ある世界に最強の魔王がいた。名は、レイア。正直その魔王は強すぎて、神でさえも怒らせて敵に回さない方がいいと思うくらいだった。
そんなある日、女神から亡くなった姉と同じ魔力を持った子が人間界にいると聞かされる。
半信半疑だったが、気になって人
間界に行ってみるとその子が何者かに狙われていたので咄嗟にレイアは、その襲撃者を倒すが、その襲撃者は、自分と同じ魔族だった。
その魔族に、襲った理由を聞くと、その子は先代魔王の娘で名前は真理亜というらしい。
理由はわからないが、真理亜の命を奪えば褒美を与えると言われてやったとのこと。
そして、自分以外にも、そういう連中がいることを知る。
レイアは、魔族が人間界にいるということは、姉が亡くなったのは他の魔族に殺されたのではないかと考える。
そして、このままにしておくと真理亜も危険だと判断し、姉が残した大切な娘、真理亜を守るため人間界に行くことを決意する。
これは、最強の魔王レイアが、亡き姉の娘、真理亜を守るため人間界で色々頑張る物語。
こんなあらすじですが、基本魔王様は、人間界で真理亜達と一緒に楽しんだりする日常系な話が多いと思います。
襲ってくる魔族との戦いもシリアスな展開もありますが、大体は日常系な話が多くなると思いますのでよろしくお願いします。
息抜き程度に楽しんでいただけると嬉しいです。
19話までは、人間界に行く準備の話になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 20:26:50
921512文字
会話率:65%
桜の精霊・風花が願いを運ぶ村。
しかし、かつて一人の少年の願いは、何者かの手によって封じられた。
時を経て、千華と陽翔は古びた願札を見つける。
そこに刻まれた言葉—— **「桜よ、僕の願いを……」**
風花の囁きが、封じ
られた願いの秘密を告げる。
千華と陽翔は、桜に宿る記憶と向き合いながら、その真実を探り始める。
願いは巡り、過去と現在が交差する。
それは、忘れられた誓いを紡ぎ直す物語——。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 19:12:01
6928文字
会話率:18%
カリスは闇の国「シャッテン王国」の王女ながら王城から離れた塔に臣下達とともに過ごしていた。
ある日、父王であるセドリックに呼ばれ臣下であるピットとアトゥとともに王城に向かう。そして、「盗賊を討伐するように」と命令を下され、ともに出陣した。
無事に討伐が終わり、父にも認められたのだがそんなさなか、何者かに誘拐されてしまう。
目を開くと、そこは光の国「ルーチェ王国」だった。誘拐した男性はトニーと言い、カリスがピットと双子であることと本当はルーチェ王国の王女であることを知らされる。
本当の母親であるリーナと再会すると、ルーチェ王国で過ごした日々を思い出した。戸惑ったままルーチェ王国で過ごしていると何者かによってリーナが殺されてしまう。
それがきっかけになり、両国の戦争が勃発してしまった。彼女はどちらにつくべきなのか悩んでいるとピットが手を差し出す。
中立を貫く覚悟を決めたカリスはピットとともに両国の説得をするために奔放する。
この戦争の黒幕は?両国とカリス達の運命はどうなるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 18:00:00
9365文字
会話率:49%
これは、世界を救ったハズの彼らに襲い掛かった物語。
元の現実を取り戻したはずの蓮は気が付けば別の空間に飛ばされていることに気付く。周囲を見渡すと、怪盗達はもちろんデスゲームに参加していた涼恵達までいるではないか。
皆で不思議に思っていると、
突然「歌とダンスで世界を救え」と何者か(笑)に指示を出される。最初は何を言っているんだこいつ……と言った感じに思っていたが、どうやら本気?のようだ。
世界を救うため、仕方なくその指示を受け入れた彼らに一体どんな試練が待ち構えているのか?
