美術教師の桜木優里は事故で亡くした恋人である涼宮花蓮に囚われ続けていた。
花蓮に思いを馳せるために花蓮の絵を描くものの、死を思い出すため完成はさせない。
完成しない絵を描きながら花蓮の夢を叶えるために教師をする日々。
けれど、教師として生徒
と交流していく中で少しづつ心境の変化が現れて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 01:31:38
8768文字
会話率:56%
とある雪国に刑事として働いている羽瀬川 綾(はせがわ りょう)は自暴自棄になっていた。
理由は仕事を優先し家庭を顧みなかったことから、妻である成海 凜(なるみ りん)に離婚届を残し出ていかれたからだ。
ある冬、あまり乗り気でない職場の飲み会
から、自宅のアパートに帰ると玄関先に女性が酔い潰れていた。
面倒事を避けたい綾だったがそのまま放置するわけにもいかず起こそうと、女性の顔を見ると凜と付き合うと同時に別れた高橋さくらだった。
偶然、再会した2人の半分妄想で半分本当の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 04:27:34
2147文字
会話率:18%
「君との婚約は破棄させてもらう。理由は……言わなくても分かっているだろ?」
ティアナは子どもを産むことができない。
結婚直前の健康診断で言い渡されたその事実に、三日三晩泣いた。
そして婚約破棄を言い渡されて、また三日三晩泣いたのだった。
こ
の国では『婚姻統制法』により、国が決めた相手と結婚しなければならない。
そして、その結婚相手と子作りに励むことが義務だ。
ただし、貴族だけは家同士が決めた婚約者と結婚することが許されていた。
その婚約者に捨てられたティアナは、子どもを産むことができないために新たな結婚相手が決められることもなかった。
しかし……
子どもを産めない女性は、貴族であってもこの国では最底辺の人間で、労働という義務を負う。
彼女は職業婦人として生きていくと決めて、ある公爵家の乳母になった。
お世話をするのは5歳の双子の男の子。暴れまわるし口は悪いし、全く言うことを聞かない。
それでも、この仕事で生きていくと決めたティアナは、自分の母を思い出しながら子育てに奮闘した。
その内に、子供には全く興味のなかった公爵が頻繁に子供部屋に顔を出すようになり……。
「私は子どもたちではなく、君に会いに来ているんだ」
なぜか乳母を溺愛する公爵様に、戸惑うティアナ。
お願いですから、仕事の邪魔はおやめください!
※不妊女性への差別など、一部に差別的な描写が含まれます
閲覧の際にはご注意願います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 08:00:00
102536文字
会話率:54%
たった一夜の夢だった。
思い出だけを胸に生きていく。そう決めたのに、どうしてこんなことに……?
貧乏男爵家の妾の子として生まれた私は、それなりに美しいというだけの冴えない娘だった。どこからかそれを聞きつけた偉い人に引きずられるようにして首
都に連れて行かれて、16歳の少年皇帝の寝所に放り込まれた。
その夜、私は初めての恋をした。
同時に、ここにいてはいけないと思った。私のような女が皇帝陛下の隣に立つなど、許されることではないから。
だから、朝日が昇る前に逃げ出した。
それが、6年前のことだ。
その晩に身籠った子を密かに産み、5年間逃げ続けた。
ところが1年前、とうとう彼に見つかって私は皇帝の側妃になった。
この1年間、なんとか側妃としての務めを果たしてきた。
だけど、本当なら私などは必要ないのだ。
だから……
今度こそ、逃げ切ってみせる──!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 20:03:12
4516文字
会話率:55%
幼馴染の男の子、ジオこと大黒時桜(だいこくじおう)は空気が読めない。
私が告白しようとするたびに急に何か思い出したりして中断させられる。
ずっと一緒に育ってきた私が振られるはずないとはいえ、ちゃんと正式にお付き合いしてるって形をとるのは大
切なのに。
元気さが取り柄の脳筋パリピみたいな子だから、そういう機微とかわからないんだろうし、多少空気が読めないのも仕方ないけどさ。
でも、今日は彼の高校の卒業式。良い区切りのタイミングだし。大学に行って変な女に捕まって、いろんなもの卒業させられちゃわないうちに、ちゃんと繋ぎとめておかないとね。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 20:00:00
6359文字
会話率:38%
絵美は京都大震災を思い出していた。
