まったんだ。
という感じで始まった、レノアの小さな冒険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 21:58:26
18142文字
会話率:34%
「ミラン、もうお前は用済みだ。城から出ていけ!」
ラフラン王子が私を指差して言う。
「どうして?」
私は聞いた。
「お前のような庶民で美しくもない女が、私の妃になれると思っていたのか? 浅ましい」
私は王子と結婚したい訳じゃないの
に、罵られて嫌な気分になる。
「私の妃になるのは、このマーガレット・ミルクス侯爵令嬢だ。聖女になった彼女がいれば、お前など用はない」
「ごめんなさいね、ミランさん。私の方が後から聖女になったのに、ラフラン様に選ばれてしまったわ」
銀糸の髪を手で巻き王子に隠れるように話す彼女は、私にしか見えないように微笑みを浮かべていた。
美しい紫紺の瞳が揺らめいて、とても綺麗な瞳からは涙が溢れた。
「ああ、マーガレット様はなんてお優しい。こんな庶民にまで慈悲を与えるとは」
「まるで女神だ」
「本当にお綺麗だわ」
そんな声があがり、私は諦めて城を後にした。
また駄目だったのかと、彼女は呟いた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 10:36:35
3241文字
会話率:42%
ある温泉地に滞在した私は渓流の上流にある滝を見に行こうとする。その時、旅館の女将さんから、滝からの帰り道は絶対に振り向いてはいけないと忠告された。そして、案の定滝からの帰り道、背後から懐かしい声が聞こえてくるのだった……。
最終更新:2024-07-23 00:08:46
2230文字
会話率:16%
1996年、激動の時代。 自殺した男が26年後から帰ってきた。 少女になっても、もう一人の自分の未来を救い、変えたいと願っている。 しかし、驚いたことに、過去の自分も徐々に女の子になっていく…… 「この小説は、ただの日常です。」
最終更新:2024-07-22 13:20:09
17180文字
会話率:35%
ナトミー子爵家の四女ロザリンドは、三百年後からの逆行転生者だ。彼女は父に溺愛され過ぎたばかりに、領内に軟禁されていた。そして、爵位継承の為の勉学に時間を費やす日々を送ることになるが、来世である罪人の記憶は気晴らしぐらいにしかならなかった。
そんなある日、公爵夫人となった姉から皇都で催される皇太子の婚約パレードの招待状を譲り受けたことで、ロザリンドの人生は大きく変わる。
皇太子リヴウィルは、来世で愛を誓い合い、罪人である彼女を救い出した末に死んだ看守の少年と瓜二つだったのだ。
彼と交わした約束を思い出し、ロザリンドは皇都へ行くことを決意するが、既にリヴウィルは皇太子妃と仲睦まじく暮らしていた……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 00:20:24
122924文字
会話率:34%
ヴォルフは同じパーティーに居る冒険者をよく追放する事で有名だ。
終末事変の前ならともかく、平和になった今の時代でだ。
終末事変とは。
勇者レイとその仲間である大聖女、最新の狩人、殺しの化身の四人が人類全ての敵である魔王と戦った事。そして
勇者レイが魔王に勝つ為に命を落としてしまった奇跡と悲劇の出来事である。
その終末事変から十数年後である今。
魔王が持つ終焉の魔力によって命が消えかけていた星の自然は、大聖女によって元に戻り、壊された街や村は紫色の魔法石で復旧されて行き、そして魔王軍の残党も順調に減っていると、平和だった。
終末事変後から『宝珠石』という資源が沢山採れるエンコウン街でもそれは同じだ。
街中は活気に溢れていて明るい。
「君、このパーティーに必要ないから出てっていいよ」
だがそんな明るい街でも冒険者ヴォルフはいつも通り、三ヶ月一緒に冒険したエリスに向かって追放宣告していた。
彼女も今までの冒険者と同じようにパーティーから抜けるだろう。彼はそう思っていた。
だがそれは間違いだったと後で彼は知る事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 18:08:32
64325文字
会話率:29%
フルダイブ型VRMMO ダブルチェイン
通称DC
世界的に大ヒットを記録した革新的ゲーム。
飛び出した世界は現実ではないかと錯覚するほど再現されたゲームは世界を斡旋し人気を博した。
そのゲームをエンドコンテンツまでやり尽くしたプレイヤーレ
オ、現実だと白神 真央はある日、初心者プレイヤーを助けた。
