山の中の全寮制の男子校に魔物を封印する為に転校してきた陰陽師見習いの柾美。
生徒会や不良君などを巻き込んで学園生活にバトルに奮闘します。
※陰陽師やファンタジー要素については個人的な解釈で書いてあるので「?」と思う事もあるかもしれません。
最終更新:2014-01-18 21:54:43
113292文字
会話率:43%
未だ寒さが色濃く残る一月の中旬。雨の降る黄昏時を、一人の男が慌てた様子で身震いしながら駆けている。雨を避ける道具を持参していなかったらしく、急いで目的地に辿り着く事以外頭にないように見えた。
この辺りは清洲城より五十里ほど東の比良城主佐
々家が治める土地であるが、南北を貫く堤の東側には広大な芦原が広がっている。そして西側には『あまが池』と呼ばれる池がある。ちょうど男はその辺りに差し掛かった所だ。
不意に男の足が止まる。男の視線はある一点に注がれていた。既に暗くてよく見えないが、一際大きい黒いなにかがそこには居た。胴体らしき部位は堤の上にあり、首らしきものは堤から伸びて今少しで池に入らんとするかのように見えた。
そしてそれは、おもむろに首を上げる。まるで鹿のような奇怪な顔だ。その目は星のように輝き、開かれた真っ赤な舌は人間の掌のようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 01:44:30
7462文字
会話率:41%
夕日が差し込む三階の廊下。
黄昏に陰る廊下の向こうに
「ユーレイちゃん」
と呼びかけてみてください。
すると、行き止まりのはずの廊下の先に、不思議な教室が現れます。
怖がらないで、その教室の扉へとそっと手をかけてみて。
扉を開くとそこは
――
「ようこそ、学校怪奇同好会へ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-05 21:10:55
22562文字
会話率:48%
◆BGM
『Forbidden Colours』
『落花』
―――この世界で、二人は恋をした。
―――人は、それを恋と言った。
最終更新:2014-01-04 17:53:50
7179文字
会話率:4%
サラリーマン生活に疲労困憊し、青春の輝きをしみじみと懐かしむ主人公の姿を通して何が本当の生き方なのかを見つめ直そうとする大人の為のロマンス。
独身の銀行員、木村直樹は単調で過酷な毎日の仕事に疲弊。日常に絶えず不満と疑問を抱き続ける中、ある
日、同窓会参加の為に地方へ向かう。休日出勤の仕事を早退して(新幹線)車中の人となった直樹は悲痛な「今」の現実と対照させながら学生時代を回想、様々な思いを巡らす。
最終の新幹線で東京へ戻る為に同窓会を途中で抜け出してタクシーで駅まで駆け付けるが、大雪の為に列車が不通。駅で復旧を待つ間に酔いと疲れで深い眠りに陥ってしまう。幻想と現実の狭間で唐突な行動に出てしまうが、そこで思いもかけない『出会』いに遭遇して... ... ...。
最初の幕開けがラストの伏線となっており、全編に「切なさ」と「ほろ苦さ」が漂うロードムービー仕立て。映像的に訴えるシナリオ形式です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-30 18:19:17
25435文字
会話率:56%
アステルライヒと呼ばれる王国の片田舎で、隣国エルベガルド国境の程近くに位置する町・ヘルネ。金髪の少女ニーナは、南地区ヨーゼフ通り沿いの宿屋「黄昏の白馬」亭に住み込みで働く傍ら、【代書人】を兼業している。代書人とは、文字の読み書きが出来ない人
々の代わりに、手紙や書類を書く仕事だ。ニーナは、町の若い女性たちから寄せられる、恋文の代筆業務にしばしば頭を悩ませていた。そんなある日、同じ宿屋の下働きの娘で、親友のナスターシャから、奇妙な噂を聞かされる。最近、見掛けない顔の旅人が町へ入り込み、あちこちで何事か調べ回っているらしい。やがて、一人の青年が、ニーナの居る宿屋に姿を現す。彼は、アルベルトと名乗り、しばらくこの宿に泊りたいと申し出るのだが…… 恋と剣と陰謀の異世界ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-30 14:00:00
187807文字
会話率:25%
幾たびも幾たびも巡り来る聖夜。その螺旋を貫いて男と女は時の果てへとひた歩く。まさかの続編、垣間見る未来。この一年の感謝を込めて読者諸氏にお届けするクリスマスプレゼント。
ビートルズが活動中の4年にわたってファンクラブに送った「クリスマ