気づけば周囲は瓦礫の山で人の死体も
沢山見える。子供の様な黒い存在。
それが吠えると大地は揺れ動いた。
絵美は確信していた。
あれは自然災害等では無かったと。
少女は大人になり自分を救ってくれた
人と
思いを同じくするべく自衛隊となった。
災害後に出来た九条駐屯地。そこでは自衛隊が
重火器をもって妖怪相手に奮戦する特殊な
勤務地だった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-10-15 14:52:32
80653文字
会話率:59%
まぜもの。それは人と妖、あるいは複数の妖が混ざった混血の総称である。数百年前に突然人間化した妖達はなぜかここ数十年の間に再び妖としての力を「思い出した」 だが人である間に彼らの血や力は混ざり合い、以前とは違う力、体質を持つようになっていた
。それが新たな悲喜劇を産む。
高校生、高尾山太郎は「彼女が欲しい!」と学園有名女子を取材と称して口説きまくることで有名な新聞部の問題記者。その彼はまぜものの争いに巻き込まれる中、自身も狼男と烏天狗のまぜもの「狼天狗」であることを思い出す。彼は烏天狗だった新聞部部長・鞍馬義経と無姿(透明人間)である透野明子と共に、雪女のまぜものであることを思いだした桜島瑞雪を助けようとするが、その前に立ちはだかるのは男の天敵とも言える淫魔のまぜもの羽宇と、戦闘能力は高尾を圧倒的に上回る風神と雷神のまぜもの尾似島。思い出したばかりで妖力をろくに使いこなせなていない高尾は瑞雪を助けることが出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 13:00:00
134405文字
会話率:45%
高校生の伊織は昔、少女と約束した。
思い出した頃には自分は死にかかっていた。
助けたのは昔約束した少女、葵。葵の子(鼠)の力が伊織にほとんど奪われてしまったので家の手伝いをすることになった。
手伝いとは夜の討伐。鬼を倒すこと。
十二支を崇
拝し十二支達に守られている支桜町で、動物達に魅入られ戦う男女達のバトルファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 20:04:50
2771文字
会話率:34%
ごくごく普通の高校生……月宮玲《つきみや れい》。いつものように授業を受けていると……グラウンドから謎の爆発音が轟いたかと思えば、突如名前を叫ばれる。名前を叫んだ女を確認してみるも知らない女がそこにはいた。グラウンドへと向かい戦い自分が勇者
だということを知る。勇者ということを思い出した後、魔王を討伐する。そこから約一か月後に転生した魔王がまさかの転校……!?一体どうなる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 19:29:08
18843文字
会話率:51%
浅桜センパイにやっとの思い出で手渡したラブレター……その返事は『君って厨二?!』だった。
いたたまれずその場からは逃げ出したけれど、恥ずかしさが転嫁した憤りで“私”は逆キレして独り言ちてしまう……
最終更新:2023-09-08 15:04:07
1763文字
会話率:2%
6歳の女の子『リディア』。
活発で可愛いい普通の女の子。
しかし、ある日の事。
彼女は突然、前世の記憶を思い出す。
彼女の前世は、日本生まれの日本育ち。
男性でしかも同性愛者。
100歳でその人生を全うした。
そんな前世での彼女の後悔
は、誰からも愛されなかった事。
そして彼女は人生の最後に『来世は絶対 結婚できますように』と祈った事
を思い出す。
今世『異世界』で『6歳の女の子』として『100歳じじい』として、幸せな結婚を願う『リディア』。
しかし彼女は『異世界』で、特殊な能力を持つ『異端者』かつ『能力者』と
して、この世に生を受けていた。
その事が国に知れれば、強制的に一生涯、王国に尽くさなければ、ならない。
そうなれば、幸せな結婚生活を送れない。
そう思った彼女は『異端者』かつ『能力者』である事を隠すために、奮闘する。
そして隠し通せたものの、やがて彼女は、世界を破滅の道から救う、戦いの渦へと巻き込まれてゆく。
そんな戦いの中、彼女が悟った『愛』とは…………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 09:52:03
57170文字
会話率:2%
レンにしてしまったことで悩むミクは、かつて一匹狼と言われていた時のことを思い出していた。
パーティを組まないかと声をかけてきた女。
その理由は「私より弱そうだから」。
ミクは女の実力を確かめるため、難易度の高いクエストに行くこととなる…。
最終更新:2023-08-29 13:07:35
5243文字
会話率:21%
