魔物がはびこるこの世界。魔物から人々を守るため、星々の力を貰い受け、魔物を倒すもの達がいた。彼らを人々はこう呼んだ……占星術師と。
ノーマン・カーターは小さい頃から占星術師になることが夢であった。しかし彼には、星術(固有スキルの様なもの)
を持っておらず、占星術師の養成学校に通うも落ちこぼれてしまうのだった。
「君はなにも持っていないただの無だ。でも、今からなんにでもなれる。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 01:37:32
2356文字
会話率:40%
私はいま恋をしている。
それも、このあいだ生まれたばかりの恋だ。
お互いを好きなのかどうかを確認する作業もなく、デートをするわけでもない。ただ週一度のこの面会だけが、私たちの関係をつなぎ止めていた。
哲也がここに通いだしたのは大学四年の春だ
った。
「はい、これ」
いつものように面会室で向かい合って座ったとたん、哲也はテーブルの上に分厚い茶封筒を置いた。
「なに?」
「来年のカレンダーのレイアウト。頼まれてたでしょ? 原案ができたから渡しておくね」
そう言って彼は中身を見せた。
紙束の中には六畳間とキッチンとユニットバスの写真があった。
「これ、この部屋?」
「そう。今年の写真も使いまわしなんだ」
来年は私の二十歳の誕生日だ。このあいだの誕生日には、彼がフォトフレームに写真を入れ替えてくれた。
そしてカレンダーにも写真を貼ろうと提案してくれたのだ。
「ありがとう」
私はそれを受け取った。
哲也は茶封筒をまたテーブルの上に置くと、私の方を見てにこっと笑った。
「あとさ、『星々のため息』読んだよ」
「え?」
私はどきりとした。
あれはまだ書きかけの短編小説だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 20:44:34
8379文字
会話率:30%
「おはよう」
『・-・・・ -・・・ -- ・・- 』
ここは僕と鏡の君と美しい星々しかないセカイ。
最終更新:2023-10-10 07:23:48
786文字
会話率:42%
科学の発展によって別惑星への移住が可能になった時代。
各国は星々へ人員を送っては国旗を立て領有権を争っていた。
そんな中で唯一、大移民団を送り込んでも全く批判されない国があった。
いったいどうして?
最終更新:2023-09-22 17:11:09
571文字
会話率:6%
短編集です。ジャンルを固定せずさまざま書いていきます。
風景や音、匂いをイメージできるような情景描写をしていけたらいいなと。
各話のつながりは基本ありません。
もしかしたらあるかもしれません。
※カクヨムでも連載中です。若干カクヨム
の方が投稿が早いです。
https://kakuyomu.jp/works/16817330657911538444折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 17:00:00
14838文字
会話率:16%
この宇宙にはいくつもの世界が存在する
多くの世界が繁栄し、滅びを繰り返しながら宇宙の均衡が保たれている
その均衡が破られるとき、星々に住まう生き物に協力を願い原因を排除せねばならない
ー真王界制心書第2項より抜粋ー
最終更新:2023-09-02 06:35:26
266573文字
会話率:46%
私、セレスト・バリエの目の前には深い青色の紙に銀色の星々の箔押しの封書がある。
「…………やったーっ!これで婚約を解消してもらえる!ありがとう!神様っ」
ここ青の王国で『星汲みの巫女』に選ばれた私は嫌で仕方がない婚約を白紙に戻してもらうこ
とにした。
女神様に守護された青の王国、その神殿でののんびり生活、の予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 22:22:03
88712文字
会話率:50%
舞台は島根県の美しい海沿いにある港町。
小学6年生の夏、少女は不思議な公衆電話と出会う。
その不思議な電話は、遠く遥かの銀河との恒星間通信を可能にする特別な電話だった。
情報のタイムリープさせ、過去同士を繋ぐ巨大企業、銀河コミュニケ
ーションサービス。
遠い銀河の果てを繋ぐ不思議な電話によって、少年と少女は言葉を交わし、いつしか友情を深め合ようになっていく。
しかし不思議な電話で繋がった少年には、ある秘密があった……。
潮風香る美しい港町を舞台に、少女に訪れた特別な夏。落ちてきそうな星々の向こうに、いま少女の声が届けられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 08:42:15
128807文字
会話率:52%
人生の楽園とも言われる、キャンパスライフを謳歌していた主人公が転生することから、この物語は始まる。
転生した先は高度な魔法が日常的に使われる星国家、ラベンダー。自身や周りの人の容姿は、人間とはどこか違う異形のエイリアン。
魔法の概念や新
