このおつかいの意味をおれはまだ思い出せずにいた–––––。
ロウは、とある理由で王都を目指している。
だが、何故自分が王都に行かねばならないのか、全く思い出せない。
「お家がいちばん!」であるはずの自分が、初めて村を出たからには、きっと大
きな理由があるはずなのに、記憶から抜け落ちたように何も思い出せないのだ。
ただ、引き返すのも、何かもったいない気がする。
仕方がないから、とりあえず用を足して早く村に帰ろうと1人頷くロウ。
ただし、問題はロウの住まう村。
この村は辺境の地に所在しており、王都に至るその道は、長い、かもしれない。
だってロウは、王都への道を知らないのだから。
果たして、引きこもりの忘却少年は無事に王都に辿り着けるのか。
少年が村に戻ったとき、待ち受けるものとは。
これは、英雄に憧れる田舎少年が、世界の全てを知ることで、選択を迫られることになる物語。
少年は、何を求め、何を棄てるのか。人間とは、常に選択をしながら生きていかねばならないのだ。
初めての文字書きです。のんびり更新になるかと思いますが、どうぞお付き合いくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 07:00:00
18568文字
会話率:15%
おれはオダ流空手道場のカンバンだ。雨の日も風の日も門下生たちを迎えている。だけどある日…。
キーワード:
最終更新:2022-11-21 06:00:00
838文字
会話率:54%
娘が、まったく言うことを聞かない。そんなある日、おれは自分の娘がガラの悪い男たちに囲まれているところを見てしまう。
キーワード:
最終更新:2021-03-24 06:00:00
971文字
会話率:22%
1970年、35歳の教師のおれは、かつて自分に軍国主義を行っていた校長に食って掛かっる。しかし、そんなおれの背後に、21世紀からやってきたという男が現れ…。
最終更新:2021-02-01 15:00:00
1035文字
会話率:46%
ダンジョン出現後、ジョブ持ちが名乗りを上げる中、ノージョブのおれはダンジョンを疎んでいた。しかし異世界転生を経て、帰還してみればダンジョンのあらゆるものが見たことのあるものだった。
現代では、まだそこまでダンジョン探索は進んでいないようだ。
その中でおれは、異世界で誰も知らない事を知っている。これならノージョブのおれもダンジョンに挑める。
これは勇者として異世界を救った、元負け組天野 翔(あまの かける)が異世界で得た力をで現代ダンジョンに挑む物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 08:00:00
201282文字
会話率:46%
2年付き合った彼女にプロポーズを断られたアオイの足元に、召喚魔法が現れ異世界に転移してしまった。その街は水の上に建物がたつ、とても神秘的な幻想的な水上の都市だった。その都市では6歳から自分で稼がなくてはならないという個人主義の世界だった。お
金さえあれば、すべてを画面でポチっと購入することができるそんな世界だ。おれを召喚したのはナターシャという女の子だ。おれはこのナターシャと一緒にこの沈没しそうな水上の都市を救おうと奮闘する。疲れて帰ったさきには、おれが購入したロボットのクレアが待っている。まるで人間のような柔らかいクレアは自分好みにカスタマイズしたメイドだ。すべてが完璧なメイドだった。おれは生気をやしない、またナターシャと都市のために奮闘する。
はたして、この水上の都市を沈没させずにこのまますばらしい都市として残すことができるのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 21:00:00
67390文字
会話率:55%
おれは夢の中で獣人族の幼女になってた。この夢が実に変な夢で登場するのはほとんど幼女。それも物量という言葉をはき違えているのかゴブリンは千、幼女は万単位で降ってくると来た。
流石に幼女好きでも万単位で迫ってくるのはごめんこうむりたかったお
れはすぐにでも夢から覚めろと念じる。
そうして夢から覚めたおれを待っていた現実は、想像を絶するものであった……。
*この作品はふとした思い付きでAIによって作られました。
ガバしかないですが見逃してくれると助かります。
自分の小説というよりはAIが作成した小説なので評価しないでくれると助かります。
あくまでAIってこんなのできるんだ、程度に思っていただければ幸いです。
AIを使う時はちゃんと落としどころを見つけないとこんな風に駄作になります。ご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 02:46:07
2822文字
会話率:27%
若くして死亡し、異世界転生したエルアード。目を覚ますと驚愕の人物が居た。
前世でやった乙女ゲームの悪役令嬢が何故目の前に居るんだ!?しかも悪役令嬢が今世の母親?
