テレーゼ・リトハルトは、名前ばかり立派な貧乏侯爵家の長女。実家を立て直し、領地を整備し、弟妹達のためにお金を稼ぐ毎日を送る彼女のもとに、アクラウド公国大公の使いがやってくる。
なんと、若き大公の妃候補にならないかというお誘いだった。
「い
かがですか」
「うーん……」
「ちなみに妃になれなかった大公妃候補は、城で女官や側近として働くこともできます」
「なにっ……!」
「さらに、候補として城に上がられた場合には頭金として十万ペイルを」
「乗った!」
かくして他の候補とはかなり外れた目的を胸に、テレーゼは城へと向かう。
はたして彼女は、魑魅魍魎のお妃争奪戦を生き残り、悲願を達成できるのか……!?
※2019年1月10日 カドカワBOOKSより書籍化します
書籍版はストーリー・キャラが大きく変化しております
「web版本編」「web版続編」は書籍版とかなり内容が違いますので、ご了承ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 20:00:00
319815文字
会話率:42%
意地悪な王様は金の卵をとても大事にしていました。
お妃も家臣たちも王様を見捨てて国から出ていきます。
王様は一人ぼっち。
王様が心を入れ替えたとき、卵が割れてしまいます。
王様はどうなってしまうのでしょうか。
最終更新:2019-06-27 12:14:12
3847文字
会話率:27%
リーンボルド王国には5人のお妃様がおりました。国母となる正妃様と4人の側妃様です。この国では正妃様以外の4人を第一側妃から順番に二番目のお妃様、三番目のお妃様と呼びました。歴代の国王様が選ぶ5人は決まって由緒正しき貴族のご令嬢でした。けれど
今代の国王様は違いました。二番目のお妃様には平民、それもスラム出身の女性を迎え入れたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 18:00:00
3247文字
会話率:9%
森の中にたたずむ、白く美しい城。
黄金に輝く大鐘楼。
城門を抜けたアリシアとソリスの2人はなぜかそのままお妃選びのパーティへ強制参加することに。
美味しいディナー
華やかなドレスを翻す乙女たち
優しく微笑むプリンセス
火を噴く攻撃魔法
吹き飛ばされる衛兵…
「壁にブチ当たったわよ。痛そ。」
「んふふ。
あたしの行く手に立ってる方が、悪いのよ。」
2人が巻き込まれた時間と空間の秘密
そして、夜12時の鐘がなる…
Lazy-Saga《レイジー-サーガ》〜相当性格悪い美少女魔道士と、あたしの裏山探検記〜
番外編っ!
女の友情?
何それ古道具屋は高く買ってくれるんでしょうねぇ?
損得だけで生きてます。
★11部分「最後の夜」以降はほぼ、バトルとなります。
スピード感と、描写を楽しんでいただけたら嬉しいです。
毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 21:16:09
24955文字
会話率:30%
お妃の記憶の薬を求めての話
最終更新:2018-12-25 16:45:01
3283文字
会話率:26%
皇太子殿下のお妃候補だった左大臣の娘琴子と、殿下の専属護衛である衛士の朔夜。ふたりは殿下の計らいで無事に夫婦となった。琴子は朔夜の実家で暮らしはじめ、士族の嫁としての心得や生活を教わりながら、数日おきに帰る朔夜を待つ日々を送る。一方、琴子の
抜けた皇太子殿下のお妃選びはやり直しが決まるが……。
3日に一度くらいしか一緒に過ごせない新婚夫婦が、周囲に生温かく見守られながら心を寄せ合うお話です。特に波乱はありません。
拙著『その掌の内に』の続編になります。そちらを先にお読みいただかないと分かりづらい部分があると思います。なお前作連載時には登場人物の歳を満年齢で書いておりましたが、こちらを書くにあたり算え年に改めました。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-18 07:00:00
161091文字
会話率:55%
約12万文字。完結済。巨乳でぼんやりした僕っ子お妃さまと、真面目に不真面目な薄幸青年のコンビが馬鹿な遣り取りをしながら旅するファンタジー長編です。
その者は、紅き奈落と共に生まれ出ずる――
天に最も近い山頂の集落から連れ攫われた、甘い
香りを纏う少女アイビス。彼女は集落の無事と引き換えに大国ラービーナ・ニウィスの王に嫁ぎ、国で唯一のネクロマンサーとして死者を操り国のために戦うだけの日々を送っていた。
没落貴族となり、今は家の再興のためのだけに生きる鉄使いの青年フォルトは、勲章と引き換えに腐り姫と国中から忌み嫌われるアイビス付の騎士に抜擢される。
王族付きの証である天剣の授与と任命式の後、王より命じられた二人は、戦場を渡り歩きながら、三つの地で青い髪の少女が守る嫁入り道具を集めていくがーー
己が力の欠陥、向き合わなければいけない過去、そして気付いてはいけない秘密。旅路の中で二人は、国の命運をも揺るがす争いに巻き込まれていく――――