――これは、彼らが再び世界を救う物語(ただのギャグである)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 15:00:00
204179文字
会話率:68%
これは、デスゲームが始まる前の話。
何者かに「殺された」アイトはシンヤに「フロアマスター」になるように言われる。アイトはいやいやながらもそれを受け入れ、サポート役にスズエを選んだ。
アイトはシナムキ、人形スズエとともに皆を救い出すために策を
立てる。しかし、その努力むなしくデスゲームが始まってしまった。
――これは、誰も知らないはずの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 17:19:59
22244文字
会話率:44%
なんでもない朝。私にとってはこの一瞬が大問題の最中なのに、世界は勝手に流れていく。何者でもない自分。でも何者かになれる気がした。
どんよりしたここから、誰かが連れ去ってくれたのなら・・・。
最終更新:2025-05-05 09:11:57
3370文字
会話率:43%
元公爵家執事の冒険者ジェイ・ハミルトンの物語第2章(その7)。
シスターラビットのお店で捕まえた暴漢について話を聞こうと騎士団の詰め所に向かったジェイとイアナ。しかし、詰め所は何者かの襲撃を受けていた。周囲に張られていた結界に抜け穴を
開けて内側に入ったジェイたちが目にしたのは凶悪なAランクモンスターと戦う騎士たち。さらにその戦場には結界を張った悪魔もいて……。
*本作は他サイトでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-04 18:19:42
16753文字
会話率:39%
オトニエル王国の侯爵家に生まれたアンリエットは、八歳の時に視察に行く両親について隣国の辺境伯領地に訪れたが、そこで両親は何者かに襲われ殺されてしまう。一人になったアンリエットを辺境伯二男シルヴァンは王都まで送り届け、いつまでも家族だと約束を
して別れる。その十年後、アンリエットは新しく養父となった叔父には冷たくされ、王太子の婚約者として心身ともに疲れ切っていた。ついには義妹と婚約者の交換をちらつかされ何もかもが嫌になったアンリエットは、平民になってシルヴァンに会いに行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 06:00:00
132149文字
会話率:37%
霧がかった五月の夜。
窓辺にあるソファーに座って、朧月をぼんやりと眺めていた。
何故か無性に悲しくて、まだ当分眠れそうにない。
ふと、窓に映る自分自身を見て、ため息が出る。
黄緑色の髪が僅かに顔を覆って、髪の隙間から覗く翡翠色の瞳
は焦点が合っておらず、覇気がない。
紅茶でも飲んで気分を落ち着けようと、ローテーブルに視線を移した。
「!?」
突然、ソファーの背凭れ越しから、何者かに抱き着かれた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 00:20:24
115437文字
会話率:35%
記憶を失った顔の無い男はある日、富豪の娘であり、美少女、月神美咲に自身の付き人に成ってくれと頼まれた。記憶や顔などの全てを失ったことを悩んでいた男は、その誘いを受けることにすると、少女からゴンベイという名前を与えられ、ようやく何者かに成れた
ことによって、自信を何者かにしてくれた美咲に恋をしてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 22:22:54
12559文字
会話率:44%
彼女は、何者かに殺された。
そしてその死体はモンスターが住まう異世界へと落とされた。
モンスターとして生き返った元人間のラウ。いずれモンスターを殲滅させ世界を滅ぼす『勇者』の侵攻を未然に防ぐため、そしてその後の人間とモンスターの和平の為に
、彼女は今日も今日とて『勇者侵攻対策おもてなし本部』の面々と共にモンスターの世界を東方西走する────。
「使えるもんはなんでも使え!相手が話を聞かない?権力と財力とインフルエンサーの力で殴れ!反人間派による武力抗争!?上等じゃかかってこいやァァ!」なモンスター達が送るドタバタコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 18:05:19
404640文字
会話率:44%
「お前との婚約を破棄する!」これがすべての始まりでした。
国中が知る悪役令嬢として有名だったレイラ。
婚約破棄されたことでさらに性悪になってしまい、処刑されました。
目を覚ますと、なぜか婚約破棄の8年前に戻っていた。レイラはデッドエンド回避
のために頑張ります。
しかし、処刑を回避した矢先、何者かに暗殺される。そんな人生が何度も続いていきます。
そして、七度目の人生でついにレイラは決めるのです。
「こうなったら、何にも負けない悪女になってやるーっ!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 17:53:17
2314文字
会話率:32%
「……俺、晃さんと出会えてよかったよ」
「みなとみらいが……きれい……。まるで……あの宝石、みたいだ……」
5年前に弟を何者かに殺された主人公が、弟の形見である『セレンディバイト』という黒い宝石を取り戻し、殺した男に復讐するサスペンス・ミス
テリーです。15万字の長編で完結保証。
骨董店の店主(32) × 記憶喪失の少年(18)
ふたりのブラザーフッド的なお話でもあります。
『BANANA FISH』『WILD ADAPTER』『龍が如く』あたりの作品がお好きな方はぜひ。
※ハードボイルドなので人は死にますが、読後感はあまり悪くないと思います!