パーティから離脱したレンはあてもなく彷徨っていた。
食料も底をつき、残されたのは最後に力を振り絞って作った、木にくくりつけた輪だけ。
皆との楽しい思い出を振り返りながらも、輪に首をかけ勢いよく飛んだ瞬間、目に入ったのは、かつてのパーティメン
バーのミクだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 12:58:24
4175文字
会話率:17%
希少な思い出をおすそ分け
最終更新:2023-08-25 03:06:53
2489文字
会話率:64%
お盆に帰省する主人公。思い出に浸り、懐かしみ、帰る。
最終更新:2023-08-16 13:08:28
1156文字
会話率:2%
『朝日』は自分が通う高校の卒業式で退屈を貪っていた。
しかし桜の由来を話し始めた校長によって、中学生の頃の記憶が呼び起されることになる。
親友の孝太と中学に入学と同時に訪れた『狩宿の下馬桜』の下で出会った『木内さくら』は、名の如く可憐で、
二人の心を鷲掴みするのは容易であった。
数日を待たずに朝日とさくらは交際を始めたが、わずか三か月で引き裂かれることになる。
永遠の誓いとも取れる言葉を最後に交わしてから三年が経っていた—―。
何の連絡も取れなくなった『さくら』を何度も諦めようとする。
忘れようとするほどに思い出される愛がある。
気が付けばいつも思い出される『さくら』という存在に朝日は苦しみ続けていた。
朝日とさくらには、どんな縁があるのというのだろうか—―。
運命を呪いたくもなった朝日が、辿り着いた先にあったものとは—―。
※この作品は「エブリスタhttps://estar.jp/novels/10942750」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 13:42:46
39445文字
会話率:24%
王子に婚約破棄を言い渡された悪役令嬢エレナは、川に婚約指輪を捨てようとして、酔っぱらいに婚約指輪を当ててしまった。酔っぱらいはかわいい折り紙の花と一つのアドバイスを残して去って行った。「次に指輪を投げるときは、『王子のバッキャロー』って叫び
ながら投げた方が、きっともっと遠くに飛ぶぞ!」
翌昼、正気を取り戻した酔っぱらいは貴族に無礼な物言いをしたことと自分の居場所を教えてしまったことを思い出して慌てるが、すでに遅く、エレナが訪れてしまう。酔っぱらい「色々やらかして、すんませんでしたー!」エレナ「私を弟子にしてください!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 06:31:33
315173文字
会話率:53%
王子に婚約破棄を言い渡された悪役令嬢エレナは、川に婚約指輪を捨てようとして、酔っぱらいに婚約指輪を当ててしまった。酔っぱらいはかわいい折り紙の花と一つのアドバイスを残して去って行った。「次に指輪を投げるときは、『王子のバッキャロー』って叫び
ながら投げた方が、きっともっと遠くに飛ぶぞ!」
翌昼、正気を取り戻した酔っぱらいは貴族に無礼な物言いをしたことと自分の居場所を教えてしまったことを思い出して慌てるが、すでに遅く、エレナが訪れてしまう。酔っぱらい「色々やらかして、すんませんでしたー!」エレナ「私を弟子にしてください!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 23:00:00
8620文字
会話率:55%
あなたとの思い出を認める手紙。みたいなもの。
恐らくは違う。
キーワード:
最終更新:2023-06-23 22:23:00
3461文字
会話率:16%
七つ坂高校演劇部の酒挽当利は、真夜中に幼馴染の平理香からかかってきた奇妙な電話で呼び出される。
そこに待ち構えていたのは、童話世界からやってきたという、キイナ。
彼女は、童話裁判弁護保佐人を名乗り、主人公が有罪判決を受けたせいで人間界
から抹消されてしまった童話、白雪姫を助けて欲しいと依頼する。
童話白雪姫が消されてしまったことで、当利と理香が中学の時に初めて演じた舞台の記憶が理香からだけ失われていた。二人の思い出を取り戻すため、当利は弁護人を引き受ける。
ところが、いざ裁判が始まると、自分が知っているストーリーとは全然違う。
「王妃は白雪姫の実母? 継母じゃないの?」
「白雪姫は4度も殺されかけた?」
「王子とのキスシーンがない!? じゃあどうやって息を吹き返したのさ!!」
「なんで王妃が結婚式の会場で処刑されてるんだよ……」
「つーか、そもそも、なんで白雪姫が裁判にかけられているわけ……?」
王妃は死に、登場人物たちの証言では真相のほとんどは闇の中。
果たして当利は、白雪姫の逆転無罪を勝ち取ることができるのか?