初心者プレイヤーレイナはその後から師匠と呼ばれる様になって、ゲームで長い付き合いを始める事になるが………
実はレイナは白神が通っている高校の生徒会長で、そもそも白神は生徒会の書記で、なんなら仲が悪くて喧嘩別れしたばっかりで……そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 20:21:44
29978文字
会話率:33%
恋愛ゲーム"あなたの幻月くん"。
幼年期編から青年期編までリリース直後から絶大な人気を博した恋愛ゲームである。
ゲームに興味のなかったヒロインが、友人の勧めでゲームを開始した瞬間に物語は動き出す。
「愛しています
。貴女だけを」
「聞いていたゲームと全然違う!」
戸惑うヒロインを翻弄する彼に次第に心が奪われていく。
全ては繋がっているのだ。はじめから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 23:58:04
14660文字
会話率:56%
1000年ほど君臨し続ける悪魔を討伐するため、グレンは、天才と称される魔術具開発者が造り上げた大型魔術駆動機兵に乗り込んで、悪魔の居城を強襲した。グレンは魔獣の大群でも蹴散らせるであろう攻撃を繰り出し、常識的には致命傷となるはずのダメージ
を与えるものの、意にも介さず楽しげに振る舞う悪魔。事実、単純な火力では次元が違うこと、かつ、戦闘の駆け引きでもグレンに劣らないところを悪魔は見せつける。一見互角、しかし実力差が歴然の戦いは、グレンが風姫シルフィードの宿主となっていることを明かしたことで、悪魔が本気となり最終局面へと突入する。
※プロローグなので、このシーンはここまでで終了です。以降、本編はこの場面の一ヶ月後から、舞台を移して始まります。
……始まる、予定です。書ければ……(←繁忙期)
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 12:30:00
23455文字
会話率:24%
### あらすじ
#### エピソード: 初めて知った妹の存在
俺には9歳年下の妹がいることを20歳になるまで知らなかった。両親が俺が6歳の時に離婚し、父親に引き取られた俺と、母親の再婚相手との間に生まれた妹が別々に育ったからだ。俺が母
親と再会し、妹の存在を知るきっかけは、高校時代から付き合っていた彼女との別れ話だった。
高校入学直後から付き合い始めた彼女との関係は、学校生活を中心に続いたが、俺がアメリカに留学することになり、遠距離恋愛を余儀なくされる。数年後、彼女から別の男性への気持ちを告白され、大きなショックを受けた俺は急遽日本に帰国する。
帰国後、彼女との関係は終わりを迎えたが、父親との会話で母親に会うことを提案される。母親との再会は感動的なものとなり、そこで妹の存在を知ることになる。母親は、俺と引き離された悲しみを埋めるために妹を産んだと語る。
この経験を通じて、俺は「誰かのために夢を追いかける」ことの限界を感じ、自分のために生きることを決意する。妹との再会を経て、俺は新たな人生の章を歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 03:11:02
9713文字
会話率:49%
三国志演義のネタキャラ:劉禅への転生。
『救いようのない阿斗』と後世で蔑まれるけど、知識無双で歴史改変します。
諸葛亮丞相が、亡くなった直後からの転生開始。
癖のある蜀漢の将軍たちを手なづけて、有名な武将を討ち取ると、いろんな人材
が集まって来て……。
転生劉禅は、春秋戦国時代、劉邦時代、日本の戦国時代の知識も兼ね備えて、歴史を無視して突き進んで行きます。
特に中国史に精通している劉禅は、過去の偉人の業績を真似ます。
上庸、長安、洛陽、鄴、徐州、冀州、幽州、そして呉を攻略して、天下統一を成し遂げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 00:10:00
103275文字
会話率:31%
春秋戦国時代のネタキャラ:春信君への転生。
史記で司馬遷に、『かつて秦の昭襄王を説き伏せて、身を投げて楚の太子を帰国させた輝かしい栄智を持った春申君が、晩年に李園ごときに翻弄されたときには老いぼれていたのだ』と後世で蔑まれるけど、知識無
双で歴史改変します。
頃襄王35年(紀元前264年)、楚国の頃襄王が病に倒れた直後からの転生開始。
秦国で太子完を逃がすのだけど……。
太子脱出作戦、邯鄲包囲戦、魯国滅亡戦、遷都、函谷関の戦い、対李園を、歴史を無視して突き進みます。