しい知識にワクワクしていた主人公。しかし、元の世界に比べ寿命が長かったからか次第に飽きて、元の世界が恋しくなってしまった。そして宇宙から地球に似た星を探し出すため星々をめぐる旅を始めた。最初は元の世界に帰りたくて仕方がなかった主人公が、自身の運命の相手を探しに宇宙を旅するおはなし_________
________見つける前にまた転生しそうだが...。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 05:17:28
9027文字
会話率:42%
白髪・隻眼の女性は、毎晩空に広がる星々を眺めていた。
飽きることさえ忘れ、静寂と月明かりの中、じっと一つの瞳で空を見つめる。
そこへやってきた腐れ縁の男に彼女が溢す言葉とは——
最終更新:2023-08-10 06:43:13
2464文字
会話率:57%
天と地上の間にある特別な場所、「星々の還る場所」。
そこに迷い込んだ「星」たちのお話。
最終更新:2023-08-08 12:00:00
2560文字
会話率:31%
静かな町、リリシャ。その町に住む、かわいらしい少女アミは普通の高校生。しかし彼女には誰にも言えない秘密があった。夜になると、アミは異世界、アストリアへと通うのだ。アストリアは星々が輝く、夢のような世界。しかし、その美しい世界は危機に瀕してい
た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 17:57:48
8298文字
会話率:2%
広い宇宙の小さな星で、私たちは出会った。
自分の居場所を見つけるため。
離ればなれになった家族を探すため。
守りたいものを守るため。
星の光に導かれ、不思議な縁で結ばれた旅人たち。
これはそんなヘンテコなやつらが、星々の狭間を駆け巡り
、大切なものを探す物語。
SF家族譚「星巡る人」
不定期更新中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 16:17:52
571493文字
会話率:30%
遠い宇宙空間の彼方。主人公シトラはこれといった目的なく星々を旅をしている。
未知の広がる宇宙で観光したり、住人と話したり、宇宙船を修理したり、時には星の争いに巻き込まれたり……
これはシトラが気ままに旅をする軌跡の物語。
※第一章は旅人に
なるまでの話です。
第二章から個性豊かな星を旅する話になる予定ですので、全然旅してないじゃんと鋭いツッコミは胃袋にしまって消化してください。
また誤字脱字に関しまして指摘いただくと有難いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 19:07:16
83124文字
会話率:56%
これは存在が不可能な世界でのストーリー。AI(エーアイ)や分子ナノテクノロジーが存在出来ず、バイオテクノロジーも中途半端でしか実現出来ない中、それでも人類は生き残り、「光速移動」の方法を取得し: 現在は過去にとっての未来である。
船は、星
の近くに出現するワームホール、オルダーソン・スターラインを通って移動する。 スターラインのネットワークは密集で緻密(ちみつ)、予測不可能な構造で太陽系(ソル)を中心に10億本以上の道で星々をつなげているが、多くの星は地球の望遠鏡(ぼうえんきょう)では見えないほど遠くにある。 ほとんどの植民地(コロニー)世界は、人類が住む宇宙の中心である地球から一回のジャンプでしか離れていない。
植民地星系・Huygens(ホイへンス)から、巨大科学船「不可能・可能・世界」(インポッシブル・ポッシブル・ワールド)の乗組員は、とあるスターラインでかつて観測されたことのない量のオルダーソンフォースを調査するために出発した。 到着したインポッシブル号は、新星の残骸(ざんがい)を発見し、そして…
「宇宙人!!」
#これはオリジナル作品ではありません
「三世界の衝突」はEliezer・Yudkowsky(エリエゼル・ユドカウスキー)のThreeWorldsCollide(スリーワールズコライド)、のファン翻訳です。オリジナル作品は一般に公開されており
(lesswrong.com/s/qWoFR4ytMpQ5vw3FT)で無料に英語で読めます。
作者からの一言
自然主義的なメタエシックスと、合理的な行動に関するその他のさまざまな問題に関するいくつかの点を説明するために私が書いた物語です。当然のようにそれは小さな小説に成長し、今やそれは広く人気を博はくし、同じく批判ひはんもありました。冒涜的な内容やPG-13の内容が含まれていることに注意してください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 00:53:12
31385文字
会話率:38%
時は學暦《がくれき》千八百年代。
銀河内の交流が始まってから数百年が経ち、六十年かけて行われた対話による政治的取引の成果により、銀河内の多くの惑星は互いに無血開星に至った。
しかし、法的整備はさほど進んでいないのが現状。
