ワタシはただの貴族の子として生きてきた。しかし、その一言でワタシは思い出してしまった。
「魔王様!」
そうだ、ワタシは、死んだ魔王の転生体だったのだ。
最終更新:2025-07-09 23:27:12
39207文字
会話率:57%
人混みの中で目立たないように生きてきた高校生・相川陽翔(あいかわ はると)。
誰かと深く関わることを避け、図書室の隅でひとり過ごす毎日。
そんな彼の前に突然現れたのは、クラスで「孤高の読書家」と噂される美少女・一ノ瀬碧(いちのせ あおい)だ
った。
「……今日、ここで一緒に食べてもいい?」
その日から、二人だけの静かな昼休みが始まった。
多くを語らない彼女、踏み込みすぎない彼。
けれど少しずつ、言葉ではなく沈黙の共有を通じて、ふたりの距離は近づいていく。
学校では誰にも見せない、碧の意外な一面。
そして、陽翔がずっと心の奥に閉じ込めていた「ある秘密」。
これは、傷つくことを恐れていたふたりが、
少しずつ世界の輪郭を取り戻していく——
やさしい心が、静かにすれ違い、そして重なる
そんな物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-09 19:09:15
15313文字
会話率:32%
高校二年の春。
風間蒼真(かざま・そうま)は、誰にも興味を持たず、感情を抑えて生きてきた。
そんな彼の前に現れたのは、クラスの人気者・椎名楓(しいな・かえで)。
「ねぇ風間くん、私たち、付き合ってるって“ことにして”くれない?」
ある日
突然の"嘘の交際"の提案。
理由を聞いても「秘密」と微笑む彼女は、どこか寂しげで、嘘の裏に本音を隠していた。
最初は戸惑いながらも、嘘から始まったふたりの関係は、少しずつ本物に近づいていく。
けれど、楓には絶対に言えない“本当の理由”があった——。
これは、ひとつの嘘から始まる、まっすぐで、残酷で、それでもやさしい恋の物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-07 14:19:33
1102文字
会話率:41%
人混みの中で目立たないように生きてきた高校生・相川陽翔(あいかわ はると)。
誰かと深く関わることを避け、図書室の隅でひとり過ごす毎日。
そんな彼の前に突然現れたのは、クラスで「孤高の読書家」と噂される美少女・一ノ瀬碧(いちのせ あおい)だ
った。
「……今日、ここで一緒に食べてもいい?」
その日から、二人だけの静かな昼休みが始まった。
多くを語らない彼女、踏み込みすぎない彼。
けれど少しずつ、言葉ではなく沈黙の共有を通じて、ふたりの距離は近づいていく。
学校では誰にも見せない、碧の意外な一面。
そして、陽翔がずっと心の奥に閉じ込めていた「ある秘密」。
これは、傷つくことを恐れていたふたりが、
少しずつ世界の輪郭を取り戻していく——
やさしい心が、静かにすれ違い、そして重なる
そんな物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-07 10:20:02
484文字
会話率:31%
『愛されない彼女たちを僕は』
――男がほとんど存在しない世界で、僕だけが彼女たちに優しく手を伸ばす。
朧げな前世の記憶を持つ青年は、気づけば檻の中にいた。
そこは、男性が極端に希少な世界。
女性たちは競い合い、報われず、静かに傷を抱えて生
きている。
そんな世界で、彼は“愛されなかった”女性たちと出会っていく。
――年齢だけを理由に恋愛から遠ざかった令嬢。
――他人に媚びず、気高さゆえに誤解された貴族。
――戦場で心を凍らせた老練の女騎士。
――男性に絶望し魔道を探求した魔女。
「この世界で、誰にも愛されなかった彼女たちを――僕は」
これは、たったひとりの優しい青年が、愛されぬまま生きてきた彼女たちに“何か”を与えていく物語。
あべこべ風ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 18:22:38
36605文字
会話率:31%
変声期によって自分の好きだった声が変わり果ててしまった優希。
それから何もやる気が出ずに無気力に生きてきたが、ある日ネット上で願いを叶える石のページにいつの間にかアクセスしてしまう。
何かに取り憑かれたように個人情報を入力したが何も起きず。
その日はそのまま眠ってしまった。