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。また法律・法令に違反する行為を容認・推奨するものでもありません。喫煙は二十歳から!
【あらすじ】
5年前に弟を殺された過去を持つ橿淵晃は横浜中華街のはずれで骨董店を営みながら、遺体から持ち去られた黒い稀少石・セレンディバイトを取り戻すために裏で武器の売買をしている。
ある日、大岡川で女性の死体とともに多数の宝石が発見され、晃は現場から帰る途中で記憶を失ったホームレスの少年に出会い、行動をともにすることに。
消えた宝石と弟を殺した犯人の行方、失われた少年の記憶……。
真実が徐々に明らかになり、過去と現在が交差したとき。
少年は記憶を取り戻し、その銃口はまっすぐに晃へと向けられる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 05:50:00
153023文字
会話率:41%
気づけば森の中。
名前も、過去も、自分が何者かさえも知らない――そんな少女が、静かな生活を始める。
不思議な魔法の力。森と共鳴するような感覚。
そして、彼女を見つめる“謎の青年”。
やがて彼女は、神話と魔法が息づく世界の秘密と向き合って
いく。
そこには、創られた者たちの記憶と、幾つもの選択が待っていた。
これは、ひとりの少女が「本当の自分」を知るまでの、壮大な旅の物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 21:40:00
5907文字
会話率:28%
「私とは何者か?」
八十八年の生涯を哲学の探究に捧げた老学者は、その最期に安らかな解放感を味わった。
しかし死は終わりではなかった。
目覚めた先は鮮やかな緑に囲まれた異世界。
そして自分の姿は——
銀髪に翠の瞳、尖った耳を持つエ
ルフの少女。
前世の記憶と知識を残したまま、彼女は冷静に状況を分析する。
この身体、この世界、この「私」——すべてが問いに満ちている。
「実に、興味深い」
森での生存から始まる哲学的実践。
観察、仮説、検証を繰り返し、彼女は新たな生き方を模索していく。
そして森の向こうに人間の集落を見つけたとき、より深い問いが訪れる。
この世界で「善く生きる」とは何か?
そしてこの転生の意味は?
私という存在の本質は?
老賢者の魂と少女の身体を持つ彼女が紡ぐ、知的好奇心に満ちた異世界哲学譚、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 08:00:00
29646文字
会話率:33%
霧に包まれた港町ミストヘイブン。そこでは、時間が少しずつ狂い始めていた。
若き時計職人イーサン・フォグは、街のシンボルである大時計塔で不可解な現象に気づく。同時に、街では奇妙な連続殺人事件が発生。被害者の体は、まるで霧に飲み込まれたかの
ように変色していた。
イーサンは、親友の警官オリバーや変わり者の科学者ヴィクター博士と共に、事件の真相に迫っていく。そして彼らは、時間を操る不思議な物質の存在を知る。
果たして、この物質は何者かによって操られているのか? 霧の正体とは? そして、街の時間を歪めようとする黒幕の目的とは?
