ゆるやかに死を待つ女と、女に出会った男の話。(診断メーカーから題材お借りしました)
最終更新:2016-05-19 18:11:05
2902文字
会話率:26%
友、姉妹、主従、相棒、家族、仲間、これは六つの絆を取り戻す物語。
これは欲に呑み込まれた世界を光で照らす物語。
括目せよ、最後の希望から広がる最強の絆を。
最終更新:2016-02-09 20:59:01
32584文字
会話率:42%
「祈祷師様! どうか、どうかこの村に暖かさを。太陽の恵みを……!」
老婆は応えた。
《純潔の少女を一人、寒さの際立つ山に住む神に捧げよ》
この村には子どもたちが少なかった。
女の子となると特に。
どの子どもたちも両親や村人からの愛情を
受けて育っている。
「いや、待てよ……?」
まだ成人したてに見える若い男が言った。
その言葉に顔を見合わせた村人たちは皆頷いた。
「仕方ない。彼女しか居ないのだ。村を救った少女として、忘れないようにしよう。」
内心自分の子どもではなくて良かったと胸を撫で下ろしながら、絶望に泣き叫ぶ女性に告げた。
「おめでとう。そなたの子を、神に捧げよう……」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-17 23:24:20
3104文字
会話率:21%
人類は日々進化している。今、この瞬間でさえ。
温故知新、大いに結構。けれど時には古きを捨てることも肝要だ。
たとえそれが、心霊に関することであっても。
祈祷?お祓い?んなもん古い!!
最終更新:2015-10-10 18:50:59
2375文字
会話率:29%
--その昔、外野と呼ばれる集落に、昔から伝わる祈祷師の一族の末裔であった、野田ナミ子という女がいた。大変な美人と評判であったが、その美貌故か、男関係の危ない噂も絶えない女であった。
ある時、所帯を持った男との不倫がその女房に見つかり、激し
い非難を受けたナミ子は、とうとう崖から身投げしてしまう。
死んだナミ子は怨霊となり、男とその家族を呪い殺した。その呪いは島民までも巻き込み、恐れた島民は祠を作り、ナミ子の霊をその中へと封じ込めた。
その祠を開けた者は、ナミ子に呪いを叶えてもらえるという。その代わり、自らの命を捧げなければならない。--
紅い夕陽に照らされた島、野島。この島で生まれ育った陽子は、幼馴染である北口さをりとともに、元気に小学校へ通う児童であった。ある日二人は、島の駐在であった甘屋に、この島に伝わる呪いの伝説を聞かされる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 20:35:37
103202文字
会話率:42%
平原の北には手を使わずに物を動かす者達(神の山の民)がいた。
それを恐れ実行される異端者狩り。
しかし生き残った者達の間では魔法の研究が進められていった。
異端者狩りの真実を知ろうと旅立つ神の山の民、パイン。
そして国を手中に収めようとする
宮廷祈祷師の野望に巻き込まれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-07 18:59:49
80552文字
会話率:26%
「短刀直入に申し上げます。秋津川 蒼真《あきづかわ そうま》さん。貴方、呪われています」
生徒会書記の秋津川蒼真は、今まで話したこともない女子生徒、高桜紅実に指を指されてこう告げられた。彼女は彼の学年では有名な存在だった。それも、変人なオカ
ルト姫として…。行く先々で清めの塩を撒き、祈祷をする彼女に付きまとわれることとなった蒼真。それを面白がる周囲の人間。彼の運命や如何に―――?前作『俺は草香紗和が本当に好きだ』の主人公の後輩、秋津川蒼真が主人公の物語です。もちろん、前作を読んでいなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-11 12:00:00
12926文字
会話率:26%
――犬神
犬を頭部のみを出して生き埋めにし、その前に食物を見せて置き、餓死しようとするときにその頸を切ると、頭部は飛んで食物に食いつき、これを焼いて骨とし、器に入れて祀る。
すると永久にその人に憑き、願望を成就させる。
犬神の憑きやすい家筋は、これらの蠱術を扱った術者、山伏、祈祷者、巫蠱らの血筋である。
(Wikipedia より抜粋、一部改変)
……これは、そんな犬神の雌と、(売れない)小説家、山中浩一の恋愛話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-18 12:46:44
6902文字
会話率:25%
言葉の魔力、言霊、、呪文。真言、祈祷。読経。
キーワード:
最終更新:2014-02-25 09:37:40
1024文字
会話率:12%