スレコード」をイメージしてみました。サンタがこないなら自分がサンタになるしかないじゃない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-22 12:58:27
4828文字
会話率:39%
環境汚染に経済破綻。緩やかに滅んでいく国家の黄昏の中、自警団員「八王子」は後輩のストリートJK・新田を案じて不器用に奔走するような感じ。
ハロウィン関連の雑談から生まれたどうしようもないごみの山です。暇をゴミ箱に投げ捨てたい方におすすめ
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-31 22:31:46
3998文字
会話率:39%
とある事情により、友達を失った少女。
彼女は居残っていた放課後の教室で、不思議な雰囲気の少年と出会った。
少女と少年の、黄昏色に照らされた放課後はゆっくりと過ぎてゆく。
以前、SS深夜にて
女「放課後の教室で一人ぼーっちー」男「僕もいるん
だけど」
というタイトルで書かせてもらった物の改定版です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-15 16:00:00
32104文字
会話率:48%
Data FileⅠ 鈴鳴密
「あなたは……貴女は、死なないで下さい。――僕の為に」
≪黄昏時の屋上にて≫
「ねぇ、密君」
「はい」
「君は、僕の為になんて泣いちゃ駄目だよ」
血に染まったかのように、鮮やかな夕焼け空の下。
彼はそ
う言って、あまりにも美しく、妖艶に微笑んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-02 21:40:07
24682文字
会話率:40%
戦争があったあとのはなし。
最終更新:2013-11-08 18:15:18
718文字
会話率:0%
今より昔、神々は魔族との壮絶な戦いの末、共に滅びた。あとに残されたものは荒廃した世界とわずかに生き延びた人々。
神々の黄昏・・・「ラグナロク」
それは長きに渡る、苦悩と受難の始まりを意味していた。
それから300余年の月日が流れた。
人々は
互いに身を寄せ合うことで、過酷な試練をいくつも乗り越え、未だ雑草すら生えぬ荒野に確実に生命の根をおろしていた。
しかし、事が起きる。
大陸の西部に位置する小さな町、ヘイムダルに突如として異形の怪物が現れ、人々を襲い始めた。
人の3倍はあろうかという巨体にギラギラと不気味に光る目のそれが、かつて魔族と呼ばれたモノの生き残りである事を知る者はいなかった。
成す術も無く逃げ惑う人々の流れに逆らい、立ち向かっていく二人を除いては・・・
「私は奴等に貸しがある。お前は奴等が憎い。どうだ?目的が同じもの同士、手を組まないか?」
両手にフルオートタイプの拳銃を構えた赤い髪の少女は不敵な笑みを浮かべた。
「断るよ」
シングルアクションタイプの拳銃を左手に構え、少年はハンマーを起こした。
「リロード(再装填)」
少年がそう唱えると手にした拳銃は光を放つ。
少年の持つ銃「ワンオブサウザンド」は持ち主の生命力をシリンダーに装填することによって唯一無二の破壊力を生み出す。
その力はおよそ人が持ち得た神の如き力だった。
「君は周りから命を吸いあげて力に変えている」
少年は嫌悪の眼差しを少女に向ける。少女は当然だ、と言わんばかりに鼻先で笑った
「逃げ惑う奴等に代わって、戦ってやっているのだ。安いものだとは思わんか?」
「安い命なんて、ありはしない!!」
「その割には、自分の命はずいぶん安く扱っているではないか。お前のその銃は使えば使うほど命を縮める代物だ」
「立ち向かう力があるのにそれを振るわないのは・・・罪だよ。だから僕は戦い続ける。力を持つ者の、それは責任なんだ」
「自己犠牲か?見事な心がけだな。感動しすぎて片腹が痛い」
「好きに言えばいい。僕はみんなを守りたい。みんな、生きているんだ。この荒野でみんな一生懸命生きているんだ。いつか咲く花を信じて…」
二人は魔物と対峙した。
「明日咲く花は・・・・今、種を蒔かなくちゃいけないんだ」
「戯言はこれを乗り切ったら言うのだな。来るぞ!」
町中に乾いた銃声が一斉に鳴り響いた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-06 00:57:29
953文字
会話率:45%