イーサンたちの戦いが始まる。彼らが守るのは、ただの時計ではない。この街の、そして人々の人生そのものなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 06:40:03
11523文字
会話率:50%
葉月学園を舞台に、詩音と澪の繊細で美しい恋物語が始まる。出会いの季節、桜色の約束から始まった二人の関係は、季節の移ろいとともに深まっていく。月光のソナタが流れる音楽室での出会い、雨音のワルツに身を委ねる図書館での一時。夏の海辺で交わした青
い誓いと、星降る夜の儚い告白。冬のクリスマスイブ、雪華に舞う二つの心の旋律。そして、初詣の朝に芽生えた新しい想い……。
詩音と澪の心の内には、「何者かになりたい」という想いと、互いへの特別な感情が渦巻いている。不安と期待が交錯する中、二人は手を取り合い、共に歩んでいく決意をする。美しい情景描写とともに紡がれる、繊細な心情の機微。これは、詩音と澪の青春の物語。まだ誰も知らない、彼女たちだけの特別な恋の行方は──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 12:10:00
30307文字
会話率:37%
不運な魔女は愛されたい!?
〜魔法の宝石が紡ぎ出す出会いの物語〜
★第1部★
【声を封じられた引きこもり魔女と、獣人にされたヤンデレ騎士のラブコメ逃走旅!】
①トアル獣人騎士
「お前を何者からも守ろう。誰からもお前を傷つけさせたりはしな
い」
②トアル猫獣人
「僕と恋人ごっこする?優しくするよ?」
③トアル皇太子
「愛しの婚約者よ。俺と共に帝国の未来を掴もうではないか」
引きこもり魔女アーリアは、師匠の屋敷を訪ねた先で師匠を脅迫する怪しい集団と遭遇した。咄嗟に師匠の危機だと判断したアーリアだったが、持ち前のどん臭さに加え空回りの言動の末、怪しげな魔導士に呪いをかけられて声を封じられてしまった。
頼りにしていた師匠からは見放され、しかも身代わりとして囮とされた挙句、屋敷から放り出されてしまったのだ。
声を出せぬアーリアは魔術も満足に扱えぬまま、怪しげな魔導士とその手下の獣人たちに追われるハメに……!
『うそぉ⁉︎ ヒドイよ、お師さまぁ……!」
逃走旅の最中、遭遇した獣人の騎士。更には、敵であるはずの獣人や味方となった獣人騎士からの意味深な言動の数々に、恋愛能力ゼロのアーリアもついうっかりトキメイテしまう事もあって……⁉︎
ラブコメあり、シリアスあり、逆ハーレム要素もあり⁉︎ ラブロマンス(?)ファンタジーを是非お楽しみください!
★第2部★
「魔女と北国の皇子」は81話からどうぞ!
またまたトラブルに巻き込まれたアーリアは北の帝国エステルで俺様皇太子や悪役令嬢に振り回されます。(※ラブコメ要素倍増中です!)
★第3部★
「魔女と塔の騎士団」は190話からどうぞ!
