僕達は見えないようにしているけれど存在しているんだ。この国はそれを認めてはくれないね。
見えないからっていないわけじゃないんだよ。
最終更新:2017-09-11 23:05:22
627文字
会話率:0%
君だけじゃないんだよ。
最終更新:2017-08-15 16:54:00
1664文字
会話率:24%
誰も愛さない。
愛せない。
私は、義兄の大事な人を奪ったから。
□■□
結婚、恋愛、興味なし!
お嬢様らしくない、お嬢様。
黒橋沙耶(くろはし さや) 17歳
女遊びの激しい、御園家跡取り。
御園相馬(みその
そうま) 18歳。
□■□
大好きだった王子さまは、お姫様を守って消えた。
王子さまを愛していた、光のお姫様も消えた。
二人が消えて、漆黒の姫は涙する。
『私のせいで…』
違う。
違うよ。
私のせいだから、貴女のせいじゃないんだよ。
私が悪いの。
全部、全部、私が―…
真っ暗な闇に身を委ねる漆黒の姫を、黒の騎士は守り抜く。
『ねぇ、真実の“愛”ってなに?』
光のお姫様と王子さまは、漆黒の姫を悲しませ、黒の騎士は、目を覚ます。
取り残された彼等。
奪った、私。
資格なんてない。
私に、幸せになる資格なんて―……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-20 19:24:35
5267文字
会話率:27%
きっと不思議なことなんてないんだよ。あるのは誰かの明確な意志だけ。
前世の縁を絡めたヤンデレと意地っ張りの攻防戦。温い設定で、微妙なホラーかもしれません。サイト転載作業中
最終更新:2017-06-18 03:39:17
4018文字
会話率:12%
『神は天にいまし、世は全て事も無し』
僕達が生きるここは、只一人の「神」が統べる世界。
『神になれば、この世の全てが手に入るんだろ?
楽しそうじゃん、思い通りの世界、なんてさ』
力を手にした僕達は、それを振るい、友を殺す。
『こん
なの間違っている。
少なくとも、私は、そう思います』
命の火が消える度、刃は紅く煌く。
『君がいけないんだよ。
君の血が、とても美味しそうだから』
何が正しいのか。
正義は、どこにあるのか。
『やるしかないんだよ。
初めからそう、決まってるんだ』
解らぬままに僕らは屠り合う。
屍を乗り越えて、神に近づく。
『きっと変えられる。
こんな狂った世界、壊してしまえばいい』
そしていつか、真実を知る。
闇の果てに浮かぶ希望を手にするのは。
『生きて』
僕達は、戦い続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-26 23:16:12
106155文字
会話率:45%
「私、十五になったら月に帰らなきゃならないんだよ。それでもいいの?」
少女はそう言った。
月の鉱石は世界に星までゆく宇宙船を与えてくれた。一方その残渣は人々を汚染し、妖精のような月の子を生んだ。
月の子の少女は不思議な力を持っている。
だけどその力ゆえに人の中で生きることはできない。彼女を支えられるのは一人の少年だけ。
少年は少女の最後の日々を一緒に過ごす。ささいな抵抗と願いを胸に秘めながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-06 00:00:00
10925文字
会話率:46%
「──突然、変なこと言って申し訳ないんだけど、君と僕は将来結婚するんだ。でもね、全くうまくいかないんだよ。だからさ、お互いのこと好きにならないようにしようね?」
彼の言葉は、あまりに唐突で信じられなくて……。でも、今思えばその言葉が全て
の始まりだった──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-17 22:41:20
3521文字
会話率:46%
異世界に行ったらやることは1つしかない。―そう金儲けだ。
ひょっとして、異世界に行ったら勇者になってハーレムを作るだなんてくだらないことを考えた?そんなつまらない妄想のためにぼくはリスクは冒したりしない。何が楽しくて異世界に行ってまで
人殺しにならなきゃいけないんだか。異世界がそこにあるということはね、既にそんなくだらないレベルの話ではないんだよ。この異世界への入り口は、ただの入り口じゃない―これは国境だ。すぐにでも軍事戦略地として軍隊が、もとい自衛隊が配備されてもおかしくはない。これはそういうレベルのものだ。これは国家機密級の大事なんだ。なぜそんなにも国が欲しがるものだと言い切れるのか、だって?だから先ほども言っただろう。
―そう異世界は"金"になるからだ
金は力だ。そして金は暴力だ。だってそうだろう?人類の歴史は"暴力"の歴史だ。世界征服をしたければ世界の金を支配しろ。世界平和を実現したければ金儲けをしよう。ありとあらゆる事象は全て金で説明することができる。戦争や飢餓、日々の食費から、神でさえ…。そう、ありとあらゆる全ての事象は金に起因する。だから僕は全力を以って異世界を金に変えて見せよう―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-09 19:03:45
33314文字
会話率:64%
憂鬱な毎日を過ごす水銀(すいぎん)は幽霊が見える。
名前のない幽霊に名前をつけた。
薊(あざみ)。
薊は言う。
大丈夫、大丈夫だよ。
大丈夫になりたいよ、なれないんだよ。
そんな君に贈る。
最終更新:2017-04-01 00:00:00
5756文字
会話率:15%
ユリの花はね、常に気高くいなきゃいけないんだよ。
最終更新:2017-03-27 00:10:26
249文字
会話率:0%
弟と一緒に命を絶ったはずの兄は、目が覚めたら人外達に囲まれ、そしてその世界で「姉」として転生か憑依していた。
