恋を知らない少女と異種族の長の、最初で最後の真実の恋の物語。
「GRAYHEATHIA*グラィエーシア」番外編・小話集。
サイト、小説家になろう、カクヨムで掲載しています。
最終更新:2023-01-23 08:22:24
86112文字
会話率:33%
「私を売ったの、パパ!?」
都市に住むヒト族の大学生アマーリエは市長の娘という立場から政略結婚を命じられる。
「……無理強いはせぬ。何も求めてはおらぬ」
夫となった長寿種族リリスの長キヨツグがそう告げ、異郷での結婚生活が始まった。
これは、
恋を知らない少女と異種族の長の、最初で最後の真実の恋の物語。
(2009.3.28~2009.12.6まで連載した作品の改訂版です)
サイト、小説家になろう、カクヨムで掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 19:38:15
860803文字
会話率:37%
「私、十五になったら月に帰らなきゃならないんだよ。それでもいいの?」
少女はそう言った。
月の鉱石は世界に星までゆく宇宙船を与えてくれた。一方その残渣は人々を汚染し、妖精のような月の子を生んだ。
月の子の少女は不思議な力を持っている。
だけどその力ゆえに人の中で生きることはできない。彼女を支えられるのは一人の少年だけ。
少年は少女の最後の日々を一緒に過ごす。ささいな抵抗と願いを胸に秘めながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-06 00:00:00
10925文字
会話率:46%