二年半もの間、放置していた『東の塔』を訪れたアーリア。しかし、そこにはアーリアを主と仰ぐ騎士たちが待ち受けていた。(※恋愛感情拗らせ中⁉︎)
★第4部★
「魔女と狂気の王子」スタートしました。
一話完結型ではなく、読み進み型の異世界ファンタジー小説です。設定はゆるゆるです。生温かい目でお楽しみください(*'▽'*)/
注意1:残酷表現が含まれる話があります
注意2:R15に引っかからない程度のイチャラブもあります(当社比)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 19:29:25
2894700文字
会話率:47%
我々人類は、この広い宇宙の中で本当に孤独なのだろうか。誰しも一度はそんな疑問を抱いたことがあるだろう。
今までの観測結果によると、生命が生まれる可能性のある惑星や衛星は、この広い宇宙の中に無数に存在している。
その疑問を解消するため
に、人類は無人探査機を数多く打ち上げてきた。その観測結果によると、木星の第3衛星であるガニメデには、何らかの生命体が存在しているであろうことが判明した。ガニメデの表面上に、隕石で出来たとは思えない程の数、様々な形の穴が空いていたからだ。
まだ理由はある。分厚い氷の地面には、土などないにもかかわらず、苔か藻類のようなものが点々と生えていたのである。更に、ガニメデに近付くと、法則性のわからない、微弱な電波が検出された。
何者かはわからないが、厚さ150kmというこの分厚い氷の下には、何らかの生命が誕生している可能性が高いと、科学者達は分析した。
知らないことは知りたくなるのが、人というものである。ついには、2130年、有人宇宙飛行船をガニメデに飛ばす計画が立った。
〈トムソン号〉と名付けられた有人宇宙飛行船が、ガニメデに到達するのは、7年後である。
ストレス耐性が高く、それぞれの部門で優秀な科学者である人物が、厳正なる試験によって選抜された。人類が、今の技術で作ることのできる宇宙飛行船は、驚く程に狭く、収容可能な人数は5人までとなった。
超高難度の試験を突破した、忍耐力のある英雄たちは、以下の通り。
パイロット ジョージ・エヴァンス
副パイロット ルイス・エヴァンス
通信士 デヴィット・アンダーソン
生物化学者 立花 里香
医師 アルベルト・ホフマン
これは、この5人が繰り広げる、ガニメデの冒険と宇宙の旅の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 14:26:42
63993文字
会話率:62%
主人公である少女は、血の繋がりのない兄と共に平和な暮らしを送っていた。だがある日、何者かに研究所を襲撃され、少女とその兄はある組織の存在を知る。
最終更新:2025-05-01 00:06:31
276558文字
会話率:54%
ここはローゼンブルグの辺境にあるとある村。
王都から遠く離れたこの村で、子供たちは魔法使いとなる訓練を受けていた。
そう、この村は魔法使い達の隠れ里だった。
この国にかつてあった魔道炉。
国中に魔力を送り出していたこの魔道炉が何者か
に破壊されて、国中に魔素が撒き散らされた。
この事件以降、ローゼンブルグの人々は魔素に身体を蝕まれていた。
魔素が蓄積した人間はやがて魔物へとその姿を変える。
人々は、徐々に魔物化する自身の身体に怯えていた。
この世界の人々は魔法を使うことができる。
しかし、魔法は様々な能力を発動する代償として、人間の体内に魔素を発生させる。
魔素は魔物の生命の源とされていて、体内に蓄積すると魔物化を引き起こす。
そして、魔法使いは、この魔素を体内に蓄積させていることから、人々から魔物と同一視されるようになった。
あの事件以降、魔法と魔法使いは、この国で忌み嫌われ、迫害される存在となってしまったのだ。
この辺境の村に二人の少年少女がいた。
魔法少女のアンナと見習い剣士のクロウド。
アンナは強力な魔法を使えるが、唱えるたびに魔素が子宮に溜まり、お腹が大きくなってしまう現象に悩んでいた。
彼女は無意識のうちに魔素を子宮に溜め込むことで、魔素の影響を最小限に抑えていたのだ。
一方のクロウドは魔素に完全な耐性があるが、自身は魔法を使うことができず、剣術の修行に励んでいた。
ある日、少女は少年を誘って冒険に出た。