新たな世界に戸惑うよりも、兄は一緒に死んだはずの弟のことが気がかりで、色々と考えた末、弟は転生しないで天国にいるのではないのか
と考察する。
そう断定した兄は、直ぐ様死ぬ為に準備をし始めた。だがその途中で、弟の名前が思い出せないことに気づく。
その事実に呆然としていた兄に襲いかかったのは、ある試練だった。時期王を決める試練で兄は皆に嫌われ、城を追放されてしまう。
このまま死ねば楽だ、弟の元へ会いに行けると踏んだ兄は、最後に弟の名前を思い出そうにも思い出せず、目の前に人がいるのも一瞬でしか気づけず、気を失ってしまう。
この出会いで、転生か憑依した兄の今世が変わることなど、この時はまだ兄は想像も出来なかったのだ。
ーーー「俺には、あいつしかいないんだよ。あいつがいなきゃ、俺は壊れちまう」
それは、亡き弟の記憶を探す姉の言葉。
ーーー「信じられると思う人が、そう簡単にいるわけがないんです。だから僕は、いつも一人」
それは、心に深い傷痕を刻まれた純心の言葉。
ーーー「綺麗なあいつらが汚れるのが、一番嫌なんだ」
それは、彼らの美しさに目が眩んでいる魅了の言葉。
ーーー「アタイは強い男が好みなんだ。あんたは、アタイの心を奪ってくれるのかい?」
それは、自分を守る為に自ら壁を築いた妖艶の言葉。
弱肉強食の魔法と冒険の世界で、彼らは歩み出す。
数々の思いを秘め、今解き放つ。
これは、様々な憧憬が駆け巡った、血と涙の冒険ファンタジーである。
「新たな世界に目覚めた時、天の運命は動かされる。
全てはーーーの赴くままに」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-22 19:04:35
188399文字
会話率:32%
どんなに昔でも変わらないものがある。
はるか頭上の大空。そこに広がる無限の想い。
あなたは何億年も独り輝き続けている星の気持ちを考えたことがあるだろうか。
独りぼっちが哀しいのは、傷つけられるのが辛いのは、人間だけじゃないんだよ。
最終更新:2017-02-22 02:12:15
209文字
会話率:0%
日本でも、行方不明事件はある。いやなにリアルの話ネットに持ち込んでんのって言われるだろう。いや、嘘じゃないんだよ。どうしても解明できなかった事件。あるよな?
たぶん、俺が見つけちまったこれは、そういうあれの解が記されてるってことで間違い
ないんじゃねえのかな、って思う。だから、俺の気が狂う前に、ネットに上げとくわ。
信じてもらえるかどうかは、お前ら次第ってことで。
※「代筆募集 アイデアはあるのに文才がありません」のアイデアを利用させていただいています。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-17 18:33:12
23669文字
会話率:54%
昔々の小さな村の神社の家に生まれた。
双子の巫女の話だよ。
神奈(かんな)は、巫女として代々受け継がれてきた儀式まで、後1年もないんだよ。
19の誕生日に、神様のお嫁さんになるんだ。
こっちの世界へは帰ってこれないし、一生死ぬことすら許され
ない、巫女の話。
思春期の娘の悲しき事実とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-27 16:36:57
4492文字
会話率:51%
ニラの味がしないんだよ。
キーワード:
最終更新:2016-09-30 04:52:10
1577文字
会話率:22%
最高にグルービーでロックな人生を
歩みたいところなんですけど、世の中そうそう上手くはできてないみたい。
実に不毛。実に不快。実に辟易する。でもそういうの嫌いじゃない。
だって何かそういうのロックじゃん。知らんけど。
そんな馬鹿と三つの臓物
の心温まる物語。
温まるはず。分かったら鼻かんで尻ふいてママのおっぱい飲んでから地獄に落ちろゴミども。
俺は暇じゃないんだよ。ウソです。暇です。
だいたいそんな感じ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-12 09:00:00
9157文字
会話率:47%
アタシはこの街に従兄(あに)を捜しにきた。一年前にこの街の大学に合格して以来、一人暮らしで連絡のないあの人を。そんなアタシが街で出会うあらゆる人種の人々。彼等は、どこかで必ず“魔女”に繋がっているという。しかし、アタシは自分の心配を第一とす
るべきだったのだ。“三羽市(みはねし)”に来て一週間も経たないうちに、アタシは街を騒がす“殺人鬼”になってしまったのだった…。
あぁ、だから“魔女”なんて関わりたくないんだよ。ねぇそうでしょ? 瑞樹にいさん、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-08 14:41:31
4643文字
会話率:42%
お菓子で可笑しい話。人って、君の常識にとらわれた人間ばかりじゃないんだよ。
最終更新:2016-02-13 14:14:34
1547文字
会話率:0%
「死ぬのは本当は恐くないんだよ。見えなくなるだけなの。私は此処にいるの。」
今日の魂と一週間前の魂がようやく本当の“死”に気付く話。
空の上に天国なんてただの妄想。
本当の天国は、すぐそばにあるんだよ。
最終更新:2015-12-18 22:24:00
1709文字
会話率:32%
俺と彼女のあいつ。
俺達は3人でずっと、一緒に生きてきた。この、小さな世界で。
それが崩れ去ったけど、俺はまだ、認められないんだよ。まだ、忘れたくない。
最終更新:2015-09-23 00:00:00
2021文字
会話率:32%
春。僕は家を出る。母さんと、マロと、あの風景を過去として。
でもさ、僕は、その実感がないんだよ。
時期的には今くらいか、ちょっと前です。
最終更新:2014-04-03 14:43:55
2606文字
会話率:34%