※「童話裁判(まとめ)」を作りました。
扱っている「白雪姫」のエピソードが裁判の証言でしか出てこないため、童話上のどのエピソードをどのような事件として取り上げているのかをまとめたものです。
併せて「登場人物一覧表」を事件の審理別にまとめました。
作品の更新とともにそちらも更新していきますので、分かりにくい方は、そちらを参考にしていただければ幸いです。
https://ncode.syosetu.com/n4528fm/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 02:18:27
996618文字
会話率:44%
拙作「童話裁判」のまとめページです。
童話「白雪姫」をモチーフに、白雪姫を被告人として裁判を行っているため、どのエピソードをどのように扱っているかをまとめたものです。
以下は、小説本編に記載のあらすじです。
七つ坂高校演劇部の酒挽当利
は、真夜中に幼馴染の平理香からかかってきた奇妙な電話で呼び出される。
そこに待ち構えていたのは、童話世界からやってきたという、キイナ。
彼女は、童話裁判弁護保佐人を名乗り、主人公が有罪判決を受けたせいで人間界から抹消されてしまった童話、白雪姫を助けて欲しいと依頼する。
童話白雪姫が消されてしまったことで、当利と理香が中学の時に初めて演じた舞台の記憶が理香からだけ失われていた。二人の思い出を取り戻すため、当利は弁護人を引き受ける。
果たして当利は、白雪姫の逆転無罪を勝ち取ることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 12:10:43
97594文字
会話率:0%
『君を抱く気はない』
トワイライト王国の東部『和州』出身の王太子妃アズキは、結婚初夜、夫となった王太子キョクヤ・トワイライトに拒絶された。
独り寂しくベッドで眠ったその日の夜――彼女は前世の記憶が蘇る。
顔も名前も思い出せない。でも、はっき
りと思い出せるものもある。それは【和菓子】!
お饅頭、たい焼き、みたらし団子、どら焼き、練り切り、ずんだ餅、せんべい、おかき、栗饅頭、栗きんとん、羊羹、桜餅、おはぎ、いちご大福、ういろう、八つ橋、いきなり団子、かりんとう、芋けんぴ、きびだんご、柏餅……前世の彼女は、自作するほど大の和菓子好き。
せっかく王太子妃になったのなら美味しい和菓子が食べられるかも――と期待したアズキだったが、この世界に和菓子という和菓子は存在しなかった。
失意に暮れる彼女に、ふと一つの天啓が舞い降りる。
『そうよ! ないのなら作ればいいんだわ!』
言葉足らずの夫? そんなことより和菓子作り!
王太子妃? 和菓子を広めるには最高の地位!
――これは後世に『和菓子の伝道者』『和菓子の革命者』『和菓子の母』と称される、一人の和菓子好きな王太子妃の物語。
■■■
山もなく谷もないストレスフリーな作品です。
恋愛は少し。ほのぼの系。軽く魔法要素も。
感想には返信しませんのでご了承ください。不定期更新です。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 18:00:00
126824文字
会話率:43%
聖女となった平民の小娘に婚約者を奪われたエルミアーナ。
処刑台に送られて、首を落とされた彼女は惨めにその人生を終える――、と思われたのだが、目が覚めると聖女が現れる前に戻っていた。
処刑のショックからか前世を思い出したエルミアーナは
、次は同じ轍を踏まない、と心に誓う。
しかし、そんな彼女の前に見知らぬ男が現れてこう言った。
「僕は君のお兄様だよ!!」
一度目の人生にも前世の知識にも存在しない、突然現れた「お兄様」は一体誰なのか――。
エルミアーナの二度目の人生がそうして幕を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 12:00:00
40053文字
会話率:36%
年に一度、星の降る世界。
その夜を巡る、思い出と約束の話。
最終更新:2019-03-24 18:28:56
2167文字
会話率:9%
日常は思い出の中の公園に
最終更新:2023-05-28 00:37:10
377文字
会話率:0%