◇こちらの小説はカクヨム様ですでに公開しているものです。 ◇毎日更新します。……予定です。
前世の記憶を持つ少女エヴァンジェリンは、ある時気づいてしまった。自分自身を待っている運命に。
「この子……最終的にギロチンで死ぬ悪役令嬢だ
……!」
悪役令嬢になどなりたくなかった少女は、前世で得た知識を駆使し、善行の限りを尽くしてゆく。
その結果、多くの命が救われた。
しかし……。
エヴァンジェリン嬢は主人公ではなくヒロイン枠か、あるいはモブです。
主人公以外からの視点が多めです。
主人公は可哀想な幼少期を過ごしたせいで倫理観が壊れてしまい、周りの人々を、良かれと思って無自覚に可哀想な目に遭わせていく哀しきモンスターです。
くれぐれも主人公の倫理観や行動原理を現実で参考にしないよう、お気をつけください。この作品は、犯罪行為や非人道的行為を推奨するものではございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 18:00:00
127518文字
会話率:18%
お仕えしている旦那様の婚約破棄を撤回してもらおうと、土下座までしたけれど……。
最終更新:2022-08-15 21:19:56
14650文字
会話率:23%
それは、天上の白き宝玉と呼ばれておりました。
といいましても、天上の白き宝玉とは、まことの宝玉ではございません。
――天上の白き宝玉。
それは、肌も髪も真っ白な姫のこと。
美しき姫を称えての比喩にございました。
この作品は、
相内 充希さま主催「共通書き出し企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-22 21:30:38
5380文字
会話率:20%
わたくし、前世で人気だった少女漫画の悪役令嬢、通称極悪鳥花になっていますわ……!!
瓔珞学園初等部入学式の1週間前、少女漫画の悪役に転生していたことに気が付きましたわ! あら? でもなんだか原作と比べてわたくし、おポンコツでは……??
原作
の内容も最後まで覚えておりませんし、わたくしどうなっちゃうのー!?
ポンコツ令嬢綾小路麗奈(あやのこうじ れいな)の明日はどっちだ! ドタバタラブコメディ(予定)!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 03:20:33
2911文字
会話率:7%
※電マはシモ用品ではございません。れっきとしたマッサージ機です。
姉からお使いを頼まれた新堂伝馬(シンドウ・テンマ)、お使いの途中、盛大に車にはね飛ばされ、気がつけば異世界に。
しかも転移後五秒で即異世界の怪物に襲われる伝馬。チートスキル
なんてもらっていない。ただその手には姉愛用の『電マ』が握られていた。
しかしこの『電マ』こそが、そんじょそこらのチートアイテムに負けない、ウルトラスーパーデラックスチートアイテムだった……!
電マを知らない純真な男子高校生が電マで異世界を大立ち回りする、バトルあり、笑いあり、涙あり、シリアスあり、ちょっとだけお色気ありの異世界電マアクションギャグコメディ小説がここに誕生!
ぜひツッコミを入れながら読んで見て笑ってね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 22:19:57
156977文字
会話率:38%
コールはしがないラーメン屋の息子である。
たとえ父が異世界から転生し、母が魔王の娘であっても、コール自身は何の取り柄もない、普通の少年だ。
それでもこの世界に『ラーメン』という概念を持ち込み、客を笑顔にさせられる両親を尊敬していたし、自分も
また店を立派に引き継いで、可愛い嫁をもらうのが夢だったのだ。
そんなある日、いつものように出前から帰ろうとすると、どこからかラーメンの匂いが漂ってきた。注文を受けた家とは逆方向から、『かわいいオーガスティン』のメロディーと共に。
※「アルファポリス」にも掲載。(完結済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 22:00:00
124367文字
会話率:55%
私が異世界物の作品を色々読んで、痛切に感じたのが「異世界なのだから、地球とはあらゆる現象が異なっている可能性があるにも関わらず、その辺りをすっ飛ばして日本の環境を使用している」作品を散見したことです。一言でもいいから、設定くらい判るようにし
てから話を進めて欲しい、と、非常にモヤりまして、それを訴える場を作ろうとした次第です。当初は拙作「世界そのものである私と争おうとした時点で既に負けているのですわ」のあとがきに記載していたのですが、諸事情により、独立させました(追放ではございません)。
基本的には私のボヤキですので、感想を求める類のものではございませんが、もし感想を書かれる奇特な方がいらっしゃいましたら、次の点に注意をお願いします。
1 具体的な作品への言及を行わない
2 公序良俗に反する書き込みは行わない
3 私は、本作においては一感想への返信は行いません
宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 23:00:00
27739文字
会話率:1%
女子高生・ミカは目覚めたら19世紀英国にいた。公爵家のお屋敷でメイドになったら、紳士に口説かれたり貴族とダンスしたり、溺愛フラグが立つ予感……いやでもなんか変。「きみは何者?」みんながミカに聞いてくる。そんなの知らないよ!あたしは21世紀に