翌日優希が目覚めると、女子になっていた。あのページに書かれてあったのは本当のことだったと考えたのも束の間、声も昔の自分のものに戻っていることに気付いた優希は適当に服を着てカラオケへと向かう。
※残酷描写あり、BLとGLは保険です。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 18:00:00
151458文字
会話率:40%
夫婦となり長い時を重ねたふたり。かつての沈黙の心地よさは、小言に変わり、日々の所作や言葉に歳月の重みがにじむ。小さな気遣いや気配が、共に生きてきた証となり、今も確かにふたりの時間が流れていることを静かに教えてくれる物語。
最終更新:2025-07-09 00:00:00
45080文字
会話率:15%
褪せることなき便り:あらすじ
主人公の私は、いつも枕元にある一通の手紙に支えられて生きてきた。それは、大学時代に出会い、互いに惹かれ合った「あなた」からの、唯一にして最後の手紙だった。内気な私に優しく寄り添ってくれたあなたは、卒業後、遠い国
へ留学することになる。出発の日、あなたは「寂しくなったら開けてくれ」と一通の封筒を私に手渡し、異国の地へと旅立っていった。
半年後、孤独に押しつぶされそうになった私は、その手紙を開封する。そこには、私の心を温かく包み込むあなたの優しい言葉と、必ず帰ってくるという約束が綴られていた。その後も私たちは手紙のやり取りを続け、私はあなたの帰りを心待ちにする。しかし、ある日突然、あなたの友人から事故による訃報が伝えられる。あまりにも突然の出来事に、私はただ部屋の隅であなたの手紙を抱きしめ、泣き続けることしかできなかった。
数週間後、あなたの遺品が送られてくる。その中に、私への最後の、そして唯一の手紙を見つける。それは便箋ではなく、小さなメッセージカードで、そこにはあなたの帰国日、私の誕生日が記されていた。あなたはその日、私の元へ帰ってくるはずだったのだ。
今も心の奥底にはあの日の悲しみが横たわり、手紙は枕元に置かれたままだ。もう読み返すことはないが、そこにあるという事実が、私を締め付け、同時に、あなたが確かに生きていた証として、静かに存在し続けている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 23:04:59
3839文字
会話率:9%
主人公、朝宮康は17という歳にしていくつかの犯罪まがいな行いを犯していた。そんなある日、それまでの悪事がバラされ、全てを失った夜、それまでにしてきた行為に対する恨みを持った者からナイフで刺され絶命する。
───ふと目を覚ますと、そこは今まで
生きてきた窮屈な世界とは違った世界であることに気づく。そしてそこから、新たなる物語として動き出す。次は朝宮康としてではなく、アスラン・フォルトとして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 22:25:18
203640文字
会話率:49%
生まれつき原因不明の病を持って生まれた少年。名をカース。
彼は醜い見た目故か、両親に見放された。
そんな行き場の無い彼を救ったのは隣人の中年男、レイス・ハウスト。
彼はカースを両親に代わり、医者の元へ連れて行った。
しかし、針は灰になり
、薬は効かない。
医者の手にも負えないものだった……。
それからカースは全身に包帯を纏い、身を隠す様にレイスと共にひっそりと暮らしていた。
──10年後。
彼は街に、歩くための杖を探しに降りて来た。
しかし、杖を購入したのも束の間、誤って杖を灰にしてしまい盛大に転んだ。
病弱なカースは支えが無いとまともに起き上がる事もできない。
──そのとき、銀の髪を揺らした少女が声をかけてきた。
「──あの、大丈夫ですか?」
それは、誰もが目を逸らす中でただ一人声を掛けた者、『アルカ・ルーベスト』だった。
そして声を掛けた後、彼女は”仰向け”か、”うつ伏せ”……どちらで起こすかを真剣に悩みながら、ズレた優しさを全力でぶつけてくる。
──天然で、真っ直ぐで、何より眩しいその存在が、
触れると灰にしてしまう巨大な力に悩み、生きてきたカースの止まっていた“時”を、動かし始めた。
「生まれ持ったこの力、何の為に使うのか」
君に触れるために俺は呪われた力を使う──。
※※※※※※※※※※※※※※※※
バトル×シリアス×ファンタジー作品!