おれはどうやら乙女ゲームのシナリオが終わった後の悪役令嬢の息子として転生したら
しい。父親はいない。目を覚まして早々に母さんに父親について訊くが、なにも分からなかった。母さんはおれの父親について何か隠しているようだ。でも父親がいなくても良い。とにかく前世では早く死んでしまったから天寿を全うすることが今世の目標だ!
・・・・あ、あれ?この優しい母さんが悪役令嬢なのか? もしかしたら原作といろいろ違っているのかもしれない。
かくして、若くして死に、転生したエルアードはいない父親のことなど気にせず(ちょっぴり気になる)我が道を突き進んでいく。
乙女ゲームと悪役令嬢タグが付いていますが、要素はほぼありません。一応付けているだけです。
ハイファンタジーは初めてです。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 22:46:23
3164文字
会話率:19%
突然だが、俺は異世界転移したくてたまらない。
理由の1つ目は、出会ったのは中学一年の時に出会った異世界ハーレムライトノベル。学校の読書時間に読む本を買いに行った書店の一角に積まれたそれらの、漫画とも小説とも違う、非現実的かつ非日常的で魅力
的な女の子がいっぱいの表紙とタイトルに惹かれたから。
そして理由の2つ目は、誰も俺のことを知らない世界に行きたいから。
それからというもの、不思議な幾何学模様が現れないかと足元を見たり、サービス終了間際のMMORPGをプレイしたり、いろいろなことをやってみたのだが、なにも起こらない。
このままでは現実世界で満足に生きていけなくなると危機感を感じ始めたおれは、いつしか高校生になり、夢を諦め掛けていた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 17:00:00
28039文字
会話率:49%
「彼は、天塚悠――?!」
高校の入学式、前を歩く男子生徒が落としたハンカチを拾い上げ、声をかける。
振り向いた彼の顔を見て”生前”の記憶が蘇る。
おれは育成×BLの恋愛シミュレーションアプリ『CROSS×LOVER』の世界に転生してしま
った!!
そしてあろうことかどんなルートでも主人公に最終的には振られてしまう当て馬キャラに転生していたのだ。
このままでは幸せにはなれない、そう思ったおれは決意する。
「絶対に主人公には告白しないからな!!!!」
※BL(ボーイズラブ要素を含んでいます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 19:00:00
7021文字
会話率:15%
ロア・メグナカルトは怠惰な少年である。
努力を嫌い、痛みを憎み、望むものは日陰に寝そべり本を読むような自堕落な生活。魔法を扱う才も無く肉体も特に強くない彼は、【英雄】の記憶を持つという秘密があった。
「おれは負けず嫌いだから、勝てる戦
いしかしたくないんだ」
「でもわたしはロアと遊べればそれでいいよ?」
「…………クソがッ!」
なお、英雄の記憶があるだけで、彼に才能は備わってないものとする。
これはそんな少年が才能溢れる幼馴染に勝つために死に物狂いで努力を重ね、同世代の天才達と鎬を削り、“英雄”として呼ばれるまでの軌跡。
ハーメルン様とのマルチ投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 21:00:00
685278文字
会話率:35%
――誰もが支持する正義で、誰もが幸せになる平和な世界を作りたい。
言葉にしてみれば御高尚なものに聞こえるが、別段そこまで高い志があるわけではない。
社会のためとか世界のためとか、正直そんなことどうだっていい。ただ単に、自分が純真無垢な世界
で生きたいだけ。要はこんな世界で生きたくないだけだ。
殺傷や略奪、罵詈雑言に陰湿な空気、ありとあらゆる暴力に塗れたこの世界。
満を持して清廉潔白とは言い難い穢れたこの世界が嫌いだ。尤もそんな世界を平和だと謳う、そのことの方が忌々しい。
だから真の意味での平和な世界を実現したい。堂々と胸を張って、生きた人生と世界を称揚したい。
そのために此の平和な世界を終わらせる。
けれど殴殺や暴虐を抑圧や暴力で納めるやり方は嫌だ。争いを争いで解決するのは嫌だ。
そんな手段では、悲しくなる諍いは消えないと知っているから。
そんな手段では、真の平和は実現できないと分かっているから。
――嗚呼、それも分かっている。
こんな理想を望むなんて愚かだろう? 叶うわけがないと一蹴するだろう? 蔑むことは疎か見もしないだろう?