↑ こう書くと重たいですが、あまり構えずに気楽な気持ちで読んでいただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-26 00:10:59
116235文字
会話率:48%
灰かぶり――サンドリヨンことアシュリー・クリスタルヴァンは窮地に立たされていた。どうして、このオキデンシアの王太子殿下が屋敷を訪ねてきているのだろう。全ては、ほとんどドナドナされて行くことになった、昨夜の舞踏会での出来事に起因しているとしか
思えない。アシュリーはお妃様選びの舞踏会になんて全く興味はなかったし、王太子殿下の妃の座にも全く座りたいとは思えない。だって、私、×××ですから!王太子殿下にロックオンされたアシュリーが、王太子殿下から逃げたくても逃げられないお話。
※シンデレラのオマージュです。
※R18版をアルファポリス様で公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-11 21:00:00
54946文字
会話率:21%
ダナン国マクロン王のお妃選びが開始された。
31人のお妃候補が王城に集う。
1日は1番目のお妃様、
2日は2番目のお妃様、
3日は3番目のお妃様、
……
31日は貧乏くじのお妃様、
31日がある日しか王様のお越しはない。三ヶ月に一度しか
ない31日のお妃様は、だーれもなりたがらない。その31番目のお妃様に、僻地中の僻地であるカロディア領の若き領主の妹フェリアが選ばれた。
後宮は女の園……
女のバトルにフェリアは勝ち残れるのか?
後宮田舎娘奮闘記です。
2018年6月15日
KADOKAWAビーズログ文庫様より出版させていただくことになりました。
イラストは、山下ナナオ様です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-05 08:54:59
126865文字
会話率:46%
ひとりの侍女が見てきた 妃の物語。
最終更新:2018-05-26 15:13:58
2269文字
会話率:2%
<Taverna la Bianca>
あたし、野間麗子(のまれいこ)はオークションで2億の値が付いた「野間の家から離れると災いが起こる」と死んだ祖父が口を酸っぱくして言っていた『菊宗正』を災いを恐れてこっそり持ち出すが、途中で落札できな
かった側の用意したおっさんたちに囲まれて、「菊宗正」を抜いて応戦。
人間を斬ったような鈍い手応えのあと、辺りを見回すとそこにいたおっさんたちは一人もいなかった。それどころか、ほかの人も誰もいない、野原のまんなかに立っていた
とりあえず歩いてヘイメという町に辿り着いたあたしは、そこでオービル・レクサントという男に拾われる。
言葉は……菊宗正が訳してくれるという。ただ、あたしの身体が小指一本でも菊宗正に触れているkとが条件。
この世界の食事はまずくない。しかし、この世界、穀物を精米・精白するという意識がないので、炭水化物だけが残念な状態。健康には良いのかもしれないが、白米や白いパンが恋しい。すると、菊宗正が精米・精白をしてくれるという。それを元にヘイメで日本の食卓(というにはちょっとチープな)を実現するべくオービルと結婚して、日本っぽい食材を作ることから始めた麗子だったが……
麗子のホームシックな料理がアルスタットの食を変えていく。
<Qeen of Code>
アルスタットで飾り物のお妃様と言われていた、コーデリア。彼女は祖父の謀反の罪で侍女一人とともに人里離れた森の中で暮らすことになる。
そんな中、自分自身に価値を見出せないコーデリアは、祖母の形見の「ネマーサギーグム」で自害しようとするが、ネマーサはまばゆい光を放つ。光がおさまったあと、コーデリアは見知らぬ倉庫街にいて、なにやら怪しげな男たちに囲まれていた……
コーデリアは、今まで見たこともない物があふれる日本で、得意の裁縫を生かして、自分の居場所と価値を見出していく。
持っている女の子たちはごくごく普通、チートなのはその刀たち。しかし、そのチートさ加減が中途半端なために、彼女らや周囲が思いっきり振り回されるという、そんなお話。
※この度、マイナビ出版様から「楽ノベ文庫賞」をいただきました。一旦は削除したんですが、出版するまでは掲載していいというので、それまでの期間限定で再掲いたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-22 13:16:29
145912文字
会話率:42%
昔々、あるところに可愛らしいお姫様がいました。お姫さまは白雪姫と名付けられ、大切に育てられました。けれども母であるお妃さま病気でなくなってしまい新しいお妃さまが来ました。新しいお妃さまはとても美しかったのですが、うぬぼれが強く自分が誰より
も美しくないと気が済まなかったのです。なので、年々美しくなる白雪姫を妬み、白雪姫をいじめ始めたのです。
しかし、それがすべて真実とは限らないのです。
これは、if設定を詰め込み過ぎた白雪姫のパラレルです。原作が好きな方は読まない方がいいです。
ヒロインはどちらかと言うとお妃さまです。白雪姫はどちらかと言うとバッドエンドになるかと思います。それでも大丈夫と言う方は、気軽に読めると思います。