少しのコメディも添えて〜。
毎日更新予定!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 19:00:00
26220文字
会話率:32%
「お前は……"白い悪魔"だ!」
その名で恐れられる少女、名をルクス。
白髪と赤い瞳を持つ異形の存在として、貧民街で孤独に生きてきた彼女は、
才能に溢れる者だけが許される冒険の世界に足を踏み入れた。
ある日、謎めいた男レ
イモンドとの出会いが、彼女の人生を大きく変える。
旅の果てに手にした絶大な力――それは、彼女に歓喜と恐怖の両方をもたらした。
"才能"が全てを決める世界で、彼女が望むのはただ一つ。
「私は、自分が何者なのか知りたい」
力に飲み込まれるか、それとも運命を切り開くか――
壮大な冒険と、"自分"を探す旅路が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 20:12:14
3947文字
会話率:43%
ヴェルディア帝国の皇后として国民に愛され、皇帝ノアの伴侶として順風満帆に生きてきたルシェル。
しかし、彼女の平穏な日々は、ノアの突然の記憶喪失によって崩れ去る。彼はルシェルとの記憶だけを失い、代わりに「愛する女性」としてイザベルを迎え入れた
のだった。
信じていた愛が消え、冷たく突き放されるルシェル。耐えがたい屈辱の果てに、彼女は離婚を決意する。
だがそこに、隣国アンダルシア王国の皇太子ゼノンが現れ、驚くべき提案を持ちかける。
それは救済か、あるいは別の陰謀か——
真実を覆う闇の中、ルシェルの新たな運命が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 16:37:40
55586文字
会話率:37%
ある障害を抱えながらも懸命に生きてきた少年――神皆葉は、高校への入学式の日、退屈を持て余していた少女――円麗と出会う。その出会いがあった日から、彼には異変が起きた。神の気まぐれで死のカウントダウンを突きつけられ、殺し合いを強いられる日々が、
始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 12:22:04
323959文字
会話率:50%
数十億人もいた人間が数千万人にまで減った戦争――世界の崩壊日。それによって家族を失い、孤独に生きてきた高校生・彩美奈陽は、世界の崩壊日から世界を救った神に憧れ、彼を目指していた。ある日、その神に似た幼い少年ミナハに出会い、孤独だった美奈陽
の人生は変わっていく。しかし、それは彼女に新たな試練をも与えることとなった。美奈陽は戦う……彼女を助けなかった世界と。そして……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-24 22:37:13
109558文字
会話率:54%
完璧な淑女として仮面をかぶり生きてきた公爵令嬢リディア。
そんな彼女の素顔を見抜いたのは、無骨で寡黙な魔獣討伐隊の団長レオンだった。
身分も立場も違うふたりが出会い、惹かれ合い、仮面を脱いで選んだのは“自分自身の幸せ”。
これは、愛すること
で“隣に立つ”ことを学んだ令嬢と騎士の、穏やかでまっすぐな恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 12:00:00
15263文字
会話率:31%
38歳・独身・派遣社員。
誰にも期待されず、誰の記憶にも残らず、地味に生きてきた熊本太郎。
ある夜、道に飛び出した少女を庇って命を落とす。
目覚めた先は――神様が管理する「転生ロビー」。
「チートは……ムリですね。徳ポイントがちょっと足
りなかったんで」
「ですよね〜……」
転生は“ギリギリセーフ”。
与えられたのは、地味で実用的な「強化魔法」だけ。
ステータス画面も出ないし、才能もない。
それでも太郎は、異世界の片隅で、少しずつ人と関わりながら“今度こそ誰かの役に立てる人生”を目指して生きていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 01:13:28
18494文字
会話率:38%
『目立ちたくない。』
その一言を信条にクラスの中でその他(モブ)として生きてきた男子、影山亨。
そんな彼のクラスが、典型的な勇者召喚に巻き込まれた。
国民からの期待、
自分が特別だという証、
意思とは関係なく手に入れた能力。
そんなものは
彼にとって邪魔でしかない。
何とか目立たず、波風立てずに過ごそうとするが...