少女の目的は、魔素を完全に解毒できる触媒を手に入れること。
これがあれば、この国の人々を魔素から救うことができる。
こうして、二人の冒険が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 22:50:35
142195文字
会話率:51%
将来に迷い、虚構の世界に憧れを抱きながら天月かぐやは日本舞踊を舞う、今日もまた。
それは彼女にとって日常だった。
ところが変わらぬ日々の繰り返しは突如、終わった。
或る金曜日の満月の夜、稽古の帰りに寄った神社で彼女は、何者かに水面に映る月か
ら異世界へと送られた。
異世界に惑う彼女、そんな彼女は一人の美青年ミカドと出会う。その出会いが新たな五人の美男子との出会いを呼び、
彼女を様々な争いに巻き込むのだった。
「お前の事が好きだ、かぐや。俺と共に生きてくれ」
「見て、かぐや――今夜も月が綺麗だよ」
「かぐや、どうか私の后となってくれないか」
「ねぇ、かぐやお姉ちゃんの事――好きになっても、いい?」
「かぐやよ、その・・・・・・俺と夫婦になってくれまいか!」
「かぐやチャン、俺と付き合ってみない?」
かぐやを巡る恋の行方、かぐや達「朔月」と闇陰陽師「二日月」との戦いの行方は果たして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 22:49:16
11430文字
会話率:65%
異世界早々全ブッパで魔力がすっからかんになっちまったが…頑張ってみよう。
そう思うのは相楽洋七。
しがない男である。
彼は日頃の行いが災いして、何者かに刺されてぶっ倒れてしまう。がしかし、死にゆく間際に眩い光に包まれ、なんやかんやあって異
世界に復活してしまった。
寄越された所以は、この世界で起きている戦争を終わらせてほしいとのこと。
なるほどさっぱり分かってないが、面白そうな世界に復活して且つ謎のエナジーを頂戴したこともあって気分が良いので、何とかしようと奮起する。
ただこの男、宵越しのお金は持た無いと言わんばかりに、転生早々あぶく銭の如きエナジーを全ブッパして、とってもとても大きな魔法を発動させてしまった!!
物語はそこから始まる。
基本会話が中心で、バトル描写は1割にも満たないほどの構成になる予定です。
加えて、オリジナルの語句はもちろんですが、他に慣用句なども創作的なものが多めです。なんとなくのニュアンスで読み取って頂けますようお願いします。
不定期な更新になりますが、ブクマなどして待っていただけると嬉しい限りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 21:11:55
12180文字
会話率:37%
――過ちを犯すなら、”死”という罰を与える。
恵まれた家庭環境。良好な交友関係。勉強も運動もそこそこに、何不自由ない生活をする”上凡”な女子高生、香取千代梨(かとりちより)。彼女は事業を成功させた厳格な父と優しい母との間に生まれ、母
譲りのお人好しな兄と可愛らしい真面目な妹を持つ香取家の長女である。また母方の祖父母との二世帯住宅で、千代梨は家族団欒の温かさを知る少女であった。
そんな彼女は、ある日受験を控える妹に代わり母からお使いを頼まれる。それを渋々とも承諾した千代梨は、母に見送られながら家を出た――が、それが全ての『過ち』の始まりであった。道中兄と遭遇し、別れ、歩み出した矢先でのトラックとの衝突。しかしその痛みを感じることは無く、気が付けばそこは見知らぬ森の中であった……あれ?私の身体、なんか【別人】に変わってない?
******
初めまして。こちらは主人公香取千代梨が【パンドラ】と呼ばれる魔族の少女に憑依し、異世界で魔王になる事を強制させられるという内容の作品です。一応ループもので、道を違える度主人公が何者かに惨殺され世界をやり直しさせられます。その為多少過激な描写はあるかと思いますが、出来るだけ控えめに書いていこうと思います。よろしければ是非、ご一読ください。
※こちらは久米鱈鯛子初めての作品になります、予めご了承ください。
※投稿作品は予告なく加筆・修正を行う場合がございます。(本編の内容を変えない程度)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 20:00:00
57619文字
会話率:43%