冬童話2018参加してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 00:26:37
17878文字
会話率:73%
『りんごを食べるくらいなら、死んだ方がましよ!』
白雪姫の美しさを妬んだお妃様は、毒入りのりんごを食べさせて殺そうとしますが……。
冬の童話祭2018参加作品です。童話になっているのか大分怪しいですが、楽しんで頂ければ幸いです。
最終更新:2018-01-03 17:23:05
6170文字
会話率:45%
その深い森の奥には、魔術を持つ人々が暮らす美しい国がありました。
そんなある日、その国のお姫様である白雪姫は、魔法の鏡に唆された後添えのお妃様に森に放り出されてしまいます。
仕方なく白雪姫は、噂に聞く森の小人が住むというお屋敷に行くこと
にしました。
そのお屋敷には財宝が溜め込まれており、素晴らしい料理人がいるという噂を聞いていたのです。
しかし、森には小人など住んでおらず、素晴らしいお屋敷の主人は美しくも残忍そうな魔物なのでした。
このお話は、守り手に渡されていた守護魔術で悪い魔物達をちびふわ毛皮動物に変えてゆく白雪姫と、白雪姫の撫で回しに籠絡されたちびふわ達、そして時々周りのことが見えなくなるうっかりなお妃様の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-02 16:46:19
14448文字
会話率:45%
もし、本当はお妃はいいお母さんだったなら、そんな目線で考えてみました。
おチャラけな感じを目指しました(笑)。
最終更新:2017-12-28 19:02:19
4411文字
会話率:51%
リンゴ大好きなお妃さまの料理が原因でリンゴ嫌いになった白雪姫。
白雪姫をリンゴで毒殺しようと目論むお妃さまは、過去に戻って白雪姫のリンゴ嫌いを直そうとするも――?
最終更新:2017-12-28 10:58:38
6763文字
会話率:46%
「白雪姫」
それはとても有名な童話。
世界一美しいのが自分でないと気が済まない魔女は、毎日問いかける。
「鏡よ鏡、世界一美しいのは誰?」
その度に鏡は「それはお妃様、貴方です」と答え続けてきた。
しかし、ある日答えは変わってしまう。
「お
妃様はとても美しい。でも1番美しいのは白雪姫です」
魔女は白雪姫を狩人に殺させようとしますが、狩人が白雪姫を逃します。白雪姫は小人の家で、7人の小人と暮らし始めましたが、そのことを知った魔女が作った毒りんごを口にして白雪姫は死んでしまいます——原作ならば。
しかし、もしも魔女が毒りんごを作るときに材料を間違えたらどうなるでしょうか?
もしもそのりんごが毒りんごではなく、食べた人を異世界へと飛ばすりんごだったら?
これは、そんなifの物語。
一体、白雪姫はどんな場所へ転移するのでしょう?
「りんごスリップ」
if白雪姫が異世界転移をさせられたら……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-25 20:00:00
27120文字
会話率:36%
「ごめんなさい。リンゴは食べられないの」
もしこんなことを言ったら……。
ミコはお母さんに尋ねました。
あのね、もし、白雪姫がりんごをものすごく嫌らっていたらどうなってたの?
「そうね。お妃様はりんごを食べさせることができな
くて困ったでしょうね」
そうか、困ったんだ。ミコは考えます。じゃあ、どうしたんだろう。(本文抜粋)
ミコは小学生の女の子。ある日、こんな疑問を抱きます。じゃあ、一体お妃様はどうしたんだろう。
お妃様は白雪姫にどうにかしてりんごを食べさせようと四苦八苦。あれ、でもいつのまにか……。お妃様もハッピーエンドを迎えられるようなそんなお話。
冬の童話祭2018参加作品です。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-25 08:05:00
5648文字
会話率:36%
スフェール王国王太子・ラゾールトには、悩みがあった。
それは、結婚して三年経つ妻にここ二年以上会えていないことだった――。
これは『不幸体質』の王子様と、秘密を抱えたそのお妃様がなんやかんやで一緒に家に帰る話。
本編は全六話です。
最終更新:2017-11-14 20:00:00
17998文字
会話率:17%
※この作品は『ペットと行く異世界生活の心得』の改稿版です。
"犬"と"猫"が居ない世界にやって来てしまった結月とその愛犬・愛猫達。
紆余曲折を経て何とかその世界にも慣れて来たけど、お妃さまの家出騒動
とか、王子様の王位を継承問題とか、その他色々巻き込まれるのは何故だろう?
てか、よく街中で会う騎士団のお兄さんが実は騎士団長だったとか、ペット達とやっているお店によくやって来る疲れた顔したダンディなおじ様が本当は国の参謀様だったとか、猫にメロメロなナイスバディの奥様が噂の側妃様だったとか、そんなの知らない聞いてない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-20 16:25:53
41657文字
会話率:48%