※この度オーバラップ文庫より同タイトルで書籍化、発売させていただいております。まだまだ未熟な作品ではありますが、これまで応援してくださった皆様に今一度お礼を感謝をこの場にて伝えさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 00:00:00
679724文字
会話率:35%
この世は神通(じんつう)という能力を持つものが大半を占める。
空を裂き、火を操り、時間をも縛る力。その有無と強さで人生の価値が図られる世界。
そんな世界で神通を持たぬ無能として生きてきた綾瀬いち。周りも彼女自身も無能であると思っていた。
薄
紅色の花が咲いている木の下でとある人物に出会うまでは…。
「君、封じられているね。とても強い力が。」
出会いをきっかけに、能力が目覚め始めて…。
「怖がらなくていい。大丈夫、僕がそばにいる」
「何に使うかは、君が決めていいんだよ。」
───守られるだけじゃだめだ。
───あの人を、私も守りたい。
君は一人じゃない。力を恐れないで。
ないと思っていた力に翻弄されつつも、立ち向かうヒロインの恋愛×成長物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 22:00:26
18905文字
会話率:35%
神の聲《神託》を持つ者がすべてを支配する世界。
聲を持たぬ者は“無能者”と呼ばれ、家畜以下の存在として扱われる。
天城 優(あまぎ ゆう)は、その無能者だった。
それでも、諦めなかった。
憧れのハンター隊に荷物持ちとして食らいつき、ただひ
たすら前を向いて生きてきた。
けれど──
唯一の家族である妹が、ある日突然“事故死”として処理された。
理不尽な死。捻じ曲げられた真実。封鎖された調査。
その裏には、五大財閥と呼ばれる支配層の影があった。
失意の中で、彼の“脳”が覚醒する。
そこに眠っていたのは、思考型AI《オモイカネ》。
神の創造原理を模した異端の人工知能。
それは言う。「おまえに“試練”を与える」と。
――試練を乗り越えるたび、少年は力を手にする。
神託すら無効化する、理を超えたチート能力を。
神に蔑まれた少年は、神の聲を持たずに、神そのものを殺す。
◆
これは、“最底辺”から這い上がり、
“神殺しの刃”として世界を断罪する、静かで苛烈な覚醒の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 20:00:00
90532文字
会話率:34%
永野一はゴマすり三下クソ野郎である!!
彼はこれまでの人生において、ある時は近所のガキ大将を神輿に担ぎ、またある時はクラスの1軍陽キャの太鼓を持ち、またある時はバイト先の店長のイエスマンとして17年を生きてきた!!
この物語は、そ
んなゴマすり三下クソ野郎がひょんなことから、フランス生まれの美少女留学生と恋仲になる、美女と野獣的ドサンピンラブコメディーである!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 17:00:00
28567文字
会話率:25%
伯爵令嬢のクロエ・エシャロットは18歳の時に婚約者である公爵令息から婚約破棄を告げられる。大々的なパーティーでも公衆の面前でもなく、公爵邸でただ静かに告げられた。噂は巡り巡って結婚相手など見つかるはずもなくクロエは『婚約破棄された売れ残り令
嬢』のレッテルを貼られ27歳を迎えてしまった。家族からも冷遇され敷地の隅の納屋で暮らし、自ら働いて生活費を稼ぐ。婚約破棄されてしまった女性が素敵な男性と恋に落ちる、そんな物語のように現実は甘くない。
だが彼女の職場である魔道所の所長や同僚に恵まれて、クロエはどうにか前向きに生きてきた。
そんなある日、魔道所に5歳年下の魔導師のルークがやってくる。それは、彼女がまだ婚約破棄を告げられるより前に親交のあった少年であった。弟のようだと思っていたルークの大人になった姿に困惑しながらも久しぶりに会うことが出来て喜ぶクロエ。相変わらず子犬のようで可愛いと思っていたら急に距離感が近くなったり、いつでも甘やかしてくるルークにクロエは翻弄され、次第に心が溶かされていく。
「あぁ、どうしよう、沼にはまってしまいそうだわ」
心に傷を負った女性が年下に溺愛される話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 13:40:04
143896文字
会話率:32%
「こんなにも迷いなく、揺るぎなく、彼女のことをこの上なく好きでいつづけられるのがもしも魔法のせいなのだとしたら。」