※ 当小説は、上海アリス幻樂団(東方プロジェクト)様が版権元となる二次創作品です。
ある日。
博麗神社に八雲 紫が景品の出るお賽銭箱を持ってきた。
お賽銭入れて ガチャガチャ ポンポンと御祈祷すれば、素敵な短編・巻物語がポンと出る。
自由気ままで、色々フィクションな、東方プロジェクトの二次創作短編集です。
皆様も、どうぞお気軽に御参拝下さいませ♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-13 01:34:01
73732文字
会話率:57%
出戻りで肩身が狭い……。楓(かえで)は家に引き籠って退屈な毎日を送っていた。何をしても上手く行かずやる気も出てこない。「もう、どうなってもいいんだ……」そんな悲観の日々。しかし、雨乞い祈祷師の青年が目の前に現れたとき、すべてが変わった。彼は
ずうずうしくも、雨を降らせる能力もないのに、村に雨を降らせてみせると言う。楓の運命の木葉は青年の風で思いもよらない方向へ弾かれて行きそうだった。
コバルト短編で「もう一歩」でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-05 23:14:44
10793文字
会話率:47%
悲しい死産を経験し、再び身ごもった妻は友人の紹介の元、安産祈願を行うことにした。そこで出会った友人の知り合いの祈祷師の安産祈願が始まるが、祈祷しは机の前で妙な叫び声を上げるばかり。本当に安産祈願になるのだろうか?
最終更新:2012-11-17 19:57:53
1529文字
会話率:36%
時は源平が激しく争う世の中。
木曽義仲討伐の為に東北に出陣する平知章は、その途中で祭られていた狐の姫に出会う。
その姫との宴にて平家の勝利を祈祷したが、士気の低い平家の兵達によって、その狐は射殺されてしまう。
まるでその狐の祟りのよ
うに平家軍は倶利伽羅峠にて大敗。
その敗走に巻き込まれた知章を助けたのは、射殺された狐の姫だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-17 19:48:48
49423文字
会話率:25%
「黄金色の愛情」の本編と短編の続きです。
不思議な力を持つ祈祷師のコウと、コウを慕って共に人生を歩く事を決めた聖(きよ)のお話です。なんでもない日常の話ですが、興味がありましたら目を通していただけると嬉しいです。
最終更新:2012-08-08 21:44:03
10428文字
会話率:55%
「黄金色の愛情」の番外編です。
二人で時間を共することを選んだコウと聖(きよ)は、海のそばに定住することに決め、新しい生活を始めるために引越しをしてる一コマです。
最終更新:2012-06-28 18:42:05
2485文字
会話率:57%
聖堂の四作目です。
このお話は、前に書いた「友人、恋人、下僕、お好きにどうぞ。」というお話に出てくる骨董屋の店主の過去のお話です。
基本的に過去のお話なので、前作を読まなくてもいいよって内容になってます。
舞台は古い日本をイメージしてます。
山間の集落の長の娘と、流れてきた祈祷師のお話です。
和風ファンタジーで、恋愛要素も少し(?)あります。
これを読んで興味を持たれた方がいて、暇で暇で仕方ないと言う時があれば、「友人、恋人、下僕、お好きにどうぞ。」も読んで頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-23 16:44:19
29864文字
会話率:43%
御子秀は月の女神の神殿に仕える御子見習い。エリートコースである祈祷部の舞の組から、地味な薬草園の薬師見習いへと配属替えになったばかり。ある日のこと、同期の友人の永が相談事を持ち込んでくる。それは祈祷部の二人の少年御子、楷と皓の仲違い。衆目の
中のケンカでありながら目撃者の意見は割れ、当事者二人は黙秘。さて、この謎を秀は解けるのか・・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-10 18:58:37
7838文字
会話率:25%
貴方と父は友達だった。
仲間だったのに。
老人の前で、そう呟く青年の手には拳銃が握られていた。
最終更新:2009-12-29 11:52:06
1761文字
会話率:48%
神主の祈祷で乳ガンが完治した話。内弁慶な男の笑えない喜劇。
キーワード:
最終更新:2008-12-31 01:09:03
37193文字
会話率:62%
祈祷師である夜半と、そのしもべである夜半は、二人で暮らしている。ある日、夜半が近所の小学生が「公園で不気味なことが起きている」とウワサしているのを耳に挟む。祷魔とともに、公園に行くとソコには浮浪者に乗り移った悪霊がいた。
最終更新:2007-07-08 02:21:53
7199文字
会話率:42%