※当作品は「カクヨム」でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 00:30:59
9998文字
会話率:27%
四神高校文芸部に在籍する少女青滝龍子。
コンテストで奨励賞を取るほどの実力がありますが、文芸部には同じコンテストで入選や佳作を取る凄い女性の先輩が三人もいます。
その先輩方はいずれも劣らぬ強烈な個性の持ち主たち。
圧倒される龍子。まあ自分は
自分だからと言い聞かせます。
ところが背後から声が。
「本当はそんなこと思ってないんだろう。おまえの創造力、想像力、表現力はあの三人に劣っていないはずだ。そして、おまえは俺の番だ。龍子」
声の主は四神の一人青龍。青龍に一方的に番と言われた龍子は青龍に乗せられ異世界に旅立つことになりますが。
ありま氷炎様主催の「第九回春節企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 08:10:00
90446文字
会話率:51%
婚約者が中々決まらなかったジゼルとフィルマン。父親らに地味な者同士ちょうどいいと言われ、学園入学前に婚約した。
あれから3年。成長期を経たフィルマンは背が伸びて好青年に育ち人気者になり、順調だと思えた二人の関係が変わってしまった。フィルマ
ンに思う相手が出来たのだ。
相手は三年前に伯爵家に引き取られた庶子で、三年の貴族教育の後で最終学園に入学する。可憐で物おじしない令嬢に第二王子とその学友が距離を縮め、二カ月前に王子は父王と婚約者に婚約の解消と伯爵令嬢との婚約を願い出る。激怒する王と婚約者の父だったが、兄の婚約者に憧れていた第三王子が求婚して事態は急転。第二王子よりも聡明で一途な第三王子の求婚に婚約者が応え、前代未聞の相思相愛のカップルが二組誕生した。
彼らは真実の愛と持て囃されるも、政略で婚約を結んだ者たちに動揺を与える。多感な時期に婚約を考え直したいと思う者が続出したのだ。
フィルマンも一人になって考えたいと言い出し、婚約の白紙を望んでいるのだと思ったジゼルは白紙を提案。フィルマンはそれに二もなく同意し、婚約は白紙になった。
2年後。ジゼルは結婚を諦め、第三王子妃付きの文官となっていた。そんな中、仕事で隣国に行っていたフィルマンが帰って来て、復縁を申し出るが……
タグは後から追加される可能性があります。
ご都合主義の創作物ですので、広いお心でお読みください。
他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 07:10:00
215195文字
会話率:62%
この世界のありとあらゆる魔法、魔法に関係するものを集め、制御する団体、MCC機構。
目が覚めると、ぼくは知らない場所で寝ていた。 確かぼくは重い病気にかかって、家族みんなに見守られながら眠ってそれで――。
知らない人たちがぼくに声を
かけてくる。ぼくは自分の身体に意識が向かった。どこも痛くない。髪が目に映る。長くてコーヒー牛乳みたいな色、それから驚くほど白い肌、やわらかくて細い身体。
後から知ることになる。ぼくは魔法のある世界の、女の子に転生したのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 20:13:28
29739文字
会話率:59%
高校に入学し早々クラスに馴染めず、ぼっち生活を送る主人公『仁堂若菜』は、今流行りのダンジョン配信で人気者になれば自然と友達ができると考え、ダンジョン配信者『ワカナ』として、配信を始めた。
しかし、家族以外に会話する相手がいない彼女に喋る
能力などあるはずも無く、一向に配信者としての評価は伸びないまま、ダンジョンを攻略する能力だけが磨かれていった。
「登録者全然伸びないのに、能力だけがムキムキになっていく……なんでぇ……」
そう呟きながら、常に安定して同時接続一桁を叩き出す彼女の元に、魔物の雄叫びが響いてきた。
「これ、撮れ高かも……! 今のがボスの声だったらお宝があるし……手に入れたらバズって、そしたらお友達ができて……ふへへ」
そして、そんな下心を胸に走り出したワカナの視界に映った景色は、彼女が(一方的に)恐れている存在である同じクラスの金髪ギャル『奈良咲明日香』が、泣いている子供を背後に庇いながら巨大な魔物に襲われかけている景色であった。
「……助けなきゃ!」
その瞬間ワカナの体は、普段は絶対に避けて通るはずの陽キャを前にしてなお、無意識に動いた。
そして、巨大な魔物を背後から突き刺し一撃で絶命させると、助けられたギャルは驚きながらも声を上げる。
「ありがとうございま……って、仁堂……さん?」
「……!! しししつ、失礼します!!!」