戻りたいだけなのに!現代に戻るため、不穏なイケメンたちと美魔女とおじさまに囲まれながら、ミカは自分で自分の正体を暴こうと決意する。ヴィクトリア朝英国のカントリーハウスを舞台に、陰謀と恋の三角関係が始まります。
(毎週金・土曜夜更新/6月完結予定)
(参考文献は「活動報告」をご覧ください)
※この小説は「カクヨム」にも掲載しています。
※この小説は19世紀英国を舞台としており、当時の法律・生活習慣に基づいた表現があります。これらは今日において不適切とされる言動を肯定・奨励するものではございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 19:07:05
236209文字
会話率:59%
19世紀英国。ウェールズの炭鉱町に生まれた男の手記。ロンドンでメイドを襲い、罪人となった男は、新天地・オーストラリアで残りの人生を過ごす。
※この小説は19世紀英国を舞台としており、当時の法律・思想・生活習慣に基づいた表現があります。これ
らは今日において不適切とされる言動を肯定・奨励するものではございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 18:44:40
7870文字
会話率:2%
この世の誰よりも醜く、公の場にヴェールなしで立つことはなかった女王が死んだ。
あまりにも突然の死に、王位継承権を持つ者たちはざわめく。国防の要であった結界を維持するために必要とされる指輪がどこにもなかったからだ。
継承権第一位だった侯爵が
暫定的に王位に就くも、指輪がなければいずれ結界が消滅し、国が脅かされる。
皆が王城で指輪を探す中、王位継承権第二位の主人公は女王の部屋で厳重に隠された鍵を見付ける。
鍵に導かれ、城の地下に存在する迷宮を抜けた先には、美しい森と、一軒の屋敷。屋敷の家令に案内された中庭で、主人公は運命の出会いを果たす。
主人公を迎え入れたのは、この世のものとは思えぬほどに美しい少女。女王を母と慕う少女は、目が見えなかった。
現実世界を知らず、理想の中で貴族令嬢として育てられた少女に請われ、外の世界を少しずつ教えていく主人公。
惹かれあっていく二人を、少女の指にはまる指輪が許さない。
少女の愛でしか抜けない指輪を手に入れるため、現王は主人公の顔の形も分からぬほどに痛め付け、見た目のよく似た男に少女へ愛を囁かせる。
しかし、少女にはもう一つ秘密があった。それは、魔力が視えること。人はそれぞれに異なる魔力を持ち、少女には主人公が目の前にいないことを知っていた。
主人公を探す少女。主人公の友人の助けで牢に繋がれた主人公を見付け、お互いに想いを伝え合う二人。
少女の指から抜けた指輪は、主人公の指にするりとはまり、抜けなくなった。
王位が欲しい訳ではないと、主人公は結界の管理を約束し、少女と共に屋敷で暮らすのだった。
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私、南雲 皋がTwitterで呟いた上記のあらすじを、凡仙狼のpeco様、野菜ばたけ様と三者三様形にしてみようではないかということになりました。
同一のあらすじではありますが、盗作等ではございません。
元は同じでも、それぞれの特色が出た作品に仕上がると思いますので、三作共にお楽しみ頂ければ幸いです。
お二人の作品は”三者三様あらすじ共有”のタグで検索できます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 22:05:44
31120文字
会話率:63%
貴方にお届けするのは、童話「サンドリヨン」をモチーフにした舞台。案内人と共に、ハッピーエンドを見届けに行きましょう。さぁ座って。緞帳が上がります。
――本日はこの、サンドリヨン、またはシンデレラ、灰かぶり娘などの名で親しまれている、美し
い姫君の話を致しましょう。姉は何故あっさりとサンドリヨンに謝罪したのか。夫人は何故サンドリヨンを目の敵にしたのか。魔法使いは何故サンドリヨンを助けたのか。王子は何故会って間もないサンドリヨンに惚れ込んだのか。サンドリヨンは何故姉を快く許したのか。さて、では参りましょうか。魔法の靴が導く、ハッピーエンドを見にね。
※当作品は小説です。戯曲というのは題名であり、戯曲形式の作品ではございませんのでご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 16:00:00
55887文字
会話率:55%
事故がもとで異世界転生とやらをしてしまった私はマリア・カタンベリー嬢として生きることになりましたの。私は何も悪いことはしてないんですけど、立ち居地としては悪といわれるようですわね。知ったことではございませんわ。女は強くなければ生きていけない
のですから。
性格はバッチリ悪役令嬢のマリアが、異世界にて人生を満喫する話。
古式ゆかしい悪役令嬢もの。短い話になる予定です。サクサク投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 18:09:55
21839文字
会話率:48%
町外れの孤児院で過ごす銀髪の少女と、そこへ突然現れた黒髪の少女の二人を中心に回っていく……ただ日常を過ごしていくような、そんなお話です。
ジャンルがファンタジーになってますが、「冒険だわー!」みたいなのではございません。でも、魔法さんは存
在します。
もっと詳しく言えば、一人一つある異能みたいなもの……ですかね?