それは、おぼろげな 記憶の欠片《カケラ》。黄昏色に染まる世界。踊る街の灯り。そして、泣きたくなるくらいに温かい、あなたの手のひら――。 毎夜、繰り返し見る夢に秘められた真実。失われた記憶の向こう側にあるものは? 女子高生×幼なじみ・異世界
<パラレル>トリップ &現代学園ラブ・ファンタジー。※野いちご版先行公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-02 14:54:46
67758文字
会話率:1%
神と人間が共存していた時代。
人は神を崇め、恐れ、感謝し暮らしていた。
山に囲まれた村で暮らす少女スズ。スズは黄昏時、不思議な少年と出会う。スズは問う「――誰そ彼(たそかれ)」と。少年は応える「…くく」と。
スズはある目的のために禁忌の山へ
と入ってしまう。
そこで村で出会った不思議な少年くくと遭遇するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-21 00:00:00
29671文字
会話率:37%
奇妙な現象に巻き込まれ、奇怪な症状に悩まされる一人の高校生がいた。
助けを求め訪れたのは、由緒正しいお寺でも、高名なお医者様でもなく――彼の通う高校の旧校舎――その二階に位置する、一つの教室――「心霊研究会」の部室だった。
黄昏時よ 逢魔
時よ 大禍時よ
其処にいる アナタはだぁれ?
* * *
他サイトでも公開しております。
ジャンルはホラーとしていますが、全く怖くはないです。
こちらでは初めての投稿作品ですので作品の内容以外にも粗があるとは思いますが、修正していきますので
見つけ次第ご連絡をくださるととても助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-20 14:31:03
9560文字
会話率:43%
これは、前世を「つまらない」という理由だけで自殺してしまったあわれな男が偶々神に見いられ、そこでの修行を得て異世界に旅立ち、二度目の人生を楽しく生きようとする物語である。
最終更新:2013-10-20 00:04:41
6552文字
会話率:60%
古代の国で起こった、あの『悲劇』が生まれ変わった主人公の前で繰り返される。
妃於瑠達は『悲劇』の連鎖を、断ち切ることができるのか…?
最終更新:2013-10-13 13:05:46
26774文字
会話率:40%
Twilight本編に出てくる、予定の神崎柚の記憶のお話です。好きなお兄ちゃんは十歳も離れてて…。
最終更新:2012-07-17 19:24:42
1324文字
会話率:26%
少年、宇佐木聡波、14歳は、同じく14歳の弟、竜火と共に、様々な困難へと立ち向かって行く。異能力者モノです。
最終更新:2013-10-09 17:57:08
14441文字
会話率:38%
黄昏に染まり、終わりゆく世界にたたずむ一人の少女修道士。彼女は故郷の寒村を出て、聖地への祈りと巡礼の旅に出た。そんな彼女が旅先で出会う1人の浮浪者。少女は男に施しを与え、彼はその対価として少女の目的地である宗教都市・パスティンまでの案内と道
中の護衛を請け負う。野を行き、山を越え、ときには襲撃者をかいくぐり、ついに二人はパスティンへと到着する。そこで2人を待ち受けるあまりに酷な現実とは……。「信じる者」と「信じることを捨てた者」が共に旅をすることを通じて大切ななにか、忘れていたなにかに気づいてく。静かでハートフルな冒険談。
【第3回なろうコン1次選考突破作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-10 12:00:00
56715文字
会話率:27%
バブル崩壊後くらいからの若者達が蜃気楼を追いかけはじめた高度発展新時代を懐かしむ詩。
最終更新:2013-09-05 10:30:14
292文字
会話率:0%
黄昏のガンプは、実体験型VRSLGが売り文句の西洋風ファンタジーゲームである。
プレイヤーは、世界の住民の一人となり、冒険や生活を行う。
そのプレイヤーの一人が、シュガーブルクの代表として頭角を現しつつあるアーネストであった。
VRM
MO小説をいろいろ読んでいて、VRモノを私も書いてみたいと思っての投稿です。
私自身は、ログアウト不能のデスゲームを舞台とするゲームは10年以上前に参加したぐらいであり、新鮮味に欠けるかもしれませんが、読んでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-03 07:00:00
9615文字
会話率:8%