分かっている。
無智で無思慮な無能の無謀だと――分かっている。
けれど。それでも。
――おれはそれしか認められないのだ。
………………――――――。
…………――――。
……――。
こいつバカじゃね? 笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 15:01:18
24574文字
会話率:35%
「おれは小説の神様になる男だ」
ささいな見栄から生まれた小説家、八井田玄(やいだげん)。
最愛の人との約束を果たすために、彼の全生涯をかけた執筆が始まる。
全九九九編の超大作は結局世に出ることなく、八井田玄はこの世を去ることにな
った。
小説家、八井田玄の遺産に込められた想いとは?
八井田玄のすべてが紐解かれたとき、浮かび上がる最終章とは?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-09-02 17:00:00
59509文字
会話率:22%
「最期に……言い残すことはないかしら?」
「すぐ……殺して下さって結構ですよ……おれはもう、疲れました……」
記憶のない奴隷の少年シンは異国人として虐げられながらも生命体を成長、創造する『聖痕』(スティグマ)を用いてセスペンデス共和国の食
料自給に貢献していた。
「この役立たずが!最後くらい死んで役に立ちやがれ!」
だが、錬金術による人工食物の生産可能になったことで用済みとされ、戦争中に所属していた奇襲隊の捨て駒として追放されてしまう。
しかし、追い詰められた時に聖痕(スティグマ)が覚醒、『身体強化』、『治癒』能力を獲得が発現、戦闘面でも有用な能力であることが判明する。
その後、敵国の王女であったアストレアによって救われ、家臣になると虐げられる奴隷ではなく、多くを助け、周囲から認められる王国の英雄として成り上がっていく。
一方、シンを追放した共和国は人工食物に深刻な問題があると発覚してしまい、凋落の一途を辿っていく。「おれは誓ったんです!貴方の力になると!だから……おれを信じて下さい!」
これは奴隷と王女の出会いから再び始まる英雄譚
この作品は「カクヨム」様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 12:54:52
126786文字
会話率:34%
ある日、ネットサーフィンが趣味と言う空虚な人生を送る男のもとに、見知らぬ人物のツイートが流れ着く。その文面は今、オススメのグミ。男は添付されている写真を見て、初恋を思い出す。
最終更新:2022-08-29 13:08:30
2003文字
会話率:29%
従姉妹が、ラジオのアナウンサーになったらしい。
だからおれは、従姉妹の出演する番組を聞くようになったのだけど……。
***
夏のホラー2022「ラジオ」参加作品です。
最終更新:2022-08-23 18:32:06
5221文字
会話率:38%
大地震とともに空間に亀裂が入り、そこから勇者が現れた。
こいつら、事もあろうに人間をスライムといいながら経験値稼ぎとほざき殺しだした。
事もあろうに、こいつらには、こっちの兵器はほとんど通用しない。
だがおれは、偶然手に入れた異世界の
魔法で、こいつらに逆襲する。
異世界勇者が人間に襲いかかリます、主人公はどう立ち向かうのか……
「カクヨム・アルファポリス・ノベリズム」様において重複投稿させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 18:15:49
100777文字
会話率:39%
自衛隊員のおれは、平和維持軍の一員として派遣された異国の地で窮地に立たされた。武装勢力の砲火の前に部隊は壊滅。おれもあえなく落命した――はずだった。ところがおれが転生したのは、とある和風異世界の花嫁学校だ。
出雲国の中心都市、美保の帝都の
郊外に、鳳凰院と呼ばれる施設がある。各地方から集められた選りすぐりの美少女たちが、帝の嫁の座をかけて過酷な花嫁修業を日々くり広げる… そこは実に、ひたすら女ばかりの学院だ。
地方豪族の令嬢「蜜柑(みかん)」として、その学院の転入してしまったおれは、朱雀寮と呼ばれる女子寮で、女子らに囲まれ、望んでもいない憂鬱な学園ライフをスタートする。同室の「綿虫(わたむし)」は、さぼり魔の気まぐれ娘。同じく同室の「猫(ねこ)」は、鬼の血を引く一族の姫で、出雲国への人質として学院に預けられた気弱な娘。そのほか野心あふれる美貌の貴族令嬢たちが学院内でせめぎ合い、日々、帝のハートを射止めようと研鑽を続けていた。
(ここより先、多少のネタバレ含む。純粋にストーリーを楽しみたい方は、ここを読まずに本編をどうぞ!)