それと、GLのキーワード(?)もそれっぽく感じるかもなーと思って付けたので関係ないと言えば関係ないです。
そして、ここまで読んでもらった方は分かると思いますが、あらすじと呼べるほどのものはないです。
それもそのはず、内容が薄いからです。進○ゼミの漫画よりも薄いのです。薄すぎてあらすじが本編まであります。
でも、(下)につなぐ為にはこうするしかないからしょうがないね。
※タイトルは仮名です。そうだ、タイトル案を誰かに考えてもらおう!(他力本願)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 17:38:05
14844文字
会話率:37%
美しい人に心を奪われた少年と報われない少女が幸せになるお話、
※過去に作っていた作品が出てきましたので載せさせていただきます。矛盾等があると思いますがご指摘いただけるとありがたいです。
※物語に少し重めの表現が含まれておりますので念のた
めR15を付けさせていただいております。苦手な方はブラウザバックをオススメいたします。
長い作品ではございませんが、読まれた方のどこか記憶に残る物語であればよいなと私は思っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 01:11:33
10971文字
会話率:25%
相馬肇は、刑事であり剣士であった亡き父親の影響で同じ道を歩んでいた。しかし、悪辣な上層部の罠に落ち、刑事から京都府警鑑識課の課員(警察犬の訓練士)になる。
その相馬肇の相棒が、警察犬の兼定号である。兼定号は、相馬肇が尊敬する新撰組の「鬼の
副長」土方歳三と同じく沢庵が好きなジャーマン・シェパードである。
ある雨の夜、相馬肇と兼定号はジョギングにでかけた。その途中、一人の男が極道(やくざ)に襲われているのに遭遇する。
相馬肇と兼定号は、その男を助けようと男と襲撃者の前に飛びだしてゆく。
それが、この不可思議な物語のはじまりである。
その後、新撰組の一員となった相馬肇は、自分の歴オタとしての知識を利用し、死ぬはずの人物を助けようと奔走することになる。
これは、歴オタ男子と警察犬が、幕末で多くの命を救う物語です。
※旧題「幕末無双伝警察犬「兼定」号~警察犬「兼定」号とハンドラーが新撰組とともに幕末を斬る!
あらすじをお読みいただき、誠にありがとうございます。
けっして難しい歴史ものではございません。1話でも2話でもお読みいただけましたら幸いでございます。
なお、一部衆道(ボーイズラブ)やおねぇの描写がございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 23:17:49
2459312文字
会話率:29%
これは作者が仕事を通じて思う個人の感想です
正当性の如何はご自身でご判断ください
特定の誰かを批判するものではございませんが
表現に稚拙な点が見られた際はご容赦ください
最終更新:2022-04-02 22:19:45
238文字
会話率:0%
*山野秋怜名義で投稿していたものです。
山野秋怜=山野秋 なので盗作等ではございませんので悪しからず!
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紫堂学園の女王様が学園内の清掃を優雅にこなす。
王道、犬、変態ストーカーなど続々登場!
最終更新:2022-02-18 00:00:00
36467文字
会話率:42%
お盆お正月のたびに、義理の両親から「孫はまだか?」と言われる嫁の鬱憤を詩ったもの。
※実体験ではございません。
最終更新:2022-02-07 19:16:06
295文字
会話率:0%
ツヴェルク伯爵家の末娘エタは家族からも領民からも愛されていたが、恋人も婚約者もいなかった。
なぜなら人一倍幼い容姿をしていたから。
妖精令嬢と呼ばれ学園でもマスコット扱いされていたエタだったが、ある事故を切欠に前世を思い出した。
そして気付
いてしまったのだ。
異世界転移ではなく異世界転生のはずなのに、何故か殆ど外見が変わっていないことに。
ついつい「転生してまでこれはないでしょう!?」と叫びたくなるエタの願いは、今度こそ恋をしたいというもの。
チビッコ枠の妖精令嬢に素敵な恋は訪れるのか。
シリーズの呪いはあまり影響していないストーリーになります。
ガールズラブっぽい風味ありですが、ガールズラブではございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 14:25:29
67850文字
会話率:31%
人魚姫は、人間になりたいと思いました。
海上を突き進む豪華客船の輝きを目の当たりにして。
そこで楽しそうに過ごす人々をその瞳に映して。
私もその中に混ざれたらいいなと純粋に思いました。
そして王子様に恋をして、人間になる薬を
飲んで、
声を失って、儚い泡となって消え失せる……
――そんな可哀想な子はこの物語にはおりません。
ええ、たったの一人さえも。
事前にお伝えいたします。
この物語の人魚姫は泡となって消え失せてしまう
悲劇のヒロインではございません。
ちょっとおバカでちょっとえっちな女の子です。
といいますかぶっちゃけた話
そもそもカッコいい王子様なんて出てきませんし、
淡い恋心を抱くタイミングだって存在いたしません。
人魚姫。そして、泡。
この二つの単語を聞いて、恥ずかしながら
私は下賎なことしか思い付けませんでした。
ええそうですただの下ネタです!