そうして、陽キャのギャルと会話しているという現状の恐怖に当てられたワカナは、陰の者の本能がままに逃げ出した。
しかし、助けたギャルの背後に浮かぶ配信カメラは、彼女の顔をしっかりと捉えていた。
そして翌日、仁堂若菜は学校にて彼女に声をかけられる。
「仁堂さん……いや、若菜ちゃん! アタシとカップルチャンネルやって! お願い!」
「……はい?」
「やった! 『はい』って事は良いんだよね! これからカノジョとして、よろしくね!」
「…………へ?」
そうして、根暗のオタクちゃんと光のギャルによる異色のカップルチャンネルが突如として爆誕。
そして、そんな二人によるダンジョン配信が始まる事となった。
※ハーレム要素あり。
※1日2話更新、毎日18時10分に更新予定です。
※カクヨムにて先行配信しています。(カクヨムでは完結済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 18:30:00
78271文字
会話率:43%
大正二年六月、ブラジルにある珈琲農場で働いていた私は、竹藪の中で豹に腑を食べられた状態で死んでいる源蔵さんを発見しました。獣に食べられる被害はよくあることなんですけど、源蔵さんの手には金の延棒が握られていたのです。埋蔵金伝説が日本各地に残さ
れていますが、ブラジルでも埋蔵金があるの?金が採掘されるオーロプレットと金を運ぶための港街であるパラチー。この二つを結ぶ街道からもほど近い場所にあるのがうちの農場。もしかして、何処かの誰かが金を運ぶ途中で盗んで、後から取り出そうと土の中に埋めてしまった?ジリ貧状態だった私たち移民にもお金持ちになるチャンス到来?次々と起こる殺人事件、錯綜するみんなの思い。誰が貧乏から脱出出来るのか?ブラジル埋蔵金ミステリー。カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 18:00:00
278286文字
会話率:45%
魔法によって世界が文字通り滅びに近い。魔物の爆発的な人口増加、隕石が落ちろ毎日、社会崩壊・・・
人類や星が終わりそうな時でも最後の最後に、魔法使いは思う「魔法で治せる」と!
大きな魔法石でできてるの玉で世界の果てが魔法使いが最後の魔法の
準備にかかる。勿論、世界の危機必死に守ってる用心棒がいるが、はたして、数人で世界の危機から逃れられるか?逃れても、そこから何があるか?
最後から始まる物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 07:36:13
3059文字
会話率:53%
主人公温大には浩平と奏という仲良しの二人がいた。ある日の授業後から、三人の関係が崩れ、奏の気持ちに触れながら温大の感情が変化していく.......
最終更新:2024-07-02 00:00:04
24487文字
会話率:65%
僕の名前は黒沢新。普通の高校生。だが、普通とは何だろう?この問いに答えを求めるとしたら、僕は普通ではないのかもしれない。少なくとも、今日の出来事を考えるとそう言わざるを得ない。
それは突然のことだった。放課後の静かな教室、僕は一人で宿題を
していた。窓の外には夕焼けが広がり、その美しさに一瞬目を奪われた。その時、不意に背後から声が聞こえた。
「やあ、黒沢新君。君は普通ではないんだよ。」
振り返ると、そこには僕と同じ顔をした人物が立っていた。まるで鏡に映った自分を見ているかのようだった。
「君は誰だ?」僕は驚きながらも尋ねた。
「僕は君だ。でも、君とは違う世界の君だよ。」彼は意味深な笑みを浮かべて答えた。
「違う世界?それは一体どういうことだ?」
「説明は後でするよ。今はただ、この鏡を見てくれ。」
彼が指さした先には、古びた大きな鏡があった。いつの間にか教室に現れたその鏡に僕は吸い寄せられるように近づいた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-01 19:20:04
399文字
会話率:34%
黛茜(まゆずみあかね)が通う白ヶ峰高校ではとある噂が流行していた。
『ドッペルゲンガーのドッペルちゃん』。
茜はバスケ部の先輩、船木結衣(ふなきゆい)から噂の全容を聞かされる。
通学路で不気味な視線を感じたら絶対に振り返ってはならない
。
振り返ったら最後。自分と瓜二つの人影(ドッペルちゃん)に襲われるという。
噂は噂。そう思っていた茜だったが……。
背後から視線を感じたらそれはドッペルちゃんの視線なのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 23:23:08
4552文字
会話率:31%