その学院内で、とある授業がきっかけで、おれは白桃(はくとう)という名の女神的に可憐な令嬢と知り合う。じつは白桃は、おれと同じ自衛隊部隊の出身で、おれと同じく任務中に命を落とし、こちらの世界に転生してきたノナカ三尉だった。
そんな折、帝がじきじきに学院を訪問する視察イベント「天覧会(てんらんえ)」が開かれる。ここぞとばかりに帝へのアピールに余念のない花嫁候補の令嬢たち。ところが視察の当日、手薄な警護の隙をついて、帝の命をねらう反乱軍が鳳凰院を急襲。急速に狭まる敵の包囲網の中、おれと白桃(ノナカ)は、自衛隊時代の実戦経験を生かし、その他の鳳凰院の乙女らを巻き込んで、帝の命を護るため、少数精鋭での突破作戦に撃って出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 07:46:44
59243文字
会話率:37%
叔父さんの王国でのんびり暮らしていたおれは、ある時、メドゥーサ退治を命じられる
仕方なくメドゥーサを探して、ついにおれは地の果ての島でメドゥーサを見つけるのだが・・・
最終更新:2022-07-29 17:30:17
3232文字
会話率:35%
「最近どうよ?」
この質問が嫌いだ。
何を聞かれているかわからないし、何を話したらいいかもわからない。
聞いている方は何気なく聞いているんだろうが、おれは苛立ちすら感じる。
おれはひねくれ者だ。
だから、嫌な質問にはなるべく相手が嫌がる返
事をしてやりたい。
だから、最近はこう返すことにしている。
聞いてくれよ。
怖いことがあってよ。
※小説説明
実際にあったちょっと怖いことを脚色して物語にしています。
脚色の強いものもあればほとんどそのまんまの話もあります。
※作品の利用について
フリーホラーゲームなどの非営利目的の作品には転用をしていただいて構いません。
ただし著作権は放棄していません。
また、ご利用いただく際は作者にメッセージなどでご連絡をお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 22:00:00
5130文字
会話率:5%
人生に嫌気を指しながらも、高校を卒業したら自分の手で平穏をつかみ取ろうとするが
交通事故であっけなく終了!? そんな主人公はこの先どうやって次の世界を送るのか。
おれは平穏な世界がほしいだけなのに
最終更新:2022-07-20 18:00:17
2033文字
会話率:4%
舞踏会で令嬢から婚約破棄――いや、ちょっと待て。 おれは今まさに異世界シチュエーションを満喫してるんじゃないのか?
◇
舞踏会でオリビア・フォスター侯爵令嬢から婚約破棄を言い渡されたゼン・リンドバーグ子爵令息。彼はリンドバーグ子爵に
よって異世界召喚され(るはずの中級魔獣の代わりに召喚されちゃっ)た大学生。召喚されたのはゼンが構想を練った異世界小説の世界で、しかも小説の本編とは無関係のお遊びで考えたギャクハ―王国。
悪役令嬢オリビアの我儘傲慢ぶりに辟易していたゼンは密かに婚約破棄されることを望んでいたが、念願叶って晴れて自由の身。自分が考えたこの世界の災厄からリンドバーグ家の人々を守るため、小説本編の舞台であるグブリア帝国の魔塔を目指す(?)
物理とか科学の知識でのし上がるはずが、あれ? おれはどうしてサーカス団で道化師を?
短編連作三話。
・・・・・・・
『巻き添えで召喚された直後に死亡したので幽霊として生きて(?)いきます』シリーズのエピソードゼロ的番外編。本編未読でもOK
▷本編シリーズを読書中の場合【デビュタントと悪女の出生の秘密編】の次に掲載予定の番外編『魔獣狩りが趣味の獣人令嬢は政略結婚を迫られたので騎士団に入ることにしました』の後に読むのがおススメ(他サイトでは『魔女狩りが~』の後に掲載しています)
※エブリスタ、カクヨムでも公開中(カクヨムでは『巻き添えで召喚された直後に死亡したので幽霊として生きて(?)いきます』の中に収録しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 17:54:55
24683文字
会話率:49%