本当にありがとうございましたッ!
けれどこれだけは言わせていただきたい。
だって純粋に書きたかったんだもぉおおぉおん!
この話のオチを! そして堕ちの話を!
それでも構わんよ。
むしろそういうのこそを待っていたんだよという
お優しい読者の皆様方。
なるほどな! その方向性はズルいな!
と思わせるそれだけの為にこの物語を書きました。
どうかクスリと笑っていただいて
評価ポイントでも感想でもレビューでも
お好きに書き殴っていってくださいませ。
それが何よりハッピーエンドでございます
(*´꒳`*)どちらもWIN-WINっ!
さぁ頑張れ人魚姫。
健気に可憐にストイックに。
とにかく身銭を稼ぐのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 14:56:03
7066文字
会話率:22%
悠久の時を生き続ける種族たちの星。
別名:神々の星【オリュンポス】では、いつ始まったのかも分からない神域を広める領土戦争が何億世紀にも渡り続いていた。戦の時代に産み落とされた主人公も【常世の終焉】と呼ばれた神界戦争に参加し、自領を広げ【禍
威の混沌狐】と畏怖の対象にされるまで登りつめる。しかし、複数の神によって封印され、過去の神となった主人公。
幾億の時を経て封印から逃れることに成功した主人公は...
※連続でポンポンあげることもございますが、毎日投稿ではございません。
※物語はゆっくり展開して行きますので、気長にお待ちください。
※作者は学生なので、学校が始まると明らかに更新ペースが落ちます。
※一週間に最低一話あげれるように頑張るぞ〜。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 22:46:59
283575文字
会話率:24%
化け猫噺家、七代目 月見亭 鈴生(すずなり)師匠には、三人の弟子がいた。
一番弟子の九口(くくち)、三番弟子の細波(さざなみ)、そして今回の主役。二番弟子、鈴也の実娘・七星(ななほし)である。
川向こうの劇場主・虎次郎(こじろう)との縁談を
勝手に決めた父に反発した七星。
一流になりたい噺家になりたい七星を救うため、弟子たちはここに団結した。
「師匠が我らの【合作】の新作落語を『おもしろい』とおっしゃったら、嫁入りと破門は無し。いいでござんすね? 」
「ふん。いいだろう! やってみろイ! 」
『狐七化け 狸八化け』と申します。
日本古来より、『化かし』の二大巨頭といえばという諺(ことわざ)でございますが、昔ばなしにおきましては、イタチやかわうそ、そして猫なども『化ける』といいました。
大陸のほうまで手を広げますと、熊も、鹿も、虎も、獅子も、のみならず道端(みちばた)の草花や小石までもが、じつに節操なしに妖力をもって人間社会に紛れ込み、ときにいたずらを、ときに人と恋に落ち、ときに化かして食うという昔ばなしが多数ございまして、これは動物も植物も進化論が唱えられるずうっと以前から、生命(いのち)あるものには心あるとして受け入れられてきたということなのでしょう。
さて。
今日(こんにち)お話いたしますのは『猫』についてでございます。
九つの命を持つとも、年を経て知恵を得ると、尻尾が二又に裂けるとも。
犬と比べますと、猫という生き物は、賢(さか)しいイメージが付きまとうようです。
気まぐれな性質(たち)や、高いところから人を見下ろしているようすからして、連想されたものでございましょう。
比較される犬が、主への忠誠心を主だった魅力として上げられることを考えますと、あえて猫を選ぶ人間は、気位が高いその様子を愛しているわけであります。
しかし彼らは、けっして薄情者というわけではございません。
これは一匹の猫が、未来を掴むするまでのお噺でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 23:06:45
7552文字
会話率:47%