砂映・K、37歳、魔法薬師。
優しい性格でそこそこの男前だが、魔術従事者としてはありえないほど魔力が弱い「へっぽこ」である
。
強大な魔力を持つ「三聖獣の魔女」との接触の疑いをかけられた砂映。
砂映には、身に覚えがなかった。
一方、忙しさのあまりつきあっている彼女への連絡を怠っていたことに砂映は気づく。
高校時代に知り合った、ちょっと変わり者の「彼女」。
大人になって再会して、再びつきあい始めてもうすぐ一年。
不安定な「彼女」には、砂映も知らない「秘密」があった。
「三聖獣の魔女」は、「普通」に憧れながら、時に「魔物女」と罵られ、人権を奪われ、魔物として暴走することに怯えて生きてきた。
彼女は魔道士雷夜の力を借りて、何とか人間として平穏な生活を手に入れていた。
けれども愛する人への不信から、再び彼女の暴走が始まる。
「三聖獣の魔女」を退治しようとする者。守ろうとする者。
その対立の行方は――――。
※自分は恋愛が向いてないなあと思っている人、恋愛にほとんど興味がない人なども出てきます。
※「きらへっぽ~嫌われ魔道士へっぽこ魔草師~芋虫事件」の続編ですが、この話(「三聖獣の魔女」)だけ読んでいただいても大丈夫です。
※23万字程度で完結済。予約投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 17:15:35
228137文字
会話率:41%
人類史上最高の幸福を実現してしまった(と私は信じている)バシュラールの、邦訳された2000ページ以上のなかからよりすぐった200くらいの言葉にみちびかれて、この本(にはまだなっていませんが)のなかの俳句のポエジーを味わっては、私たちだれも
が〈イマージュの存在論〉や〈想像力の現象学〉を身をもって生きてきたのだった。
そのことのくりかえしが私たちの詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚を育成してくれないはずはないと思われるのだ。
今回とつぎのつぎには詩はでてきませんが、次回は私の大好きな大木実の詩を5篇、俳句のポエジーによって詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚が活性化された言葉の流れの、その最後に読んでみることになります。リアルタイムでこれまでの掲載作をくりかえし読んでいただいてきた方にはもう確実なこととして約束されているようなものですが、大木実の5篇の詩でどれほどの詩情や詩的な喜びや慰めを感じとることができるか、楽しみにしていただけたらと思っております。
1200枚もある私の原稿を気軽に読める長さに小分けにしたものを連載というかたちで投稿してきましたが、作品を開いていただいたとき、タイトルの前にのっている「この連載作品は未完結のまま……」という言葉は気にしないでください。それなりに完結したひとつひとつの作品を連載というかたちで載せてもらっていて、あと8回で、終わりというもののない私の作品のいちおうの完結ということになりま
このサイトが終了してしまうと、サファリやヤフーやグーグルで検索できる私の全作品も消えてしまうらしいので、本になれば一生の宝物としていつでも、いつまでも利用していただけるのですが、連載が完結したあとも、自分で言うのもなんですが消滅してしまうなんてあまりにももったいないので、とりあえずは多少先を急いで、くりかえし何度でも読んで利用していただけたならと思っております。
ことにもパート3、4、5にも、俳句のポエジーをレベルアップさせる前例のない工夫がてんこ盛りなのに現時点(令和7年7月)ではあまり読まれていないようなので、消滅してしまうまえに、どこでもいい、気楽に、好きなように、くりかえし何度でも読んでいただけたならと、せつに希望いたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 09:07:23
6502文字
会話率:17%
小学生の頃から人生の意味を見失い、15年間「死にたい」ではなく「死ねないまま」生きてきた青年。
感情も記憶も薄れていく中で、家族に気づかれぬよう日常を演じ続けている。
限界の手前で、周囲に迷惑をかけないよう、ひとり静かに言葉を残そうとする─
─
これは、“無”の中に残った最後の心が誰かに届くことを願った、ひとつの遺書のような記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 02:56:38
936文字
会話率:0%