なぜなら、
お互いの身体――生体組織には、医学的にも魔術的にも、計り知れないほどの価値があるからだ。
特にパンドラ星の煌珠《ファンジュ》族の身体はどの部分も地球人にとってはとても魅力的に映った。
理由は、地球人が長年憧れてやまなかった〈魔法〉を使いこなす種族が煌珠《ファンジュ》族であり、その生体組織を摂取すれば地球人でも魔法を使うことが出来るようになるからだった。
春辰《しゅんしん》の家族は十年ほど前、地球人の人身売買組織による『煌珠《ファンジュ》族狩り』の被害にあい、当時二十歳だった姉、鴉雛《あすう》を誘拐されてしまった過去がある。
誘拐された鴉雛《あすう》は、地球や他の星々の研究者グループと共同で、ある商品の開発を手掛けていた。
それは煌珠《ファンジュ》族から採取した生体組織を使って作る『香水』だった。
美容院でもらった髪や、手術中に廃棄になる血液や臓器などを使い、煌珠《ファンジュ》の持つ〈魔法を使う力〉を化学薬品として抽出。
何度かに渡る治験により、その香水を使えば、地球人でも一定時間魔法が使えるようになると証明されつつあった。
鴉雛《あすう》はその香水を販売することで、煌珠《ファンジュ》が狩られるのを防ごうと研究していたのだ。
販売まであともう少しだった。
春辰《しゅんしん》は、警察には言っていない、言っても無駄な、犯人のある特徴をずっと覚えている。
犯人も、それは知らないだろう。
なぜなら、姉が春辰《しゅんしん》をかばってくれたから。
あの時、本当は春辰《しゅんしん》が誘拐されるはずだったのだ。
春辰《しゅんしん》には、嗅覚で感じ取ったものを〈色〉として可視化する能力がある。
誘拐犯たちが求めていたのは、その能力だった。
(あのとき感じた〈赤い〉におい。あんなにも鮮やかで混じりけのない〈赤〉は、あれ以来、一度も目にしていない。あいつ特有のにおいなんだ)
春辰《しゅんしん》は自分に誓った。
姉を必ず取り戻すのだ、と。
※カクヨムにも併載
※平日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 20:00:00
112818文字
会話率:39%
別の世界、ディストピア。
その世界の神話にはこう記されている。
何もない空間に神がいた。
神は戯れに宇宙を作った。
様々な手段で星々を作り、様々な種族を生み出すと争い合わぬよう離れたところに移動した。
ある時、神は自分の骨で星を作った。
すると美しい星が誕生し少し満足した。
神は自分の作った星々が観測できる亜空間に楽園を作り、自分の子らを眺めては慈愛の目を向けた。
様々な種族が分岐して文明を作るのを楽しんだ。
文明が危機を迎えれば助け舟をだし、救った者や心の美しいものを楽園に迎えた。
神の怒りに触れたものは大地に落とされて堕落する。
だから心を美しく、困っている人を救わなければならないのである。
ディストピア神話 創造の章より
神はたくさんの人を神の地に呼び、同胞にした。
そしていつしか役目を終えて楽園の中心で世界を眺めるだけになった。
楽園の主である神は暇になってしまったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 20:00:00
529文字
会話率:0%
七夕の夜。友達が欲しいと男子生徒が願うと、夜空から流れ星が落ちた。
流れ星が落ちたクレーターには、玉のような赤ん坊がいた。
赤ん坊は自らを織姫だと名乗り、同じく赤ん坊になった彦星を探しているという。
先に地球に降り立ったはずの彦星を探して
、男子生徒は織姫と共に赤ん坊を探す。
しかし、二人が受けた罰を考えると、彦星は今、赤ん坊ではありえない。
その理由にたどり着いた時、織姫と彦星は再会を果たす。
離れ離れになった二人が、星の光に導かれ、もう一度結ばれる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 03:37:28
7132文字
会話率:21%
ふと、夜空を見上げることはあるだろうか?
街の明かりで煌びやかに瞬く星々は見えない。だと言うのに、少年は人が寄り付かない公園のベンチに腰掛け上を見上げる。
周囲とは少し違う少年。宵闇の夜空にて自身の存在を示す満ちた月を見上げる彼に、鈴の音の
ような心地よい声が届けられた。
夢か、幻か、はたまた……これはひとつの出会いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 07:00:00
1896文字
会話率:31%
星々を渡り歩く主人公(アリオン)に拾われた双子(アマラとヴァレリオス)との冒険・SFありのファンタジー。
アリオンの過去と双子の過去が混ざり合いながら冒険していく物語。
星間の関係や新たなる星を目指す中で巻き起こる事件に翻弄されながらも成長
する双子と謎の多い主人公の葛藤、その後3人の関係に変化がありながらも進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 22:00:00
23746文字
会話率:63%